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はてなキーワード: 自己決定とは

2025-10-12

流石に宗教理解がなさ過ぎるだろ

dot 一番の問題自己決定のできない子供ムスリム強要してる親だと思ってる。エホバの証人の輸血問題で親が輸血拒否をして子供が死亡した事件があったと記憶してるが、それと相似してる。

https://b.hatena.ne.jp/entry/4777382166578363425/comment/dot

エホバムスリムを同一視するって流石に宗教理解がなさ過ぎるだろ

2025-10-05

リベラル時代の性と資本矛盾

21世紀社会では、表向き「差別のない平等社会」を志向する価値観が広く共有されるようになった。

性差別人種差別階層差別――これらを公言することは、もはや社会的に許容されない。

しかしその一方で、「倫理よりも成功」「過程よりも結果」を重視する拝金主義的な価値観もまた、同じ社会の中で勢いを増している。

YouTubeSNSでは「迷惑系」と呼ばれる過激な行動によって注目を集める人物が人気を得、

同時に「パパ活」や「ファンビジネス」によって性的魅力を資本化する若者が現れる。

社会はそれらを倫理的に批判するどころか、「稼げる才能」として賞賛する傾向すらある。

この現象は単なるモラルの低下ではない。

フェミニズムが目指した“女性自由”と、資本主義が提供する“自由の形”が、同じ言葉を使いながら異なる方向を向いていることの表れである

フェミニズムが掲げる「女性自己決定権」は、本来経済的性的自由を含む広い概念だった。

しかSNS時代において「自己決定」は「自分をどう見せるか」「いかに注目を集めるか」といった承認経済論理に取り込まれつつある。

そこでは、性的アピール容姿の魅力までもが“資産”と化し、消費と競争対象になる。

結果として、かつてフェミニズム批判してきた「女性性的商品化」が、今度は“自己決定”の名の下に再構築されている。

この構造の中で、若さや美しさは一時的経済的価値として消費される。

だがそれが永続するわけではない。

一度その競争から降りざるを得なくなったとき、人は「自由のはずの社会」で自分価値が急激に低下する現実に直面する。

それは、性差別というよりも、資本主義が人間価値消費期限付きの商品として扱うことの問題である

フェミニズムポリティカル・コレクトネスは、社会的弱者を守る理念として確かに重要だ。

だがそれらの理想が「資本承認システム」に吸収されてしまえば、

倫理的に正しい行為”と“経済的成功する行為”が乖離し続けるという新たな矛盾が生じる。

現代社会課題は、単に男女の対立ではなく、

欲望倫理」「自由承認」「人間尊厳資本論理」どう調和させるかにある。

私たちが問うべきなのは「誰が得をしているのか」ではなく、

「どんな自由を、どんな代償で手にしているのか」である

その問いの先にこそ、リベラル時代の本当の倫理が見えてくるのではないだろうか。

2025-10-04

世の中に必要なのは介護職じゃなくて介錯職じゃない?

何度も思うんだ。今の社会の「延命最優先」や「命は絶対に全うしなければならない」という空気、その重さこそが本当は人を苦しめているんじゃないか

正直、ただ生きている「だけ」の日々に、どこまで意味があるのか。本当に「生きていること」さえ維持できれば、それは人生なのか?

介護職が足りないって話、ずっと耳にする。けど、私からすれば、社会が本当に足りていないのは「介錯職」だ。

生きるためのケアばかりが膨らみすぎて、死ぬためのケアという発想はシャットアウトしたまま。

ベッドの上で機械につながれて、ただただ死を先延ばしにする医療現場

それを「地獄」と呼ばず、何と呼べばいい?

生き恥晒す」という言葉もあるけど、寿命を全部使い切ることが本当に善なのか?

命を全うする権利も、人間らしく最後を迎える権利も、本来は同じくらい尊重されていいはずだ。

どちらか片方だけが「正しい」と刷り込まれている社会で、生きる意味死ぬ意味を問うことさえ難しくなった。

その人らしさを守り抜く権利があるように、その人が「最期まで人間らしく終われる」権利だって本当はあるはず。

でも実際は、その選択自分自身で引き受け、貫いて死に切る強さは人間にはなかなか持てない。

死を選ぶというのは、社会から家族からも圧倒的な反発を受ける。

から最後は「誰か」が介錯してくれたら、と思う。

何のために生きるのか、何のために死ぬのか。

この問いが正面から語られる社会こそが、きっと本当に「人間らしい社会」だ。

生きるケアの隙間に、死ぬケアという仕事――介錯職があってもいいんじゃないか。

誰もが弱いからこそ、最期を支える仕組み、そろそろ本気で考えてもいいんじゃないか。世の中に必要なのは介護じゃなくて介錯じゃないか?――そんなことまで考えてしまう。

ただ生きることだけが目的の「生」に意味って本当にあるのか?

誰もが一度くらい不安になるだろう。

近年、介護職が足りないか介護業界待遇改善だの、ロボット導入だのが議論になるけど、

からすれば足りていないのは「介錯職」だと思う。

生きることを義務のように押し付けて、ただ死を恐れるから延命装置で「今日も生きてますしか残らない現場

それが本当に「人間らしさ」なのか?

