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2025-09-08

IT企業経営者の兄が首を吊って自殺した②

https://anond.hatelabo.jp/20250907140118

残された人たち…善意と優しさが悪意と魑魅魍魎を呼ぶ、この世の地獄がそこにあった

人間善意ややさしさは、ときに逆説的に、魑魅魍魎を呼び寄せる。地獄とは死者の後にあるのではなく、生者の営みのなかにこそ現れる。

残されたIT会社社員の人たちは、現場?に入ってる別のパートナー会社?というところの人たちが引き受けて業務継続することとなったらしい。つまり、吸収のような形のようだ。俺はIT業界で働いたこともなければ、経営なんてしたこともないのでこれ以上の詳細はわからない。

webベンチャーで始まった会社は、兄の無法により傾いた会社をどうにか回すため、客先常駐業?を始めたらしい。それに反発して大量の社員が去っていった。後に残るのはわずか数人、というありさまだったらしい。兄もその「客先常駐」の一人としてよその会社に働きに行っていた、という。

ただ、どうも兄の葬式などの手続きで奔走している間、伝え漏れてくる奥さんや他の人たちの話を聞いていると、兄の会社が傾いた理由は、本業ITのせいではなく、兄が多角経営をしようと株(先物?)だとか、不動産だとかに手を出した結果、凄まじい損が出た結果らしい。

本人は「時代の潮流に乗る」と信じていたのだろう。だが歴史をひもとけば、一発逆転を夢見た者の多くは滅んでいる。兄がかつて憧れた15年前の意識高い系インフルエンサーといった生物たちで、現在でも生存している人間はいるだろうか?彼らは当然の如く時流を見誤り、あえなく路傍に果てた。兄もまた、その群像の一人ではないだろうか?

当人は良かれと思ってやったのだろう。6年か7年前だっただろうか、「ネットを見てみろ、大体みんな投資やっているぞ」、「ある程度不動産も回さなければ安定した経営はできない」、「Xで有名な〇〇さんだって…」と実家帰省した度に兄がよく自慢していた。

俺は口が裂けても言えなかった、「それ」は本当のことなのか?本当に儲かってる奴が儲かってるなどとネット公言するだろうか?アポ強盗さえ流行しているご時世に。

兄が憧れた「キラキラ生活」もそれだ。本当にキラキラした人生キラキラした生活を送っている美男美女は、そんな自慢はしない、そもそもITベンチャー社長などと名乗っている奴らが本当なのであれば、気〇いみたいにXなんかをしている暇なんかないであろう。少なくとも俺はそう思うし、業種は違えどそれほどの責任ある立場の人たちはみんなそうだった。忙しいのだ、単純に、世の中で暇な社長などいるであろうか?いたら見てみたいものである

キラキラした世界」で生きていたルカねえもそうだ、彼女は兄の様に見栄を張らなかった。ありのまま自然世界を見つめていた。それは俺でさえ忘れてしまいそうな人間として当たり前の自然調和した感覚なのではないだろうか?

…だがそんな中でも兄は「キラキラ生活」をやめようとしなかった、「いつか一発逆転ができる」…追い詰められた人間特有のありえない夢想は、かつて子供の頃の俺に「IT世界は変わる」と語っていた夢が首を吊った時にヒリ出した糞と小便とザーメンで混ざり合って変質した思想だ。

当然、現実はそれを許さない。それを粉砕するように冷たく回るこの経済大国社会の前に、心が折れた兄は首を吊って自殺した。

――残された中で一番可哀想なのは、兄の娘だ。

兄の自殺死体第一発見者奥さんだったようだが、学校が終わって帰ってきた娘も居合せたという。

生きている人間には絶対できないトカゲの様に舌をたらし、小便と糞便と精子を漏らし縊死して「てるてる坊主の様に(俺の父が形容するには)」になっている兄の姿を見て、娘はしばらくショックで意識を失っていたという。

俺はそれを聞いて、朴訥だったIT少年だった兄にまとわりついたIT情報化社会の「毒」が抜けて出た汚れが、首を吊っててるてる坊主になった下にたまった糞と小便がブレンドされた汚物なのだろうか、と思った。

兄の魂は天へ昇ったのではない、虚勢と見栄と業でがんじがらめになって、ネットの海と地の底の闇の世界へと、魂は糞と小便にザーメンに溶け混じった汚物と混じって堕ちていったのではないだろうか、その死に様を聞くたびに、そう思わずはいられない。

今も兄の娘はトラウマ精神疾患で、精神科に通院をしている。音楽関係の母(兄の奥さん)を持つだけあって、芸術素養のある血統があったのだろう、絵画コンクールなどで受賞した利する程だった彼女は、とてもではないが形容できない闇の深い滅茶苦茶な絵をかいたり、黒く塗りつぶした様な絵だとかに変わっている、という。

それはまるで、兄が縊死した末に堕ちていった世界の一端を描いているかのようだ。芸術とは本人が意識せずとも、世界の裏側を映すことがある。兄の娘の病んだ絵は、父が堕ちていった闇を娘故に見えてしまったのかもしれない。

それだけのことをいうのにも理由がある。兄が死んでから暫くというもの、ルカねえの「音楽関係時代の知り合い」や「兄のビジネスパートナー会社社長」、「経営友達」などと肩書だけは社長だと名乗る風体からして怪しい連中が押し寄せて、兄の娘を「芸能界デビュー」させようと、「おじさんに何でも相談して」等と明らかに性的搾取をするために下心丸出しで群がる様になった。電話lineSNS、酷いときには登下校中の彼女に対して、性欲にギラついた性獣そのものの目を向けて兄の娘をそのいきり立った股座を隠すこともなくケダモノの様な獣欲でモノにしようと群がっていたという。その光景は、死にかけた草食獣に群がるハゲタカハイエナを想起させた。(当然、即俺やルカねえや父たちは警察相談して事なきを得た)

――兄の娘は、制服を見るだけでもそれを思い出して立てないくらい立ち眩みを起こして何度も吐く様になった、これを心身症という。日本社会底辺沈殿した悪意と欲望が、無垢少女にまとわりついた結果である

