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はてなキーワード: ファンクとは

2025-11-13

抽象数学とか物理学とか

定式化

物理系(量子場+重力) ⇨ 代数対象(A)

物理的に測定可能操作代数の元に対応代数は積、随伴複素共役対応する操作)などの構造を持つ代数オブジェクト

状態物理的な密度波動関数) ⇨ 代数上の正値線型汎関数(φ)

物理的な期待値代数に対する線型汎関数として定式化。これが確率/期待を与える。

観測者や部分系 ⇨ 代数のサブオブジェクト(B ⊂ A)

ある観測者が見られる演算子群は、全体代数部分代数として表される。重力とき、この部分代数空間分割に即して単純に分かれるとは限らない(非可換性や相互依存が残る)。

ヒルベルト空間再構成 ⇨ GNS 構成代数状態表現

代数状態からヒルベルト空間表現を作る手続きがあり、これが観測可能な量を実際に作用させる空間を与える。重要なのは、この構成は一意とは限らず、代数側の性質表現性質(分解可能性・因子のタイプ)を決めること。

圏的な言い方

対象:各物理状況に対応する代数(C*-代数フォン・ノイマン代数のようなもの)。

射(モルフィズム):代数間の構造保存写像(例えば*-準同型)。これらは物理的な包含や部分系の埋め込みに対応する。

状態自然変換的な役割を持ちうる:ある意味代数群の圏から値を取る圏(確率的/確定的データが置かれる圏)への射(志向性のある写像)と見なせる。

GNSは圏論的なファンクタ:代数状態ペアからヒルベルト空間表現への写像は、圏の間の(部分的な)関手として振る舞うと考えられる。これは代数データ幾何表現空間)を与える操作として抽象化

ER=EPR現象抽象化

エンタングルメント幾何的連結という直感は、圏論的には二つの代数が分解できない形で結びつくことに対応

具体的には、二つの部分代数の合成が単純な直和や直積に分かれず、むしろ共通のサブ構造(共有される中心や共通の因子)を持つ場合、圏的には共核/プルバックや引戻しを使ってその結びつきを表せる。

逆に、もし二つの部分代数が完全に独立(圏的には直和的分解)なら、その間に空間的な連結が生じにくい、と解釈できる。

代数の型(type)と物理位相的/幾何的特徴

代数が属する型の違い(古典的には I/II/III の区別)は、圏的には対象の内部構造差異(中心の有無、トレース存在可否など)として表現される。

物理的にはこの差が「純粋状態存在」「系の分解可能性」「エントロピー定義可能性」を左右。従ってどの圏の部分圏にいるか物理位相重力性質に相当する。

2025-11-12

抽象数学とかER=EPRとか

まず、空間のある部分(局所領域)ごとに、そこに属する観測可能量(観測子)の集合を対応づける。

それぞれの領域対応する観測子の集合は、演算の仕方まで含んだ代数として扱われる。

領域が大きくなれば、それに対応する代数も大きくなる。つまり物理的に中に含まれ関係がそのまま代数包含関係として表現される。

こうして領域代数という対応が、ひとつ写像ネット)として与えられる。

状態というのは、物理的には観測の結果の確率を与えるものだが、数学的には代数上の関数線形汎関数)として扱える。

その状態からヒルベルト空間上の具体的な表現自動的構成される(これをGNS構成と呼ぶ)。

この構成によって、真空状態も場の励起状態も、すべて代数の上の構造として理解できるようになる。

量子もつれは、単に状態が絡み合っているというより、代数空間的にどう分かれているかによって生じる。

もし全体の代数が、2つの部分の代数にきれいに分割できるなら(テンソル分解できるなら)、その間にはエンタングルメント存在しない。

ところが、量子場の理論では、この分割が厳密には不可能

これを数学的にはtype III 因子と呼ばれる特殊代数性質として表現

このタイプ代数には、有限のトレース(総確率)を定義する手段がなく、通常の密度行列エントロピー定義できない。

まりエンタングルメントは有限次元的な量ではなく、構造的なものになる。

完全に分けられないとはいえ、少し余裕をもって領域をずらすと、間に人工的な区切りを挿入して、ほぼ独立領域として扱うことができる。

これがsplit propertyと呼ばれる条件。

この操作を使うと、本来無限次元的で扱いにくいtype IIIの代数を、有限次元的な近似(type I 因子)として扱うことができ、有限のエントロピーを再導入する道が開ける。

Tomita–Takesaki理論によれば、状態代数ペアから自動的にモジュラー流と呼ばれる変換群(時間のような流れ)が定義される。

まり時間概念代数構造の内部から再構成できるということ。

もしこのモジュラー流が、何らかの幾何的な変換(たとえば空間特定方向への動き)と一致するなら、代数構造幾何学的空間への橋渡しが可能になる。

ER=EPRとは、エンタングルメントEPR)とワームホールER)が同じものの異なる表現であるという仮説。

これを代数言葉で言い直すには、次のような条件が必要になる。

1. 二つの領域対応する代数を取り、それらが互いに干渉しない(可換)こと。

2. 真空状態がそれら両方に対して適切な生成力(cyclic)と識別力(separating)を持つこと。

3. 全体の代数がそれら二つにきれいに分解できない(非因子化)こと。

4. それぞれのモジュラー流がある種の対応関係を持ち、共通時間フローを生み出すこと。

5. 相対エントロピー情報量の差)が有限な形で評価可能であること。

これらが満たされれば、代数的なレベルで二つの領域が量子的に橋渡しされていると言える。

まりワームホール的な構造幾何を使わず代数表現できる。

これをより高い抽象度で見ると、領域代数という対応自体ひとつファンクター(写像一般化)とみなせる。

このとき状態はそのファンクターに付随する自然な変換(自然変換)として理解され、split property や type III などの性質は圏の中での可分性や因子性として扱える。

ER=EPR は、この圏の中で2つの対象領域)の間に存在する特別自然同型(対応)の存在を主張する命題

まり境界上の代数構造から、内部の幾何バルク)を再構成するための条件を圏論的に書き下した形がここでの目的

まとめ

2025-11-08

もっとこう、抽象数学とか、あるだろ

数学の最も抽象的な核心は、structured homotopy typesをファンクターとして扱い、それらの相互作用=dualities・correspondencesで世界説明することに集約できる。

ここでいう構造とは、単に集合上の追加情報ではなく、加法乗法のような代数的構造位相的・解析的な滑らかさ、そしてさらにsheafやstackとしての振る舞いまで含む。

現代の主要な発展は、これらを有限次元的な点や空間として扱うのをやめ、∞-categoricalな言葉でfunctorial worldに持ち込んだ点にある。

Jacob Lurie の Higher Topos Theory / Spectral Algebraic Geometry が示すのは、空間代数・解析・同値を一つの∞-topos的な舞台で同時に扱う方法論。

これにより空間=式や対象表現といった古典的二分法が溶け、全てが層化され、higher stacksとして統一的に振る舞う

この舞台で出現するもう一つの中心的構造がcondensed mathematicsとliquid的手法だ。

従来、解析的対象位相群や関数空間)は代数手法と混ぜると不整合を起こしやすかったが、Clausen–Scholze の condensed approach は、位相情報を condensed なファンクターとしてエンコードし、代数操作ホモトピー操作を同時に行える共通語彙を与えた。

結果として、従来別々に扱われてきた解析的現象算術現象が同じ圏論言語で扱えるようになり、解析的/p-adic/複素解析直観が一つの大きな圏で共存する。

これがPrismaticやPerfectoidの諸成果と接続することで、局所的・積分的なp-adic現象世界規模で扱う新しいコホモロジーとして立ち上がる。

Prismatic cohomology はその典型例で、p-adic領域におけるintegralな共変的情報prismという新しい座標系で表し、既存の多様なp-adic cohomology 理論統一精緻化する。