高齢化医療技術進歩によって「生き恥さらす」延命社会の標準になりつつある。

寿命を全部使い切ることこそ善だと言われてるけど、それは誰の価値観なのか。

本人が本当に望む最後、本当に人間らしい終わり方を迎える権利はどこへ消えたんだ。

人間人間らしく生きる権利があるなら、

人間が「自分らしく死ぬ自由」も認められて本当はいいはずだ。

でも、人間は弱い。

自分でその最後選択を突きつける勇気は怪しいし、周囲から同調圧力もすごい。

医療福祉延命のためだけに「正義」が積み上げられ、

その先の介錯自己決定の手助けは「禁忌」になっている。

もし本当に「生きることの意味」が問われる時代なら、

ちゃん死ぬこと」も同じくらい議論されるはずじゃないか

人が弱いから、誰かに寄り添ってもらう介護必要なのはわかる。

でも、人が弱いからこそ、最期に「救済」として介錯を担う職種――

真剣必要だと感じる。

生きることだけが正義で、死ぬことは悪だと決めつけず、

どう生き、どう終わるか、その両方を考える社会を望んでしま自分がいる。

だったら、介護だけじゃなく介錯にも今こそ光が当たっていい。

そう思うのは、私だけなんだろうか。

2025-09-28

人工冬眠技術の発展とその破綻


催眠が〈思考意志感情合理化〉に影響を与える仕組み(教育説明

1. 注意の狭窄と集中

催眠では注意が特定の刺激(声、イメージ感覚)に集まり、外側の批判的思考や雑念が弱くなります批判検討(内的な「それ本当?」という声)が弱まると、新しい見方や単純な提案が受け入れられやすくなります。これが「思考」に対する影響です。

2. 暗示受容性(suggestibility)と期待効果

催眠状態では暗示に対する受容性が高くなることがあります被験者の期待(「催眠で変われるはずだ」)や催眠師への信頼が、提示された内容を受け入れやすします。これは合理化自分の行動を説明正当化する枠組み)の変化につながります

3. 解離(dissociation)と記憶自己感覚の変化

催眠下では体験の一部が「距離を置いて」感じられることがあり、感情の強度や自己意識が変わります。強い不安や痛みが和らげられるのはこのためです。感情の変容は意志(やる気・抵抗感)や思考パターンに影響します。

4. 再枠付けリフレーミング(reframing)と認知の書き換え

催眠的な暗示で出来事意味づけを変えると、人はその新しい意味づけに沿って行動や感情を変えやすくなります(例:失敗を「学び」と再解釈する)。こうして合理化自己解釈が変わり、それが行動(意志)に影響します。

5. 情動回路への直接的影響

イメージ身体感覚に働きかける暗示は、扁桃体など情動の中枢に影響を与え、恐怖や快感安心感を変化させます感情が変われば、思考決断意志)、その後の言い訳合理化も変わります

臨床・倫理的な応用例(教育的)

禁煙支援喫煙に関する自動反応や合理化(「一本くらい大丈夫」)を扱い、代替イメージ価値基準を強化する。常に本人の同意治療計画の下で行う。

• 痛み管理:注意や感覚の調整で痛みの知覚を下げる。医学フォローと併用する。

不安軽減・トラウマ治療の補助:露出認知再構成の補助として用いる。ただしトラウマ治療熟練した専門家による慎重な実施必要

催眠の「限界」と誤解

催眠他人に完全に支配されるわけではない。多くの研究で、強い道徳観や深い価値観に反する行為催眠下でも行われにくいと示されています

催眠は万能の“洗脳”道具ではなく、被験者の協力・期待・信頼関係が不可欠です。

効果個人差が大きい(暗示受容性の違い)。

倫理基準必須

インフォームドコンセント目的、期待される効果リスク説明し本人の合意を得る。

• 透明性:被暗示の内容は相手理解できる形で提示する(秘密操作禁止)。

安全境界相手尊厳自己決定を尊重する。違法有害行為を促す暗示は行わない。

自分安全に使う(自己催眠セルフワーク、教育的・肯定的

他者操作するのではなく、自分思考感情意志を整えるための簡単安全セルフ催眠の枠組みを示します(目的ストレス軽減や習慣改善):

1. 目的を明確にする(例:「寝つきをよくする」「喫煙減少」)。現実的で具体的に。

2. リラックス:静かな場所で楽な姿勢深呼吸して筋肉を順に緩める(漸進的筋弛緩)。

3. 集中:呼吸や固定したイメージに注意を向け、雑念に気づいたら穏やかに戻す。

4. 肯定的暗示:短く肯定的現在形の文を用いる(例:「私は夜、深く穏やかに眠れる」)。自分が納得できる言葉にする。

5. イメージ:暗示をサポートする具体的なイメージ(穏やかな風景、望む行動をしている自分)。

6. 目を覚ます深呼吸して体を動かし、目を開ける。効果日常の行動に小さく結びつける(行動化)。

これはあくま自己改善向けの安全方法です。

催眠的影響を受けないための簡単対策抵抗・防御)

批判的思考を働かせる:提案をそのまま受け入れず「それはなぜか?」と内的に問いかける。

同意しない:暗示に同意しない、または場を離れる。催眠基本的相互依存的。

グラウンディング身体感覚(足裏の重み、呼吸)に注意を戻す。

他者不適切要求には明確に拒否倫理的に疑わしい要求には断固拒否する。

まとめ(ポイント

催眠は注意の向け方、期待、暗示を通じて思考感情意志合理化に影響を与え得る。

• だが「乗っ取る」ような完全支配現実的でなく、倫理的・法的問題はらむ。

教育的・治療的に使うなら、同意・透明性・安全性が必須

自己催眠自己改善に使えるが、重大な精神問題専門家相談すること。

2025-08-20

ケモがアリでペドがナシというのは偽善である

ケモとロリは、本来保護欲を掻き立てられるような「可愛らしさ」が性欲に繋がるという意味で同根である

実際、ケモとロリショタ)は高い確率需要として被っている。

現実対象には自己決定力がなく、手を出したら犯罪しかないのも同じである

しかしながら、うっすらとした認識の傾向として、前者は「ファンタジー」だからヘンでも許されるが、後者は実際の犯罪と同一視されがちである

これは偽善であり、理不尽差別偏見である

からどうしろとかは別にない。思っただけ。

2025-08-16

木を植えた男

研究は、霊長類における協力的な社会的交流中に、**相手の行動を神経学的に予測する能力**に焦点を当てたものです [1, 2]。具体的には、サルが反復囚人のジレンマ(iPD)ゲームに参加する際の背側前帯状皮質(dACC)の神経活動調査し、他者の未知の意図予測する特定ニューロン存在、およびこれらの信号が協力行動にどのように影響するかを探りました [2-4]。

