はてなキーワード: 相場とは
https://x.com/NewbiePilots/status/1987409966609863089?t=j99K7PWGEs7d98Iii3rIGA&s=19
(アラサーで)年収1,000万円だと、受験や就活でそれなりに結果を残してきた層です。そんな彼らが都心でタワマンを買おうとすると、今の相場では手が届かず、「競争に勝ってきた自分たちが買えないなんて、誰が買えるんだ」という気持ちになりがちです。
今タワマンが億突破だのなんだの騒いでるけど、23区から電車で1時間も郊外に出ればその半額で新築一戸建が買えるのに。1億出してウサギ小屋に住みたいという、その熱意が分からん。
24歳元地下アイドルに6000万貢ぎ殺人という痛ましい事件が起きたので思ったことを書く。
今から書くことは上から目線のアドバイスではなく、あくまで事実を書くのでそれを読んで参考にするかは自由。
俺も似たようなことやった経験があり、今でもP活は続けている。なので犯人の気持ちが良く理解できるので、犯人の思考を解説する。
まず結論から言うと、「P活が悪い社会悪」という話とは切り分けて考えたほうが良い。この事件は”相場がわかっていない無知な人を騙した事件”だ。
普段から遊び慣れていて風俗なども経験すれば一回5万という金額が馬鹿げてることは誰でもわかる。(さらに釣り上げられたらしいが)
それとは別に、なぜ犯人が貢ぎ続けたのか経験者の俺が解説する。
”いつか無料で会える関係になれるのではないか”と夢を見てしまうと貢ぎ続けてしまう。
これはP活に限らない。女性配信者、Vtuberへの貢ぎも同じ。いつかプライベートで会える関係になれるのでは?と期待してしまうと歯止めが効かなくなる。
まぁ冷静に考えればなれるわけないんだけどな。10代20代の女の子の理想は10代20代のイケメンなわけで、同年代のイケメンと暮らすのを目標としているのにおじと暮らすわけがない。(書くまでもないが)
プライベートに介入できる関係になりたい、なれるのではないか?という勘違いから大金貢ぎはスタートする。
じゃあどうすればいいのか。P活とかやめるのが一番だけどそういう問題じゃない。本質はそこにない。問題の本質はプライドの高さだ。
大金を貢ぐ思考になる奴はたいていプライドが高い非モテだ。プライドが高いので「自分はいつか一緒になるために貢いでるのであってP活ではない」と本気で考えてしまう。
大事なのは ”俺は若い子と性行為がしたいだけのクズなんだ” と認めることなんだよね。あ、俺ってカス人間なんだと認めるのが一番大事。
そこをちゃーんと抑えてP活とか女遊びとか配信見れば大金貢いだりしなくなる。詐欺に引っかかる時は「この子を救いたい」だの「この子のためになりたい」とか勘違いする時だから。
いやいや俺はただ性欲で動いてるだけのカスでしょって自分を見つめ直せばひっかからない。
今の俺は自分をカスと認識してるので性欲処理とわりきってとても安い値段でOKしてくれる好みの女性と定期的に会っている。ただ性欲処理するだけなので何の感情もない。
あともう一つ大事なこと。この犯人のおじさんは24歳に貢いだみたいだけど、本当にその金額を払う価値があるのか一旦落ち着いて考えるべき。
いわゆるハンドでの抜きありタイマッサージ店で、相場通りの一回一万円しか取っていなかったから、「少女」を売りにしたビジネスをする気がなかったんだと思う。
親の側はもともと子供を利用するつもりだったかも知れないが、店側は単に代わりの人を連れて来たと思ったら子供だったという感じじゃないかな。
このモデルの収益性は、単に裁判で勝訴して得られる「賠償額」よりも高くなる可能性がある一方で、確実性やコスト面でのリスクも存在します。
| 金額の相場 | 裁判での賠償金(慰謝料) | 示談金(和解金) |
|---|---|---|
| 個人 | 10万〜50万円程度 | 10万〜100万円程度(案件次第でこれを超える場合もある) |
| 法人 | 50万〜100万円程度 | 10万〜100万円程度(案件次第でこれを超える場合もある) |
| 金額の決定要 | 因裁判所が過去の判例や損害の程度に基づいて厳格に決定する。 | 被害者側と加害者側の交渉によって合意形成されるため、被害者側の主張が通りやすいことがある。 |
| 収益のタイミング | 裁判の確定まで時間がかかる(特定から1年以上かかることも)。 | 交渉が成立すれば早期に収益化が可能(数ヶ月程度)。 |