ここで重要なのはfieldや曲線そのものが、異なるdeformation parameters(例えばqやpに対応するプリズム)を通じて連続的に変化するファミリーとして扱える点である

言い換えれば、代数的・表現論的対象の同型や対応が、もはや単一写像ではなく、プリズム上のファミリー自然変換として現れる。

これがSpectral Algebraic Geometryや∞-categorical手法と噛み合うことで、従来の局所解析と大域的整数論が同一の高次構造として接続される。

Langlands 型の双対性は、こうした統一舞台根本的に再解釈される。

古典的にはautomorphicとGaloisの対応だったが、現代視点では両者はそれぞれcategoriesであり、対応=functorial equivalence はこれら圏の間の高度に構造化された対応(categorical/derived equivalence)として現れる。

さらに、Fargues–Fontaine 曲線やそれに基づくlocal geometrization の進展は、数論的Galoisデータ幾何的な点として再具現化し、Langlands 対応モジュールcategorical matchingとして見る道を拓いた。

結果として、Langlands はもはや個別の同型写像の集合ではなく、duality of categoriesというより抽象的で強力な命題に昇格した。

この全体像論理的一貫性を保つ鍵はcohesion と descent の二つの原理

cohesion は対象局所情報からどのようにくっつくかを支配し、descent は高次層化したデータがどの条件で下から上へ再構成されるかを規定する。

∞-topos と condensed/lquid の枠組みは、cohesion を定式化する最適解であり、prismatic や spectral 構成descent を極めて精密に実行するための算術的・ホモトピーツール群を与える。

これらを背景にして、TQFT/Factorization Homology 的な視点場の理論言語を借りた圏論局所→大域の解析)を導入すると、純粋な数論的現象場の理論的なファンクターとして扱えるようになる。

まり数学対象物理場の理論のように振る舞い、双対性や余代数操作自然に現れる。

ここで超最新の価値ある進展を一言で述べると、次のようになる。

従来バラバラ存在した「解析」「位相」「代数」「表現論」「算術」の言語が、∞-categorical な場の上で一つに融解し、しかもその結合部(condensed + prismatic + spectral)の中で新しい不変量と双対性計算可能になった、ということだ。

具体例としては、prismatic cohomology による integral p-adic invariants の導出、condensed approach による関数空間代数化、そして Fargues–Fontaine 曲線を介した局所–大域のgeometrization が、categorical Langlands の実現可能性をこれまでより遥かに強く支持している点が挙げられる。

これらは単なる技法の集積ではなく、「数学対象を高次圏として扱う」という一つの理念の具体化であり、今後の発展は新しい種の reciprocity lawsを生むだろう。

もしこの地図を一行で表現するならばこうなる。数学の最深部は∞-categories上のcohesiveなfunctorialityの理論であり、そこでは解析も代数も数論も場の理論も同じ言語表現され、prismatic・condensed・spectral といった新しい道具がその言語を実際に計算可能にしている。

専門家しか知らない細部(例えばprism技術挙動、liquid vector spaces の精密条件、Fargues–Fontaine上のsheaves のcategorical特性)、これらを統合することが今の最も抽象的かつ最有望な潮流である

ラングランズ対応モチーフ理論について

ランダウラングランズ的な双対性直感を、位相的・圏論的な巨大場として再構成する作業は、もはや単なる対応命題確認ではなく、数学実在階層構造を再階層化する営為へと移行している。

ここで重要なのは対応自体が一つのモノイド的作為ではなく、∞-圏の層状化した自明可能性の表現であるという読み替えである

最近の成果群は、従来の局所・大域の二項対立を溶融させ、曲線・局所体・解析空間といった古典的な基底を、より普遍的空間記述可能性(representability)の観点へと置き換えてしまった。

具体的には、ファルグ=フォンテン曲線を舞台にした幾何化は、局所表現論を圏的スペクトルの上に載せ替えることで、従来別個に扱われてきた表現自動形式的対象)とパラメータ(L-パラメータ)を、同一の圏的心臓部で同時に構成可能したこと意味する。

この構成は単に対応存在することより深く、対象自体を再定義してその同値関係を圏の中心や内部終対象言葉記述することにより、対応が生まれ必然的環境を示した点で画期的である

同時に、グローバル側の道具としてのシュトゥーカ(chtoucas)的技法は、関手的・代数的な操作を用いて場のモード分解を行い、その分解が示す不変量を通じて大域的パラメータ化を達成する方策を具体化した。

ヴィンソン・ラフォルグの仕事群は、こうしたシュトゥーカの立型化によって、関手的に取り扱える大域的パラメータ空間提示し、局所構成との繋がりを媒介する新たな環を与えた。

結果として、言語的には表現パラメータへの写像がベキ乗的に分解できるだけでなく、その分解自体が可逆的な圏的操作として認識され得ることが示され、これが大域的Langlands構想の新しい正当化になっている。

さら最近の数年間における動きで決定的なのはモチーフ論の解析的拡張が進んだ点である

従来モチーフ代数多様体上の普遍的コホモロジーという観点で語られてきたが、ショルツェらによるベルビッチモチーフ(Berkovich motives)や関連する解析的・アーク的降下法は、可換性や双対性に関する新たな剛性条件を与えることで、代数複素解析・非アルキメデス解析を一枚の理論で織り上げた。

モチーフを単なる数論的核から、解析的スタックや圏的双対性自然に持つ対象へと格上げし、Langlands的双対性の受け皿を拡張した。

こうしてモチーフとLanglands対応は、もはや互いに独立した二つの理論圏ではなく、同じ∞-圏的言語発声される現象に変わった。

そして最も劇的な変化は、最近公表された一連の大規模な仕事群が、幾何学的Langlands命題本質的な形を証明し得たことにより、これまで隠れていた構造要請顕在化した点にある。

これらの証明努力は、従来の和声的・解析的手法を超え、圏的分解、局所–大域の整合、そしてモチーフ双対性が同時に満たされるような動的な証明環境を構築した。

重要なのは、この到達が単なる命題解決に留まらず、数学対象定義域そのものを書き換えるような再帰メタ構造を与えたことであり、以後の展望は新たに定式化された圏的正規形とその変形理論を追うことで開かれる。

結果として、Langlandsプログラムモチーフ理論接続は、従来橋をかける比喩で語られてきたが、今や両者は共通言語空間の異なる座標表示に過ぎないという段階に達している。

ここでの言語空間とは、∞-圏とその可逆化可能な中心、アーク的・ベロコビッチ的降下法、そしてシュトゥーカにより生成されるファイバー総体を指す。

その内部では、表現論的計量(harmonic analysis 的なスペクトル)と数論的モチーフ普遍的ファンクターが互いに鏡写しになり、操作が圏的に昇格することでパラメータ化は動的な自己相互作用として理解される。

これが意味するのは、将来の進展がもはや個別定理技法の追加ではなく、数学対象包摂するより大きな構成原理発見と、それを支える新しい圏的インフラ(解析的モチーフ、Fargues–Fontaine 的基底、chtoucas の動的再解釈)に依存するということである

読み手がもし、これをさら運動方程式的あるいは力学系的なメタファーで読み替えるなら、ラングランズ系とは無限に多様な対称性とその破れ方が−同値関係としてではなく−力学的な遷移として定義される場である結論づけられる。

その意味で、最新の進展は単に既存パズルピースを嵌め直したのではなく、ピースのものを再設計し、新しい接着剤(∞-圏的双対性、解析的モチーフの剛性、シュトゥーカ的ファイバー化)を導入した。

