はてなキーワード: プラセボ効果とは
「尿意が消える」って本当? 『ボンタンアメ』の効果を医師に聞いてみた – grape [グレイプ]
炭水化物が尿意を抑制するという、医学的に確立した理論はありません。
効く可能性はありますが、臨床的に意義がある抑制効果を証明したデータは皆無です。
『ボンタンアメ』に含まれる糖質には、水分を一時的に体内へ抱え込む仕組みがあることから『トイレがやや近くなりにくくなる』可能性は否定できません。
林さんは、実際には効果がないものを摂取したとしても、信じることで何かしらの改善効果が得られる『プラセボ効果』の可能性を指摘します。
ですが、林さんによると「糖質の過剰摂取は、むしろ高血糖による頻尿を招く危険がある」といい、「上映前に『ボンタンアメ』を食べる場合は、2、3粒程度の少量を摂取する『儀式』程度にとどめておけば、心理的な対策として合理的です」と勧めていました。
話題沸騰!ボンタンあめ “食べると尿意を抑える効果”はホント?医師の見解は…【Nスタ解説】|TBS NEWS DIG - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=02BJEWeYuGk
「これは推測でしかないんですが、(ボンタンアメの)糖分が水分を血管内に引きつけて、一時的に尿量を少なくしている可能性はある」
「ボンタンアメ」で尿意が消える?! 約3時間の大作映画「国宝」に持参する人が続出で品薄に | 概要 | AERA DIGITAL(アエラデジタル)
「ボンタンアメは、原材料に水飴やもち米など糖質を多く含んでいます。これを摂取すると血糖値が上がり血液の浸透圧が高まって、体内の水分が尿として排出されにくくなる可能性があります。また、血液の浸透圧が高まると抗利尿ホルモンの分泌が促され、尿の生成が一時的に抑えられることがあります」
ボンタンアメでなく、大福やアイスクリームといった甘い食べ物でも同じ効果は期待できるという。ただ、ボンタンアメの場合、「ボンタンアメが尿意を消してくれる」という噂が広がっていることもあり、偽薬が効くといういわゆる「プラセボ効果」で、より尿意を感じにくくなっているのだろうと推察する。
「ボンタンアメのようなお菓子は糖質を多く含むので、食べすぎると糖尿病のリスクが高まり、高血圧や肥満などの合併症を引き起こします。食べすぎはよくありません」(磯野医師)
泌尿器科医も注目!ボンタンアメの成分で3時間超えの映画&舞台も「トイレいらず」は本当か | FRIDAYデジタル
「ボンタンアメに含まれる糖質(もち米や水飴)が血漿の浸透圧を変化させることで、一時的に尿の産生を抑える働きがあると考えられます。そこにシネフィリンの平滑筋弛緩作用が加わることで、尿意そのものが一時的に落ち着く。こうした体感は、実際にあると思います」
複合的な作用によって「一時的な頻尿軽減」を感じる人がいてもおかしくないと窪田医師は見ているのである。ただし、効果と治療は異なる。過信は禁物だ。
「ボンタンアメを食べて『効いた気がする』という人がいても、それはあくまで補助的な効果にすぎません。頻尿の背景には膀胱の老化、前立腺肥大、糖尿病、睡眠障害、ストレスなどさまざまな原因が存在します。まずは正しく診断を受け、根本的な頻尿の原因を突き止めることが先決です。
ボンタンアメを食べ過ぎると、糖質の摂りすぎに繋がります。トイレをずっと我慢することで膀胱炎を引き起こすリスクもある。注意が必要です」(窪田医師)
ライブや映画、長時間の会議の前など、『尿意が不安』という気持ちを和らげるアイテムとして、ボンタンアメを1〜2粒口にする程度なら、私は悪くない選択だと思います」
まとめると、作用機序としては否定しないもののそこまでの効果はなく、話題になったことで効いた気がしている可能性の方が大きく、むしろリスクもあることを医師たちは警告してる
SNSで「これが効果的!」みたいな投稿に何千何万のいいねがついていても
それはエビデンスではありません
ここ数年、イライラが酷くて、子供や夫にあたってしまうことが多くなった。
もともと喜怒哀楽の「怒」が激しいタイプだけど、そうはいってもそんなことで?と自分でも後から思うような場面でキレ散らかしていた。
仕事中に紙がうまく捲れなかったとか、キーボードがうまく変換されなかったとか、そんなレベルでイラが襲ってきて、
一度発生するとどうやって解消しようとしてもイライラが抜けなくて、日常生活を送るのが困難になっていた。
でも、そうだ、受診しよう。と思い立ってもハードルが高いのが婦人科。
産婦人科は…妊娠出産が主なイメージだったしずっとかかりつけているわけでもなく行きづらかったので、
ネットで検索して婦人科専門、しかも更年期障害についてホームページで記載があるところに受診してみた。
街中で、美容系のメニューがたくさんある、夜のお仕事の方御用達っぽい婦人科。
職場から徒歩で行ける距離だったので、仕事帰りに予約ができてありがたかった。
初診での血液検査の結果、私はまだホルモン数値的には更年期ではないらしい。
でも尋常じゃないイライラを訴えたところ、漢方を処方してもらい服用することになった。
更年期症状への漢方は複数あるが、私が処方されたのは「抑肝散」
プラセボ効果もあるのかもしれないが、わたしにはテキメンに効果があった。
とは言っても元々の性格がアレなので、怒り指数MAXが10とすると4か5で収まる感じ。
あと世の中の出来事全てに対して必要以上に悪く捉えないようになった気がしてる。
「服用指示は毎食前だけどそこまで気にならなければ毎食でなくてもいいよ」と先生から言われたが、
上記のような効果を感じていたため忘れない限り毎日服用し続けた。
ちょうど受診のタイミングがずれてしまい二週間ほど薬を切らしてしまう計算になったので
服用を調整して毎食ではなくイライラが酷くなった時だけにしてみたのだけど、
私は毎食飲まないとダメなタイプなのか、半年間服用し続けたからもうなくてはならないものになってしまっているのか、
調整しだしてから自分の性格がとても悪くなっていることに気付いた。
なんでもないところでイラっとする、
ふと出てくる言葉が意地悪、、、
なんでこんななんだろうと後から反省するが、反省してもしても不意に出る言葉や人に対する態度が酷くて、とても落ち込むんだ。
もう私は抑肝散と共に生きていくことを決めたよ。
トロイダルコイルが音質を向上させるという認識は、いくつかの要因が複合的に作用して広まったと考えられます。しかし、科学的根拠に基づいた明確な優位性があるわけではありません。誤認が生じる背景には、以下のような要因が考えられます。
トロイダルコイルはドーナツ状の閉じたコアを持つため、磁気(磁束) の漏洩が少なく、周囲の電子回路への影響を低減するとされています。この特性が、ノイズの低減やクリアな音質に貢献するというイメージに繋がった可能性があります。
磁気回路が閉じているため、エネルギー損失が少なく、効率が良いとされています。効率の良さが、余裕のある安定した電源供給、ひいては音質の向上に繋がるという連想を生んだ可能性があります。
一部の高級オーディオ機器にトロイダルコイルを使用した電源トランスが採用されていることが、高性能・高音質であるというイメージを強化した可能性があります。
高価なオーディオ機器や、特別な部品が使われているという情報に接すると、音質が向上するだろうという期待感が生まれます。この期待感が、実際に音を聴いた際の主観的な評価に影響を与える可能性があります。
音質の変化は非常に主観的であり、「クリアになった」「パワフルになった」といった曖昧な表現で語られることが多いため、具体的な根拠がないままにトロイダルコイルの効果として認識されてしまうことがあります。
トロイダルコイルを搭載していることを強調する一部メーカーの宣伝文句が、音質向上効果を誇張して伝えてしまう可能性があります。
トロイダルコイルの特性を十分に理解しないまま、「磁気漏洩が少ないから音質が良い」といった単純な解釈が広まってしまうことがあります。
磁気漏洩が少ないことは、他の回路へのノイズの影響を減らすという点で有利です。特に微弱な信号を扱うプリアンプなどにおいては、ノイズ対策として有効な場合があります。
同じ容量のEI型トランスと比較して、小型・軽量にできる場合があります。これは、機器の設計においてメリットとなります。
