＜1分で解説＞「ウクライナ主権守る」米が共同声明　最終決定者は？

　アメリカとウクライナ、欧州の高官らがトランプ米政権が提示した和平計画案について協議しました。米ホワイトハウスは協議後、ウクライナとの共同声明を発表しました。1分で読めて役に立つ「サクッとニュース」、今回は「米国・ウクライナ・欧州の和平協議と共同声明」を解説します。

Q　和平計画案はどこで話し合ったの？

A　スイスのジュネーブで23日に米国、ウクライナ、欧州の高官たちが集まって協議しました。

Q　誰が参加したのかな。

A　米国からはルビオ国務長官やウィットコフ中東担当特使、トランプ氏の娘婿のクシュナー元大統領上級顧問などが出席しました。ウクライナや欧州の高官も参加しています。

Q　欧州側はどんな提案をしたの？

A　欧州側は、ウクライナ領のロシアへの割譲を前提とせず、現在の戦線をもとに領土交渉を始めることや、ウクライナ軍の縮小幅を抑えることなどを提案しました。

Q　共同声明はどんな内容だったの？

A　「将来のいかなる合意もウクライナの主権を完全に守る」と強調し、和平計画の修正案を作成したことも明らかにしました。

Q　ウクライナは修正案をどう思ったの？

A　ウクライナ側は、修正案が自分たちの国益を反映し、短期・長期の安全を守る仕組みがあると評価しています。

Q　最終的には誰が決めるの？

A　米国とウクライナの両大統領が最終的な決定をすることになっています。