はてなキーワード: 中選挙区とは
選挙の日の夜、メディアには開票速報が流れる。刻々と変わる票数や当落ライン、そして劇的な「逆転」に胸を躍らせる者も少なくない。しかし、その数字の動きには、選挙の種類や開票作業に起因するいくつかの特徴と注意点がある。都議選が終わり、今度は参院選が始まろうとしている。開票速報の数字の背景を理解すれば、より冷静に、そして一層興味深く選挙の夜を過ごすことができるはずだ。
国政選挙や知事選が代表的だが、選挙によっては選挙区内に複数の開票所が存在する。開票作業は得てして票数が少ない方が早く進む。そのため、こうした選挙では、票数の少ない開票所(主に田園部)の数字の方が早く速報に反映される。一方、票の多い都市部の開票所の数字は比較して遅れるため、中盤までは非都市部の開票結果が速報の大部分を占める。その後、票田である都市部の開票の数字が反映されることとなる。都市部で支持を集める候補が終盤に票を伸ばし「逆転」するという展開はこれに起因する。都市部と田園部を抱える知事選においてまま見られるところだ。
開票所によっては、得票台に積み上げる(中間速報として流す)票数に気を遣っている。あくまで中間といえど、各速報間で候補者の順位が入れ替わるのはあまり良いものではないためだ。情勢報道やぱっと見の割合による印象を加味して、横並びにする、差をつける等の判断をすることとなる。なお、念のために言っておくが、これは確定票数を操作しているという話ではない。
しかし、そうした開票所であっても、中選挙区や大選挙区などの候補者の数が多い選挙では見た目の印象による票の比率は判断し難い。地方議会議員選挙など情勢報道に乏しい選挙ではなおさらである。
そのため、開票が済んだ分をとにかくそのまま速報に反映するわけだが、結果として開票の進行とともに順位が激しく入れ替わる「逆転」が発生することとなる。これは、先述のとおり地方議会議員選挙でよく見られる。
ちなみに、私が最近見ていたとある自治体の議員選では、中間で中位につけていた候補者の票数の増加がぴたりと止み、そして落選していた。
開票においては、判読が難しい票(疑問票)や複数候補者に割り振るべき票(按分票)が発生する。疑問票については判定に時間を要するため終盤に計上される。候補者の名前が書きづらい場合や、一部の文字が他の候補者と同じ場合、こうした疑問票で有効とされたものが積み上げられて「逆転」が生じる。
他方、按分票は、非按分票の比率に応じて計算されるため、その数字は開票結了直前になってようやく算出できる。算出の性質上、按分の対象となる候補者間でその按分票による順位の入れ替わりはない。しかし、他の候補者との間では「逆転」となる可能性がある。
色々と書いたが、何より留意すべきなのは投票箱の蓋が閉まった瞬間に、結果は決まっているという点だ。開票作業とは、確定している票の中身を確認し、数え上げる作業に過ぎない。開票速報でいくら「逆転」が繰り広げられても、票そのものは動かず、既に決まっている結果の見え方が変わっているだけだ。
選挙速報は、単なる数字の羅列ではない。その背後にある開票作業の順序や構造を理解することで、速報の動きの意味が見えてくる。開票速報の数字の動きに惑わされず、確定した結果を確認する過程として冷静に楽しむ。その姿勢を忘れてはならない。
http://finalvent.cocolog-nifty.com/fareastblog/2025/06/post-edd399.html
れいわ新選組は45,539票(0.87%)であらかたの予想に反して0議席であり、すでにこれらの不満吸収型の政党は賞味期限切れとなってきた可能性がある。
全くそうだね。
れいわの敗北は、「ポピュリズム界隈」の有権者の動向ということになるけれど、彼らが政治に求めていることが少しずつ変わってきた、そんな空気を感じる。
「既存政党への不満や幻滅」の波にのって「反体制的立場や痛快な批判」をぶつけていくスタイルは、初期のころの維新もそうだったし、今回の「再生の道」もある意味その路線だ。
個人的な印象だけれど、それに代わって陰謀論扇動型の政党が台頭してきたんじゃないか。
有権者をひきつけるには、これからは陰謀論をうまく利かせることだよ、ということになるか。
なお、弁当氏の前半の論旨「死票が奇妙な呪いを残す」には、賛同できない。
全選挙区で敗北したこと。しかも少数政党に有利といわれる中選挙区での全選挙区での死票の意味は、
票の分散のせいだということではないはずだ。
各区においてそれぞれ支持者数が絶対的に足りなかったということを突き付けられたにすぎない。むしろ全選挙区に候補者をたてたことによってまたとないベースライン調査となった。
選択と集中という、支持者層と選挙区の分析に基づく対応では歯が立たないことを証明している。
制度のせいではなく、結果的に、政治的な未成熟が有権者の声として現れただけじゃない?