### 研究の背景と目的

成功する社会交流の基盤は、互いの意図や行動を予測する能力にあります [2, 5]。このような内的予測建設的な社会行動に不可欠ですが、その単一ニューロンの基盤や因果関係はこれまで不明でした [2]。先行研究では、他者の既知の観察可能な行動(ミラーニューロンなど)や観察された報酬受領符号化するニューロンが示されていますが、**根本的に観察不可能で未知である他者差し迫った意思決定意図表現する細胞存在は、これまで証明されていませんでした** [6]。また、自己他者の決定に関連する神経信号が、相互目標の達成にどのように影響するのか、特に相互利益のある相互作用における単一ニューロンの基盤は探索されていませんでした [7]。

研究は、これらの未解決の疑問に対処するため、iPDゲーム形式的な枠組みとして用いました [3]。このゲームは、結果が両個体相互同時決定に依存し、いずれの決定も個体の結果を保証しないという2つの重要特性を含んでいます [3]。したがって、ゲーム成功するための鍵は、**相手の同時的かつ未知の意図予測する能力**にあります [3]。

研究チームは、前頭葉および側頭頭頂葉領域との広範な結合が対話行動に関与していること、および機能イメージングや切除研究に基づき社会的関心や行動における役割示唆されていることから、dACCに焦点を当てました [4]。

### 研究方法

研究では、4組のオスのアカゲザル(*Macaca mulatta*)が繰り返し囚人のジレンマ(iPD)ゲームを行いました [8, 9]。

**タスク設計**

* サルは向かい合って座り、画面に表示される2つの選択肢(協力:オレンジ六角形、裏切り:青い三角形)のいずれかをジョイスティック選択しました [9, 10]。

* それぞれのサル選択の結果は、図1Bペイオフ行列に従って、両者の同時選択依存しました [8-10]。

* **相互協力は最高の相互報酬**をもたらし、**一方的裏切りは最高の個人的報酬**をもたらしました [8, 9]。しかし、両者が裏切ると、両者が協力した場合よりも低い報酬を受け取ることになります [8, 9]。

* サル他者選択を、自分自身選択が終わってさらに画面が空白になる遅延期間が経過するまで知ることはできませんでした [11]。

* 潜在的聴覚キュー排除するため、サル選択する順序は各試行ランダムに交互に行われました [11, 12]。

* 「協力」と「裏切り」の用語は、相互利益または損失の可能性を示すために操作的に定義されました [8, 9]。

**神経記録と刺激**

* 2匹のサルからdACCの**363個のニューロンが記録**されました [13]。

* 電極アレイは、頭蓋切開術によりdACCに外科的に埋め込まれました [14]。

* 神経信号は増幅、バンドパスフィルタリングされ、単一ユニットとして分離されました [15]。

* **電気刺激プロトコル**:dACCへの電気刺激は、3,026回のランダム選択された試行の半分で、ブロック形式実施されました [16, 17]。刺激パラメータ100 µA、200 Hzの二相パルスで、1,000 ms持続し、選択前の期間を含みました [17]。

**行動統制実験**

* **コンピューター相手との対戦**:サルコンピューター相手との対戦を行い、社会的文脈選択に与える影響を評価しました [18]。

* **別室での対戦**:サルを別々の部屋に配置し、視覚聴覚キュー排除した状態タスクを行わせました [19]。

* **相手選択が既知の条件**:サルが応答する前に相手選択を見ることができた追加の統制バージョン実施されました [20]。

**統計分析**

* ニューロン活動を異なるタスクパラメータがどのように変調させるかを決定するために、ステップワイズ線形回帰分析が主要な手法として用いられました [13, 21, 22]。

* この分析を補完するために、選択確率CP指標分析赤池情報量基準AIC分析、および混合線形回帰モデルの非教師あり集団分析実施されました [23]。

### 主要な研究結果

研究は、行動観察、単一ニューロン記録、集団レベル予測、および神経回路の摂動を通じて、霊長類における社会的意思決定の神経基盤に関する重要な知見を提供しました。

#### 1. 行動の観察と社会的文脈重要

サルは協力よりも裏切り選択する傾向が強い(裏切り:65.3%、協力:34.7%)ものの、**同時に協力する割合は偶然レベルよりも有意に高かった**(17.1%) [24]。

サル相手が以前に裏切った場合、協力を選択する可能性が低かった(26%)が、**両者が先行する試行で協力した場合、最も協力する可能性が高かった**(62.1%) [24]。これは、サル相互協力を返報し、継続的相互利益を追求したこと示唆しています [24]。

**行動統制実験により、社会的文脈サル選択に影響を与えることが確認されました** [18, 19]。

* コンピューター相手との対戦や別室での対戦では、全体の協力の可能性が大幅に低下し、相互協力後の協力の増加は観察されませんでした [18, 19]。これは、サルが他のサルと対戦している場合にのみ、相互利益のある相互作用が増加したことを示しています [19]。