| 訴訟費用の回収 | 裁判所が認めた分のみ。 | 示談交渉で、特定にかかった費用を上乗せして請求できる可能性がある。 |
| 加害者の状況 | 加害者の資力に関わらず、裁判所の判断通りに判決が出る。 | 加害者が刑事責任や社会的制裁を恐れ、早期解決を望む場合、高額になりやすい。 |
示談金は、法的な慰謝料の相場に拘束されないため、以下の要因で収益性が高くなる可能性があります。
加害者側は、訴訟による時間、費用、精神的負担、そして家族や勤務先に知られるリスクを避けるため、相場以上の示談金を支払ってでも早期に解決したいと考えることが多いです。
投稿者の特定にかかった弁護士費用や裁判費用(数十万円から数百万円)を示談金に上乗せして請求することが交渉の材料になりえます。
裁判所を通さないため、不当に高額な示談金を要求するという行為が問題視されることがあり、これが「ビジネス」として成立してしまう側面があります。
示談金を請求しても、加害者に支払い能力がなければ、合意に至らなかったり、回収が困難になったりするリスクがあります。
加害者が示談に応じず、裁判を選択した場合、被害者側は改めて訴訟を起こす必要があり、時間と費用がかさむことになります。
匿名投稿者を特定するための費用(発信者情報開示請求)は、示談が成立しなかった場合、被害者側の持ち出しになるリスクがあります。
「誹謗中傷+示談金ビジネス」モデルは、被害者側が有利な交渉材料(訴訟リスク、社会的制裁リスク)を背景に、裁判所の相場を超える金額を比較的早期に得られる可能性があるため、収益性が高いと見なされています。しかし、これは意図的に炎上を誘発し、法制度を金銭目的で利用するという点で、極めて倫理的な問題があり、社会的な批判や、将来的な法規制の対象となる可能性も指摘されています。
「炎上を誘発し、誹謗中傷で訴訟を起こして賠償金を得る」というビジネスモデルは、「誹謗中傷ビジネス」と呼ばれ、倫理的な問題や法的なリスクが指摘されています。
このビジネスモデルにおける収益(賠償金)についてですが、一般的にネット上の誹謗中傷で請求できる損害賠償額の相場は、被害の内容や裁判所の判断によって大きく異なります。
| 損害の種類 | 被害者が個人の場合 | 被害者が企業・事業者の場合 | 補足事項 |
|---|---|---|---|
| 名誉毀損 | 10万円〜50万円程度 | 50万円〜100万円程度 | 内容の真実性や被害の程度、拡散の広さによって変動します。 |
| 侮辱 | 数千円〜10万円程度 | 数千円〜10万円程度 | 名誉毀損に比べて低額になる傾向があります。 |
| プライバシー侵害 | 10万円〜50万円程度 | - | 悪質な場合(例:ヌード画像の流出)は100万円以上になることもあります。 |
この金額は慰謝料の相場であり、裁判例によって幅があり、あくまで目安です。
弁護士費用・裁判費用: 匿名投稿者を特定するための「発信者情報開示請求」や、その後の「損害賠償請求」には、数十万円から数百万円の弁護士費用や裁判費用がかかります。賠償額からこれらの費用を差し引いた金額が、実質的な「収益」となりますが、特定にかかった費用の一部は、相手方に請求できる場合があります。
誹謗中傷の内容が非常に悪質である、長期間にわたって繰り返された、社会的影響力が大きい場所で拡散されたなどの事情がある場合、賠償額が増額される可能性があります。
事業者が被害者の場合、誹謗中傷によって実際に売上が減少したなどの経済的損失(逸失利益など)が証明できれば、慰謝料とは別に損害賠償として請求できる可能性があります。ただし、ネット上の書き込みと売上減少の因果関係を立証するのは難しいとされています。
このようなビジネスモデルは、以下のような点で法的・倫理的な問題が指摘されています。
賠償額が弁護士費用などのコストを下回る場合、赤字になるリスクがあります。
匿名投稿者を特定するまでに時間と手間がかかる場合が多いです。
モラルの問題: 意図的に炎上を誘発し、他者の過ちに乗じて金銭を得る行為は、社会的な批判を浴びやすく、問題視されています。
今日の暴落に巻き込まれ、長年思い描いていた老後の計画が一瞬で崩れてしまいました。
銀行に預けていてもお金は増えず、周囲が株で資産を増やしていると聞いて、先月思い切って退職金の一部を投資に回しました。最初のうちは順調で、日経平均株価が更新されるたびに心が弾み、旅行や趣味の計画まで立てていました。