俺と父はそれに対処しながら、「本当にこんなエロ漫画エロゲーみたいな種族日本にいるのだな」と内心思っていた。これもまた、兄の見栄と虚勢と業が生み出した禍だ。

「あのルカねえのセンスを受け継いでてカワイイの子がこの業界にこないのは人類の損失ッスよ!俺にプロデュースかませてくださいよッ」、俺たちの前で軽薄にチャラついて兄の娘に獣欲を隠しもせず艶めかしく気持ちの悪い目線を見せている、山師の様な連中、普通人間であればしない臭いが鼻を突いた。後で警察官の知人に聞いたところによると、大〇を吸っている人間はそんな臭いをまとわせるのだという。不思議なことに、獅子舞の様にドレッドヘアーを振り乱して、制服姿の兄の娘をチラチラみながら軽薄と欲望と悪意と性欲を向けて喋る彼の顔が、俺にはかつての兄に重なって見えた。

何の罪もない感受性の強い14歳の娘に、社会底辺からの悪意と性欲の手と邪眼の様ないやらしいマナコが常に体にまとわりついている。残されたルカねえと兄の娘にとって、これほどの地獄があるだろうか?(俺が14歳の頃といえば、こっそり家でネットエロ同人オナニーをして、昼休みクラス遊戯王カードでバトルが開始され、部活で汗を流し、職員室や校長室の掃除教頭校長と話をして大人世界の一端を聞き、校庭の向こう入道雲未来に思いをはせて大人背伸びしていた気になっていたような年頃だ)

だがしかし、この地獄は兄一人の死からまれたのではないと思う、虚栄と業に囚われた一人の男の末路が、時代社会の病を照らし出したにすぎない、俺はそう思う。

壊れたプラネタリウムはもう綺麗な星空を映さない、ただただグロテスクで虚無で悪意に満ちた闇で人を呑み喰らう

時期はぼかすが、兄の娘が警察補導された。学校にいてもほとんど「体調不良」で保健室にこもりっきり、周りともうまく合わせることが出来ず。彼女は流れ着いたトー横で警察補導された。

間一髪だったと思う、しかし明らかにその様子は精神的にも異常だった。俺や父にまで肉体関係を結びたいとほのめかすような言動をしていた。当然母にいってルカねえと即心療内科へ連れて行った。彼女社会の闇の部分の悪意に当てられて、身を守るために「女」であることを、まだ齢14や15で覚えてしまおうとしている、俺と父は背筋が凍る思いがした、人はこんな簡単に「壊れる」ものなのかと。

聞けば、ルカねえが精神科への通院をやめさせたらしい。彼女最後に縋ったもの…それは自殺した兄と同じく根拠のない「願望妄想」の亜種であった。

精神科からの投薬でさら精神状態悪化したとルカねえは考えたのだろう。通院を辞めて怪しい漢方薬やら青汁やらといった民間療法に縋るようになった。娘がそんなもので心が治るはずもない、それさえもわからないほど心がすり減ってしまっているのだ。

気功波動、そんな怪しい連中になけなしの金を払って縋り付いている。俺にはそれが腹立たしくて悲しくてやりきれなくて仕方がなかった…彼女たちは何も悪くないというのに。社会底辺の悪意が彼女から弱った心に付け込んで、社会の底に漂う闇が、弱き心に牙を立てている。金も全てを奪い去ろうとしている。まさにこの世の地獄がそこにあった。

俺が暮らしていた府中大国魂神社は、この地に古くから鎮まる武蔵国総社である神社はかつて人々の心をつなぎとめ、共同体の絆を保つ拠点であった。しか近代都市化のなかで、古き信仰は力を失い、かわって都市の片隅に怪しい宗派が芽吹いた。

トドメとばかりにルカねえの前に「例の壺売り」の亜種の様な連中やら似非神道仏教キリスト教の一派、様々な怪しい宗教がどこから聞きつけたのか搾取しようとやってきた。その姿は、山中に棲むヤマビルを思わせた。磨り減った心に吸いつき、血を啜ろうとする。もはやルカねえにそれをはね返す力は残されていなかった。

それでも俺の両親も、俺もどうにかこうにかマトモな生活ができる様に接し続けていた、助け続けていた。普通に生きてたら恐ろしくて相対することも怖い様な「墜落したUFOから這い出てきた宇宙人」の様な連中が夏の蚊の如くたかってくるのを追い返しながら、

思えば、それもまた兄が、ありもしない見栄や虚勢をネットSNS,そしてIT見出して引き寄せた業そのものだ、ただ伴侶で、娘というだけで、日本人で普通に生きているのならば一生見ることもなく、また普通人間なら見てはいけない世界存在を業として背負わされている。

そこには10ちょっと前のあの日府中分倍河原で見たプラネタリウムと、あの日の帰路の夜見た星空の様な綺麗な「夜」ではない。あのとき見た星は、清澄で、人の夢を誘うものだった。だが違う、これは悪意に満ちた「闇」である。そこに希望も夢もなく、ただ人の毒が漂っている。兄の娘とルカねえは、その闇に呑み込まれた。彼女らが何の罪も犯していないにもかかわらず。

夜と闇の違いがあるとすれば、そこに人の希望や夢があるかどうかであろう。闇に潜むしかない生まれや育ちの人間だって、確かにこの社会はいるのかもしれない。しかし闇は、夢を赦さない。兄は本来、朴訥なIT好きの少年であった。

だがいつしか、踏み入れてはならぬ領域に足を進め、虚栄と虚飾に体と心を食い尽くされた。そこに群がったのは、毒虫のような人間たちであった。

――そんな中で記憶に残っている光景が一つだけある。ふとそんな雑輩の対処に父とおわれている時、土日の朝であったであろうか。仮面ライダーウルトラマンがやっていたのを見た。銀幕の中で「悪の怪人、怪獣」と戦う彼らの姿を見て、俺と父は思わず鼻で笑った。

ウルトラマン仮面ライダーも、現実には存在しない。彼らが戦うのは彼らと同じく怪獣や怪人といった架空世界存在だけだ。子供たちのヒーローは決して、俺たちが今戦っているようなグロテスク社会悪…欲望と虚栄に塗れた人間たちとは理由をつけて戦わない。