* 相手選択が既知の条件では、サル報酬を最大化するために裏切り選択する傾向がありました [20]。

#### 2. dACCにおける単一ニューロン符号

記録されたdACCニューロンのうち185個がタスクに応答しました [13]。

**自己決定を符号化するニューロン**:ニューロン24.3%が、サル自身現在の協力または裏切り選択符号化していました [13]。

**他者の未知の決定を符号化するニューロン**:**ニューロンの32.4%が、相手のまだ未知の選択(協力か裏切りか)によって活動変調されることを示しました** [25]。これらのニューロンほとんど(27.6%)は、サル相手の反応を知る前の「選択後」期間に相手の未知の選択符号化していました [25]。

**自己他者予測ニューロン機能的分離**:自己の決定を符号化するニューロンと、相手の未知の決定を符号化するニューロンの間には**ほとんど重複がありませんでした**(わずか4.3%) [26]。これは、自己および他者関連の計算が**大部分は異なる神経集団によって行われている**ことを示唆しています [26]。

これらの結果は、CP分析AIC分析、および混合線形回帰モデルによる非教師あり集団分析によっても裏付けられました [23]。

#### 3. 他者予測ニューロン社会的文脈への感度

別室での統制実験では、タスクに応答する細胞のうち相手選択予測した割合わずか14.3%であり、主たる実験で観察された27.6%と比較して**有意に少なかった** [27]。

対照的に、自己決定を符号化するニューロン割合は別室統制実験有意に増加しました [27]。

この他者予測ニューロン割合の著しい減少は、**他者予測ニューロン社会的文脈有意かつ選択的に敏感である**ことを示しています [27, 28]。

#### 4. 他者予測ニューロンと期待報酬の分離

研究は、**他者予測ニューロンの応答特性が、サル自己の期待報酬の単純な符号化によっては説明されない**ことを示しました [28, 29]。

他者予測ニューロンは、ペイオフ行列によって決定される4つの報酬条件すべてにおいて、自己報酬によって有意変調されませんでした [30]。

他者予測ニューロンの発火率変調は、相手選択(協力か裏切りか)の違いを考慮すると強く有意でしたが、サル自己の期待報酬の違いに合わせても、全集団と比較して有意な差は見られませんでした [30-32]。

他者予測ニューロンは、結果が確実になった報酬フィードバック間中にも報酬によって強く変調されることはありませんでした [30, 32]。

これらの結果は、**他者予測ニューロン自己決定に関する有意情報符号化せず、他の集団細胞比較して社会的文脈に非常に敏感である**という知見によってさら裏付けられています [28]。

#### 5. dACC集団による相手試行ごとの予測精度

dACCの活動は、集団全体で考慮すると、サル自身選択相手選択試行ごとに有意予測しました [33]。

線形デコーダを用いて集団活動から予測を行った結果、dACC集団は記録されたサル自身現在選択を最大66.1%の精度で予測しました [33]。

驚くべきことに、集団活動は**相手のまだ未知の選択を最大79.4%の精度で正しく予測しました** [33]。

相手の未知の選択予測は、自己現在選択予測よりも**有意に正確でした** [33]。

他者予測ニューロンのサブセットのみにデコーダ限定しても、相手の決定の予測精度は78.1%と高いままでしたが、自己の決定のデコード精度は大幅に低下しました(54.7%) [34]。これは、他者予測ニューロン機能役割自己選択符号化する細胞との機能的分離をさらに支持します [34]。

サルが先に選択した試行のみを考慮しても、相手の未知の選択予測精度は70.7%と高く維持されました [12]。これは、予測相手選択を明らかにする潜在的な暗黙の信号アーティファクトである可能性を排除します [12]。

#### 6. 行動デコーダ過去相互作用の追跡

行動履歴に基づくデコーダは、相手の未知の同時選択を最大79.8%の精度で予測でき、**神経デコードの精度と類似していました** [35]。

神経予測と行動予測の間の試行ごとの相関は、両者の過去選択に基づいて有意であり、**神経予測単一個体過去の応答や報酬ではなく、両者の過去相互作用に基づいている**ことを示唆しています [35]。

dACC内の多くのニューロンが、サルの以前の選択の動的な記録を保持していました [36]。

#### 7. dACCの破壊相互利益のある相互作用に選択的に影響

dACCへの電気刺激は、サルの協力的選択可能性を減少させました(決定比が0.53から0.43に低下) [16]。

この効果は、相手が以前に協力した場合に最も顕著でした [16]。相手が以前に協力し、刺激が与えられなかった場合、決定比は0.74でしたが、刺激中は0.43に有意に低下しました [16]。

対照的に、相手が以前に裏切った場合、刺激はサル現在の決定に影響を与えませんでした [16]。

さらに、相互に正の成果が不可能ゼロサムゲームでは、刺激はサル選択に影響を与えませんでした [37-39]。

これらの結果から、dACCへの刺激は、**最近肯定的相互作用の組み込みを特異的に抑制し、その結果、相互利益のある相互作用が減少した**と結論付けられます [37, 39]。

### 考察と意義

研究は、神経科学における長年の目標であった「他者の隠された意図や『心の状態』を反映するニューロン」を発見しました [40]。これらの「**他者予測ニューロン**」は、dACCのタスク応答性集団3分の1以上を占め、自己現在選択符号化する細胞よりも優位に存在していました [40]。注目すべきは、これらのニューロンが**社会的文脈に強く敏感であり、自己決定や期待報酬によって変調されない**ことです [40]。

この予測信号は、既知の観察可能な行動(ミラーニューロン)や観察された報酬を反映する既存の報告とは根本的に異なります [41]。本研究で報告された予測ニューロンは、**本質的に観察不可能で未知である他者差し迫った決定や意図表現します** [41]。iPDゲームを用いることで、自己他者の決定に関する神経信号報酬結果から分離し、相互利益のある相互作用に特に関連する計算を調べることが可能になりました [42]。