ところが、勇気を出して退職金を全額投資に充てた直後、突然相場が崩れ、10万円を超える含み損を抱えることになりました。怖くなって損切りした瞬間、まるで老後の夢まで切り捨ててしまったような気がしました。
先週、株で200万円ほど利確した。
去年から少しずつ積み立てていた銘柄が思ったより伸びて、いいところで手放せた。いわゆる「ビギナーズラック」ってやつかもしれない。
正直、最初はもう少し欲を出してもいいかなと思っていた。だけど、この相場の不安定さを見ると、リスクを取り続ける勇気が出なかった。
結果的には利確して正解だったと思っている。
200万円の使い道を妻と話した。
「また別の株買うの?」と聞かれたけど、今回はそうするつもりはない。
むしろ、このお金はしばらく手をつけずに貯金しておこうと思っている。
投資で増やすのも大事だけど、減らさないことの方が、今の自分には大事な気がする。
独身の頃は「リスクを取ってナンボ」みたいな気持ちでいたけれど、今は将来の安心感の方に価値を感じるようになった。
急な出費とか、将来の子どもの教育費とか、そういう現実的なことが頭をよぎる。
大阪と家賃を比較するが、その前にアメリカと日本では高層住宅の価格構造が根本的に異なることも先に書いておく。
日本では高層階ほど高い。
この日本の常識はアメリカでは通用しない、展望は価格の重要な要素だが、
同じ物件内で高層階よりも低層階の方が人気で高いケースは往々にしてある。窓の向きもほぼ価格に反映されない。
ブルックリンには低層アパートメントが多く残っているが、多くは上階より1階の方が人気であることも蛇足ながら書いておきたい。
ブルックリンと同じ条件、City Hallから橋を渡った伝統的な住宅エリア、で見れば新大阪駅周辺が妥当であろう。
3LDK65平米でざっくりと14万円程度が相場
額面ざっと6倍であっている
これも併せて書いておく。
くだらねー記事が多くてさ、嫌になるよね
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN301AH0Q5A031C2000000/?n_cid=SNSTW005
だから、まず比較するべきはNY市と東京23区であるってわかるよね
たいてい「NYの家賃が」って言うときに出てくる情報はNY市だが、比較対象はいつだって東京都だ、わざとやってんだと思う
大体55m²の家賃で
というわけで、ざっくり実質3倍である(1ドル100円なら2倍)
23区 推計、約600万円
というわけで、ざっくり2倍である
じゃあ6倍ってどこから来たのか?
→NY市では住宅の最低の狭さが制限されています、なのでニューヨーカーはよくルームシェアしているわけですが
まあでも、NY激狭ルームシェアで限界暮らししても、家賃は15万円はかかる(ベッド置いたら終わり、風呂トイレ共同みたいなレベル)
23区ならいうて7万円くらいで借りれるだろうから、やっぱ2倍くらいだろうね、賃金差と物価差を考えればそこまでではない
ちなみにNYよりヤバいのが香港、犬小屋みたいな場所で家賃20万円超える
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こういう、センセーショナルな「NY物価ヤバい」みたいな記事、何十本と見たんだけど
たとえば狭い部屋で「家賃が20万で〜」みたいな動画があったとして、コメント欄は「東京よりもずっと高い」って騒ぐんだけど
こいつら23区の人気エリアだったらふつうに1LDKで20万超える、みたいなのをそもそも知らないんだろうなって、ちょっとおもしろい
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例えばさあ
月5000ドル(75万円)
https://suumo.jp/chintai/jnc_000102520598/?bc=100470337140
月65万円
42平米くらい、同じくマンハッタンに近いブルックリンのお手頃なやつ
https://streeteasy.com/building/30_64-21-street-astoria/1
月1450ドル(21万円)
40平米くらい、麻布のお手頃なやつ
https://suumo.jp/chintai/jnc_000102287524/?bc=100468266800
月18万円
なー?