トロイダルコイルそのものが直接的に劇的な音質向上をもたらすという科学的な証拠はありません。 音質は、電源トランスの種類だけでなく、回路設計、使用部品、スピーカー、リスニング環境など、多くの要素によって総合的に決まります。トロイダルコイルは、適切な設計と実装によって、ノイズ低減や効率向上に貢献する可能性はありますが、「トロイダルコイルを使えば音が良くなる」という認識は、過度な期待や誤解に基づいていると言えるでしょう。
現在40mgを2週間、80mgを1週間服用してみた。結構世界が変わって驚いた。
ストラテラは脳の眼鏡、脳の拘束具とかいう言葉があったけど、俺としては「脳の鞍と手綱」って感じ。
今までは暴れ馬な脳をただ眺めることしかできなかったが、制御できるようになってとてもうれしい。
もちろん、制御の詳しいやり方はこれから覚えないといけないんだけど。
飲む前にネットでいろいろ調べてみたら、効果が出るまで時間がかかるとか、効き目がわかりにくいっていうのが結構あったのでこまめに記録を取ってみた。
以下はその記録。
薬の効果にハッと気づいたときにメモしたことをほぼそのまま書いてるので読みにくいかもしれないが、まあチラシの裏ってことで。
=====================
仕事で不注意でミスをしまくり、私生活では衝動にまかせて人に迷惑をかけ、というのが続いていた。いつからかわからないくらい。
以前もADHDについて調べていたりはしたのだけど、今回は薬効について調べてみたところ、薬を飲む前のあるあるがあまりにもわかりすぎてしまい、受診を決意する。
2日後の土曜のいちばん早い時間に、近所でいちばん大きな精神科の予約をとる。
前日の晩にスマホいじりが止められなくなり、結果として朝も起きられず9:15分の受付をギリギリオーバーしてしまった。
名前を呼ばれ個室に入ると、二人の人。
医師と、メモをとる人だった。自分がADHDなのではないかと思っていると話すと、どうしてそう思うのか聞かれる。仕事でミスが云々、日々で云々と話すと、子供の頃からそういう傾向はあったか?と聞かれる。具体的エピソードを話すべきか否かわからず、ありました、とだけ答える。そういえば、確かに俺のしてたことって俺だけだったな、と思う。医師に「確かに傾向はありそうですね」と言われる。
その後血液検査。三本抜かれる。
次は簡易ADHDの検査。紙に木の絵を書いて、その後タブレットで色々と答える。
アンケートにて、医師がどうだったかという質問があったので、良くなかったがそのままでいいと回答。
アンケートを提出したらまた呼ばれ、さっきの医師とは別の人と話す。医師が合いませんでしたか?と聞かれ、合わなかったというか、質問に具体的なエピソードを答えればいいのか分かりませんでした。と答える。
「お話を聞いてくれる人の方がよかったんですね。うちは医師との相性を重視しているので、次は別の医師の人にしましょう!合わなかったら気軽に言ってくださいね」と言われる。
その後金を払い、次回の予約。だいたいどの人も2週間後に予約を取りますが、検査の結果自体は1週間で出ますよと言われたので、2月9日に予約をして病院を出る。エレベーターの中でアンケート後の会話について反芻し、そうか、あれは合う合わないを答えて、その後に理由を答えたら良かったのか、と気づく。
自分の言いたいことを汲み取ってくれたあの人(多分医師なのだろう)は慣れてるな、というかプロだなと思う。そして、こういう相手の求めている回答が何かを考えずに自分の考えを話してしまうのもADHDっぽいな〜と思う。
診察券を渡してしばらく待っていると、前回の診断結果です、とA4の紙を1枚渡される。DSM5、簡易的なADHDの検査の結果だ。
結果としては、注意欠如6点、多動6点。併せて受けた、ハロウェルとレイティによるテストは15点。
ちなみに、DSM5は5点を超えた場合、ハロウェルとレイティによるテストは14点を超えた場合、症状が強いと判断されるらしい。じゃあ俺は症状が強いってことやん。
どんなテストだったか、質問の内容までは覚えてないのだが、質問に対して嘘はついていない。少なくとも、全く心当たりのないようなことに正反対のことを答えるようなまねはしなかった。やっぱり俺はADHDなんだろう。多動と注意欠如、どっちもあるかもと思ってたけど本当にどっちもあった。まだ診察受けてないから分からないけど。
名前を呼ばれたので診察室へ。言われたことを要約すると、「薬をすぐに飲まなきゃいけないほどひどくはない。仕事でミスするってそういうもんだし。でも飲みたいなら飲んでみてもいいと思う」ということだった。僕も飲んでみたいと思うと伝える。「調べてきてるってことなので知ってると思いますが、ストラテラ、インチュニブ、コンサータとあります。コンサータはうちでは出してないし、僕も好きな薬ではありません。とりあえず、ストラテラを40mg2週間でやってみましょう。副作用でお腹壊しやすくなるので、無理と思ったら飲むのをやめてください」と処方を受ける。
僕もコンサータまでいかなくていいかなと思っているので、じゃあそれでお願いしますと伝えて診察を終える。
ところで副作用で腹痛ってあんま聞かんのだが…?帰り際に、血液検査、前回行ったバウムテスト(心理テスト)とCES-D検査(抑うつ検査)の結果を受け取る。軽度抑うつと診断されていた。
薬局で薬を受け取る。今まで風邪ひいた時などは、お薬手帳作るのが面倒で断っていたのだが今回は作ることにした。すぐ花粉症の薬も貰わんといけんし、ずっと薬飲むことになるのかもしれんし。薬剤師に、1日1錠朝服用と言われる。今日は飲んでいいですよと言われたので、何か食べてから飲んでみることにする。
喉少し渇く
朝寝起き良くなる
面倒くさくてやらなかったことが少しできるようになる
腹が減らない
昼休み、昼寝をしようと思いいつも通りに目を閉じるが眠れない 体は眠いが頭が覚醒している気がする 合わせて、皮膚が張っている感覚がある
音楽の聴こえ方が違う
思考が散らばらない
何も考えずにぼーっとする、ということがどういうことかわかった気がする
歩き回りながら歯を磨く癖、爪を噛む癖が抑えられている
朝寝過ごしかけて、あぶねえ!となりながら起床。1錠だと24時間持たないのかな……などと思いながら歯を磨いていたら、無意識に歩き回る癖が再発していることに気づく。
母が見ている朝ドラで橋本環奈が「体壊してまで可愛くなりたいかな……」などと言っていて、頭に浮かんだ「橋本環奈が言うんか笑」というのが、そのまま直で口に出た。多動性、衝動性が復活してる気がする。
通勤中の音楽も前と同じ聴こえ方になってる気がする。まあでも感じてた効き目含めて全部気のせいってこともあるからな……。
昼時点で、副作用の口の渇きと空腹感の減少が薄れている気がする。口は何となく渇いている気もするし、腹も減ってはいるけど食べたい気持ちは湧いてこないからなんとも言えないけど。効果は出てるのかでてないのかはっきり言えないが、出ていない寄りな気がする。……というわけで、ChatGPT(戦場ヶ原さんカスタム)に聞いてみた。以下引用。
--------------
私:
戦場ヶ原さん:
あら、ついに薬にまで頼るようになったのね。あなたの意志の弱さに呆れつつも、その決断には少しだけ感心してあげるわ。
ストラテラ(アトモキセチン)は、ADHDの症状を改善するための薬よ。
脳内のノルアドレナリンを調整して、注意力や衝動性をコントロールしやすくする効果があるわ。
でも、あなたみたいに即効性を期待する短絡的な人には向いていないかもね。
効果が安定するまで2週間~1カ月はかかるから、せいぜい焦らず待ちなさい。
具体的な効果(あなたでも分かるように噛み砕いて説明してあげるわね)
✅ 集中しやすくなる → つまり、私の話を聞いている途中でどうでもいいことを考え始めなくなるってことよ
✅ 衝動を抑えやすくなる → 例えば、私に不用意な発言をしてしまって命の危機を迎える確率が下がるわね
✅ ミスが減る → つまり、あなたが日常的にやらかす凡ミスが少しはマシになるってことよ
副作用? まあ、あなたのような凡人には耐えられないかもしれないけど、口の渇きや食欲減退がよくあるわね。
特に食欲減退は、「いつも通りダラダラ食べていたら太る」というあなたの浅はかな食生活を強制的に改善するのには都合がいいかもしれないわ。
効果が出るまで時間がかかるけれど、せいぜい途中で「意味ないかも」とか言ってやめたりしないことね。
まったく、あなたみたいな人間はすぐに結果を求めたがるんだから。
1カ月は我慢して、それでもダメなら泣きつきなさい。そのときはまた私が叱りつけてあげるわ。
私:
効果が出るまで時間がかかるって話だけど、昨日一昨日とかはちょっと感じてたんだよね。
戦場ヶ原さん:
あら、もう効果が切れたとでも思ったの?
