米NSAが国連本部も盗聴、ビデオ会議の暗号解読=独誌

ロイター編集
米NSAが国連本部も盗聴、ビデオ会議の暗号解読=独誌
8月25日、ドイツの週刊誌シュピーゲルは、米NSAがニューヨークの国連本部などでも盗聴活動を行っていたと伝えた。写真は2011年、国連本部で撮影(2013年 ロイター/Joshua Lott)
[ベルリン 25日 ロイター] - ドイツの週刊誌シュピーゲルは25日、米国家安全保障局(NSA)がニューヨークの国連本部などでも盗聴活動を行っていたと伝えた。
同誌によると、NSAは2012年の夏に国連のビデオ会議システムに侵入し、暗号の解読に成功。解読件数は3週間以内で12件から458件に増えた。
同誌は米中央情報局(CIA)の元職員、エドワード・スノーデン容疑者が入手した機密情報として、米国が組織的に他国や国際機関などにスパイ活動を行っていたと報道。対象には欧州連合(EU)や国際原子力機関(IAEA)も含まれるという。
シュピーゲルによると、NSAはEUのニューヨーク拠点でも盗聴を行い、EUの活動計画やサーバーなどの情報を入手。このほか複数の国で80以上の大使館や領事館を対象に、「特別収集活動」と称する盗聴プログラムを行っているという。同誌はこのプログラムが「テロリストの阻止とはほとんど関連がない」としている。

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