この新しい設計図を受け取った数学は、今後、従来とは異なる方法で「表現」「パラメータ」「モチーフ」を同時に扱うための合成的技術を展開するだろう。

2025-11-04

抽象数学とか超弦理論かについて

概観

弦は1次元振動体ではなく、スペクトル的係数を持つ(∞,n)-圏の対象間のモルフィズム群として扱われる量子幾何学ファンクタであり、散乱振幅は因子化代数/En-代数ホモトピーホモロジー(factorization homology)と正の幾何(amplituhedron)およびトポロジカル再帰交差点に現れるという観点

1) 世界面とターゲットは導来(derived)スタックの点として扱う

従来のσモデルマップ:Σ → X(Σは世界面、Xはターゲット多様体)と見るが、最新の言い方では Σ と X をそれぞれ導来(derived)モジュライ空間(つまり、擬同調情報を含むスタック)として扱い、弦はこれら導来スタック間の内部モルフィズムの同値類とする。これによりボルマン因子や量子的補正スタックコヒーレント層や微分グレード・リー代数のcohomologyとして自然に現れる。導来幾何学教科書的基盤がここに使われる。

2) 相互作用は(∞,n)-圏の合成則(モノイド化)として再定義される

弦の結合・分裂は単なる局所頂点ではなく、高次モノイド構造(例えば(∞,2)あるいは(∞,n)級のdaggerカテゴリ構成)における合成則として表現される。位相欠陥(defects)やDブレインはその中で高次射(higher morphism)を与え、トポロジカル条件やフレーミングは圏の添字(tangential structure)として扱うことで異常・双対性の条件が圏的制約に変わる。これが最近のトポロジカル欠陥の高次圏的記述対応する。

3) 振幅=因子化代数ホモロジー+正の幾何

局所演算子代数はfactorization algebra / En-algebraとしてモデル化され、散乱振幅はこれらの因子化ホモロジー(factorization homology)と、正の幾何(positive geometry/amplituhedron)的構造の合流点で計算可能になる。つまり場の理論演算子代数的内容」+「ポジティブ領域が選ぶ測度」が合わさって振幅を与えるというイメージ。Amplituhedronやその最近拡張は、こうした代数的・幾何学言語と直接結びついている。

4) トポロジカル再帰と弦場理論の頂点構造

リーマン面のモジュライ空間への計量的制限(例えばマルザカニ再帰類似から得られるトポロジカル再帰は、弦場理論の頂点/定常解を記述する再帰方程式として働き、相互作用の全ループ構造代数的な再帰操作で生成する。これは弦場理論を離散化する新しい組合せ的な生成法を与える。

5) ホログラフィーは圏化されたフーリエ–ムカイ(Fourier–Mukai)変換である

AdS/CFT双対性を単なる双対写像ではなく、導来圏(derived categories)やファンクタ間の完全な双対関係(例:カテゴリ化されたカーネルを与えるFourier–Mukai型変換)として読み替える。境界側の因子化代数バルク側の(∞,n)-圏が相互鏡像写像を与え合うことで、場の理論情報圏論的に移送される。これにより境界演算子代数性質バルク幾何学スタック構造と同等に記述される。

6) 型理論(Homotopy Type Theory)でパス積分記述する(大胆仮説)

パス積分や場の設定空間を高次帰納型(higher inductive types)で捉え、同値関係やゲージ同値ホモトピー型理論命題等価として表現する。これにより測度と同値矛盾を型のレベルで閉じ込め、形式的正則化や再正規化は型中の構成子(constructors)として扱える、という構想がある(近年のHoTTの物理応用ワークショップ議論されている方向性)。

ケツ論

理論最先端数学版はこう言える。

「弦=導来スタック間の高次モルフィズム(スペクトル係数付き)、相互作用=(∞,n)-圏のモノイド合成+因子化代数ホモロジー、振幅=正の幾何(amplituhedron)とトポロジカル再帰が選ぶ微分形式の交差である

この言い方は、解析的・場の理論計算圏論・導来代数幾何ホモトピー理論・正の幾何学的道具立てで一枚岩にする野心を表しており、実際の計算ではそれぞれの成分(因子化代数・導来コヒーレント層・amplituhedronの体積形式再帰関係)を具体的に組み合わせていく必要がある(研究は既にこの方向で動いている)。

2025-10-23

[]

僕は今夜、ルームメイトリビング実験的にベーコンを低温調理している匂いを鼻孔の厳密な位置で嗅ぎ分けながらメモ帳を開いた。

朝は6時17分に目覚ましを止め(そのミリ秒単位の遅延は許容されない)、6時18分にコーヒー比率を変える習慣を行い、靴下は左から右へ、座席は常にソファの北東端(座る位置位相対称性を破らない)である

食事火曜日パスタの残り物は三等分して水曜と木曜の朝食に回す。洗濯は必ず偶数週の水曜に行い、洗剤は0.8倍希釈、脱水は中速、干す向きは北向き。

ルームメイトがドアに爪痕をつけたら即座にログを取り、隣人が郵便物を誤って取った場合は「郵便誤配報告フォーム」を三回に分けて提出する。

こうした儀礼を守ることで僕の内的位相空間が安定するのだと論理的に考えている。

今日思考の核は超弦理論と量子情報交差点についての、かなり尖った自己流の定式化にある。

まず、僕は物理直感を避けて抽象数学事象を語る。弦理論摂動系列を有限厚さの∞-圏としてモデル化し、ブレーンを対象、開弦状態をモノイド的なホモトピー演算子として扱う。

局所座標の代わりにファクタリゼーション代数を使い、スパイダー図式を経て得られる交叉相互作用を高次ホモトピー群のコハート化として再解釈することを提案する。

ER=EPRについては、古典的ワームホール=絡み合いという語り方を離れて、僕はエントロピー双対モジュール同値性という言葉で捉えている。

まり、二つのエントロピックモジュールの被覆圏と、それらに対応する重ね合わせのコボルディズム(圏論的な結合双対)を同一視することでER=EPR圏論的に定式化できるのではないかと考えている。

これを超弦理論に接合するには、AdS/CFT 的なホログラフィック双対の場で、境界側の張力演算子族が内部のブレーンカテゴリ(例えばフカヤカテゴリコヒーレント層の導来圏)に対応するという見方を取り入れる。

すると、エントロピー双対モジュール同値性は、境界バルクの間で起こる圏の再同型化として現れ、ER=EPR本質的に圏的ホログラフィー一命題になる。

ここで僕が提案する小さな拡張は、量子誤り訂正符号コード代数を∞-圏の射として扱い、その可換性条件がワームホールコボルディズムの可逆性と一致するというものだ。

これにより、エントロピー再構成操作がブレーン間のファンクターとして自然理解でき、局所性の回復説明する新しい枠組みが得られると僕は思う(これは僕の勝手な定式化で、厳密性は今後の証明を待つ)。

今日はそのメモを、黒板に書く代わりにルームメイト背中越しにノートに書き留めた。

ところで、僕は靴の磨き方にも数学基準を設けている(円周率小数を用いた磨き順列を使っている)。

出かける前のチェックリストトポロジー的順番、たとえば鍵→財布→スマホペンという順序は位相連結成分を最小化するから合理的だ、と説明すると友人たちは顔をしかめるが、これを守ると予測可能性が上がる。

今夜はRPG系ではELDEN RINGビルド論とRTAコミュニティメタ的動向を気にしていて、この作品2022年FromSoftwareからリリースされ、多くのビルド最適化メタ確立されていることは周知の事実だ(初リリース2022年2月25日)。

また、このIP映画化プロジェクトが進行中で、A24が関与しているという報(映画化ニュース)が最近出ているから、今後のトランスメディア展開も注視している。

僕はソウルライクのボス設計ドロップ率調整をゲームデザイン位相安定化とは呼ばないが、RTA勢のタイム削り技術や周回遺伝NG+)の最適手順に対して強い敬意を持っている。