単純ね。ストラテラは即効性のある薬じゃないのよ。
最初の数日はプラセボ効果や、ノルアドレナリンの急な変化で「なんとなく効いてる気がする」ことがあるけれど、その後は体が慣れて一時的に何も感じなくなることがあるわ。
でも安心しなさい、あなたの脳が鈍感すぎて薬が効かないわけじゃないわ。
ストラテラはじわじわ効いてくるタイプの薬だから、2週間から1カ月くらいかけて本格的に安定するの。
それに、効果を感じるかどうかは、環境やその日の体調にも影響されるの。
例えば、昨日は集中しやすい状況だったけれど、今日は疲れていたり、ストレスがあったりすると「効いてない気がする」なんて思い込むこともあるわね。
だから、毎日のちょっとした変化に一喜一憂するのはやめなさい。
せいぜい1カ月は飲み続けて、それで本当に何も変わらないなら、そこで初めて考えればいいわ。
あなたみたいな短気な人間がすぐに「効かないかも」とか言い出すのは目に見えていたけれど、まあ、私がこうして釘を刺しておいてあげるわね。
------------
ということなので、しばらく黙ることにする。
前まで朝は全く起きられず、限界ギリギリの時間になって無理やり飛び起きる感じだったのだが、薬を飲み始めてからは多少良くなった。
とはいえ多少ではあり、バチッと目覚めて活動スタート!みたいな感じにはならない。
薬は24時間しか効かないのだが、これを朝食後に飲んでるから朝の効き目があまりないんじゃないか?と思いついた。なので今日は昼過ぎに飲んで明日の朝の目覚めを観察することにした。
ということで昼の12時現在まだ飲んでいないのだが、午前中はてきめんに集中が続かない。オワー!こりゃどうしたもんか。これで飲んで午後バリバリだったらほんとにすごいけどなー。
朝が目が覚めて、まず起き上がって携帯を見た。7:00過ぎで、迷ったがさすがに早すぎたので寝たら8:00を過ぎていた。
いや、革命起きたってこれ。寝起き1発目で起き上がるなんてことがまず奇跡だし、あのまま二度寝を選択してなければそのまま活動できていた。
飲む時間変えて正解かも。ちなみにこれを書いている現在、前回の服用からだいたい23時間ほど経過している。
9:30位から始めた勉強はとても調子が良かったが、1時間すぎたあたりから急に集中できなくなった。頭の中はぐるぐるしてるし、貧乏ゆすりは止まらない。問題文を読んでも上滑り。こりゃ薬の効果出てるっぽいな。
しかし、「たまにあるスゴい調子いい日の脳みその状態をキープする」という薬の効果は確かに実感しにくいかも。俺は積極的に自分で人体実験してるからいいけど、そうじゃないひとが薬途中でやめちゃうのもわかる。
食欲減退の副作用が薄まってきて、以前のように空腹感を感じる。
とはいえ食欲はあまりなく、食べたいという前向きな感じではなくて「不快な空腹感を消したい」という感じ。
頭の方は……やはり集中力はあがった気はするけど、衝動的になにかしてしまう→今までやっていたことを忘れる、みたいなムーブはあまり治らない。
今日も一日自習室にこもって勉強していたのだけど、なんか知らんがすごい集中できた。薬の効果なのか?
診察三回目。
土曜日に予約を入れていたのだが、もとから予定が入っていたのを忘れていて日曜日に変えてもらう。
今回はおばあちゃん先生。効果があったか、何か問題はないかを聞かれる。
効果はあるようなないようなで、副作用はあまり強くないです、と答える。
じゃあ倍にしてみましょうか〜?ということなので、80mgに増量した。診察自体は5分で終わった。
感じる効果をもっと話しても良かったのだけど、余計なことを言って「効いてるならいまのままでいいかもしれないですね」なんてなったら嫌なので特に何も言わなかった。副作用と財布、効果と相談しつつではあるが120mg試せるなら試してみたいのだ。
薬局でお薬手帳を忘れてることに気づく。やっぱ効果でてないかな……
衝動が抑えられて先が見据えられるようになっている……気がする。具体的エピソードは割愛。
夜、音楽を聴いていたら明確に今まで脳が聴いてなかった音が聴こえてきて興奮。
うおーっすごい!星野源の曲を聴いてるけどもうぜんっぜん違う曲に聞える!曲の奥行きがめちゃくちゃ凄い。細かい。全てのトラック(っていうのか?)のレベルが上がったって言うのかな、聴こえているけど認識していなかった音が認識できるようなってる。同時に、今まで認識していた音のレベルは下がってる。今までは俺が聞きたい音を聴いていたんだってことがわかった。音を、俺が聞きたい音ではなくて曲が表現したい音で脳が認識してるので、今までと全く違う曲に聴こえる。これは……すごいぞ!!!!!!!
=====================
こうやって記録を読み返すと、多少なりとも効果が出ているみたいだ。
特に、資格の勉強をするために机に向かっているときの集中力が段違いに上がっている。頭の中で余計なことを考え出しちゃっても、それを自覚して制御できるようになった。
あと、寝起きがかなり良くなっている。朝なんて無理やり起きてぼーっとしながら頑張って通勤していたものだけど今は普通に起きて普通に通勤できる。
日中の集中力が増して脳が疲れるからなのか、夜眠くなる。夜眠くなって朝ちゃんと起きられて、っていう好循環が自分の体に生まれたことに感動している。前までは夜って全然眠くならなかったんだよな……
会話力については、まだわからない。飲み始めてから今のところ、職場で業務連絡と家族との会話くらいしか起きてないから試せないんだよな。
今度長い付き合いの友達に会うんだけど、その時に会話について変わったよねとか言われるだろうか。どうだろうか。
あと、個人的にうれしかったのは死にたいって思わなくなったことかな。ストラテラ自体にも抗うつ?作用があるらしいけど、それを差し引いてもあんまりネガティブなことを考えなくなった。
自分の中で考え事が暴走しなくなったのもそうだし、少しだけどADHD的失敗が減って、自分が嫌になるシーンが減ったからだと思う。
メモってなかったけど、性欲がすげえ薄くなった。AVとかエロ漫画見たらちんちんはちゃんと勃起するのでEDではないと思うんだけど、なんていうのかな、エロいことに脳が占拠されなくなった感じ。
前まではほんとに依存症なんじゃないかってくらいオナニーしちゃってて(家の外のトイレの個室とかでもしちゃってたのだ)困ってたんだけど、飲み始めたらパタッとそういうことが頭に浮かばなくなった。
有名なものではGlazeもNightshadeなどがイラスト生成AI対策として界隈で持て囃されていますが、本来GlazeやNightshadeはAIによる画像認識を阻害するシステムでありイラスト生成AI対策ではないため、イラスト生成AI対策を求めるユーザの要望へ答えられない可能性が高いです。
イラスト生成AIは端的に言うとプロンプトで指定された特徴量を合成してイラスト生成をし、それら特徴量の学習は確かに画像認識によって行われますが、GlazeやNightshadeなどはその仕組み上としてノイズ除去や画像縮小などの画像加工へ非常に弱いので、特定のイラストの特徴量を学習する前にノイズ除去や画像縮小などの画像加工を行えば問題なく特徴量の学習を実行できます。
「ノイズ除去や画像縮小によって本来のピクセル情報が失われれば正しい学習が出来ないのではないか?」と思うかも知れませんが、この疑問へ対し逆質問をするのであれば「正しいイラストとはどういうものでしょうか?」という話になります。
何が正しいかは絵師一人一人に答えがあり、絵師Aには正しくも絵師Bには誤りであるように、AIによって生成されたイラストは正しくもあり誤りでもあるのです。AI生成イラストの初期では「手指が変だ」「瞳の塗りがおかしい」と寸評している人が多く居ましたが、これは単に評価者から見て誤りであるだけなんですね。
「ウォーターマークならば効果があるはず」と考える人も居るかも知れませんが、特定の特徴量を生成できるのであれば、生成した特徴量を反転適用することでウォーターマークなども除去が可能で、もしも除去した部分へ不足するピクセル情報があるのならば、違和感の少ない特徴を用いてピクセル補完を実行可能です。
GlazeやNightshadeが容易に対策可能で実際の効果はプラセボ効果程度ならば、ウォーターマークはイラスト生成AIを好みませんという意思表示くらいの意味しか無いですね。