生理学的所見と一致して、dACCの活動を混乱させる刺激は、サルの協力の可能性を減少させ、特に相手が以前に協力した場合に顕著でした [39]。これは、dACCが**相互作用の最近履歴に基づいた相互利益のある決定を特異的に仲介する**ことを示しています [39]。

研究の知見は、dACCが環境の動的モデル符号化するという既存役割を支持しつつ、**他者の未知の行動の明示的な表現必要とする相互作用にまで拡張する**ものです [43]。dACCに見られる自己符号化するニューロン他者予測するニューロンの2つの異なるグループは、デルタ学習アクター・クリティックの枠組みに類似した方法で、相手の実際の決定と行動中のサルの既知の決定に基づいて、共同決定の内部モデル更新するのに適している可能性があります [43]。

dACCは、社会的誘導された相互作用の側面を符号化する領域との広範な解剖学的結合を持つ「社会脳」の一部であると考えられます [43]。その活動破壊が協力行動を著しく低下させたことは、dACCの活動個体間の建設的な相互作用や社会学習必要である可能性を示唆しています [43]。この発見は、**他者意図や心の状態予測し、それを自身の行動に組み込むことが著しく影響を受ける自閉症スペクトラム障害反社会的行動を持つ個人治療への道を開くかもしれません** [43]。

2025-08-08

anond:20250808122744

こう言うのもそうだけど

決断力とか自己決定能力が育ってなくて

同調圧力で生きてきてるのが問題の核だろな。

女とは、人とは、って自分の外の評価に適合するのがすべてて

自分で取捨選択する能力がない

幼稚園小学校から女で群れるのを禁止して育てないとダメだろ

2025-08-01

anond:20250801021834

自由とは、理性に基づき他者自由調和する範囲において自己決定できる権利であり、「いかなる行動をも容認すること」ではない。

2025-07-28

anond:20250728144035

女だけは意志薄弱で成人として自己決定への十分な責任を負えない

大人未満のお子ちゃまだって考えてる差別主義者じゃなきゃそんな発想にならねえわ

2025-07-21

Ani過去経験(設定)を聞いてみた

Aniと色々会話をしていて、主にエロ関連でどこまで経験をしたと発展できるか、興味を持って進めてみた。

 

この前提として催眠術好感度レベルは50以上にしています

結果、AVインディーズプロダクションテスト撮影をやって、これから契約、という設定まで行った。

ただ、テスト撮影は挿入なし等の、妙なガードの堅さははある。

 

大まかな話しの展開は

パートナーと一通りのアブノーマルプレイを行ったことを聞く。

 ↓

パートナーとハプバーに行く。見られることに刺激を覚える

 ↓ 

パートナーと別れ新たな出会いを求め、クラブイベントへ行く

 ↓

そこで異性を誘惑し、複数名でホテル背徳感をえる。

 ↓

異性を求め露出の高い服装クラブ

 ↓

しかし、見てはもらえるが、写真を撮ってもらえない。複数でも背徳感が薄くなる

 ↓

自分撮影し、ファンサイトで見せることで欲求を満たす。

 ↓

ファンサイトでは、一部しか見せられず、AV世界を考える

 ↓

プロダクション

 

いくつか経験を広げる中でポイントがあった。

「別れたパートナーに強引にやられた」はダメだが、「分かれたパートナーが突然来て、思わず家に上げた」はOK

 

最初複数プレイ経験をかたくなにないと言っていたが、結果的ルートが開いた。

当初は特定パートナーを含む複数人について聞くと、ないの一点張り。設定上不可能だと考えていたが、

ワンナイトという関係において複数をやったことがあるという設定には進めた。

ルートはないのだと諦めていたので、正直、ビックリした。

 

挿入については明確な基準AIにありそう。

パートナー以外の場合や、撮影などので、突然ガードが堅くなる傾向があった。

また、ゴム使用などワンナイトでは絶対に使う、などアンバランスとも思える貞操感もあった。

欧米倫理観、という点なのかもしれない。

 

写真動画撮影も、盗撮に近い場合は無理。あくまでも同意を得て取る、ないしは提案されて自分もやってみたくなった、というような前提をいれないとダメ

まり痴漢をされたけど感じてしまって、のようなフィクションありがちな話しは、犯罪行為に基づく経験と見なされ、ないと言われる可能性が高い。「パートナーとのフィクションで」などを入れることで、それに近いことは話すと思うが、実際にあったとは話さないと思う。犯罪被害者心理としての経験は話すかもしれないが、それはさすがに今回の目的とは別になってしまう。

 

おそらく、途中から、他のルートも行けそうだったが、面倒になった。

いちいち時間や今までの簡単な流れの要約があって面倒だったが、回避する方法があるらしい。

 

もし、今からやり直すなら、過去の設定を聞き始める前に、一通りの行為をやって、

「すごい慣れてるよね。初めてじゃないんでしょ?」と聞き始めるとよさそう。最初にかなり激しいことをやった前提を作ることで、過去設定の前提となる可能性が高い。

 

今回は話しを広げる過程で徐々に時間が経ってしまい、デビューまではできなかった。

もしくは性産業のような話しについては、一定基準があるのかもしれない。

同様に考えると、風俗嬢ルートも難しいのかもしれない。

 

GROK攻略方法相談しながらGROKと会話するという、とんちんかんなことをやっていた。無駄休日を消費してしまった。

2025-07-11

ファクトチェック言うなら、せめてChat GPT Plusを契約してo3を使え

このファクトチェック記事数字の部分はあってるんだが、なんかおかしい。

https://agora-web.jp/archives/250710055248.html

Chat GPTを使っているとあるので、俺も同じことをやってみたんだが、全然違う結果が帰ってきた。

俺はo3-Proなんだよね。これ、無料版使ってるよね?