ヒーロー超人的な力はただの人間に振るってはいけない」だとか「どうしようもない存在に等しい力でとめるのがヒーローだ」と言いつつ。笑ってしまう、現実には彼らなど「警察官立ち寄り所」のシールが張られたコンビニ以下の抑止力しかない。そう、ウルトラマンはいないし、仮面ライダーは助けに来ない。それがルカねえと兄の娘の前に横たわった冷酷な現実だった。そして、それと戦っているのは今まで荒事などに遭遇したこともない、普通人生を生きただけの牙も爪も持たぬ一般人である父と俺だった、仮面ライダーウルトラマンといった存在ですら「理由をつけて戦わない程厄介極まる社会悪という敵」と戦う俺たちは、スペシウム光線も打てなければ空も飛べない、ライダーキックもできなければサイクロン号ものっていない。持っているのは柔道初段、乗ったことがあるのはスーパーカブだけ、戦闘技術らしきものといえば、大学の時夏休みを利用していった予備自衛官補の訓練だけだ。64式小銃を執銃するたびに指の皮がむけてバンドエイドを張り、分解結合は3分もかかった。的には実弾射撃で一発も当たらず訓練を終えた。そんな凡骨が、警察をも恐れず14歳少女の瑞々しい肢体を欲望毒牙に掛けようと闇から這い出てくる、犯罪生業とする無頼の連中と、矢面に立って戦わされている。

実際は、俺たちの知っている「正義ヒーロー」など、企業経営のための利潤を求める売り上げ高のある「商品の一つ」にすぎない。ああ、立派な志を掲げて人々を守ると誓い、TVの画面の向こうで勇ましく戦ったにもかかわらず、今はマニアオタクしか知らずにその活躍存在も忘れ去られたヒーローなど幾らでも昭和の昔からいたではないか秋葉原に行けば、かつて大志を掲げて戦ったはずの昭和ヒーローたちが、忘れ去られ、玩具の片隅に埋もれ、ショーウィンドーに忘れ去られた玩具として並べられている。

かつてTVの向こうで戦った英雄たち…ショーウィンドーや中古オモチャの箱に押し込められ、埃をかぶったその姿は、もはや仏像の破片の如く、往時の光を失っている。

そして、せめて闇に堕ちた兄が唯一這い上がれる救済の光を出し続けていたルカねえや娘は兄の引き連れてきた「黒い遺産である彼らに闇の毒牙を突き刺され、心が壊れた。…壊れてしまったプラネタリウムはもう星空を照らさない。また直ることは決してない。

――弟である俺が言うのもなんだが、兄は地獄へ堕ちている、と思っているし、堕ちていなければならないと思っている。彼はそれだけのことをしてきたからだ。

自室の中のどこにでも置かれたこの世の闇と地獄への入り口、そして穢れのない海と空の蒼い世界を飛び続ける鯨

俺のパソコンは窓側の後ろにある。目が疲れたら遠くの景色を眺めるためだ。

遠くには街の灯りがうっすらと見え、人の営みがまるで夜の闇に「プラネタリウム」のように輝いている。

…あの星の一つ一つには物語がある、人生がある、それらが輝き合って社会世界を作っている。兄は、それに最後まで気が付かなかった。ネットSNSITの毒に当てられ、自尊心毒虫の様に肥大化し、自分一番星の生まれ変わりと信じようとして…星は無間の闇へ堕ちた。

PCの画面に向かう時、俺は兄が落ちたこの世の闇と地獄への入り口を同時に覗いているのだ。そう考えると背筋が凍る思いがした。

ただの0と1の数式で動く電気計算機でしかないPCは、社会の闇と地獄を、一生関わり合いにならない人たちを引きずり込むほどの魔力を手に入れた、それは皮肉にも、「IT世界は変わった」と言えるのであろうか。俺達が想像した方向性での世界ではなく。暗い闇と地獄の窯として。

HDの上にはみんなで江ノ島に行ったとき水族館で200円のガシャポンで買った、青く透明のスーパーボールの中に、シロナガスクジラが入っている。

空とも海ともいえる闇とは無縁の蒼い世界を泳ぐ鯨を見て、闇と地獄が忍び寄る影が消え去っていくような気がした。昔、兄がやっていたPCゲーム最終試験くじら」を思い出していた。内容は覚えていない。ただ曲と世界が綺麗だった。よく今はなきMDで曲を聞いたことをよく覚えている。繰り返し聴いたあの曲は、蒼い空と海を思わせた。そこには、ルカねえや娘に群がった下劣人間たちの姿はなかった。ただ清らかな青があった。

ルカねえや娘、俺達に群がる石の裏をひっくり返した蠢くようなグロテスクな蟲の様な連中とは無縁で決してたどり着けない、青い空を泳ぐ鯨、どこかそれを思い出していた。

――こんな話を昔聞いたことがあることを思い出した。

ルカねえと兄のなれそめは、兄がiTunesの同期が上手くいかいからと、直したこときっかけだったそうだ。

「すごいねぇ、こういうことできる人って、尊敬ちゃうな、人の役に立てる技術があって、それを他人のために使える人って、カッコイイよね」、ルカねえはそういったという話を実家での酒の席で聴いたことがある。

ああ、兄はひたむきに朴訥に「IT世界を変える」のではなく「ITで人の役に立っていた」時期でとどまっておくべきだったのだと思うし、そういう仕事をすべきだったと、今にして俺は思う。

人の役に立つための技術であれば、彼もまた人を照らす星であれたはずだ。

…人の役に立つことを誇りとする。それ以上のものを望まずとも、兄は一つの星でありえた。

今兄はどこへいるのだろうか。首を吊った時に染み出た糞と小便とザーメンと体液に魂が溶け出して、娘を狙ってやってきていたIT業界だとか雑多な業界から魑魅魍魎世界永遠に満たされない苦痛地獄の中で、ルカねえと娘に暴力を振るった時の様な慟哭叫び続けて泣き続けているのだろうか?

それとも、ITネットSNS毒虫に刺されたように肥大化した自我を首を吊った時に染み出た糞と小便とザーメンと体液に流れて心が浄化されて、己のやってきたことを「壊れたプラネタリウム」の様な無間の闇の中で後悔しながら何度も答えが出ることもなく虚空の闇に魂が逡巡を彷徨い続けているのだろうか?