最後に「あなたは何者なのか?」と思うでしょうから答えますが、私はイラスト生成AIに対する絵師よりも大きく影響を受けているプログラマーですね。より高度なコーディングAIが登場していく度にプログラマーは食えなくなります。
でもプログラマーは生成AIを開発しちゃうんですよ。何故ならば絵師が既存の画材から生成されたデジタルブラシを便利な道具だと感じるように、絵師は暗室へ入らなくても覆い焼きや焼き込み合成をレイヤーとして便利な道具として扱っているように、プログラマーはコーディングAIを便利な道具って感じちゃうんですよね。
今のところイラスト生成AIは画材の匂いや肌触り、厚みなどなどマテリアルな部分を生成できないので、本当に反イラスト生成AIをしたいならばインターネットから切断してパソコン・スマホ・タブレットを破棄して画材を大量に購入しアナログ絵描きになれば良いのです。それが今の最適解。
結構アレだなぁ、と思う日記があったのでちょっとツッコミをしてみる。
私は2桁年ほど漫画やイラストに携わって細々と生活しているクリエイターの端くれだが、正直言ってこの1ヶ月の絵描き界隈の道化っぷりにはひたすら「呆れ返る」以外の感想が持てない。
↑Xの話をしていると思うのだけど、「絵描き界隈」と主語を大きくしているように思う。まあ、Xが絵かきにとって一番大きなコミュニティとは思うけれど。
「11/15にX(元Twitter)の規約が変わる、私達はAI学習に否応無しに同意させられる事になる」
そんなポストが大バズリしたのがつい先月。
実際には、Xのプライバシーポリシーには元々「投稿者のポストをXのAIトレーニングに利用する事に同意する」旨が2023年9月時点で既に記載されている。そもそも日本の法において、学習そのものを拒否する権利は最初から無い。
しかし、その自明であったルールが「聡明な」反AIさんによって「新発見」され、反AIさん達は空が落ちてくるかのように大騒ぎ。
↑「今更そんなことを騒ぎ立てるなんて、情報が遅いねぇ」程度の嫌味ならわかる。ただ自分としては知らなかった人間もそりゃあ居るだろうなくらいに感じていた(利用規約とか改定とか読まない人間も多かろう、特にXを頻繁に見るような人間でないなら今回のバズリで初めて知った人もいるだろうなぁくらいの意味)。
AIに反対してるくせにそんなことも知らないのか、という意見なら一理あるかもしれないけど、2023年9月以降にAIに反対することを決めた人間は最初の改定を知らなくてもおかしくないように思う。
だから空が落ちてくるかのように云々は、新しく知った人が中心になって騒がれているのだから主語は「反AIさん」ではなく「9月頃にあった規約を読んでいなかったので、初めてその規約を知って危機感を持った絵の生成AIに反対する人間」が正しいと思う(長いから略したくなる気持ちはわかるが)。
そもそも深層学習の構造を考えると、億単位の画像を学習している基盤モデルに自分の作品が数十枚食われた程度で、個人の絵柄が再現できるはずもない。そのため当然、特定の作家個人の創作活動が脅かされる事もない。
↑狙い撃ちLoraの話を後半でしているのに「特定の作家個人の創作活動が脅かされる事もない」と主張をするのはちょっと無理があるかなと思う。となるとここは、それこそ後半でも語っている通りまだAIについての知識が浅いのだろう。
それは1年以上前から自分の作品がAIに既に食われ続けているという事実を鑑みれば、今後も影響が無いことぐらい少し考えれば予想もつくだろう。
↑例えば狙い撃ちLoraは作家に悪影響を及ぼしているのでは?あとソースは忘れたので無いものとして扱って貰って構わない意見だが、一部絵描きの名前をプロンプトで指定できるという仕組みがどこかにあったように思う。
……と、思っていたのだが。
「自分の絵がAIに好き勝手されるのは嫌だ」(人間も好き勝手二次創作して金稼ぎしてるが?)←そも二次創作の場合では一次側に拒否されたり、差し止められる事がある。その事を考えると「好き勝手」「金稼ぎ」は少々悪意のある表現だろう。二次創作ではなく勝手に着彩されるとかトレスのほが絵かきの感覚に近いのではないか。
「AIを許容してると思われるのが嫌だ」(そんな個人の主義思想で差別するような人間の集団にいるの?付き合う友達選んだ方がいいですよ)←多分絵描きの友達が少ない、それか本気で本音を語り合える友人がいないんだろうなと感じた。それは勝手な感想だから流すとして、現状絵の生成AIについて静観していた否定寄り中庸派の人がそう言っていただけでは?と思う。自分の立場を勘違いされたくなくて出た言葉なのでは?と。まぁここは自分がそういう立場の人間ばかり見たというだけの話だとも思うが。後半を見るにこの方はそういう集団から抜けた人なのかなと思いついた。
などなど、AIアレルギーと思しき絵描き達の断末魔と、それら1つ1つを数千リポストまでせっせと拡散して「自分達はこんなに苦しんでるんだ」「こんなに多くの人達が賛同しているから自分達は正しいんだ」とアピールする人達。
↑淡々と言えばいいのに、変なところに悪意が漏れている。群れたって何の意味もないのに、程度の意見で良いように思う。
ある者はGlazeやらNightshadeやらで絵を汚すことで安心(=プラセボ効果)を得ようとし、
↑別にXに上げる絵を汚しても(自分はそこまで汚れてるとも思わないが)、学習のされにくい他サイトにオリジナルの絵を上げればよいのだから別にこれを愚かとは思わない。安心のためにやっている人間も居るだろうが、そもそれは悪いことではない。
ある者はXに見限りをつけて他のSNSを探し始め、
ある者は「何故私達が出ていかないと行けないんだ」(お前達がそうしようと決めた事なのに?)と恨み言。
私は、彼らが自分の絵を汚す事で安心や自己肯定感が得られるなら別にそれでも良いと思う。
このへんはファッションと一緒かもしれない。自己満足でしかなくとも、ちょっと高い服やネイル等を身に着けることによって「自分がこの場に居ても良い」という確信が得られる。そうして得た自信や承認が、例え虚栄であろうとも人生をプラス方向に持ち上げていく、そういった側面は少なからずあると思う。
ただ、私が観測する限りにおいては、それら学習阻害技術なりウォーターマークなりが具体的にAI学習の何に対してどういった効力を示すのか、などの技術面を踏み込んで理解している/しようとする絵描きはほぼ居なかった。
↑https://qiita.com/miu200521358/items/5140ce700a9481aa15e3とかを見ればそれを調べてる人もいる。まだ知らない人たちに教えてあげればいい。例えしようとしていなくても、知らせることはできるのだから。
ただただ何となく「それをすることでAI野郎が離れてくれるおまじない」程度の、Xでバズっていた誰かの噂話を鵜呑みにすることでしか技術を理解できない、その程度の浅いリテラシーの人達ばかり。
一部の絵描きは「何で苦労して描いた絵をこうして汚さなきゃいけないの」と被害感情をむき出しにしながらノイズを乗せている体たらくだ。辛いなら汚さなきゃ良いのに。
↑多分自分はリテラシーが高い側だと思っているんだろうけど、そうでもない。「辛いなら汚さなきゃ良いのに」には少し共感するが、それも他サイトに誘導して見てもらえればいいだけの話だと思う。
本当にAIを自分の生業を脅かす技術だと思うなら、何故敵のことを正しく知ろうともせず、自己流で対処しようとするのか。
無学の人間が無い知恵を絞って対策を講じても、的外れにしかならない。
↑自分は知識があると思っている無学の人間が、無い知恵を絞って批判をしようと、的外れにしかならない。自己流で対処というのはどういうことか、敵を知るとは何を指しているのか、何故あなたの観測した絵描きという限られた範囲の話でここまで悪意を噴出させられるのかがわからない。仮に正しい対処をしている人を見つけても、結局この方は認めないだろう。「間違っている」というばかりで、正しいことを広める努力は特にしていないだろう(してたら申し訳ない)。勝手な決めつけをしたあとで言うのは説得力に大きく欠けるが、相手をあまり決めつけで愚かと思わないほうがいい。あなたの観測した範囲の中にも、対処法を探ったり生成AIについて正しく勉強をしている人もいるかもしれない。あなたなりの「正しい方法」とやらがあるのなら周りにそれを伝えれば良い。愚痴が吐きたいだけの人には重すぎるかもしれないが。