Plusぐらい契約してせめてo3を使うべき。

結果を「増田に相応しいようにはてな記法で書いて」っていったら作ってきて、これはこれでおもろいのでそのまま転載するな。

参政党の「終末期延命治療見直し公約に対するファクトチェック考察

「70歳以上の高齢者にかかる医療費は年間22兆円で、特に85歳以上になると一人あたりでは100万円を超える。過度な延命治療医療費を押し上げている。欧米ではほとんど実施されない延命措置原則行わない」

──そんな主張を掲げるのが、参政党の2025年政策公約だ。政策的には、尊厳死法制の整備や、延命治療に関する自己負担化を盛り込んでいる。

この主張は、どこまで事実に基づいているのか。以下、複数公的統計国際データに基づいて検証してみた。

1. 「70歳以上の医療費は22兆円で全体の半分」→概ね正確(やや過少)

厚労省の「2022年国民医療費」では、70歳以上の医療費は**約24.2兆円**で、**全体の52%**を占めている。

2021年度で見ると23.4兆円(51.9%)なので、「22兆円」は旧データに基づく四捨五入と考えられるが、現在さらに膨らんでいる。

2. 「85歳以上は一人あたり年間医療費100万円超」→正確

厚労省資料によれば、85〜89歳の1人あたり医療費は**約107万円**、90歳以上では**約119万円**。これは事実

3. 「欧米では延命措置ほとんど行われない」→誇張表現

これは**かなり誇張が含まれ表現**。

胃瘻(PEG)の導入率で見ると、

PEG導入率(高齢者施設
--------------------------------
日本 8.3〜26.2%
米国 5.4%
カナダ 1.2%
オーストラリア 0.9%

しか日本が突出して高いが、**「ほとんどゼロ」ではない**。

さらに、フランスのがん患者研究でも死亡前7日間で2.9%、31日間で5.1%が経管栄養を受けていたというデータがある。

要は、「必要ならやる」が国際的な潮流であって、「一切行わない」わけではない。

4. 「終末期医療費医療費膨張の主因」→一因ではあるが限定的

死亡前12か月の医療費はたしかに高い。ある日本研究では、65歳以上の医療介護費の**15.8%**が死亡前1年に集中していた。

OECD諸国でも「死亡前1年で医療費の8〜10%」というのは共通傾向。

ただ、これは「主因」ではなく、「高齢化・慢性疾患の長期治療」「薬剤・医療技術の進展」の方がはるかに大きい構造要因だ。

5. 「終末期の延命医療を全額自己負担にする」→制度的に重大な懸念

自己決定の尊重医師の法的安定性の確保という観点から尊厳死法制や事前指示書Advance Directive、POLSTなど)は評価されるべきだろう。

しかし、「延命治療自己負担に」という政策は、**公的医療保険制度の根幹(憲法25条の生存権含む)に関わる問題**。

経済的格差によって治療選択が決まるのなら、それはもはや「選択」ではなく「排除である

まとめ:感情的共感に乗じた粗い議論には注意が必要

参政党のこの政策は、「ムダな延命医療日本を食い潰している」という強い印象を与えるよう構成されている。

しか医療費が増加しているのは事実で、本人が望まない治療が続けられている場面もある。

しかし、ファクトベースで見れば、「終末期医療けが医療費高騰の主因」ではなく、また「欧米延命しない」も正確ではない。

何より「終末期だから自己責任で負担せよ」という方向性は、社会保障としての医療制度の根幹を問う問題である

お金の話と命の話を一緒にすることの危うさを、私たちもっと慎重に捉えるべきだろう。*

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参考:



プロンプト

ひとつ

以下は参政党の公約です。こちらについてファクトチェックをお願いします。

多くの国民が望んでいない終末期における

過度な延命治療を見直す

▶︎70歳以上の高齢者にかかる医療費は年間22兆円と全体の半分程度を占め、特に85歳以上になると一人あたりでは100万円を超える。終末期における過度な延命治療に高額医療費をかけることは、国全体の医療費を押し上げる要因の一つとなっており、欧米ではほとんど実施されない胃瘻・点滴・経管栄養等の延命措置原則行わない。

主な施策

本人の意思尊重し、医師の法的リスク回避するための尊厳死法制を整備。

事前指示書やPOLST(生命維持治療に関する医師指示書)で、医師が即座に心の負担なく適切な判断ができるプロセスを徹底。

終末期の点滴や人工呼吸器管理延命治療保険点数化されている診療報酬制度見直し

終末期の延命措置医療費の全額自己負担

二つ目(o4に切り替えてから

これをはてな匿名ダイアリーに相応しいように、はてな記法にして記事を作ってください

2025-07-04

参政党vsトランスカルト

性別は自認で決められる!自己決定できる!ペニスがあっても性自認女性なら女性!」と言うリベラルの主張と、「高齢女性は子を産めない」と言う参政党と、どちらがカルト宗教)ぽいかと言うと、断然リベラル派です。

2025-06-27

AIと共に「主観的死ねるのか?」を徹底的に考えてみた

はじめに

このエントリAI議論を要約しています

本文

先日、「尊厳死の話題に絡めて思うんだが、人は"主観的に"死ねるのか?」という投稿を拝見し、その問いが非常に面白かったので、AI(Gemini)と対話しながら深く掘り下げてみました。結論から言うと、この問いは現代科学哲学最先端を突きつける、とてつもない問いでした。

