ワンルーム不動産投資に勧誘されて儲かるシミュレーションを見せられた時に、
「そんなに儲かるのなら、なぜあなたのお金で投資しないんですか?」
と返したくなる理解してもらえると思う。
同じことは新NISAにも言える。
金融庁がつみたてワニーサ🐊の シミュレーション で見せてくれるように年率3%で運用できるというのなら、国家が金を預かって3%の利子をつければいい。
現実にはそれはできないので、つみたてワニーサ🐊のシミュレーションにはどこかに嘘があるということになる。
ここでちょっと脱線して保険と貯金と投資の違いを比較してみる。
そのため、万が一の病気に備えるとして
というのが現実解となる。
となる。
であれば、投資をした方が良いように思えるが、実際には保険と貯金と投資の違いは行動インセンティブに影響を与える。
投資の方が期待値としては金銭的に得をするとしても、行動インセンティブによって健康が損なわれる可能性が出てくる。
毎月新NISAに積み立てをしているケチんぼたちは、残高を眺めてニヤニヤする代わりに、何かを失っているのである。
それは
フリーランチは存在しない。新NISA民は積み上がっていく口座残高を代償に、何かが失われていることを自覚すべきである。
*1 例えば、運送会社は自動車の任意保険に加入しないこともあるが、これは多数の車を運用するのなら自己資金で事故処理した方が安くなるからである。それに対して、個人の場合は、事故に備えて億の桁の自己資金を準備しておくのが現実的ではない。