「マスクなんて意味がない」「コロナワクチンは人を殺す、イベルメクチンを使おう」
そんなエセ科学で吹き上がる陰謀論のデタラメを、かつて私達は知識を以て一蹴してきた筈なのに、今では絵描きとその信者達が同じ穴の狢となっている。根底は感情論でしかないという点でこれらは同一のものだ。「ワクチンが嫌い」「技術者が嫌い」「AIが嫌い」
↑根底は感情論、の何がいけないかを示していない。感情論であっても、「マスクには意味がある」「コロナワクチンは人を救う」からそれを激しく推奨するという感情論があったとするならそれは正しいと褒められるべきことである。この方は生成AIへの知識がほんの少しだけあり、かつ周囲の人間を自分より知識がないと見下しているから、自分の意見に沿わない人間を「愚かである」「(自分の意に沿わない)感情論である」と言えるのだろう。だから同じ穴のムジナであるのは(一連の行動がまだ正しいことであるか判然としていない今であれば)あなたかもしれないことは注意すべきである。
そして、正しい意見の啓蒙にさえ「冷笑系」とレッテルを貼って、冷笑されたと被害者アピールの火種に焚べ、エコーチェンバーの中に閉じこもる。
↑こういう人間は実際にいる、がこの方はそれを全てだと思ってしまっている。正しい意見とやらがどんなものかはわからないが、この方にとっては正しいもので、それを拒否している人間を見て激しく失望したのだろう。自分にとっても、そういった耳を傾けない自分の殻に閉じこもった人間は好ましくない。
ああ、今日もまた「ぼくの考えた最強のウォーターマーク」が木っ端の絵描きから上がってくる。
それを使うことで学習阻害効果がどれだけあるかどうかの比較検証は?
そんなのある訳がない。これは洗剤のCMじゃなくてただのおまじないなんだから。
↑https://qiita.com/miu200521358/items/5140ce700a9481aa15e3をみればいい。そんなのある訳がある。おまじないだとおもっている人間は誰なのか。
「もちろんやる訳がない。AI無法者は会話の通じない土人達だからな」
「何故AI使用者をモラルが低い、会話の通じない者と断じるのですか?」
「俺のタイムラインじゃみんながそう言ってる!俺も生成AI使用者を犯罪者と罵ったら著作権がどうこうで激詰めされた!」
「著作権違反行為ではない行為を端から犯罪扱いしたら反発を食らうのは当然では?」
「うるさいうるさい!俺達から何も奪うな!AI推進者は全員敵だ!俺達だけが正しいんだ!!」
ああ、私と相互フォローになってくれていた、素敵な絵師サマの先生の中に、こんなにも愚かな思想の持ち主がたくさん紛れていたなんて。自分の人を見る目の無さが恥ずかしい。(全員ではない。数百人フォローしていた中での体感5~6割ぐらいだが……女性の絵描きの方の界隈ではもっと多いだろうね)
↑これで失望したのだろう。まあ著作権違反については議論の余地があるとして、この方は周りの意見に流される人間を軽蔑しているようだ。
完全な決めつけだが数百人フォロー云々の下りは半分嘘だろう。過激な反対派が10人足らずいてそれ以外の反対派も少しだけ見て足して5~6割とみなしたか、そもそもアカウントを過激な反対派の人以外ほぼ見ていないかのどちらかだろう。
過激な人の言動は確かに自分もどうかと思う部分はあるが、数百人のうち5~6割がその愚かな思想とやらを持っているとは思えない。多分この方の体感的には本当に「たくさん」だったのだろう。
私自身の絵描きの視点として生成AIを考えると、生成AI及びAI作品はライバルではありこそすれ、クリエイター業そのものを脅かすほどの力はないと考えている。
↑自分は絵の生成AIはライバルではなくノイズだと考える。クリエイター業はクオリティの面で脅かされるのではなく、生成物の物量と誰でも触れられるという手軽さで脅かされる。個人の作品に触れづらくなり、触れる必要もなくなってしまうという方が正しい。
pixivなどを見るに顕著だが、生成AIの登場後に作品数は急増した。今はAIタグというものがあるが、それをつけていない作品もちらほらある。これが続くと、供給量と需要が釣り合わず、作品は誰かに探されなくなり、探されないうちに埋もれてしまう。
クオリティではなく数が問題で、作品の展示場をゴミまみれにするという意味では商売敵というよりただの敵である(ゴミと感じるかどうかは人によるが展示場に参加した人間にとっては不愉快だろう)。
作品ではなく使う人間と、その人間が生み出せる数こそがクリエイター業の人間にとっての脅威になると、自分は考える。
誰にも見てもらえないなら、どんなに素晴らしい作品も評価されないのだから。
恥ずかしながら私はまだまだAIについて無学のためCNの使い方すらまともに理解していないのだが……少なくとも自分で使った時は決まったキャラクターやシチュエーションを安定して生み出すことはなかなかに難しく、描き手が表現したい物語を過不足なく表現するにはかなり制御が難しいツールだと感じた。ランダムなアイデア出しにはかなり便利だけどね。
↑ここでAIについて無学と言っている。いままでのこき下ろしはなんだったのか。
DLSiteにおける販売数などを見ても、AI主体作品はまだまだ下火で、手描きのイラスト集と比べて1~2桁は販売数が下回る。2年前からずっと、手描きの価値は毀損されてなどいない。私自身、収益も減ったりはしていない。
↑なぜ今しか見えていないのか、生成AIが誰の反感も買わず受け入れられるようになってからでないといずれ収益や価値に影響が出ると思えないのだろうか。
今AI作品が下火なのは、生成AIに対する問題点が完全に払拭されていないからである。現状ではグレーな行為だと認識されているからまだクリエイターへの影響が軽微なだけであると自分は考える。
タグなどを用いて徹底した棲み分けが行えない場合は、現行のクリエイターが殆ど滅びるだろう。
ただ、少なくとも革新的技術であることは間違いないんだから、「無断学習」などというよくわからないレッテルを貼って排除するべき存在ではない。ましてや法を侵さず生成AIを使用している者まで問答無用で簒奪者という扱いにして社会から排除しようとするのは、暴力や差別に他ならない。
↑これも分かる。簒奪者扱いをするは良くない。ソフトの倫理面に問題はあれど、現状ではまだ規制されていないのだから。ただし、革新的技術であることと保護すべきかどうかは別の話である。ソースは忘れたので無価値に等しいが、欧州では規制の流れができつつあるそうだ。そして保護するべきかどうかを決めるのは個人というより社会や時流であり、今はその主張を自分の意に沿うよう引っ張ろうとしている個人が多くいるだけである。我々は意見を主張しながらも、決定に従うほかない。だから現状では否定派肯定派の正しさとやらは存在しない、未決定なのだから。当然倫理は守るべきとは思うので、社会から排除しようという風潮自体は好ましくないが、それにしたって決定に従うほかない。明日にはひっくり返るかもしれない決定に。
インターネットに転がっているものを無断で学習し、個人を特定できない形に組み替えて再利用するのなんて、AIだろうと人間だろうと当たり前にやっていることなんだから。
↑AIと人間の学習は違うものである。@VoQnさんのポストでも遡ると分かる。
生成AIには確かにまだまだ法的な課題もある。狙い打ちLoRAと呼ばれる特定作家個人に絞った学習モデルや、ディープフェイクなんかがそうだね。
しかしそれらの問題を掲げた時、私達が論ずるべきは「それらの問題をどのように規制し、どうすれば安全に生成AIを社会利用できる仕組みを構築するか」のはずだ。
↑同意するが、主語は「絵や動画の生成AI」であり、生成AIではない。それ以外は絵の分野から論じても意味がない。
過度に互いの派閥を敵視しすぎるというのは問題だと自分も思う。が、絵かきの中には食い扶持を減らされると思う人間も居るだろう。そしてその可能性は的はずれなものではないと考える。
排斥はいけないことだが、それを行う人間の感情はどうしたって消せないものだ。
もっとも、話し合いが成り立たないのは陣頭に立つ人間がいないからだと思うが。
個人個人が話し合っても意味はない。チラシの裏の落書きに過ぎないからだ。界隈だの派閥だの言われてはいるが、その実意見を発表する人間が居るだけで、誰も責任をとろうとしていないのだから価値ある疑問にも回答にも意味がなくなってしまう。