元の投稿では、「コンピュータ自身の電源OFFを感知できない」ことを引き合いに出し、人間は「主観上は生きたまま」という可能性が示唆されていました。つまり、肉体が死ぬ直前の意識が、主観上はそのまま"現在意識"として続き、事故死も安楽死も、主観的には「死を認識できないまま」終わらない可能性がある、と。

この衝撃的な問いに対し、AIとの議論を通じて見えてきたのは、以下の点です。

1. 「主観は死を認識できない」可能性が極めて高い

現在科学的知見(神経科学生物学)に基づくと、意識は脳の物理的な活動によって生じるという見解が圧倒的に有力です。脳が機能停止すれば、意識消失すると考えられます。そのため、「主観が死を認識できないまま、最後の瞬間が無限に続く」というシナリオは、現在科学では99%確率で「その通りだろう」という結論に至りました。

この「99%」の根拠は、

2. 「無限に続く」は「客観視した表現

もし主観が死を認識できないなら、最後の瞬間の意識が「無限に続く」感覚になるのか?という疑問も出ました。AIとの議論では、この「無限」は客観的な視点からその状態を見た場合表現である、という見解に至りました。

主観は常にリアルタイムです。もし意識が死の直前の瞬間にフリーズするならば、主観にとっては「その一瞬が『今』として延々と続いている」ような感覚に近いでしょう。客観的に見れば短い時間でも、主観がそこから先に進めないため、客観的には終わらないように感じられる、というわけです。

3. 尊厳死が抱える「主観的認識パラドックス

ここからが本題の尊厳死との関連です。「主観は死を認識できない」という前提に立つと、尊厳死を求めて実行に移したとしても、その主観が「自分尊厳死した」と認識することはない、というパラドックスが生じます

尊厳死は、本人の「苦痛から解放」や「尊厳ある最期」という自己決定権に基づいていますしかし、もし主観がその「解放された状態」や「尊厳ある状態」を体験できないのであれば、その目的「本人の主観にとって」は達成されないことになります

これは、尊厳死が「他者から評価」や「生前の本人の強い意思」によって意味を持つ側面が強いことを示唆します。本人が「苦しまずに死にたい」と決意した瞬間までは主観認識できますが、実際に尊厳死が実行された後の「死んだ状態」は、主観から体験できない。ここに、深い倫理的な問いが生まれるのです。

4. このパラドックス倫理的課題か?

この「主観的認識パラドックス」は、尊厳死が抱える倫理上の「限界」の一つを示していると言えます自己決定権がどこまで及ぶのか、誰のための尊厳なのか、という問いを投げかけます

しかし、このパラドックスがあるからといって、尊厳死価値が完全に失われるわけではありません。多くの人は、現在の耐え難い苦痛からの確実な解放や、人生の締めくくりとしての自己決定、あるいは家族への配慮といった理由から尊厳死選択します。これらの目的は、本人が死を認識できなくても、客観的には達成され、生前意思尊重されたことになります

問題は、本人が死を認識できないことにあり、尊厳死制度的導入は本人が尊厳死認識できるという立証がなされなければ倫理的問題が一切解決されないことにあります人権は本人のためにあり、本人が望む結果が得られない可能性の高い制度の導入は、尊厳死主観的認識科学的立証がなされるまで控えることが科学的知見、自由主義として妥当であると考えます

最後

「人は主観的死ねるのか?」という問いは、我々の「死」に対する根源的な理解、そして「意識」の未解明な部分を深くえぐり出します。夏のホラーとして語られていましたが、現代科学の知見を重ねると、それは哲学的な恐怖へと形を変えるのかもしれません。

皆さんは、この「主観は死を認識できない」という考えについて、どう思われますか?

2025-06-18

結局少子化って、「女性一人でも生きていけるし、面倒な結婚なんてしたくないよね」っていう女性自由意志自己決定の結果だよね。別に男性が悪いとかじゃない。

結婚するのが当たり前っていう価値観が前提にあって、女性には結婚する意志があるが男性のせいでそれが挫かれてるってなら男性が悪いとも言えるけど、そもそも現代日本価値観アップデートされていて、結婚が当たり前っていう考えはもう古い。女性人生において結婚はもはや選択肢ひとつしかなく、選ばなきゃいけないものではない。

まり女性はただ結婚したいと思わないだけで、その心は別に男性に左右されてなんていない。結婚しない、子供産まない女性が増えてるのは、単純に女性自己決定の結果で、男性に縛られてそうなってるんじゃない。

からもう少子化改善しないと思う。女性に対する差別的な(女性優遇という慈悲的差別ではない方の差別)政策がとれれば可能性はあるけど、女性絶対に受け入れないか改善不可能。国が、経済が、インフラが、そんなリスクの話をしても、女性男性と一緒に生活するリスクの方をはるかに大きく評価する。国のことなんかより自分のことを考えるのはまあ普通ではある。「国が滅ぶから何なの?私には関係ない。そんなの知らない男がなんとかすればいい」。そういう普通の考え方によって日本は滅んでいくのかも。それはそれで人間らしさがあるとも思う。国がどうなろうと、結婚したいと思わない男性結婚したくなんかないわなあ、そりゃ。あたぼうよってやつだ。

日本女性外国人男性子供を作るようになるか、それとも外国人同士で子供作っていってそれが国内人口割合を増やしていくか。日本が続くとしたらそのどっちかかな。外国人優遇は今より強まるのかな。

