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軽量とパワフル掃除の両立! パナソニック掃除機MC-SB55Kならラク&効率的にお部屋キレイ

サイクロン式コードレススティック掃除機 MC-SB55K

「軽さ」を優先すれば吸引力が弱くなり、「吸引力」を優先すれば本体は重くなる──。そんな従来の常識を覆すコードレス掃除機「サイクロン式コードレススティック掃除機 MC-SB55K」がパナソニックから登場しました。

家電大賞2025-2026の「掃除機部門」にもノミネートされているこの商品の特徴について、実際に使いながら紹介しましょう。

軽い掃除機は使いやすいけれど吸引力がいまいちという時代はもう終わり!

みなさんは掃除機を購入する際、「吸引力」と「軽さ」のどちらを優先して選びますか。掃除機ですから吸引力が重要であることは間違いありませんが、重くて扱いづらいと掃除機がけが面倒になり、掃除頻度が減ってしまいがちです。しかし軽さを優先すれば吸引力が弱くなり、ゴミの吸い残しが増えて手間が増えるばかり……。結果的に“ちょうどいい”掃除機が見つからない、という人も多いのではないでしょうか。

MC-SB55Kはまさに、そんな声に応えて誕生したコードレス掃除機です。重量は、1.5kgを切れば軽量と言われるなか、わずか1.2kg (スティック時) (※1)を実現。筆者も初めて手に持った瞬間、反射的に「軽っ!」と口に出してしまったほどです。もちろん世の中には、もっと軽い掃除機もありますが、やはり1.2kgともなるとかなり軽く感じ、片手でラクに持ち上げられます。

(※1) JEMA自主基準 (HD-10) により測定。本体・延長管・床用ノズル・電池の合計質量。

片手で高く持ち上げても、あまり重く感じません。これなら充電台から取り出すときも、掃除中も負担が軽そう

実はMC-SB55Kは、重量1.5kgのMC-SB54Kをフルモデルチェンジした後継モデルです。今回1.5kgから1.2kgへ軽量化するために、ノズルの体積を約35%減らしたり、材料をABSから中空ガラス配合の軽量プラスチックに変更したりするなど、0.1g単位で少しずつ削る地道な改良を重ね、最終的に約0.3kgの軽量化を実現したといいます。

ノズルも小回りが利くので、テーブルの足にもくるくる回り込み、スムーズにお掃除。軽さと機動力の高さを実感します
付属のブラシ付きすき間ノズルに付け替えれば、家具のすき間やソファなどの掃除もラクラク。手元がとにかく軽いので窓枠やエアコンまわりなど高い場所の掃除も気軽にできます

軽量化しながらも“掃除力”はアップ

一方で充電池は運転時間や吸引力に影響するため、従来モデルと同じものを使用しているそう。ということは、軽量化しても従来レベルの吸引力は期待できそう……と思いきや、むしろ大きなゴミは今まで以上にパワフルに吸引できるよう進化していました。

筆者はよく掃除機の検証をしますが、いくら吸引力が強くても、必ずしもゴミがきれいに吸い取れるとは限りません。すごい勢いで吸っているように見えて、大きなゴミは吸いきれず、ノズルの前に溜まっていたり、一度吸ったゴミを弾き飛ばしてしまうこともあるのです。

その原因の1つが、ノズルと床とのすき間が小さく、大きなゴミを取りきれないというもの。実際、前モデルもノズルと床のすき間が2mmしかなかったため、それより大きいゴミを取るのは苦手でしたが、新モデルはすき間を6mmまで拡大。これにより大きなゴミも一度で吸い込めるようになりました。

サイクロン式コードレススティック掃除機「MC-SB55K」吸引力実証動画

とはいえ、前モデルがノズルと床のすき間を狭くしていたのにも理由がありました。ノズルと床を密閉状態に近づけることで内部の圧力を高め、吸引力をアップさせたり、中に入ったゴミが飛び出たりしない働きがあったのです。