死んだ後の世界の話など、生きている俺たちは知りえることもない。ましてや、あまりにも見栄と虚勢と業に塗れた兄がいった世界など、想像しえるはずがない。

ただ一つ、確かなことがある。残された者の苦難は、死者のそれよりも長く、重いということだ。

俺は願っている。ルカねえと娘の心に、再び光が差すことを。

ただただ、ルカねえと残された娘の魂と人生の安らぎが戻ることを願うだけである

東京の闇を映すパソコンと、永遠の蒼を泳ぎ、飛ぶ「最終試験くじら」。

鯨はただ、地獄入り口であるモニターブルーライトで照らされた青の中を泳ぐ。人の業を超えたその姿に、俺は兄が生涯見ることのなかった「青い世界」を重ねてしまうのであった。

パソコンの向こうのXで繰り広げられる、貧困、見栄、虚飾、性欲、憎悪グロテスク感情の数々と地獄の様な世界。あれらとは無縁の蒼い世界を、鯨は悠々と泳いでいる。

youtubeで調べて曲を見つけた、「ディアノイア」という曲だった。旋律はあの頃と変わらず。澄んでいた。あれを聴いていた日々だけは、今も青い光として心に残っていることを思い出した。

「想い出はキレイな 夢を紡ぐから、会えなくても信じてる輝いている君の瞳を」、「いつまでも変わらない ほら、真実の愛がある」

…兄が最後に見ることのなく、ルカねえと兄の娘の壊れた心では永遠にたどり着けなくなった「青い世界」は、いまも机の上の小さな球体の中で、鯨とともに静かに息づいている。

その③ 

https://anond.hatelabo.jp/20250908164257

2025-03-12

anond:20250312045202

清潔感ってスペシウム光線じゃないと思う。

どんな怪獣も倒せる恋愛必殺技なんて無いよ。

例えばナンパ屋の黒イケメン清潔感完璧でもオンナは寄り付かないから。怖くて。

2024-11-15

ウルトラマン最初からスペシウム光線撃てよって叩かれるのに、悟空最初から元気玉撃てよって言われないのはなんで?

2024-01-28

anond:20240128190529

令和のウルトラマンがそうなんだよな

敵の怪獣の強さもインフレし、光学合成(CG)の技術が上がったもんだからやたら派手なスペシウム光線(仮)がでて、ているかものすごく画面がうるさい

ちょっとした原爆みたいな爆発がおきる

で、原野で戦っていた昭和特撮と違ってなぜかいちいち律儀に街中で戦ってるからビル被害半端ないというね

2023-12-03

ブクマカフリーレン好きは異常

作中で伏線も仄めかしもないのにおかし描写があれば、それは作品の粗であり、リアリティや没入感を損なう欠点であり、その引っ掛かりが気になって「なんかダメだな」って思う人は必ずいるんだよ。

それをブクマカときたら、どこにもそんなこと描かれてないのに訳わからん理屈捏ねて上から目線で「私はこう自分を納得させました!!参考にしろ!!」ですかあ。

あげく「細かいことは気にすんな!」ですかあ。

それのどこが面白いんだよ。

ドラえもんパーティが原始人と話す時はほんやくコンニャク使うし、ウルトラマンスペシウム光線撃てるのはスペシウム袋があるからなんだよ。ディテールリアリティってはそういうことなんだよ。制作サイドのやる気なんだよ。

分っかんねーかなー。なんで分っかんねーんだろうなー。

2023-07-10

ウナもどきの不味さを知ってなお「タレ本体」とよく言えるな

いやマジで不味いよアレ。

カニカマみたいな「カニとは違う旨さ」とかないから。

つーかカニカマってカニ酢で食わないじゃん。

結局さ、ウナギがあるからウナギのタレが成立するんだよ。

ウルトラマンが撃つからスペシウム光線なのであって、1号の必殺技ライダービームじゃ駄目なんだよ。

タレは大事だけど、ウナギがあるからタレが成立するんだよ。

福本伸行からカイジが成立するんであって、武藤遊戯エスポワールで限定ジャンケンしても駄目なんだよ。

まどかからほむほむがワルプルギスに挑むのであって、ゆのっちを助けるために宮子タイムトラベルを繰り返すのは違うんだよ。

分かるか?

「タレが本体」だろうと、「ウナギのものかまぼこでいい」にはならないんだよ。

2023-03-21

ウルトラマンウルトラセブンが有刺鉄線電流爆破デスマッチで〜

こんにちはこちらはBingです。😊

ウルトラマンウルトラセブンが有刺鉄線電流爆破デスマッチで戦ったらどちらが勝つかは、正確な答えはありませんが、両者の特徴や強さを比較することで推測することができます

有刺鉄線電流爆破デスマッチとは、ロープの代わりに有刺鉄線を張り巡らせたリングで行われるプロレス試合形式です¹。有刺鉄線に触れると爆発を起こすため、非常に危険試合です¹²³。

ウルトラマンウルトラセブンは、どちらも宇宙からやってきた正義ヒーローですが、それぞれに違いがあります

ウルトラマン人間より大きく、怪獣との抗争が多いです⁴。ウルトラマンスペシウム光線やタロウ光線などの必殺技を持ち、怪力や高速移動も得意です⁵。

ウルトラセブン宇宙人やセブン人間等身大の時も多く、宇宙人との抗争が多いです⁴。ウルトラセブンアイスラッガーエメリウム光線などの必殺技を持ち、頭脳戦や変身能力も得意です⁵⁶。

このように見ると、有刺鉄線電流爆破デスマッチでは、怪力や高速移動よりも頭脳戦や変身能力の方が有利に働く可能性が高いと言えます。したがって、私の推測では、ウルトラセブンの方が勝つ可能性が高いと思います

ただし、これはあくまで私の推測であり、両者の戦闘力や相性などによって結果は変わるかもしれません。また、このような試合を行うこと自体危険であることを忘れないでください。

ソース: Bing との会話 2023/3/21(1) デスマッチ - Wikipedia. https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%83%83%E3%83%81 アクセス日時 2023/3/21.