ファンタジーRPGの装備付け(メタ)に関しては、装備のシナジーステータス閾値クラフト素材経済学価値を語るのが好きで、例えば「その装備のクリティカル閾値を満たすために残すステータスポイントは1だが、その1が戦闘効率を%で見るとX%を生む」というような微分的解析を行う。

FFシリーズについては、Final Fantasy XVIがPS5向けに2023年6月に、続いてPC版が2024年9月リリースされ、さらに各プラットフォーム向けのロールアウトが段階的に行われたことなど実務的事実を押さえている(PCリリース2024年9月17日)。

僕はこのシリーズ音楽モチーフ再利用エンカウンター設計比較研究をしており、特に戦闘ループの短周期化とプレイヤー感情連続性維持について言及するのが好きだ。

コミック方面では、最近の大きな業界動向、例えばマーベルDCの枠を超えたクロスオーバー企画されるなど(Deadpool×Batmanの一連の展開が話題になっている)、出版社間でのIPコラボが再び活発化している点をチェックしている。

これらはコレクター需要市場流動性に直接影響するため、収集と保存に関する経済的最適化問題として興味深い。

今日、隣人が新しいジャンプ作品話題を振ってきたので僕は即座に最新章のリリーススケジュール確認し、One Pieceの次章の予定についても把握している(最新チャプターの公開予定など、週刊連載のスケジュール情報は定期的に確認している)。

僕は友人との会話でジョークを飛ばす時も形式論理を忘れない。

例えば「午後9時に彼らがカップ麺を食べる確率は、僕の観察では0.83だ。ゆえに僕は9時前に冷蔵庫位置を変えるべきだ」という具合だ。

結語めいたものを言うならば、日常ルーティンと高度に抽象化された理論は相反するものではなく、むしろ同じ認知的圏の異なる射影である

から僕は今日ルームメイトの忍耐を試す微細な仕様変更(例えばリモコンの向きを30度回す)を行い、その反応をデータ化している。

さて、20時30分だ。これでノートを閉じ、決まった手順で歯を磨き、眠りの準備に入る。明日の朝のアジェンダは既に分解されているから、心配は要らない、と自分に言い聞かせてから寝るのが僕のやり方だ。

2025-10-11

オーケン特撮のほうが凄いのに勿体ないなー

たまたま中古で売られてた大槻ケンヂ特撮っていうバンドアルバム買って聴いたんだけど死ぬほど良かった。

自分理想とするバンドのものだった。サウンド歌詞シリアスおふざけのバランス絶妙なんだよ。

サウンド面は単なるギターロックではなくピアノファンク要素プログレ要素と掴みどころがない。

微妙シリアス歌詞も入ってるがそっちに行き過ぎないように上手くおふざけでバランスを取っている。

オーケン絶妙素人感のあるボーカルなので良い意味オーケンというアイドルプロデュース感があり面白い。(本人はそれがコンプレックスなのだろうが)

で その後筋肉少女帯を聴いてがっかりした

はっきり言う筋肉少女帯微妙だ。どう考えても特撮のほうが上。特撮のほうが売れるべきであって特撮のほうが有名になるべき。

特撮もっともっと売れてメジャーになるべきバンドだった。明らかに過小評価されている。(オーケンが一番感じているだろうが)

筋肉少女帯サウンド面も平凡な上にただただ碇シンジくんの気持ちを歌っているだけで童貞臭いのだ。

特撮オーケン童貞臭さが消えて純粋サウンドボーカル歌詞評価できる大人バンドとして仕上がっている。青春臭さが無い。

例えば林檎もぎれビーム歌詞いいんだよな 

君が想うそのままのこと

歌う誰かみつけても

すぐに恋に

落ちてはだめさ

お仕事でやってるだけかもよ」

シリアス過ぎずにドキッとさせられる上手い歌詞

2025-10-08

anond:20251008000414

増田です。トラバありがとう

自分が色々覚えた頃はmixコンピを手当たり次第に聴き漁ったと思う。MURO須永辰緒mix高校生の頃に聴き込んだな。

何となく好みの傾向(自分場合ディスコジャズファンク)がはっきりしてきて、そのうちにLarry LevanやMancusoを知り、彼らの幅広いセレクションに影響を受けた。

クラブで得た知識経験ももちろん沢山あるけど、曲名アーティスト知識は盤から得た部分が大きいと思う。

今はTrackIDとかMixesDBみたいなサイトトラックリストのないMixの中の曲名も調べられるからめっちゃ便利になったよなあ。

今回のRA.1000はもちろん、DJ-KICKSとかlate night talesみたいな良質なmix/コンピも今はサブスクで聴けるから音楽聴くときに「自分に刺さるものを探求する」という軸を持つといいと思うな。

20曲のうち1曲でもぶっ刺さればそれは大きな収穫だと思う。

2025-10-01

シティポップに食傷気味なナウなヤングは、中東ファンクを聴いているとかいないとか。

 

「Habibi Funk Records」というベルリンレーベルは、70年代〜の中東ファンクミュージックを多数リイシューしているらしく、そのどれもよく分からない混合された音楽性でイケてるヤング脳みそをかき混ぜてくれるだろう。

2025-08-18

プログラミングとはなにか?

プログラミング原理抽象化するなら、実際の構文や言語の枠をすべて剥ぎ取って、最小限の計算本質だけを残す必要がある。

プログラミング目的

状態の変換: プログラムとは、入力状態を出発点として、規則に従い別の状態へ変換する体系である

基本構成要素

あらゆるプログラミング言語パラダイムは、以下の要素に還元できる。

1. 表現: 対象世界を「記号データ」として写像する。数・文字列構造体・グラフなどはすべて表現形態にすぎない。

2. 変換: 表現を別の表現に写す規則関数呼び出し・代入・パターンマッチングループなどはすべて「変換」の特殊形。

3. 制御: 変換の適用順序を規定する。再帰分岐逐次処理・並列処理・非決定性などを含む。

4. 資源: 時間記憶・入出力チャネルなど。プログラムはこれら有限資源の制約下で変換を実行する。

基盤

この原理理論化すると、既存計算理論対応する。

まとめ

プログラミングとは、有限資源のもとで、表現を変換し、制御を与えて、計算可能性の枠内で望む状態を構築する行為である

2025-08-17

ルー・リードルー・リード詩集」(河出書房新社

経歴

ルー・リード(1942-2013)は、ロックミュージシャンシンガーソングライターギタリスト)。

ニューヨーク郊外会計士を営む実家に生まれ、シラキュー大学では英米文学を専攻し、伝説的な作家デルモア・シュワルツ師事しながら、ギターを持ち、B級レコード会社のために流行にのったヒットソングパクリのような曲を提供していた。

この頃、同性愛(極度のホームシックによる鬱症状という説もある)治療のために家族の手配で電気ショック治療を受けさせられる。

1964年伝説ロックバンド「ヴェルヴェットアンダーグラウンド」のメンバーとしてデビューし、ショッキング歌詞前衛的な演奏カルト的人気を博した。

1970年代にはソロに転じ、前半はデヴィッドボウイプロデュースした「トランスフォーマー」で、グラムロック代表的ミュージシャンとして活躍した。お笑い芸人HG」のルックスはこの時期の彼に影響を受けている。

徐々に黒人音楽に傾倒し70年代後半はドンチェリーらと組んでフリージャズファンクラップのような歌が合体した奇妙な作品を出し、軽い混迷期に入った。

80年代以降はシンプルな4ピースギター×2,ベースドラム)の骨太演奏に語りのようなモノトーンな歌い方を乗せる方法論が定着し、「ブルーマスク」「ニューヨーク」などとっつきづらいがくせになる名盤を作った。

