2025-11-05

自分が同じ話題しか話さず、同じような意見しか振り向かず、同じような人を常に糾弾していると感じた

一昔前は世の中の女は全員罵倒して良い存在だった

子育て辛いという愚痴には「甘ったれるな行き遅れが」と誹謗中傷し、同じような意見を常にフォローし、弱い女は俺より下だと常に言い聞かせていた

けど、ある日掃除に関する本を読み、いつも住んでいる部屋の汚れに気づいてから価値観が少しというか90度変わった

自分普通だと思っていた汚れはゴキブリの残骸で、単なるシミはカビだ

玄関に投げっぱなしの雑誌の上には1年近く放置した図書館の本がある

人間見て見ぬふりをするのは単なる慣れであり、気づけば酷い汚部屋だとわかる

自分生活を見返してしばらくスマホを見なかったら、自分が常に似たようなことしかしておらず、その場に依存していたことにようやく気づいた

それから散歩して町中の人を見て挨拶するようにした

そんな程度でも人がそこにいて誰もが普通暮らしていることをわかり、ちょっとした衝撃を受けたもの

そんな当たり前のことを理解しないでどうやって俺は暮らしていたのか今はもうよくわからない

何かを攻撃することしか頭にない時代は俺の世界を半径1mまで狭めていたようだ

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