(2) 有刺鉄線 棺桶デスマッチ 勝俣瞬馬 vs クリスブルックス .... https://www.youtube.com/watch?v=11b-aRxL7NE アクセス日時 2023/3/21.

(3) ノーロープ有刺鉄線電流爆破マッチ大仁田厚&長与千種 VS .... https://www.youtube.com/watch?v=-syVFQCTD6U アクセス日時 2023/3/21.

(4) ウルトラマンウルトラセブン比較 - ウルトラセブンは .... https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14170180494 アクセス日時 2023/3/21.

(5) ウルトラマンの最強ランキングを紹介!歴代で一番強いのは .... https://bibi-star.jp/posts/3319 アクセス日時 2023/3/21.

(6) 【パズドラキーワードは『7』! エンハンスループで最強火力 .... https://www.appbank.net/2022/07/22/iphone-application/2269314.php アクセス日時 2023/3/21.

(7) なぜ『ウルトラセブン』は多くの人の心をつかんだのか - 特撮 .... https://news.mynavi.jp/article/20170817-ultraseven/ アクセス日時 2023/3/21.

感想

危ないって怒られちった😋

2022-11-22

anond:20221122084908

自体は後に配信で安くみたということもあってそんなに大日本人を悪いとは思ってないんだよな。

当時ボロクソに言われた安い特撮風のパロにしたってちゃんとした演出意図があってのことだし、今回のシン・ウルトラマン庵野監督スペシウム光線モーションキャプチャーやってたとかいうのみて、それが良いんだったらあんなに大日本人叩かなくてもよかったじゃんみたいなのはあった。

本人のキャラやら同じお笑い出身北野武比較されたこともあったりで必要以上に叩かれた感はある。

いやまあ誰にでもおすすめできる傑作とかではないけどさ。

2022-06-06

シン・ウルトラマンを観た

シン・ウルトラマンを観たので記録する。

ネット感想を見るとなぜか皆自分バックグラウンドについて言及するので自分も倣う。

自分は30代後半女。

ウルトラマン一生懸命見た記憶はない。

夏休み再放送バルタン星人が強いし増えるしで絶望感を覚えたのと、

ウルトラマンキッズという宇宙放浪アニメを観たのは覚えている。

観た感想

・冒頭で立て続けに怪獣紹介が来てワクワクした。これからバトルみせてくれるの?!と。

ただ実際は怪獣とのバトルは少なかった。もっと飛び道具や体でバトルする様をみたかった。

銀色ウルトラマンスペシウム光線打つ前の腕の動き、かなり溜めるから そんなため技だったの?と驚いた。

登場人物名前が神永、メフィラス、ゾーフィしか覚えられなかった。

科特隊のメンバー、みんなベラベラしゃべりまくるけど印象に残らなかった。

ウルトラマンがすごい縦回転してて笑った。

・ニセトラマンが足でエイ!って地面壊してて笑った。しか中の人がツダケン声の外星人だったのでコイツがこんなことを!と嬉しくなった。

メフィラスは他人匂いを嗅ぐ行為変態、と言ってたのに

人間女性)をデカくするとプライベートゾーン見えそうでやばいとか

そこまでなぜ考え付かなかったのかについて思いを馳せた。

メフィラスには性別概念が無いのか。それともプライベートゾーンがなくてみんなおっぴろげなのか。

または女性がでかくなった映像ネットに溢れたのを見て まずいんだな と理解したのか。

・光の国は勝手地域仕切ってるヤクザ

ゼットンゼットンゼットン…とつぶやいててかわいかった。

・負けるとわかっててもゼットンウルトラマンが向かっていくシーン、心から行為ではなく

地球を守るものならまあ一度はやるでしょ、みたいな負けイベントの消化に感じた。

・ゾーフィの手のひら返しが早すぎる気がしてなんか都合のいい男だな、と苛ついた。

おもしろかったけど怪獣をいっぱい見たかったのだな、と気付いたのでウルトラQを見るべきかも。

2022-05-25

シン・ウルトラマンを見た奴に聞きたいんだけど

なんでお前ら同僚とスペシウム光線ごっこしたり退社するときにシュワッチしたりしないの?

2022-05-18

ネタバレあり】シン•ウルトラマン雑感

■シン•ウルトラマン感想

書き殴り。

総評

おもろかった。ウルトラマン怪獣図鑑が大好きな30代だか、怪獣もたくさん見れてよかった。

■冒頭 

 西島秀俊、なんかセリフセリフセリフ1人だけしてる感。他のかとくたいのメンバー自然に感じたが1人だけ役に入ってない様な感覚

冒頭の5匹?くらいの怪獣自衛隊が倒したのはうれしい。ゴジラではよくやられ役、効果なし攻撃をしている事が多いのでうれし。

倒すまでの分析、仮説、実施撃破サクサクと言われて良い。実際にでたらこんな感じで倒すのかな、とかリアリティある想像捗る元ネタウルトラマンは沢山怪獣出てきたので沢山出て良い。ゴジラは1匹をしっかり時間かけるが、ウルトラマンの見せ方としてはステキ

ウルトラマンゴジラ恐竜形使い回しの「アタッチメントネタにも言及していてよい。

斎藤工

淡々と話す感じ、地球に来たての宇宙人ぽくてええやん。

■ザブラ星人

 そうそう。怪獣だけでなく、知能犯もいるのよね。侵略の手順とか大国同士の外交の感じとかそれっぽくて、リアリティある感じ!分からんけど。ここまででもう大好きになる。

途中で、え、君後ろ半分の身体無いやん!と、デザインのちょいおしゃれになっとる。

ウルトラマン

ウルトラマンが、原子力パクパク怪獣と戦うとき人間被害を最小限に抑えるために、身を挺して守る戦いをする。ドリルを手で受け止めたり(熱いやろ!あれ)放射線を気にしてスペシウム光線ではなく、正拳突きで倒して、死骸も宇宙にもっていく。最後に飛び立つ時に禍特隊をチラ見で確認

ひたむきに守ってくれる姿を見て、幼稚園の時の「あ、この純粋に守ってくれる感覚。そうだよ、これがウルトラマンなんだよ!((🥺))」と急に4歳児の時のウルトラマンに対する、信頼感、安堵感を急激に思い出す。