の続き
正確には結婚前からの個人の資産が6300万円と家庭の資産7400万円を仮に2等分した3700万円を足した額が1億円になったということ。
内訳は個人資産が貯金200万円+投資入金2600万円+利益3500万円、家庭が貯金700万円+投資入金2900万円+利益3800万円。
ビットコインをはじめとする仮想通貨は全く手を出していない(出しておけばよかったなとは思ってる)。
前回の記事を書いたときは10年後、早くても5年後くらいに1億円だろうと考えてたが、
前回から2年3か月で個人資産が+3200万円、家庭資産が+3400万円とコロナ明けの株価上昇と最近の金相場の上昇で一気に増えた。
資産が1億円を超えて富裕層・億り人という一つの節目としての嬉しさはもちろん感じるのだが、
タイトルに「……のか?」とつけたのは、その実質的な価値に疑問があるから。
お金はその額面の数字には意味はなく、それをどんなモノと交換できるかに価値がある。
おにぎりが100円の世界で1000万円持っているのと、おにぎりが1000円の世界で1億円持っているのはお金の価値としては同じ事。
ではお金の価値を測る基準のモノは何か?というと一般的にGold(金地金)が指標とされる。
5000万円を達成した2023年7月のgold価格は8879円/gなので、5000万円では5.6kgのGoldと交換できた。
一方で本日2025年11月4日のGold価格は21,899g/円なので、1億円では4.5kgのGoldと交換できることになり、
もちろんGoldは投機的な資金が流入したり、世界情勢が怪しくなると現物資産に資金が動いたりなどで値段が上下するが。
より実生活に近い指標として、帝国データバンクがカレーライス物価というものを発表している。
※カレーライス物価:カレーライスで使用する原材料や、調理にかかる水道光熱費などを独自に試算した指数
https://www.tdb.co.jp/report/economic/251010-curryu2508/
2023年7月のカレーライス物価は1食298円なので、5000万円では16.8万食分。
2025年8月のカレーライス物価は1食436円なので、1億円では22.9万食分。
カレーライスを基準にすれば一応増えてはいるものの額面が2倍に対して1.37倍にしかなっていない。
逆に言うと現在の1億円は2023年の6800万円程度の価値しかない。
インフレ率を考えるときにまず参照されるCPI(消費者物価指数)では
全国総合CPIが105.7 (2023/7) ⇒ 112.0(2025/9)、コアコアCPIが104.9 ⇒ 110.8 ※2020年を100とする
で約1.06倍と金や食料品に比べると上がり方は少ないが、年率3%程度の着実なインフレが見て取れる。
これだけお金の価値が下がっているのを目の当たりにして、投資によるインフレヘッジができていなかったらと思うと恐ろしい。
今後も日本に限らず世界全体でインフレがどんどん進んでいくことはほぼ確実で、
そうなると額面の数字で単純に富裕層(億り人)や準富裕層・アッパーマスなどを区分けするのは意味がなくなってきそう。
宝くじを購入するとき一番楽しいのは結果発表前の期待に胸を膨らませているとき。発表されたらまあ当たってるわけないわけですからね。
なのですごくあぶく銭が手に入ったとき何をしたいか考えてみる。
まああれだ、ゲーミングPCは新調したい。コロナのときにHPが投げ売りしてた安いやつをずっと使ってるのだがローエンドGPUの一個上ぐらいのやつを単体で買うぐらいの金額しか払ってないんだよな。これをちゃんと今時仕様にして。25万ぐらいかなあ。
ポータブルゲーミングPCも欲しいぞ。これは何に使うとかじゃなくて、何となくほしい。必要はなくて埃かぶりそうだが、何となくほしいんだ。これも20万ぐらいだろ。
VRヘッドセットほしいかも。Quest2いつまでも使えるわけじゃないし。3で10万ぐらい、良いの買ったらこれも20万ぐらいか。
ゲームは積んだのがある。
まああぶく銭あったらiPhoneとiPad更新するよな。各20万かけっこうするな。
車は別に要らないな。
バイクはほしい。中古で良い。モタードがいいけどオフ車でもいい。高速は乗れるといい。ヘルメット新調したいし、ちゃんとパッドの入ったジャケットも欲しいな。というか服装一式。60万ぐらいか?セロー盗まれてショックでバイク乗らなくなって10年以上たつから相場がわからない。
家、家財、は別にいいか。現状困っていない。ローンは返すだろうけど夢がないよな。あ、そろそろ冷蔵庫がヤバイ。確かこれゼロ年代から使ってるぞ?20万ぐらいか。
旅行とか贅沢な食事とかは勝手がわからんしまあそんなに惹かれない。会社から勤続何年のお祝いとか言われて旅行券もらって、行く先がなくて困ったあげくお伊勢参りを敢行したぐらいである。家から出たくないんだよな。
誰かと一緒に行くようなレストランはまず「誰か」を調達できねえし。成城石井で色々買ったってカルディで色々買ったって自分の欲しがるようなものは合計で数万円ぐらいだろう。
うーん、あれ、こんなもんか?もう思いつかねえぞ。
風俗方面は踏み入れ方がわからないまま年取っちゃってまったく縁がないしな。キャバクラすら行ったことがないです。コンカフェもない。未体験のものって欲望にならないなあ。
あーサブスクとはあるか。
スポティファイとキンドルアンリミテッドとユーチューブプレミアムとChatGPTとかXPremium+とかSunoとかDMMとかもろもろ入って月2万ぐらいか?
