【12月17日 AFP】12-13スペイン1部リーグは16日、第16節の試合が各地で行われ、FCバルセロナ（FC Barcelona）は4-1でアトレティコ・マドリード（Atletico de Madrid）に勝利した。

　バルセロナはリーグ2位につけるアトレティコに大勝し、勝ち点差を9に広げた。

　本拠地カンプ・ノウ（Camp Nou stadium）でバルセロナは、アトレティコのラダメル・ファルカオ・ガルシア（Radamel Falcao Garcia）に先制点を許したが、すぐさま反撃に転じてアドリアーノ・コレイア（Adriano Correia）とセルヒオ・ブスケッツ（Sergio Busquets）の得点で前半のうちに逆転した。

　後半にはリオネル・メッシ（Lionel Messi）が2得点を挙げ、今季リーグ戦の通算得点数を25へ、2012年の年間得点を90へ伸ばした。勝利したティト・ビラノバ（Tito Vilanova）監督率いるバルセロナは、今季リーグ戦の戦績を15勝1分けとし記録をさらに伸ばした。

　アトレティコは前半31分、ジエゴ・コスタ（Diego da Silva Costa）のパスを受けたファルカオがブスケッツを振り切ってボールを運び、ループシュートでGKビクトル・バルデス（Victor Valdes）の頭上を破り先制した。

　しかしバルセロナは、攻撃陣が沈黙する中で右サイドバックのアドリアーノがカーブをかけたミドルシュートを同36分に決めて同点とすると、前半終了間際にはペナルティーエリア内で冷静にフリーのポジションを取っていたブスケッツがゴールを決めリードを奪った。

　ハーフタイムをはさんでも勢いの止まらないバルセロナは、後半12分にメッシが冷静なシュートをゴール隅へ決めると、同42分にはエネルギーの切れたアトレティコ守備陣からボールを奪い、この日2得点目を決めた。(c)AFP