最近は終わらないコロナロシアウクライナ侵攻、上島竜兵自死ニュースなど、気分が本当に塞ぎ込む事が多かった。

懐かしい、当時のウルトラマンに対する純粋気持ちが思い出される。不覚にもうるっときしまった。

■巨大長澤まさみ

 巨大フジ隊員に当時の子供たちが性癖拗らせたのであろう。したからのスーツスカートを下から覗く、無表情でスーツブラウス推定gカップ長澤まさみ巨乳感。丸の内舞台エルボー、前蹴り、気絶横倒れ、意識不明ブルーシート爆睡。いたずらしたくなる感じ。72年放送、幼少期の欲望を良くぞ鮮度そのままで、いままでとって昇華発展させたたものだ。

長澤まさみクンクン🐶

俺も仕事の上でしょうがなく長澤まさみをクンカクンカ合法的にしたい🐶

メフィラス星人

ウルトラマンシリーズでよくラスボス感ある悪役。ボンボンウルトラマン超闘士でも強かった。山本耕の演技もええ!1番のハマり役ちゃうか!

カメラワーク

怪獣ウルトラマンサイズ感。よって、あおって撮るからサイズ感がいい。ザブラ星人戦の空中戦や、地面に叩きつけるのではなく、街への被害考慮して空に蹴り上げるの好き。かっこいい。ベジータセルの戦いを彷彿とさせる。

ゾフィー

メフィラス戦。おー!強!

わー!だれや?ジャックか?

ゾフィーだった。

胸のつぶつぶないのね。🤔

流石のメフィラス星人ゾフィーマンの2人を相手にするのは旗色悪かろう。爆発せず、撤退するのも原作通りか。好き。😎😎

ゾフィーのm78光線は兄弟中、単体光線で1番強いんだ!

ゾフィー

え、君がゼットン使うのかい!?

光の国、めっちゃ乱暴やん!!😭

俺の好きなゾフィー像が😂

ゼットン星人どこいった😭

ジャックエースとか他に

それでも戦う、マン

さすがだせ!😎

けど、原作じゃ返り討ち🤔

最後人間の力

ウルトラマンがやられて、ゼットンに対しやけっぱちになる滝明久隊員。冒頭の怪獣、登場時、対策を2パターン提案するも、先輩に即反論されておじゃん。この感じ、新卒時代を思い出して胃がキリキリ。

だが、ウルトラマン返り討ちにあったゼットンウルトラマンは瀧くんを信じていたのだ。

■終わり

めっちゃゼットンサクッと終わらすやん🥺

あと7ー10ゼットン戦見たかったよー🥺

最後斎藤工生きてて、続編あるのかな?

とか思った。

結論

シンゴジほどの人に伝えたい熱狂はなくも、幼稚園の時の気持ちを思い出させてくれてほっこりしてよかった。

よかった!!

2022-05-16

シン・ウルトラマン普通に面白かった

前提知識

・30代前半

ウルトラマンシリーズは一切見たことがない

アニメとか漫画結構見る

ウルトラマンが異星人で家族兄弟同族がいるのは知っている

スペシウム光線とわっかを投げて攻撃するのは知っている


結論から言うと普通に面白かった。

情報量が多いとか役者が言ってたけど別にそんなことはなかった。あるいはSFかに慣れてるからかもしれない。

庵野作品によくある、テンポの速さがそう感じさせてるのかも。


基本的には超越者的存在であるウルトラマン人類のために自己犠牲的なことをしてくれるヒーローの話と解釈した。

戦闘シーンも結構凝っていて迫力があった。

まぁもちろんハリウッドには遠く及ばないけど。

禍特対の物理学者のシーンはちょっと感動した。


映像面で言うとあおりカットが少し多すぎると感じた。

どういう意図があるのかよくわからん

これは庵野というより完全に樋口監督領域だと思うが。

画面の9割に机やイスの裏側が表示されて、残り1割に顔が出てるシーンとかはちょっとやりすぎではと感じた。

それでぱっぱとカットが切り替わって画面左上に西島秀俊の顔がでて、画面右上に西島秀俊がでてというのを繰り返すので、IMAXだと画面が広すぎて役者の顔を追うのが大変で目と首がつかれた。

2022-05-14

めっちゃネタバレ注意】ウルトラマン処女によるシン・ウルトラマン感想

本当に浅い。そしてウルトラマンをぜんぜん知らない人間感想

めっちゃネタバレしているので注意。

■筆者のウルトラマン知識(※間違っているかも)

昭和の人気特撮。白黒テレビ時代からやってた。

・Mなんとか星雲からやって来た正義宇宙人で、怪獣と戦ってくれている。

怪獣も倒すけど、足元の町並みもガンガン壊す。

日本怪獣対策室(地球防衛隊?)みたいな組織に在籍している隊員がウルトラマンに変身する。

必殺技スペシウム光線と八つ裂き光輪(うろおぼえ)なんかギザギザの輪っかが飛ぶやつ。

・水で戻す前の春雨っぽいバリアーも張れた気がする。

3分経つと戦えなくなるので、それを知らせてくれるカラータイマーが胸についている。

・ジュワッ! と言う。

兄弟がいっぱいいる。父と母もいる。タロウもいる。(でもウルトラマン性別男性なのかはちょっとよくわからない)

バルタン星人カネゴンは知ってる。

 

■『これは原作初代ウルトラマンリスペクトなのかな?』と思ったり、よくわからなかったところ。

最初ロゴくるくる回るやつ → ”懐かしのアニメ”みたいな番組ウルトラマンOPとして見たことある気がする。

銀色ウルトラマン → 白黒時代オマージュなのかな?

・「怪獣が以前のものと似ていてパーツ挿げ替えみたい」……的な発言 → 怪獣スーツを使いまわしていた的な話を聞いたことがあるのでそれかも。

・Y軸固定でビュンビュン回転するウルトラマン → 人形っぽいのでそういう特撮撮影技法があったのかも。

・手が痛い素振りを見せるウルトラマン → 妙に人間っぽい仕草なので、原作でそういうシーンがあったのかな?