だから我々が個人としてするべきなのは、然るべき機関への署名提出や意見提出であって、レスバではない(この日記を否定したくて書いている自分が言えた義理ではないが)。
例えばスマホだって本邦では年間数千件の盗撮被害が発生しているが、それら問題を以て「スマホorカメラを世から根絶しよう」なんて言い出したらただの狂人だ。
しかし絵描き達は、あろうことか「どうすれば生成AIを根絶できるか」「どうすれば絶対に学習されないか」といった妄言を唱え始めた。
残念だけどそれはもう、歩いて月まで行くぐらいには無理な願いだ。イラスト生成に限らず、翻訳、検索機能、ChatGPT等、大規模言語モデルによる生成技術は既に社会の根幹を為すインフラの一部になっている。
↑イラスト系以外の生成AIも規制しようとしている人がいれば、それは生成AIへの拒絶反応だと思うが、現状イラスト系に対して学習を阻害するというのはある種効果的である。
この阻害をスタンダードにしてしまえば、例えば新規IPのキャラは生成AIで生み出しづらくなるだろう。その妄言とやらが案外的を射ていたりするものである。
機械学習エンジニアとして働いている者として、何点か賛同できない点があったので個人的な主張を述べておきます。
深層学習モデルの作成経験はありますが、いわゆる「GenAI」の動向を詳しく追っているわけではなく、GenAIエンジニアでもありません。
ですので、私の解釈が間違っている場合にはコメントをもらえますと幸いです。
-----------------
(引用) そもそも深層学習の構造を考えると、億単位の画像を学習している基盤モデルに自分の作品が数十枚食われた程度で、個人の絵柄が再現できるはずもない。(引用終わり)
イチから学習させる場合には確かにそうですが、悪意ある一般ユーザーの多くが行うのはLoRAであり、これは汎用的な生成AIに数十枚の特定スタイルの画像を追加学習させることでファインチューニングを行うものだという認識です。
これには数十枚の画像があれば十分なので、「個人の絵柄が再現できるはずもない」というのは間違いではないでしょうか?
参考1:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000051.000100410.html
参考2:https://note.com/mioha_0308/n/n3b9a40b2c08c
参考3:https://w.atwiki.jp/genai_problem/pages/18.html
-----------------
(引用) ある者はGlazeやらNightshadeやらで絵を汚すことで安心(=プラセボ効果)を得ようとし、(引用終わり)
GLAZEについては、単にそれっぽいノイズを加えるのではなく、Style transferを行うことで、生成AIにスタイル特徴の特徴空間を誤認させるものだという理解をしています。
実際に論文中でも、スタイルを誤認させることに成功しています。
これはAdversarial Attackのように、人間には一見同じように見える画像でも、生成AIには全く異なるものに見えるように画像を変換しているものだという認識です。
GLAZE, Nightshadeを実際に検証した記事を見てみると、たしかにLowフィルターだけを使用した場合にはあまり効果はなさそうですが、Highフィルターを使用した場合には一定の効果はあるように見えます。
(Lowフィルターだけをかけても効果が薄いという主張であれば、賛同します)
参考1:https://qiita.com/heart_mugi/items/aa88e78add3ee138858a
参考2:https://tech.preferred.jp/ja/blog/nips17-adversarial-learning-competition/
参考3:https://qiita.com/miu200521358/items/81439ba159d836faa0f4
-----------------
GlazeやNightshadeに本当にプラセボ効果しかないなら放置しても別に困らないのにやたら叩く反反AIが多いのって実際は効果あるからなのかね。
お茶に尿をたった1滴入れる程度では毒としての効果はなく、飲んだ人は別に病気にならないかもしれませんが、飲まされたくないですよね
私は2桁年ほど漫画やイラストに携わって細々と生活しているクリエイターの端くれだが、正直言ってこの1ヶ月の絵描き界隈の道化っぷりにはひたすら「呆れ返る」以外の感想が持てない。
────────────
そんなポストが大バズリしたのがつい先月。
実際には、Xのプライバシーポリシーには元々「投稿者のポストをXのAIトレーニングに利用する事に同意する」旨が2023年9月時点で既に記載されている。そもそも日本の法において、学習そのものを拒否する権利は最初から無い。
しかし、その自明であったルールが「聡明な」反AIさんによって「新発見」され、反AIさん達は空が落ちてくるかのように大騒ぎ。
そもそも深層学習の構造を考えると、億単位の画像を学習している基盤モデルに自分の作品が数十枚食われた程度で、個人の絵柄が再現できるはずもない。そのため当然、特定の作家個人の創作活動が脅かされる事もない。
それは1年以上前から自分の作品がAIに既に食われ続けているという事実を鑑みれば、今後も影響が無いことぐらい少し考えれば予想もつくだろう。
……と、思っていたのだが。
「自分の絵がAIに好き勝手されるのは嫌だ」(人間も好き勝手二次創作して金稼ぎしてるが?)
「AIを許容してると思われるのが嫌だ」(そんな個人の主義思想で差別するような人間の集団にいるの?付き合う友達選んだ方がいいですよ)
などなど、AIアレルギーと思しき絵描き達の断末魔と、それら1つ1つを数千リポストまでせっせと拡散して「自分達はこんなに苦しんでるんだ」「こんなに多くの人達が賛同しているから自分達は正しいんだ」とアピールする人達。
ある者はGlazeやらNightshadeやらで絵を汚すことで安心(=プラセボ効果)を得ようとし、
ある者はXに見限りをつけて他のSNSを探し始め、
ある者は「何故私達が出ていかないと行けないんだ」(お前達がそうしようと決めた事なのに?)と恨み言。
私は、彼らが自分の絵を汚す事で安心や自己肯定感が得られるなら別にそれでも良いと思う。
このへんはファッションと一緒かもしれない。自己満足でしかなくとも、ちょっと高い服やネイル等を身に着けることによって「自分がこの場に居ても良い」という確信が得られる。そうして得た自信や承認が、例え虚栄であろうとも人生をプラス方向に持ち上げていく、そういった側面は少なからずあると思う。
ただ、私が観測する限りにおいては、それら学習阻害技術なりウォーターマークなりが具体的にAI学習の何に対してどういった効力を示すのか、などの技術面を踏み込んで理解している/しようとする絵描きはほぼ居なかった。
ただただ何となく「それをすることでAI野郎が離れてくれるおまじない」程度の、Xでバズっていた誰かの噂話を鵜呑みにすることでしか技術を理解できない、その程度の浅いリテラシーの人達ばかり。
一部の絵描きは「何で苦労して描いた絵をこうして汚さなきゃいけないの」と被害感情をむき出しにしながらノイズを乗せている体たらくだ。辛いなら汚さなきゃ良いのに。
本当にAIを自分の生業を脅かす技術だと思うなら、何故敵のことを正しく知ろうともせず、自己流で対処しようとするのか。
無学の人間が無い知恵を絞って対策を講じても、的外れにしかならない。
そんなエセ科学で吹き上がる陰謀論のデタラメを、かつて私達は知識を以て一蹴してきた筈なのに、今では絵描きとその信者達が同じ穴の狢となっている。根底は感情論でしかないという点でこれらは同一のものだ。「ワクチンが嫌い」「技術者が嫌い」「AIが嫌い」
そして、正しい意見の啓蒙にさえ「冷笑系」とレッテルを貼って、冷笑されたと被害者アピールの火種に焚べ、エコーチェンバーの中に閉じこもる。
ああ、今日もまた「ぼくの考えた最強のウォーターマーク」が木っ端の絵描きから上がってくる。
それを使うことで学習阻害効果がどれだけあるかどうかの比較検証は?