有権者も「再生の道、頑張ってたけど、まだ弱いね」「知名度が低いし、誰か知らないし」「政策とか公約もよく分からなかった」
との声が多かったのでは?
①1981年、父の死後、 真っ先に葬儀に駆けつけてくれた 田中角栄氏の助言で政界を目指すも 田中派ではなく中曽根派からの立候補。
田中角栄を裏切る。
田中派に既に候補がいたから、田中角栄が「石破を預かってくれ」と別派閥に頼んだ
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/83504?page=4
田中角栄元総理の「木曜クラブ」事務局にいる石破茂氏を擁立しようとなった。
角さんからミッチー宛に電話があり、例のダミ声で「みっちゃん、石破のせがれ預かってくれんかね。頼むよ。」という感じだった。中選挙区ですでに田中派には平林鴻三代議士がいたからである。
元は石破が安倍と対立していた時期にネトウヨが作ったものらしいが、最初から間違っている
https://anond.hatelabo.jp/20241025164433
①1981年、父の死後、 真っ先に葬儀に駆けつけてくれた 田中角栄氏の助言で政界を目指すも 田中派ではなく中曽根派からの立候補。
田中角栄を裏切る。
田中派に既に候補がいたから、田中角栄が「石破を預かってくれ」と別派閥に頼んだんだよ
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/83504?page=4
田中角栄元総理の「木曜クラブ」事務局にいる石破茂氏を擁立しようとなった。
角さんからミッチー宛に電話があり、例のダミ声で「みっちゃん、石破のせがれ預かってくれんかね。頼むよ。」という感じだった。中選挙区ですでに田中派には平林鴻三代議士がいたからである。
その次の
②1993年 非自民の細川連立政権が成立。 自民党が野党に転落すると、 立て直しに四苦八苦する森喜朗幹事長に 「私はね、政権与党にいたいんです。自民党の歴史的使命は終わった」 と捨て台詞をはき離党届。
自民党を裏切る。
中選挙区の時代に自民党内で派閥が入れ替わってたのは日本的民主主義の一つの形だったと思うんだよな
主流派にならなかった人たちも多少は政権運営に関わってノウハウを身に着けておいて、自分らが主流派になった時に実務に困ることがない仕組みに(意図せず)なっていた
事実上の政権交代は出来ていたのに、政権交代が起こりやすい仕組みとして小選挙区制が導入されて、却って政権交代が起こらないようになってしまったように見える
たまには自民党以外に政権任せてみるか、ではノウハウを持たない素人集団が政権を担うことになってどうせうまくいかない
アメリカ式に頻繁に2大政党が政権交代するか(これを目指して上手くいかなかった気もするが)、ヨーロッパ式に多数の党が連立政権になるか、昭和の日本方式で行くか、そのあたりが答えになるんだろうか
おいおい これって官邸に潜り込んでいた半島のスパイってことだよね
自民党の河村建夫元議員にインタビューした韓国紙が、同氏について「日韓関係が改善するように物心両面で努力した政治家」とし、「韓国政府が日本総理官邸の雰囲気を把握する際、河村氏に隠密に連絡していた」と報道。同メディアは「信頼に値する人物だ」と称賛した。
記事内で同メディアは、河村氏について「1990年、山口県・山口3区(中選挙区の旧山口1区)で初めて当選して以降、続けて10選した。2003年に(小泉内閣で)文部科学相、2008年に(麻生内閣で)官房長官として政府の要職も経た。執権与党である保守系の自民党内で代表的な”知韓派”として知られる」とした。
また、「韓国をよく理解するだけに留まらず、韓日関係が改善するように物心両面で努力した政治家だ。韓国側が、日本総理官邸の雰囲気を把握する際には、河村前議員に隠密に連絡していた。それくらい韓国側から見たら、”信頼できる人”ということだ」と報じた。
いわゆる野党共闘のことをそう言ってるみたいだけどさすがにカマトトすぎんか?
小選挙区の導入は結局二大政党制を企図してのものだったし「民意の反映より民意の集約を」がコンセプトだったわけでしょ?
反映については比例代表の方が担当するわけだけど小選挙区の方が定員は多いから当然全体としては集約機能が強めに出る。
つまるところ、いわゆる野党共闘は小選挙区制の民意集約機能が期待するところでしかない。予期されてたものをハックと言うのもおかしいでしょう。
けどまあこういう政局的な話になるから小選挙区制って嫌いなんだよなあ。
中選挙区制よりも小選挙区制の方が政策論争になるって話全くの嘘だったと思うわ。
こういうこと書くと「民意を得られない(?)のを民意の反映ができてないとか言って選挙制度のせいにするな」と反論されたものだが…。