その後セールスは低迷し、本人も70年代後半のような実験的・音響的な方向に傾倒し、2000年代中盤以降新作はリリースされず、2011年に突然、スラッシュメタル大御所メタリカと共作アルバム「ルル」を作ったが、長尺でラフ演奏メロディほとんどない歌声が乗る(しか一曲が長い)作品は、特にメタリカファンから酷評された。2013年肝臓癌で死去。

作品紹介

この詩集生前に発表された唯一の詩集(多分)で、彼の歌詞と、雑誌に発表した詩・記事からなる。

詩の魅力

ボブディランのような多義性・はぐらかしや、レナードコーエンのような崇高さとは異なり、ルー・リード歌詞は明確、即物的客観的で、感情を乗せない、観察者的な視点が特徴である言葉遊びも少ない。

テーマ

テーマショッキングものが多いが、それが詩の構造精神にまで侵食せず、あくま象徴として機能しているのが魅力で、それゆえ、声を張らなくても、メロディを工夫しなくても(楽曲ほとんどが2~3コードで作られている)、演奏を盛り上げなくても、聞き手に迫る。

薬物

代表作「ヘロイン」は文字通りヘロインについて歌った作品であり

ヘロイン/ぼくの死であれ/ヘロイン/ぼくの女房でぼくの人生

と、その表現は率直で容赦ない。

ただ、ヘロイン自体の直接的・具体的な描写はなく、これは読み手聞き手)には、自分愛着をもち、人生代替となる「何か」と置き換え可能普遍性を持つ。

恋愛

1970年代中盤の名盤ベルリン」、「悲しい歌」の歌詞には

「ぼくは彼女スコットランド女王メリーだと思った/ものすごく努力したのに/まったくの勘違いだとわかっただけ」

と、ここだけ読むと幼稚なほどロマンチック失恋の歌なのだが、最後

「他のやつなら彼女の両腕を折ったことだろう」

と突然血なまぐさくなる。

家族

一見強面・ハードな印象のある作者だが、薬物以外に拘りがあるのが「家族」で、例えば、

「おふくろに恋人ができた」という歌は、

「おふくろに恋人ができた/昨日やつに会ってきた/おふくろが新しい人生の1ページを始める/やつとの関係が早く終わってほしい」

とあるルー・リード44歳のとき作品である

「妹へ」という歌は

「元気が無いって自分でもわかっている/このところ調子が良くないからな/でも信じてくれ/ぜんぶおれのせいだ/おれはずっと自分可愛い妹を愛してきた」

ストレート愛情を歌っている(妻を歌うときにこのような率直さはない)。

自殺

79年のアルバム「ザ・ベルズ」は控えめに言っても駄作だが、最終2曲が秀逸で、

「おれは家業なんていらない/あんたが死んだってそんなもの継ぎたくない」

「パパ/こうやって訪ねたのは間違いだった」

と歌う「家族」ルー・リード父親を憎む発言を繰り返し、生前最後インタビューでも「親父はオレにそんなクソ(注:ギターのこと)はよこさなかった」で締めた。)

に続き、

「宙を舞い/体をつなぎとめるものもなく/宙を舞い/膝から地面に落ちた時/パラシュートなしで公演するのは/あまりかっこ良いものではなかった」

と夜のブロードウェイでの飛び降り自殺を描く「鐘(The Bells)」で終える。

死を選び家族に別れを告げた遺書のようである

好きな理由

露悪的ではあるが、情緒に頼るところはなく、自分のことを歌っているようでもどこか第三者的目線を感じる。その透徹したところが魅力で、苦しさややるせなさを抱えていても、読むと「ふわっと」自分から離れられる不思議な癒やしが感じられる。

自分気持ちを抑えられないほど悲しいときや辛いときに読むと、不思議浄化作用を得られる。

ユーモア

自分が好きな歌詞は、本当に悪趣味なのだが、「黒人になりたい」という歌で、

黒人になりたい/ナチュラルリズムを身につけて/6メートル先まで精液をとばし/ユダヤ人のやつらを痛めつけてやる」

という、人によっては噴飯もの歌詞だが、リズムの良さと話題の飛躍に、どこか英雄に憧れるおとぎ話めいたユーモアがある。

そして、ルー・リードユダヤ系アメリカ人であることを念頭に置くと(そして、本人がそのことを歌で一切明かさないことを含めると)、この人の自虐性とユーモア、という側面も見えてくる。

読み手聞き手によって評価は異なるが、自分にとっては、「毒」を浄化してくれる「毒」(=解毒剤)だと思います

以上

参考資料

書影

https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309257501/

(楽曲)

(heroin)

https://www.youtube.com/watch?v=yN-EZW0Plsg

(mama’s got a lover)

https://www.youtube.com/watch?v=mEuShdchzkk

(families)

https://www.youtube.com/watch?v=JXbu4z2kc6s

(I wanna be black)

https://www.youtube.com/watch?v=H-ksg_ZVn8s

(sad song)

https://www.youtube.com/watch?v=QG_ooIR0DTY

(little sister)

https://www.youtube.com/watch?v=ZbOG-2ahx4w

(the bells)

https://www.youtube.com/watch?v=9tS1wCEzOTk

2025-07-08

セサミストリート」のメインテーマって、よくよく考えるとかなりファンクの成分が濃くてかっこいいな

2025-06-26

日本にとっての戦後アメリカって何だったんだろうって思うけど、音楽好きとしては「文化をもたらしたもの」という側面は無視できない

日本終戦前後に生まれた人たちが、アメリカ基地の近くに住んでいて米軍ラジオから流れる音楽で開眼したとか、家族米軍基地に出入りしていて彼らの文化に触れたとか、米軍基地演奏して技術を高めたとか、そういうミュージシャンの話はめちゃくちゃ多い

何より、ブルースジャズR&Bファンクロックンロールヒップホップ…などなどの音楽ジャンルのもの開拓したのはアメリカミュージシャン

文化を生み出した巨大な功績があるのは事実なんだよなぁ

2025-06-21

イスラエルバンドを挙げてく

なんとなくイスラエルバンドを挙げてく。古いのは昔漁ってて最近思い出したから。

〇Shmemel

イスラエルファンクロックバンドである。このバンド2007年に結成され、10人のメンバー構成されている。歌詞ほとんどは風刺的でユーモラスであり、しばしば物議を醸している。らしい(wikipediaより)

代表曲はברלין

https://www.youtube.com/watch?v=PXVo-IhQfpk

イスラエル人にベルリンをはじめ、世界中への移民を呼びかけるような歌詞になってるようだ。

〇Habiluim

このバンド楽曲は、イスラエル生活政治的社会的、そして批判的な視点からグロテスク描写している。らしい(wikipediaより)

代表曲はשגר פגר

https://youtu.be/HBm3FbtV6gQ?si=5xKxAbN0WWNio7jE

タイトルアブラハム・シュロンスキーの詩に由来するようだ。

アルバムのコンセプトは好戦的イスラエル社会への批判が含まれている。

他にもニリム事件(פרשת נירים)をもとにした「תנשב הרוח」という歌もある。

〇sheygets

バンド名は非ユダヤ人や不信心ユダヤ人の男を指すSheigetzが由来だと思われる。多分。

代表曲はניו יורק - רפיח

https://www.youtube.com/watch?v=PxBkL0Mn1bw

ニューヨークラファという楽曲ラファはガザ地区南端にあり、大量の難民流入している。最近イスラエルはここも攻撃している。

この曲は去年話題になってインタビュー記事がある。

https://www.ynet.co.il/entertainment/article/b1m0fkswr

2025-05-31

ラングランズプログラムって何?