月額だと携帯キャリアもあるか。楽天の回線とか追加するかAU目的で。月4千円ぐらいか。
小豆相場は(と言うか先物全般は)危険というトリビア(知識と呼べるほど高度なもんじゃない)だけ知ってる世代なので、実際小豆がどういう値動きをするのか・してきたのかはさっぱりわからない
俺だけでなく、本当は増田もそうだろ?
ずっと相場を気にし続けるとか、定期的に引っ越し時期を見作ろうとか、
それが死ぬまでの数十年続くとか、
低いどころか、ただし無いものとする、で押し切ろうとしてたの、そこが良く無かったと思うんだよな。
日本銀行は30日の金融政策決定会合で、6会合連続で利上げを見送った。米国の関税政策の影響をなお見極め、高市早苗新政権ともコミュニケーションを図っていく考えだ。一方、高市氏が後継を自任する安倍晋三・元首相の経済政策「アベノミクス」を理論面から支えた浜田宏一エール大学名誉教授はいま、利上げを主張している。大規模な金融緩和を唱えていたリフレ派の経済学者が、「必要なのは金融引き締めだ」と訴えるようになったのはなぜか。詳しく聞いた。
「最大の問題は物価が上がり続けるインフレの放置です。『物価の番人』である日銀はなぜ、利上げをためらうのでしょうか。円安も是正されず、交易条件の悪化で日本人は輸入品を高く買わされる一方、外国人が『安い日本』を買いたたいているような状況を見過ごせません。国民を苦しめ、国家の基盤を揺るがす事態です。金融引き締めが必要です」
「状況が違うのだから、対応が変わるのは当然です。暑ければ冷房を入れ、寒ければ暖房を入れる。ケインズいわく『事情が変わったのに意見を変えない人は愚か者だ』と。第2次安倍政権でアベノミクスを始めた2013年初頭は1ドル=80円台で、製造業はコストカットに追われ、物価が下がり続けるデフレが問題でした。今は1ドル=150円台、インフレ、人手不足で、状況が正反対です」
――物価上昇率は日銀の目標の2%を3年6カ月上回っています。ただ、原材料など供給側のコストプッシュが主因で「一時的」として、日銀は慎重に利上げを進めています。
「国民は一時的だと思っていますか。3%のインフレも3年続けば10%。人件費や家賃なども上がり始め、デフレマインドも変化しているはずです。1970年代の石油ショックや、コロナショックも供給側を起点としたインフレでしたが、実際に価格が上昇すると、需要曲線も上がるのです。『一時的』と見ていて、利上げが後手にまわった例は少なくありません」
「確かに日本では少子高齢化による需要の弱さや、デフレへの逆戻りに懸念もあるのでしょう。ただ、もしそれらが表面化したら、また利下げすればいいのです。日銀は昨年夏の利上げ直後の株価急落がトラウマなのかもしれませんが、政治や市場の反応を過度に恐れて、正攻法である金融引き締めができないようなら日銀は要りません。今すぐ利上げをするべきです」
――高市首相の「金融政策の責任は政府にある」との発言をどう評価しますか。
「同意します。政治家には『難しい』といって日銀に任せきりにしたがる人もいましたが、それではダメです。金融政策は景気や物価、雇用に直結する重要な政策です。私たちが大規模緩和を主張したのは、変動相場制になって以降、米国の金融緩和が円高を通じて日本経済を冷やす構造に、日銀が対応できていなかったからです」
「一方、日銀は膨大な経済データを駆使する金融政策のプロ集団で、政策手段を巧みに操作できるため、その独立性は極めて重要です。だからこそ、政府と日銀は互いの立場を尊重しつつ、よく意思疎通するべきです」
――車利用者の家計を助けるガソリン旧暫定税率の廃止はどう考えますか。
「対症療法にすぎず、筋違いです。インフレの影響は年金生活者や勤労者だけでなく、利上げ時に価格下落リスクを負う株式投資家など国民全体に及びます。国民全体の物価上昇を抑えることが重要で、ガソリン利用者の負担だけを軽減するのは不十分。ガソリンが安くなれば車の利用も増え、かえってインフレを強めかねません。減税は本当に困っている人を助けるよりも、結果的に国民全体の負担を重くする恐れがあります」