MC-SB55Kは、床とのすき間が広くなった分、ノズル内部のすき間を適切に調整することで、従来と同等にパワフルな吸引力を実現。つまり吸引力は従来のままで、さらに今まで取りにくかった大きいゴミまで掃除できるようになったので、実質的に掃除力がアップしたということができます。

掃除機の吸引力はモーターの強さだけではなく、ノズルの形状によっても大きく変わります。MC-SB55Kも大きなゴミが吸える仕様にしつつ、ノズル内部を改良することで、圧力を高め、高い吸引力を維持

さらにノズルに搭載されたブラシも掃除力アップに貢献しています。MC-SB55Kから採用されている「からまないブラシPlus」は、やわらかい毛と硬い毛の2種類で構成されており、やわらかい毛はフローリングを拭き上げ、硬い毛はじゅうたんの奥のゴミをかき出す働きがあります。この2種のブラシを広範囲に密集させ、床に当たるブラシの量を増やしたことで、より床のゴミを吸い込めるようになったというわけです。

グレーの部分が密集した2種類の混毛ブラシ。やわらかいブラシはフローリングや畳、硬いブラシはじゅうたんなど様々な床材に対応。こうした素材も掃除性能につながります

ゴミの量に合わせて吸引力を制御する高精度「スゴ取れセンサー」

続いて個人的に「精度がかなり高そうだ」と感じたのが、「クリーンセンサー」を進化させた「スゴ取れセンサー」です。そもそも「クリーンセンサー」とは、高速赤外線センサーがゴミを検知するとランプが点灯し、吸引力を自動でアップしてくれる機能。実はゴミを発見するセンサーは1988年にパナソニックが業界で初めて搭載し、20μm以下の目では見えないハウスダストまで検知できる便利な機能です。

新開発の「スゴ取れセンサー」は、ゴミを検知したらその量に合わせ、吸引力を多段階にきめ細かく制御を行なってくれるようになりました。実際、掃除中は常にセンサーのランプが消灯 (きれい) と赤点灯 (ゴミがある) の間を行き来しており、非常に敏感にゴミを検知し、パワーを上げたり下げたりしている様子。しかも吸引力は最大約4.4倍 (※2)までアップするので、じゅうたんの奥に入り込んだハウスダストもしっかり吸い上げてくれているであろう安心感がありました。

この「スゴ取れセンサー」は、目に見えない小さいゴミはもちろん、ベッドやソファの下など、目視しづらい場所での掃除にも重宝します。家具下などはゴミが見えないので、勘に頼って掃除機を動かすだけ、になりがちですが、「スゴ取れセンサー」があればランプでお知らせしてくれるので、ランプが付いている間は掃除機をかけ、ランプが消えれば、「きれいになった」と判断できます。また、延長管の先と手元の2か所のランプ表示になったのでより見やすくなりました。

見えにくいゴミの掃除には、ノズル先端に搭載されたLEDライトも役に立ちました。掃除中は前方を常に照らしてくれるので、見えにくいゴミがくっきり浮かび上がり、掃除漏れを防げます。暗い部屋や家具のすき間はもちろん、日中の明るい時間でも意外に見えていなかったホコリがはっきり見えるので、掃除のモチベーションにもつながりますよ。

(※2) 自主基準による。スゴ取れセンサー無反応時との比較。

従来、センサーのランプはハンドル部分 (上部) にのみ設置されることが多かったですが、ノズルの近くにも設置。掃除機がけのときに自然に視線を送る場所なので、より状況を把握しやすくなりました。 (写真左) 明るめのLEDライトが床面や周囲を照らすので、ゴミや見えやすいのはもちろん、きれいになった様子もよく見えるので気持ちがいいですよ (写真右)

リビングにも置けるスタイリッシュなデザイン

ここまで使ってきて、強く感じたのがやはり「軽いと掃除のハードルが下がる」ということです。軽いのでスタンドから取り出すのも負担に感じませんし、掃除を始めるとブラシの回転力で自走するため、床を滑るように進み、さらに軽く感じます。小回りが利くから家具周りもくるくるとアプローチでき、家具下は「スゴ取れセンサー」に頼れます。もちろんこの快適さは、軽さにパワフルな吸引力が伴っているから実感できることでしょう。