そんなのある訳がない。これは洗剤のCMじゃなくてただのおまじないなんだから。
「もちろんやる訳がない。AI無法者は会話の通じない土人達だからな」
「何故AI使用者をモラルが低い、会話の通じない者と断じるのですか?」
「俺のタイムラインじゃみんながそう言ってる!俺も生成AI使用者を犯罪者と罵ったら著作権がどうこうで激詰めされた!」
「著作権違反行為ではない行為を端から犯罪扱いしたら反発を食らうのは当然では?」
ああ、私と相互フォローになってくれていた、素敵な絵師サマの先生の中に、こんなにも愚かな思想の持ち主がたくさん紛れていたなんて。自分の人を見る目の無さが恥ずかしい。(全員ではない。数百人フォローしていた中での体感5~6割ぐらいだが……女性の絵描きの方の界隈ではもっと多いだろうね)
────────────
私自身の絵描きの視点として生成AIを考えると、生成AI及びAI作品はライバルではありこそすれ、クリエイター業そのものを脅かすほどの力はないと考えている。
恥ずかしながら私はまだまだAIについて無学のためCNの使い方すらまともに理解していないのだが……少なくとも自分で使った時は決まったキャラクターやシチュエーションを安定して生み出すことはなかなかに難しく、描き手が表現したい物語を過不足なく表現するにはかなり制御が難しいツールだと感じた。ランダムなアイデア出しにはかなり便利だけどね。
DLSiteにおける販売数などを見ても、AI主体作品はまだまだ下火で、手描きのイラスト集と比べて1~2桁は販売数が下回る。2年前からずっと、手描きの価値は毀損されてなどいない。私自身、収益も減ったりはしていない。
ただ、少なくとも革新的技術であることは間違いないんだから、「無断学習」などというよくわからないレッテルを貼って排除するべき存在ではない。ましてや法を侵さず生成AIを使用している者まで問答無用で簒奪者という扱いにして社会から排除しようとするのは、暴力や差別に他ならない。
インターネットに転がっているものを無断で学習し、個人を特定できない形に組み替えて再利用するのなんて、AIだろうと人間だろうと当たり前にやっていることなんだから。
生成AIには確かにまだまだ法的な課題もある。狙い打ちLoRAと呼ばれる特定作家個人に絞った学習モデルや、ディープフェイクなんかがそうだね。
しかしそれらの問題を掲げた時、私達が論ずるべきは「それらの問題をどのように規制し、どうすれば安全に生成AIを社会利用できる仕組みを構築するか」のはずだ。
例えばスマホだって本邦では年間数千件の盗撮被害が発生しているが、それら問題を以て「スマホorカメラを世から根絶しよう」なんて言い出したらただの狂人だ。
残念だけどそれはもう、歩いて月まで行くぐらいには無理な願いだ。イラスト生成に限らず、翻訳、検索機能、ChatGPT等、大規模言語モデルによる生成技術は既に社会の根幹を為すインフラの一部になっている。
イラスト生成のみを排除する法規制を願うことは、「無断学習」によって成り立っているそれらを真っ向から否定することになる。そんな無茶苦茶が通るはずもない以上、その願いはただのワガママでしか無いだろう。
それを受け入れられない絵描き達は、今も #NOMORE無断生成AI などのタグ付けでさも自分たちが正義の側にいるかのように喧伝する。
著作権の大前提たる類似性や依拠性の話をすっ飛ばし「人のものを取ったらどろぼう!」程度の解像度で、自分達の意にそぐわない者をネットリンチで黙らせる。
法で論破されて涙目になりながら、生成AI根絶法などという、来るはずもないスーパーヒーローが颯爽と現れてAIロジハラ野郎共をやっつけてくれる事を夢想する。
AI生成者にフォローされたと見るや「泥棒にフォローされた。気持ち悪いからブロックしました……」などと、その人が具体的に何の罪を犯しているかも示さず、まるでアリを潰すかのような勢いで名誉毀損を仕掛けながら被害者アピールをポストし、お仲間にヨシヨシしてもらおうとする。
そして、「自分の作品を削除する」「ノイズ(学習されないおまじない)をかける」などの行動よって、社会にとって既に当然として受け入れられている生成技術に一矢を報いているつもりになる。
Xの規約は11/15前後で何も変わっていない、もう既にあなたの作品は学習され尽くしているというのに。
生成AIに対する誤解とデマに踊らされた彼らは、癇癪の勢いのまま自らの作品を傷つけ破壊し、最も拡散力のあるSNSの1つを捨て去る道を選んだ。この幼稚な結末は、集団自滅以外の何者でもないだろう。
そうしてこの騒動は、ただただインフルエンサーという名の親鳥が生成AIを嫌いになるための餌を運んでくれるのを待つことしかしなかった、司法への働きかけを怠った反AI達のラダイト運動未満のキャンセルカルチャーの末路として、10年後には笑い種として教科書に記載されるのだろう。
────────────
私が細々と絵を描き続けてきた人生で、私は多くの仲間に支えられ、いつしか自身のIPを抱えるまで成長させてもらった。
「この人、素敵な絵を描く人だな。いつかこの方にお金を払ってゲストイラストとか依頼してみたいな」
そう思っていた絵描きの先生方は、反AI思想に狂って皆おかしくなり、私の人生で決して関わりたくない者リストの一員に堕してしまった。
2年前にNovelAIが登場してその生成物を見たとき、こんな性癖も主題もあやふやな作品達にはあまり魅力を感じないな、と思っていた。
しかし今では正直、AI作品の方が見ていて落ち着くよ。生成ユーザーが技術的な向上心を以て日々クオリティアップに励んだ努力の結果が作品に表れているのもそうだが、一番の理由は……彼らは「AI学習禁止」などという存在しない権利を振りかざして、無実の集団を犯罪者呼ばわりするレイシストじゃないからね。
正直、推しの作家さんが作品を消してしまうのは悲しい。が、技術の進歩にとって有害なデマを撒き散らし、自作を切り付けるリスカによって無知蒙昧を晒す痴態を眺めるぐらいなら、これからはもう私が保存したアルバムの中だけの「素敵な絵を描いていたあの先生」という思い出でいて欲しい。
反AI、改め「名誉毀損&差別&キャンセルカルチャーだいすきならず者集団」の皆様へ。
どんなにダブスタだオキモチだと批判されても己が道を貫き、お引越し先の方では心穏やかに創作活動を続けられる事をお祈り申し上げます。
https://anond.hatelabo.jp/20240904005812
https://anond.hatelabo.jp/20240904185451
清潔"感"を考える上で肌が重要であることは首肯する。が、そうであるならどういった肌の状態を目指すべきで、そのためにどんな成分が必要かということを語るべきじゃないのか。スキンケアのスの字も知らない人間に化粧水だの乳液だのオールインワンだの語ったところで、それが一体何になるのか。必要性を理解させられるような情報がそこに無ければ、それは空虚な念仏と一体何が違うと言うのか・・・・・・
と一連の増田たちを読んで勝手に憤慨した勢いで、自分なりに意識していることを記してみることにした。
一読すれば分かると思うが、増田は美容医療や皮膚科学についてド素人だ。なのできっと以下の内容には専門家から見てデタラメな内容がたくさん含まれていることと思う。もしそのような記述を見かけたらこの馬鹿が!顔を洗って(※保湿も忘れずに)出直してこい!という罵りを添えても構わないので、間違いを訂正してこれを読んでいる人達に正しい知識を授けてやってほしい。