「そう単純ではありません。インフレによる税収増は景気の過熱を緩やかにする役割があり、経済学では『自動安定化装置』といいます。バラマキ的な財政拡張はインフレを強めかねません。逆にデフレや不況の時には借金してでも財政出動が必要です」
――アベノミクスは課題もあったと思いますが、いま再設計するならどうしますか。
「第2次安倍政権では雇用を約500万人増やし、デフレ脱却の土台となりました。ただ、賃金や生産性、男女平等では課題も残しました。いま必要なのは『量』ではなく『質』の向上です」
「アベノミクス第3の矢の成長戦略は不十分でした。高市首相が掲げる官民による危機管理投資や成長投資は大いに期待します。特にデジタル分野では、米国や中国のようにデジタル技術で世界規模の付加価値を生み出す力を持たなければなりません。そのためには、記憶力偏重の教育から脱し、議論を通じて創造性や独自性を伸ばす教育も欠かせません」
経済政策の「正解」とは?
――経済政策に「正解」はあるのでしょうか。
「私は過去に重いうつ病を患いました。外から見ていると、医者は病の治し方を完璧に知っているように見えますが、実はそうではないようです。経済政策も同じで完璧な答えはありません。それでも、物価高に苦しみ、『安い日本』と呼ばれる現状に自信を失っている国民にとって、いま本当に必要なマクロ経済政策は何なのか。私は経済学者として考え続けたいですし、高市政権の閣僚も考え抜き、議論を重ね、最善の政策を実行してほしいと願っています」
浜田宏一氏の経歴
はまだ・こういち 1936年生まれ。米エール大名誉教授、東大名誉教授。専門は国際金融論、ゲーム理論。第2次安倍晋三政権で内閣官房参与を務め、アベノミクスの理論的支柱とされた。著書に「21世紀の経済政策」(講談社)や「うつを生きる」(文春新書、内田舞氏との共著)など。
高市首相の就任相場で資産が5000万円を超えて準富裕層になった。
サナエノミクス万々歳と言いたいところなんだけど、自分自身は思想的にはリベラル寄りで、高市さんの極右思想、最近では国旗毀損罪とか、働き方改革への逆行とかにはまったく賛同できない。
こんなこと増田でしか言えないけど、こういう層がいることもわかってほしい。
本当に生きづらい。
私も何名か好きな作家さんがいて、そのぬいぐるみを所有している。
人気作家さんの作品ほど入手困難で、個展(これも先着でチケットを買わなければならなかったりする)に行きその場で抽選申し込みをし、当選してようやく購入権が発生するというものもある。
今回、その難問をくぐりぬけて大人気作家さんのぬいぐるみを買う権利をめでたく手に入れたのだが、実のところちょっぴり困っている。
元々SNSでかわいい作品を眺めていて、いつかお迎えしたいなぁなんて夢見ていたので、ぬいぐるみが手に入るのはとても嬉しい。
しかしその価格はオープンになっておらず、個展に赴いた時に初めて知ることとなったのである。
ハンドメイドぬいにハマってからそれなりの年月が経つため、相場感などは分かっていたつもりだったが、それでも「この大きさ、このクオリティでこの価格は高すぎる…!」と正直に思ってしまった。
この時点で抽選に申し込むのはやめたいと思ったが、値札を見る前にギャラリースタッフと会話を弾ませ「ずっとお迎えしたかったんですけど、なかなかチャンスがなくて…」なんて話をしてしまっていた手前、今更申し込みをしないということができなかった。
申込書には第五希望まで記入できるようになっており、うっかり全てを埋めてしまっては当選確率が上がってしまうため、私は第一希望のみ記入した。
そんなこんなで、私は当選しないものだとすっかり思い込んでいた。
しかし、第一希望ひとすじの姿勢が評価されたのかなんなのか、思惑とは裏腹に購入権を得ることとなってしまった。
こんなことを書いてしまうと本気でぬいぐるみが欲しかった人には申し訳ないが、譲れるものなら譲りたいくらいだ。
しかしこれが人気作家さんの作品ゆえ、転売禁止と予めルール化されているため、無理なのである。