ラングランズプログラムは「数論、表現論代数幾何などの深い対応関係」を示すもの。おおまかに以下の二つの圏の間の関係付けを考える。

1. Galois的側面(Arithmetic side): 代数体Kの絶対ガロアGal(𝐾̄/𝐾) の表現特にℓ進表現など)で記述される。これは「数の対象」を記述する。

2. 保型表現的側面(Automorphic side): 代数群G(例:GLₙ)上の保型形式や保型表現のような解析的・表現論対象記述される。こちらは「関数対象」を記述する。

ラングランズ対応とは、次のような「構造双対性」に関する予想のこと。

「ある種のガロア表現」⟷「ある種の保型表現

より具体的には、ある代数体𝐾に対し、

この二つの間に「L関数」や「ε因子」などの不変量が一致するような対応がある、とされる。

さらには、ラングランズプログラムは「モチーフ言語」による普遍的対応を予想する。

まりガロア表現も、保型表現も、「モチーフの異なる表現形式」として現れるというもの

より高次の理論として、次のような公理要請がある。

すなわち、表現対応が群の構造変換に自然に従うべきである、という要請。これは「圏論ファンクター」の視点に近い。

まとめ: ラングランズプログラムとは、代数体における数の情報ガロア表現)と、群上の関数空間(保型表現)とが、L-関数という普遍的不変量を通じて統一されるという、構造間の圏論双対性である

2025-05-15

馬鹿にもわからなければツールとしての有用性は低い

あらゆる技術ツール存在意義は「人間課題解決すること」にある。

どれほど理論的に優れていても、使われなければ社会的影響ゼロであり、開発・保守学習コストに対するリターンも生まれない。

ツールは道具であり、「賢い者だけが扱える道具」は、実際の現場ではほとんど役に立たない。

例えるなら、戦場において「取り扱い説明書10回読まないと撃てない銃」は、正確でも美しくても役立たない。

瞬時に理解され、即応可能であることが、実用第一条件である

ここで言う「馬鹿にもわかる」とは、知識レベルが高くないユーザーでも直感的に使える・理解できるという意味である

これはユーザビリティ学習曲線の緩やかさ、エラー時の挙動の親切さなどに現れる。

この観点からすると、「馬鹿にもわかる」設計は、実は賢い設計である

人間認知限界や行動パターン理解し、誤操作を予防し、意図を汲み取って補完できるシステムは、万人にとって有益であり、結果として普及しやすく、フィードバックループによってさら改善される。

Haskellは、理論的には極めて美しい言語であり、型システムの厳密さ、関数型の純粋性、抽象化の高さなど、形式的な正しさにおいて群を抜いている。

しかし、それが「道具としての価値」を高めるとは限らない。

まりHaskellは「形式的正しさを最優先した結果、人間直感乖離し、現実世界との接続性が弱まった」道具である

実際のソフトウェア開発現場では、エンジニアの入れ替わり、ドキュメントの不備、締切、バグ対応など、理想とは程遠い要素が日常的に存在する。

したがって、ツールは「賢い人が完璧に使いこなせば強力」ではなく、「凡人が雑に使っても一定の成果が出る」ことが求められる。

この点で、PythonBashは「馬鹿にもわかる」ことを最優先し、結果として世界中で圧倒的に使われている。これは単なる偶然ではなく、設計哲学勝利である

道具は使われて初めて価値を持つ。そして「馬鹿にもわかる」ことは、使われるための最重要条件である

Haskellのように理論的に優れていても、「現場に届かない美しさ」は、ツールとしての有用性を損なう

ゆえに、「馬鹿にもわからなければ、ツールとしての有用性は低い」という命題は、実用主義の観点から完全に正当化される。

2025-05-13

リタ・ミツコを知らずに生きてきた

リタ・ミツコをまったく知らなかった。名前すら聞いたことがなかった。

知らずに、今日まで何十年と生きてきた。

きっかけはゴダールだ。

映画右側に気をつけろ』にリタ・ミツコが出演しているんだけど、正直最初は誰?って感じだった。

調べてみて分かった。どうやら彼らの音楽ゴダールが惚れ込んで、映画に出演させたらしい。

それだけでちょっと興味が湧いた。

ゴダールがわざわざバンド映画に出すって、よっぽど気に入ってたんだろうなって。

そのあとYouTube検索してみた。そしたら出てきたのが『Marcia Baïla』のMVだった。

もうね、度肝抜かれたよ。

何これ!? こんな映像、今まで観たことない!って思った。

80年代MVなんだけど、色彩がド派手で、演出もめちゃくちゃ尖ってる。

しか音楽がまたカッコいいんだわ。ファンクっぽさもあり、ニューウェーブ感もあって、でも一言で言えない独自世界観

とにかくクセになる。フレッド・シシャンとカトリーヌ・ランジェという、この二人の存在感がもうすごい。特にカトリーヌのパフォーマンス。独特のメイクファッション、奇妙な動きに圧倒された。

今の時代MVは洗練されすぎてて、どこかパターン化してるところがあると思うんだ(まるで生成AIみたいに)

でも『Marcia Baïla』のMVはむき出しの創造性が爆発してて、それでいて尚ポップなんだよね。

怖さと美しさと楽しさが全部ごっちゃになってて圧倒的なエネルギーで押し込まれる感じ。

まさに芸術は爆発だよ!

マジでなんで今まで知らなかったんだろう…ってレベルですごい。

同時に、まだまだ知らない世界があるだなぁーってことを再確認させられた。

リタ・ミツコを教えてくれたゴダールにも感謝だけど、YouTubeにも感謝したい。

というわけで最近の一番の発見はリタ・ミツコ。

知らないまま生きてきたけど、今知れて本当に良かったと思ってる。

ゲーム理論の定式化

Ⅰ. 圏論による抽象的定式化(Categorical Game Theory

Ⅱ. 離散変数から連続変数への拡張

Ⅲ. 応用:マクロ経済における価格行列動力

1. 経済主体の定義

プレイヤー集合: ℙ = {C₁, ..., Cₙ(消費者), F₁, ..., Fₘ(生産者), G(政府), X₁, ..., Xₖ(外国)} 各プレイヤーは財集合 𝒢 = {g₁, ..., g\_r} に対して選択を行い、その選択肢空間は 𝒜ₚ ⊆ ℝʳ である

2. 情報戦略

プレイヤーは時刻 t において情報 ℐₜ を観測する。これは価格行列 Pₜ、所得 Yₜ、政策 Tₜ を含む。各戦略は sₚ: ℐₜ → 𝒜ₚ として与えられ、これは消費関数生産関数解釈される。

3. 市場均衡と価格ダイナミクス

各時刻 t において、総需要と総供給の差(超過需要ベクトル)を定義する: Zₜ = ∑ Dᵢ(Pₜ) − ∑ Sⱼ(Pₜ) ここで Dᵢ は消費者需要関数、Sⱼ は生産者供給関数

価格時間変化は以下の連続時間モデルで与えられる:dPₜ/dt = α Zₜ ここで α > 0 は調整速度を表す定数。

4. 圏論記述

ゲーム状態遷移は、状態圏 S における射 Φₜ: Stateₜ → Stateₜ₊₁ によって記述される。各プレイヤーの行動が価格行列を通して他プレイヤー情報に影響を与えるというフィードバック構造を持つ。

結論

このモデル構造的特徴は次の通り:

2025-04-26

たとえば椎名林檎の「ここでキスして」(1999年)は、ファッション的や印象はロックパンク寄りなのかもしれないけど、粘っこい歌唱を注意深く聴くと、ジャズファンクR&Bあたりのリズム感が確かにあって、それを含めて鮮烈な印象があったのかなと思う