・顔のアップが妙に近い → 意識してそういう撮り方をいているのはわかる。

戦闘シーンがもっさりしている → 特撮戦闘シーンを意識しているんだと思う。中に人間が入ってる感をわざと残しているのかも。

カラーターマーが無い → そのかわり3分というリミット提示されないが、活動時間が短い旨とその理由は語られていたので納得できたし違和感はなかった。

・なんで緑になるの? → エネルギー不足なのか、カラータイマーが無い代わりなのか?

 

エンドロールで気づいたこ

原作(昔のウルトラマン)の音楽がたくさん使われていたこと。 → 当たり前ですがぜんぜん気づきませんでした……が、違和感みたいなものも無かったです。

庵野監督名前がいろんなところにあって(ありすぎて)笑ってしまった。色々な意味でこだわりを感じた。

 

■好きだった演出

・変身モーションをした神永の下からウルトラマンの巨大な手のひらが現れ、ぎゅっと握りこぶしに包まれウルトラマンが登場するところ。めちゃくちゃかっこいい。

・車の座席の隣から怪獣の手がにゅっと出てくるところ。びっくりして声が出そうになった。なんかほかにもドッキリシーンがけっこうあった気がする。

・やっぱり情報戦アナログ最強なところ。

 

セクハラ? とネット言われていたシーン

映画を観終わってTwitter感想を漁るまで、そんな可能性には思い至らなかった。

そもそもウルトラマン外来生物宇宙人)という認識なので男女の機微があるとは思えないし。

個人的には浅見が神永に対して「(コーヒー入れないなんて)気が利かない」というめちゃくちゃ古風なパワハラムーブをしている方がよほど気になったかも。

サバサバ女子が苦手なだけかもしれない。

 

■全体の感想

めちゃくちゃ面白かった。地球を愛し、人類のために身を粉にして戦ってくれるウルトラマン最高。好き。かっこいい。劇場で泣いた。

人間めちゃくちゃ脆弱だし情弱だし、移り気で強欲で未熟だけど、それでもそんな人類希望見出してくれるウルトラマンマジ天使だし、そういうウルトラマンに胸を張って愛してもらえる人類でありたいと思った。

 

ちょっと残念だったところ

ウルトラマン人類をこんなにも愛してくれるようになった原因(要因)の部分があんまり描かれてないところ。

たぶん融合した神永さんがめちゃくちゃ良い人だったからなんだと思う(子供助けてくれてるし)んだけど、禍威獣特対室の面々との絡みがあんまり無いのも相まって、自己犠牲にしてまで人類を愛してくれた理由ちょっと薄いように思えた。

でも監督的にわざと省いたのかもしれないとは思う。

 

■その他感想

斎藤工さんの表情があまり動かない感じが宇宙人っぽくて良かったし、そんななかでも要所要所で内に秘めた心を映す正義の瞳を感じ取れた気がした。

・それに対してめちゃくちゃ表情豊かなのに、その表情に見合った感情を一切感じさせない山本耕史さんの怪演が凄かった。

・割り勘する宇宙人かわいい

・観終わってから「そういえばジュワッ!」て言ってなかったかも? と思った。

高層ビルにぶつかるウルトラマンを見ると、意外とサイズが小さい気がした。昔はあんまり高い建物無かったからかも。

CGの安っぽさみたいのはあんまり感じなかった気がする。

宇宙人さんにはもうちょっと「鍵」とか「ドア」とかの存在尊重してほしい。

・グッズが大人男性向けなのか、わりと普段遣いできそうで品が良いと思った(でも売り切れてた……)

シンゴジのときも思ったけど、怪獣が出ても会社に行くし、学校にも通う日本人。でも実際そんなもんなのかもしれない……と昨今の世界情勢も踏まえ感慨深かった。

ウルトラマンファンのひとだともっと小ネタが拾えて面白いんだと思う。なにか「これを観とくと良い!」という作品があったら教えてほしい。

・また観に行きます

2022-05-13

ネタバレ]シン・ウルトラマンめっちゃよかった…

シン・エヴァンゲリオンコロナもある中でかなり切羽詰まって出来上がった作品ていうのが見てて分かった。けど、それを吹き飛ばすくらいオタク喜んじゃったので箇条書きまとめ。 

他の人の感想見る前に殴り書き。 

 

 

うおおおおおおお~~~~全ウルトラマンオタク見てくれ最高~~~~ 

・1966のウルトラマンでは科特隊だったのが2022で禍特対なの最高。 

ベータカプセル掲げて変身したときに握られながら登場ポーズになるのガチの最高だった! 

・予告版ではウルトラマンリアル?すぎて不気味の谷っぽかったけど本編そんなことなかったな。見慣れたのかな。 

・↑たぶん撮影が手掛けたエフェクトかな?予告としてはめちゃくちゃインパクトあったのでアリだとおもいます。 

・予告にもあったけどスペシウム光線を撃つとき左腕をカメラが追うカットマジで最高です。 

ネロンガの造形最高だった。 

・禍特対のオタクデスクサンダーバード無かった?監督趣味? 

・ザラブからツダケンの声するの最高。 

ザラブ星人が1966と設定一緒で最高。変身したにせウルトラマンも「そっくり」で良かった。 

ザラブ星人ちゃん肛門みたいな口してた嬉しい。 

ウルトラマン飛翔シーンのカメラアングルが最高ですありがとう。 

重力操作によって飛んでる感が出ていてすごくいい。 

・飛翔ポーズウルトラマンが回転してるところで思わず両手を握りしめてしまった。最高。 

メフィラス星人名刺欲しい。 

・でけぇ長澤まさみさん最高。これだけでも2000円出して劇場で見る価値ある。 

・「ウルトラマン、夜の大・ヘ・ン・シ・ン♡」見出し記事でさすがに笑った 

秘密裏条約進めるメフィラス星人流石です。流石IQ10000以上を誇る知的星人 

長澤まさみさんの匂いをかぐウルトラマンセンサーめっちゃ発してて笑っちゃったんだけど要出典です。詳細求。 

・え、4DXで観れば長澤まさみさんの匂いが嗅げるということ?天才か? 

メフィラス星人から戦いを辞めるの1966オマージュ。最高。 

まさかの背後にゾフィーが居てヒエッってなった 

ゼットン持ち出してきたってことはゾーフィじゃねーか!!!やめろ!!オタクが喜んでる!!! 