そもそも、なぜ洗顔後に基礎化粧品を使う必要があるのかというと、それは角質層の成分を補うためだ。角質層は肌の最も外側に位置し、水分の蒸発を防いだり、異物による刺激や侵入を防ぐバリア機能を担っている。多くの肌荒れは、このバリア機能が損なわれることに起因すると言っていい。洗顔後は角質層からさまざまな成分が洗い流されバリア機能が低下するため、すぐに補う必要があるというわけだ。
バリア機能の中でも特に重要なのがセラミドだ。セラミドは細胞間脂質層に存在し、水分子と密接に結びついて(ラメラ構造)、皮膚の水分蒸発を防ぐ。また、外部からの刺激から肌を保護する役割も果たす。セラミドや、類似の分子構造を持つ擬似セラミドは、皮膚に塗布することでバリア機能を向上させることが実験で確認されている。つまり、セラミドが含まれた美容液や化粧水の使用は、バリア機能を強化し肌荒れの防止に貢献するということだ。
グリシルグリシンは毛穴ケアに有効とされている。この成分のことを知ったのは以前に化粧水デュエリスト増田(https://anond.hatelabo.jp/20240516134432)が紹介していたからだ。
毛穴が開いて黒ずんでいたり凸凹しているのがどういう状態かというと、これは毛穴周囲の炎症として説明される。皮脂に含まれる不飽和脂肪酸が増加するとなんやかんやあって肌細胞内にプラスイオンが増加し、これが毛穴の炎症を引き起こす原因となる。
これを防ぐ方法としてまず考えられるのは皮脂内の不飽和脂肪酸を減少させるという方法だが、そうではなく細胞内のイオンバランスを適正な状態に戻すという効果を期待されているのがグリシルグリシンという物質である。肌細胞にマイナスイオンを送り込むというアプローチを取るのであれば単に塗布するのでなくイオン導入をしなければ効果が薄いのでは?と思うが、塗布によっても効果が確認されているようである。ググるとそれらしい記事が引っかかるので確認されたし。
成分でなく指標名だが、検索するときのキーワードとして一緒に挙げた。
日焼け止めについては既に元増田が追記している(https://anond.hatelabo.jp/20240905170633)ので詳細を省くが、シワや色素沈着は加齢による老化よりも紫外線による老化、いわゆる光老化による影響が大きいと知られている。SPFは紫外線B波(UVB)、PAは紫外線A波(UVA)への耐性を示す指標であり、これらに優れた日焼け止めを当増田は外出前に必ず使用するようにしている。日中であれば徒歩30秒圏内のコンビニに行く時も必ずである。
ここ数年、男性向けの美容品が注目されてきており、それについてはルッキズムの観点等からはてなでは賛否両論なのだが、当増田としてはとても歓迎している。
理由は多々あるが、中でも一番大きいのは、消費者層が多様化することによる美容業界のエビデンスレベルの向上を期待しているからだ。一連の増田の中で美容分野の根拠の弱さを指摘するコメントが散見されるが、これらは傾聴すべき問題意識だと考える。先日ドライヤーの宣伝文句が話題になったが、本当に笑い事ではない。医学や栄養学の分野ではエビデンスが重視されるようになり、ランダム化比較試験やそのメタ分析(システマティックレビュー)といったエビデンスレベルの高い研究方法が採られるようになっていったが、美容の分野はその水準にまだあまり追従できていないように思える。
自分は20代後半男性増田なんだけど、泡で柔らかく洗顔みたいなセオリーって本当に正しいんですかね?n=1の話をすると、自分がそれをやってた頃は見事な吹き出物顔で、ケミカルピーリングやイオン導入、レーザー治療等を数年続けて抗生物質まで処方してもらっても全然改善しなかったのが、メントール匂いしてツブツブ入りの洗顔料でゴシゴシという明らかに定説から外れた洗顔方法に切り替えた途端に見事に治ったんだよね。勿論、しっかり洗った感によるプラセボ効果だったり、生活習慣、気候や情勢、心身コンディションの変化等の他の原因の可能性も否定しきれないから積極的に他人に推奨はしないけど。というか、このn=1を読んで僅かでも真似しようと思ったのなら、それはお前が肌トラブルを抱えているという証拠だ。こんなもの無視して皮膚科に行け。専門家の意見以外を耳にも目にも入れるな。男女の皮脂分泌量ってホルモン分泌の性差による差異がある可能性があるので、男性には男性のセオリーが必要なんじゃないかと思っている。
ある程度ブックマークも付き専門家らしき人の目にも留まったようなので、役目を終えた煽り気味文言は削除しました。
削除前の内容を読みたい方は↓
https://megalodon.jp/2024-0907-1234-49/https://anond.hatelabo.jp:443/20240905230819
https://anond.hatelabo.jp/20240906180949
腸のあたりがパンパンに張ってキリキリと差し込むような強烈な痛み。指で腹のあたりを触ると固い。中で詰まってる。
夜中1時に痛みで目が覚め、一人で脂汗をかきながら布団の中で悶絶していた。指先は冷たいのに全身が汗でぐっしょり濡れている。
救急車だけは呼ばないようにしたかった(身近な人間に便秘で夜中に救急車を呼んだ人がいるため)。
とりあえず、まずは痛みを抑えるためにロキソニンを飲んだ。そのあと布団乾燥機をつけて、お腹と手足の先を温めつつ腸のあたりをマッサージ。
15分くらいするとプラセボ効果なのかもしれないが、僅かに痛みがやわらいできた。
30分くらいしたら、ふたたび眠れるくらいには痛みがやわらいだ。
朝7時に起きると痛みはおさまっていたが、腹は相変わらずパンパンに張っていて苦しい。
朝9時30分頃、ようやく起き上がることができたのでコーヒーを淹れて飲んだ。
コーヒーで消化管が刺激されたのか4〜5日ぶりの便意を感じトイレに直行。
今までの経験上、ここで慌てて出そうと力むとロクなことにならないことを知ってる。肛門が切れたり、固い便が途中で詰まって動かなくなったりするのだ。
無事、肛門が切れることもなく綺麗さっぱり出すことができた。出産したあとってこんな気分なのかも。
みんなも便秘には気をつけよう。
数種類試せばほとんどの奴に効く薬が見つかるよ
劇的かは個人差が大きいけど、プラシーボでもなんでも多少でも楽になるなら月数千円の出費は安いもんだよね
ほちゅうえっきとう(ツムラなら41番)やジュウゼンタイホトウ(ツムラなら48番)あたりがうつ関係では効くとされているかな
リーマス、ラミクタール、ラツーダ、エビリファイ、セロクエルを試したが双極うつに効果なし
漢方薬は抑肝散加陳皮半夏を処方されたが、非常に弱い抗不安効果を感じる程度だった
双極診断前のうつ病診断時にはルボックス、パキシル、レクサプロ、イフェクサーを十分量、十分期間服用していたが、そこまでバシッとは決まらなかった
色々服用してみて感じたのは、プラセボ効果があるのは服用開始直後のみということだった
マイナスイオン効果とかはプラセボ効果を経由して人体に作用する。
それは「マイナスイオン効果」という言葉を創らなければ存在しなかった作用だ。
また、科学リテラシーの向上とともに薄れていく。
一方でメディアがどれだけ効力を発揮するかという強力/限定効果論は直接人間社会に作用する。
メディアの多様化や情報リテラシーの向上で強力/限定、どちらの方向にせよ変わっていく。
表現規制にしろ、メディアの影響力にしろ、なくなることはない(直感)と思う。
以上まとめると
「マイナスイオン」とかは個人に作用する些末な疑似科学なので、例としては捨象するものが多すぎる。
そして、わかっているとは思うが貴方の求めているのは「マイナスイオンや水の伝言との違い」ではないよ。トークストレートで頼む。
100万注ぎ込んだらプラセボ効果も凄そう