小室哲哉がその登場に衝撃を受けたという、宇多田ヒカルの「Automatic」も1999年、当時は宇多田ヒカル椎名林檎東芝EMIからデビューしている

意外にも二人は仲が良かったようだが、ベースリズム感覚としてブラックミュージックの影響があり、それをポップミュージックに反映しようとしていたもの同士だと考えると、それも納得かもしれない

2025-04-01

「なんとなく勧誘した友達歴史的天才だった」みたいな話好き

劉邦旗揚げした最初期の時点で仲間に蕭何がいたとか

ファンクを始める前のジョージ・クリントン床屋天才音楽家バーニー・ウォーレルがいたみたいなやつ

2025-03-21

君はリアルアキバボーイズを知っているか 続き #RAB

anond:20250318024513

 

好きなチームについて知ってもらいたくて結構頑張って書いたんだけど、あんまり沢山の人には読んでもらえなかったょ……🥹とChatGPTに愚痴ったところ、「もっと主観的意見を多く言ってみるのはどうですか?」と言われたもので、普通に増田の好きな動画の話していい? するね。

あと読んでくれたりブコメつけてくれた方は超ありがとうございます。平日深夜2時のテンションが救われました。

 

ラビットホール/DECO*27踊ってみた

https://youtu.be/PygmgjKQafg?si=1cNpeuLzSyEJh4oc

トレードマークのチェックシャツ着てない動画最初に上げるのよくないのかもしれないが、個人的にはまったきっかけだったので仕方がない。

曲は初音ミクで、メンバーバニーガールコスプレでばきばきに踊りまくる。

当時、増田ブレイキンのことがよくわからず「回ってんな〜すげ〜」程度の感覚しかなかったのだが、この動画はそれ以外のダンスの要素もものすごい密度で詰め込まれていて、特にタットダンスヒップホップダンスの部分に最初に目を奪われた。

何度も何度も繰り返して見るうちにブレイキンの楽しさもだんだんわかってきて、アフロの人の名前なんだっけ、ボーイ姿の二人はだれなんだ、水色の髪の人は、最後背中ダーンやってる人は……とメンバー名前を調べ始めるきっかけとなる、まさにRAB入門となった動画だった。いいのかな。いっか。

 

レベル!『創世のアクエリオン』を最高のダンスで!

https://youtu.be/tNdv6dL8Ktk?si=fb-MFzNO2zC6enBz

ブレイキンのダンスをある程度見慣れてきたあとにこの動画を見て、動きに「色気」を初めて感じてすごくびっくりした動画

ファンクアレンジの「一万年と二千年前から愛してる」をバックに、なめらかさとやわらかささえ伴ったソロ繋ぎに心を奪われてしまい、見たあと数日この動画のことが頭から離れなかった。

個人的にあまりロボットアニメに馴染みがなく、この歌も面白ネタ枠として記憶していたのだが、この動画を見たら「めちゃめちゃいい歌じゃねえか…!」となりおもわず創世のアクエリオン見てしまった。

近い系統では「ムーンライト伝説踊ってみた」も曲のアレンジ含めすごくかっこいいのだが、これのソロがね……ほんと好きなもんで……

 

RABけものフレンズOP踊ってみたリアルアキバボーイズ】高画質

https://youtu.be/0E_IHDbBJdw?si=lXMy8o-lwb7g9kzM

5人時代の、なつかしニコニコ感あふるる動画。「スキルでふざける」タイプのやつである

この動画の動きってなんかMADぽいというかgifっぽいというかで笑ってしまうのだが、ぱちんと決めるところは決めてて見ててめちゃめちゃ気持ちいいし、3人で並んでウインドミルは壮観である

どうやらこれを元にしたMMD動画流行っていたらしく、過去MMDを巡って誰に誰が当てられているかを見るのも楽しかった。人間はこんな動きできないとか言われててニヤニヤするオタク仕草を存分に楽しませていただいた。

 

オタクがBadApple!!雑コスして踊ってみたったwwwww

https://youtu.be/qsboFwReL34?si=98DZdBBWoOBCaBKE

BadAppleなつかし〜と思って開いてみたところ度肝を抜かれた動画

古式ゆかしいタイトル最初にふざけておまけが本編方式、雑コスの名に恥じぬ着ただけコス。なにもかも昔のニコニコだ。だが群を抜いてダンスと画づくりがものすごい。

ここで踊っているのはESPICEとして加入した若手同い年コンビの二人である

タットダンスをメイン、二人の身体能力を十二分に生かした流れるような振付と画を見ていると、例のあの影絵アニメを見たときと同じような高揚感がある。

コス衣装ももはや最適解ではないかと思わせる、袖やスカートの靡きまで美しい振付は何度も繰り返してしまう。

 

Beggin' - Måneskin / Choreography by RAB | TikTok song

https://youtu.be/RdD-14PSass?si=nZnuK7tsoLeeKfAw

これ多分アニソンでもないしボカロでもないし服もかっこいいやつだしなんかもう単にかっこいいダンスの人たちじゃねーか!!と思うが増田はもうRABに脳を焼かれているのでさいこもっとください……となる……

こういう風に囲んで一人ずつソロを回すことをサイファーというらしく、その形式動画は他にもいくつかあるのだが、この動画カメラアングルといい曲調といいブレイキンがめっちゃくちゃ映える気がする。

ブレイダンス世界一経験しているDRAGONセンターにいるとき求心力、ROOTSのそれぞれ「らしさ」を押し出しソロ自分たちの持てる技を詰め込んだESPICEのソロ、どれも本当にかっこよくて大好きである

この動画たぶん公式再生リストから漏れており、ファンのみなさんがXで紹介してくれてるのを見て初めて出会えた。

 

生命体/星野源』を自由踊ってみた

https://youtu.be/FYthr9NbDRA?si=aCDx8H-say3PbIyz

これもサイファー組んでソロを回す形式

この動画の何が素敵かって、本当に、めちゃめちゃに楽しそう。

もちろん他のサイファーも楽しそうなのだが、この動画は服が白基調のせいもあるのか、全体的に明るい印象で、一つ一つの動きから楽しい!という気持ちが感じ取れるようで泣きそうになってしまう。

出る時の見てろよ見てろよ!な顔、仲間がかましときの歓声、ほんとうに、ダンスができるのってこんなに楽しいんだ!と思わされる。

この動画提案したのは、最年少で当時高校生の龍だそうだ。龍のパートの爆発するみたいなダンスも、それを見守る周りのメンバーも、なんだかすごく愛おしくなる動画だと思う。

2025-03-18

なぜミサンドリーの人を『ミサドリアン』と呼ばないのですか?

なぜミサンドリーの人を『ミサンドリ人』と呼ばないのですか?

なぜミサンドリープロレスラーを『ミサンドリーファンクジュニア』と呼ばないのですか?

なぜミサンドリーOPを歌っている人を『ミサンドリーミング』と呼ばないのですか?

なぜミサンドリーの髪を『ミサンドリーゼント』と呼ばないのですか?

なぜミサンドリーの木の実を『ミサドングリ』と呼ばないのですか?