なお掃除のハードルをさらに下げるには、掃除機を使いやすい場所にスタンバイさせておくのがベスト。本製品も充電スタンドが付属しているので、リビングなどに置いておけば、掃除をしようと思った数秒後には、サッと手を伸ばして掃除が始められます。

リビングに置くならやはり、出しっぱなしにしても映えるデザインであるかも重視したいポイントになりますが、MC-SB55Kはそれもクリア。スタイリッシュなメタリック成形で高級感もあるので、インテリアにしっくり馴染んでくれます。

充電スタンドは従来モデルよりコンパクトになり、充電中もそうでないときも存在感が出過ぎないのがいいですね。付属ノズルは、スタンド背面に収納できます

さらにストレスなく使い続けるには、お手入れのしやすさも欠かせません。前述の「からまないブラシPlus」は、超密集ブラシで、すき間に入り込ませずに毛を巻き上げ、中央に集めて最終的にリブでそぎ落とすので、そのままからまずに吸引されていきます。わが家では犬を飼っており、筆者も髪が長いため、掃除機をかけるとすぐにブラシに毛がからまり、取り除くのに苦労した経験が多々あります。そのため、毛がからみにくいという点は、わが家にとって優先順位の高い機能です。

またダストボックスのゴミ捨ても、ダストボックスが簡単に着脱できるので手軽です。ダストボックス、ブラシともに水洗いできるので、清潔に保てるのはうれしいですね。

自動でゴミを回収してくれるストレスレスな新製品「MC-NX500K」も登場!

ちなみにダストボックスのゴミ捨ても面倒、という人には、新しく発売される、充電台に戻すたびに自動でゴミを回収してくれるクリーンドックが搭載された、12月中旬発売予定のセパレート型コードレススティック掃除機「MC-NX500K」がおすすめです!

これがあれば、掃除のたびにダストボックスを外してゴミを捨てる手間が不要 (※3)に。クリーンドック内部には紙パック (パナソニック純正紙パック) が装着でき、3.5カ月分のゴミが溜められるため、当面のゴミ捨てのことは忘れられます。ゴミ捨ての際も紙パックなのでハウスダストなどゴミが舞い上がらず、ゴミに触れることなく捨てられるので清潔性への配慮もうれしいポイントです。

セパレート型コードレススティック掃除機「MC-NX500K」なら毎回のゴミ捨てという面倒がさらに軽減。 (写真左) 充電台に戻すだけで、自動でゴミがクリーンドックに回収されます。 (写真右)

(※3) スティック本体のゴミをクリーンドックに収集した後も吸引力が回復しないとき/弱いときはダストボックス・フィルターのお手入れが必要です。

これからの掃除機選びは「軽くてパワフル」

冒頭にもお伝えしたように、掃除機はやはり吸引力が強いものが一番いい、と思われがちですが、必ずしもそうではありません。いくら吸引力が強くても、重くて使いづらいと掃除が負担になり、掃除機がけの頻度が減ってしまってしまう可能性もあります。今回MC-SB55Kを使って改めて、重くて吸引力の強い掃除機でたまに掃除するより、軽くてパワフルな掃除機で毎日掃除する方が負担は少なく、家も常にきれいに保てていいのでは、と感じました。

もちろんただ軽ければいいというわけではなく、しっかり掃除できていると実感できる吸引力や見える化される機能があれば続けるモチベーションにつながります。これからの掃除機選びは、「軽さ」で選ぶか、「吸引力」で選ぶかに加え、「軽さと吸引力」両方で選ぶという選択肢が加わっていくことになりそうです。そんな中で「サイクロン式コードレススティック掃除機 MC-SB55K」は選択肢の中でも強力な一台と言えるでしょう。

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(提供:パナソニック)