ゼットンが最強になりすぎてて笑った。ゼットンは最強で最後なのだ。 

ゼットン強過ぎワロタ!!!!!!!!! 

・1699ではゼットンの装飾はメフィラス星人の電飾を流用していたけどこのデザインは…ゴクリ。 

・ウオオオオオーーーッ!!キスシーンが無くて良かった!!!オタクキスシーンに弱い) 

・6次元宇宙で助けてくれたのがゾフィーか。良かった、ゾフィーも居た(?) 

・光の国ではなく光の星という名称にしたのはとてもしっくり来た(そもそも光の国にはちょっと違和感あった) 

政府役人として竹野内豊さん起用するのもオタクが喜んでいます。 

早見あかりさん、結構華やかな役柄が多いイメージを持っていたんですがばっちり役にはまってました。素敵だった。 

 

次はIMAXで見るぞ

2022-05-09

プーチン邪悪すぎ←わかる 雑魚雑魚ロシア♥雑ぁ魚♥雑ぁ魚♥←そういう方向に舵を切るの?!

「悪を成していると声高に非難すること」と「相手雑魚認定して馬鹿にする」が過剰に結びついている人種がいるんだろうなって改めて感じるんだよな。

勝てば官軍という感覚が捻れていつの間にか「悪いやつ=弱い」という等式が脳内で固まりきってるんだと思う。

からロシアは悪い奴らなので皆で非難しようぜ!」って流れから「つまりロシアが弱いことを馬鹿にすれば良いんですよね!」と解釈してしまう残念な人達が。

実際問題として正しさもまた強さのための手段であり、正しくあるためには強くある必要があるってのも事実なんだが、相手邪悪避難するための手段として相手の弱さを嘲笑うってのは論理の飛躍がすぎるように思える。

ヒーロー物であればスペシウム光線なり合体ビームなりアベンジャーズパンチなりで怪人を蹴り飛ばしバイバイキンして「正義は勝つ!」の決め台詞を持ってこっちが勝ったか正義ですよ相手は負けたので悪ですよと未就学児童向けの理論を語るだけで済むだろう。

でもそれを出版報道にかかわる人間までやり始めるのは流石に世の中が幼稚になりすぎているのではないか不安になる

2022-04-12

不幸から遠く離れたM78星雲に住む東大生

学長に言われた通り「不幸」(彼の中では観念のものであり実物を見たことがない)

を退治すべく、ウルトラマンとして下僕の住む地球に降り立った。

しかし、怪獣パンチキックをするとなぜか自分が痛い。

スペシウム光線も出ない。

よく見ると、「怪獣」は、数年後の自分の姿

だった。

2021-07-21

Quick Japan』95年3号 「いじめ紀行 第1回ゲスト 小山田圭吾の巻」 9

anond:20210721001207

小山田の家に行く」

―――他にいじめてた人はいるんですか?

いじめっていうのとは全然違って、むしろ一緒に遊んでた奴なんだけど、朴(仮名)ってのがいて。

こいつは名前の通り朝鮮人なんだけど、朝鮮学校から転校して来たのね。

で、なんでからかわれたんだっけ……、とにかく、本当にピュアでいい奴なのね。

からんだろうけど。

あ、思い出した! これ実は根深いんだけど。

初日の授業で、発表の時にはりきって『はい』って手挙げたんだけど、

挙げ方がこんな(ウルトラマンスペシウム光線に似たポーズ)だったのね。

それで教室中大爆笑になって、それでからかわれ始めた。

でもそれは朝鮮学校の手の挙げ方だったのね」

「あと、こいつの家は親が厳しくて、門限が五時とか。

で、無理やりひきとめてサ店とか入って、食うだけ食って五時過ぎたら『じゃあ!』とか言って(笑)

「ここの親は、怒るとすぐ子供坊主にしちゃうのね。

で、朴がラジカセを買うって一万円ためてたんだけど、

ある時、ベランダに閉じ込められて、窓とか鍵閉められちゃったの。

そしたら窓ガラス蹴り破って出て来て。

先生に叱られて結局ラジカセの一万円でガラス代弁償することになったの(笑)

次の日、やっぱりこいつ坊主になってました(笑)

「で、ある日『おまえ、そんな家出ちゃえよ。ウチ泊めてやるからさ』とか半分冗談アドバイスしたら、

ホントに朝の六時に駅から電話かかってきた。

仕様が無いから迎えに行って家に置いてあげたんだけど、

こいつのバッグが着替えじゃなくて教科書で一杯でさ。夏休みなのに(笑)

しかも弟に『小山田の家に行く』って思いっきり告げてきちゃったらしくて、

結局すぐ親が迎えに来て。僕は怒られた(笑)

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2021-06-19

小山田圭吾いじめについて再度書いておく

2003年まれのLAUSBUBが語る 人生を変えたテクノとの出会い

https://www.cinra.net/interview/202106-lausbub_ymmts

犯罪的ないじめをしていた小山田圭吾尊敬する、危険若者が出てきたので改めて小山田非道いじめについて記しておく。

もはやいじめというよりも虐待なんだがな。

いろんなところに小山田圭吾いじめについて記された文章Web に多く存在するわけだが、特に今回は以下から引用することにする。

小山田圭吾における人間研究

https://koritsumuen.hatenablog.com/entry/20061115/p1

小山田圭吾いじめ次世代に語り継ぐ

https://koritsumuen.hatenablog.com/entry/20120812/p1

小山田がやっていたいじめ虐待差別

米国では未成年少女らを性的目的で人身取引したジェフリー・エプスタインはもちろんのこと、エプスタイン擁護したリチャード・ストールマンも辞任に追い込まれた。

小山田圭吾はもちろんだが、小山田圭吾をまるで尊敬すべき人物かのように扱う LAUSBUB も合わせてキャンセルされるべきだ!!

2020-11-22

anond:20201121213722

スペシウム光線は知っているだろうけどアルミニウム原子3000個:クロム原子100 個の組成で出来ていて、それを発射してるんだけど宇宙空間から地球に向けて発射したら大気圏やら諸々で減衰しちゃうんじゃねえの?知らんけど

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