2024-12-16

過小評価Chageのなんかすごい曲6選

anond:20241216024724 

を読んで、チャゲは本当に木根尚登とならぶ過小評価ソングライターだと長年思ってるので、個人的に感じる名曲ちょっと彼を見る目が変わりそうなのをいくつか紹介したい。

あくま自分が好きな曲なのと、自分ちゃんチャゲアスを聞いてたのは80年代終わりから90年代前半くらいまでのごく短い時間(つまり流行ってた時代ミーハーファン)なので、コアなファンは「そんなカスみたいなのばかりあげんなよ」みたいな感想がでるかもしれないですが、まあ大目に見てほしいです。解散以降のソロ曲は一切知らないし。

これを読んで、チャゲにたいする「なんかアスカの隣でハモってるちょっと面白い人」くらいのイメージちょっと変わったらうれしいです。

 

基本的チャゲは凝った曲(メロディラインアレンジが変な曲)や大きい曲(壮大なサウンドスケープを感じさせる曲)を作ったときに異様に力を発揮するタイプソングライターです。それはたぶん彼の背景にビートルズUKロックがあるのが要因かなと思う。そういうと「アスカのほうが大きい曲強いじゃん、「太陽と誇りの中で」とか「BIG TREE」」」とか」とファンは言いそうですが、アスカJ-POP的な大きい曲に対して、チャゲスタジアムロック的な大きい曲を作るのが得意な人です。本人のパブリックキャラとだいぶ違って、それは木根とも共通すると思います

 

今回は「大きい曲」 「変な曲」 「ふつうに良い曲」を2曲づつ挙げていきます。どの曲も今やサブスクで聞けるようになりましたので、ぜひ聞いてほしいです。

1. ロマンシングヤード

大きい曲その1。チャゲ曲でのファンの間で代表曲といえばこれだと思います。とにかくでかいタイトルからしてでかいイントロアタックといいドラムといいでかい。そこからぐっと入るUKロックのようなAメロチャゲアスっぽいBメロという展開を繰り返しながら、ぐっとためてためて爆発するサビ。歌いやすくグッとくるこのサビのスケール感は、U2のWhere The Streets Have No NameとかOasisLive Foreverとかとためをはれるんじゃないかとすら思う。間奏での掛け声がものすごくダサいがそのダサさも含めてスタジアムロック名曲ライブで聞くとなんとなくいいものを聞いたなと誰もが思うんじゃないでしょうか。それくらいのパワーがある曲。

 

2.WINDY ROAD

大きい曲その2。これはチャゲのサイドユニット Multi Maxのもの。まあチャゲアスのライブでもけっこうやってた記憶があるのでここで取り上げたい。ロマンシングヤードアッパーな感じの大きな曲なのに対して、こっちはミドルな大きな曲。まあほロマンシングヤード兄弟なのだが、スケール感はこっちのほうが上。なんとなく環境問題意識したっぽい歌詞はあの時代ですな。サビがとにかく気持ちいいのでカラオケで歌ってても楽しい曲。

 

3.CATCH & RELEASE

変な曲その1。SAY YESが入っていてむちゃくちゃ大ヒットしたTREEに入っていたのでたぶん聞いたことある人もいそうな曲。JPOPによくあるファンクっぽい曲なのだが、エフェクトのつけ方とかすごく気持ち悪くてかっこいい。当時釣りに凝っていたチャゲが当時はまだあまり市民権のなかったCATCH & RELEASEというワードをもとに恋愛歌詞にしたものAメロのすっ飛ばしあいがすごくて、ちょっときれいな感じのBメロになったと思ったらドキャッチーなサビになる。全編でアスカとのボーカルコンビネーションが堪能できる。

 

4.Break An Egg

変な曲その2。これもPRIDEに入ってるので知ってる人はそれなりにいそう。ちょっとエスニックな感じのイントロにやたらとエコーをかけたアスカの声が入ってくる。ところがサビで転調した瞬間に爽快なメロディになる。AメロBメロとサビの印象が全然違うので、サビの爽快さがさらに際立つ。歌詞とぴったりとあってるようにも思うしなんならアルバムジャケとぴったり合ってる。中学生のころに初めて聞いてなんだこれ!と聞き直したくらいインパクトのある曲。

 

5. NとLの野球

ふつうに良い曲その1。普通に良い曲ももちろんある。これは元増田言及していた曲でriverカップリングなのでそこそこ知られてるかもしれない。こういうアーティスト自分過去を振り返る曲はいい曲になりやすいよね。ちょっとサビの感じが長渕剛っぽいのが好き嫌い分かれそうだが僕は割と好み。というかチャゲも歌い方を長渕に寄せてる気がするし、何度か聞いてるとだんだん長渕っぽいなと思えてきて、長渕の声で脳内再生できてくる。歌の題材が福岡なせいだろうか。

 

6. 今日は…こんなに元気です

ふつうに良い曲その2。チャゲ曲なのにほとんどをアスカが歌ってる不思議な曲。チャゲアスが得意なミディアムバラードだけどとにかく全部よい。メロディ、歌い方、歌詞アレンジ、全部完璧。しいて言えば、間奏のアスカモノローグがいらないくらい。渋谷スクランブル交差点テーマにしてるらしいがイメージがありありと想起できる。AメロがほぼサビなのだがこのAメロがものすごくよくできてる。歌詞と曲の一体感に、全然違うがTM NETWORKStill Love Herと近さを感じるのはなぜだろうか。僕はいまだに渋谷スクランブルで信号待ちをしているときにこの曲のサビが脳内で流れ出す。

 

ということでザクッと書いてみました。よろしければサブスクででも聞いてみてください。

2024-11-04

クインシー・ジョーンズベスト10は?

クインシー・ジョーンズは、音楽史において最も影響力のあるプロデューサー作曲家の一人です。以下は彼が関わった代表的10曲です:

 

1. 「スリラーマイケル・ジャクソン - 1982年アルバムスリラー』のタイトル曲で、ポップ、ロックファンクを融合させた曲です。このアルバムは史上最高の売り上げを記録し、ジョーンズのプロデュースが際立っています

 

2. 「ウィ・アー・ザ・ワールドUSAフォー・アフリカ - 1985年マイケル・ジャクソンライオネル・リッチーと共に制作したチャリティソングで、アフリカ飢饉救済のために多くの有名アーティストが参加し、世界的な団結の象徴となりました。

 

3. 「ギヴ・ミー・ザ・ナイトジョージ・ベンソン - 1980年に発表されたこの曲は、ジョーンズの滑らかなプロデュースが光り、ベンソンにとってジャズとポップを融合させた代表的作品です。

 

4. 「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーンフランク・シナトラ - 1964年ジョーンズがアレンジ担当たこ名曲は、シナトラキャリア象徴するジャズスタンダードとなりました。

 

5. 「ソウルボサ・ノヴァクインシー・ジョーンズ - 1962年インストゥルメンタル曲で、映画オースティン・パワーズ』で使用され、ジャンルを超えたジョーンズの創造力が示されています

 

6. 「イッツ・マイ・パーティレスリーゴア - 1963年のこのヒット曲ジョーンズが手掛けた初期の代表作であり、彼のポッププロデューサーとしての名声を確立しました。

 

7. 「オフザ・ウォールマイケル・ジャクソン - 1979年リリースされたアルバムで、ファンクディスコ、ポップを見事に融合し、ジャクソンスーパースターへと押し上げた一曲です。

 

8. 「スタッフ・ライク・ザット」アシュフォード&シンプソンチャカ・カーン - 1978年アルバム『サウンズ・アンド・スタッフ・ライク・ザット!!』に収録され、ファンクジャズR&Bを融合させたジョーンズらしい楽曲です。

 

9. 「P.Y.T. (プリティヤング・シング)」マイケル・ジャクソン - 『スリラー』収録のこの曲もファンキーな曲調で、ジョーンズの緻密なプロデュースが光ります

 

10. 「アイアンサイドのテーマクインシー・ジョーンズ - 1967年TV番組「アイアンサイド」のテーマ曲で、特徴的なサイレン音と迫力あるホーンセクションが印象的です。

 

ジョーンズの影響はジャンル世代を超えており、彼の代表作はポップ、ジャズR&Bといった音楽を形作る一端となっています。それぞれの曲が、彼の独自音楽スタイルトップアーティストとの協力を表しています

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