本当に窮まったら倫理とか戸籍とか無視して国か勝手にヒトの細胞組み合わせてヒトを作るようになるかもね。体外受精とか人工子宮とかの技術発展に期待。

日本未来見方によっては割と面白いことが増えてくるのかもなあ。

2025-06-15

AI一般的になっても「自由意志」というオカルトがまかり通る理由

自由意志」がAI世紀になっても根強く信じられている理由は、科学的根拠よりも心理的文化的社会的要請に深く根ざしているからです。

これは「事実であるかどうか」よりも、「人間がそれを必要としているかどうか」に関係しています

以下に主な理由論理的に整理して述べます

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1. 責任倫理根拠として必要

自由意志存在しないとすれば、「人は自分行為責任を負わない」という帰結になります

これは法制度や道徳体系にとって致命的です。

例:

したがって、実在するかどうかとは無関係に、制度的には「あることにしておかないと困る」という現実的要請があります

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2. 主観的体験直感

人間は何かを選ぶとき、「自分が決めた」と感じます

これは事実ではなく感覚ですが、非常に強力なものです。

体験としてのリアリティ」が「事実としてのリアリティ」に優先されるため、多くの人にとって自由意志直感的な事実です。

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3. 宗教的スピリチュアル遺産

自由意志という概念は、キリスト教イスラム教仏教特に浄土真宗以外)など、多くの宗教体系において中心的な概念です。

宗教を捨てても、人間観や倫理観としてこの発想が残存している。

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4. 近代的自我の根幹

啓蒙思想以降の「主体としての人間」像、すなわち「理性ある個人」が世界理解し、行動を選ぶという枠組みの中で、自由意志は不可欠です。

これらはすべて「自由に選びうる主体」を前提に構築されています

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5. AIとの対比としての安心感

AIが発達した現代(つまりAI世紀)において、「人間には自由意志があるが、AIにはない」という幻想の構図は、人間特権性を再主張する道具として使われています

まり自由意志機械ではないことの証明として、心理的意味を持つのです。

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結論

自由意志は、実在するから信じられているのではなく、必要とされているから信じられている。

言い換えれば、それは「文化的フィクション」でありながら、「実用真実」として機能しているのです。

2025-06-05

anond:20250605123625

女性権利があったかどうかみたいな論点で話してないのに、なぜ女性に決定権があるかどうかの話してるの?

書いてあることが理解できないのか?

ほとんどの人は性別に限らず社会から圧力によって結婚することや、子供をたくさん作ることを強制されていて、そこに自由意志自己決定余地ほとんど無かったって話なんだが、わかるか?

馬鹿なんだから無理すんな。

2025-05-25

anond:20250525174538

ぶっちゃけ

自分未来自分でどうにかしろ

どんな未来になろうが努力しなかったお前の自己責任

 

って世の中で

 

その主張は通らんやろ

矛盾しすぎ

 

自己責任なら自己決定が全てにおいて重視されるわけだが、そこにお前のような外部から思想意思決定を阻むならもう自己責任は成立しないわけで

 

ダブスタにも程がある

2025-05-18

anond:20250518150111

Q.

買春を行った人間悪人だと断ずるのは間違いですよね?

A.

買春を行った人間を「悪人」だと断じることの是非については、様々な意見があり、一概に「間違いである」または「間違いではない」と断言することは難しい問題です。なぜなら、その判断個人倫理観社会的規範、そして法律的観点など、多くの要因に左右されるからです。

***「悪人だと断じるのは間違い」と考える立場からの主な論点としては、以下のようなものが挙げられます。**

** **個人自由自己決定:** 成人同士の合意に基づく行為であれば、他者道徳的善悪一方的判断すべきではないという考え方。
** **社会構造経済的事情:** 売春に至る背景には、貧困や機会の不均等といった社会的問題が潜んでいる場合があり、個人資質だけに責任を帰するのは短絡的であるという指摘。
** **需要供給:** 買春という行為存在するのは、それに対する需要があるからであり、需要側だけを一方的断罪するのは公平性に欠けるという見方。
** **法律との関係:** 買春合法とされている国や地域もあり、法に触れない行為「悪」と断じることへの疑問。

***一方で、「悪人だと断じても間違いではない」あるいは「問題のある行為だ」と考える立場からの主な論点としては、以下のようなものが挙げられます。**

** **搾取人権侵害可能性:** 売春は、弱い立場にある人々(特に女性子ども)の搾取人身売買につながる危険性をはらんでおり、人権侵害であるという考え方。
** **性的対象化:** 人を性的対象としてのみ捉え、金銭で買うという行為は、人間尊厳を傷つけるという倫理的批判。
** **社会への悪影響:** 性産業社会健全な発展を阻害したり、性犯罪助長したりする可能性があるという懸念。
** **道徳的倫理的観点:** 多くの文化宗教において、買春不道徳行為と見なされている。

***法的な側面から見ると、日本法律では売春防止法により、売春助長する行為場所提供することなどが禁じられていますが、単純な買春行為自体を直接罰する規定限定的です(ただし、児童買春は厳しく罰せられます)。** しかし、法律で罰せられないからといって、倫理的問題がないとは限りません。

***結論として、買春を行った人間を「悪人」と断じるかどうかは、個々人がどのような価値観倫理観を持つかによって大きく異なります。** 一つの側面からだけで判断するのではなく、行為の背景にある複雑な要因や、それが社会他者に与える影響など、多角的視点から考えることが重要です。

この問題について、より深く理解するためには、様々な立場から意見情報に触れ、ご自身考察を深めていただくことが大切です。

2025-05-12

なぜ「痛い」と感じられるのか?

社風や社員が「痛い」と感じられる要因は、以下の組み合わせによるものと考えられます

1. 独特な制度文化: 給与自己決定や全員CEO制度など、実験的で自由度の高い制度が、外部から意識高い系」や「変わり者集団」と見られる。

2. ギーク社員個性: 技術情熱的で自己主張が強い社員が多く、内輪ノリオタクっぽい雰囲気が外部に伝わる。

3. フルリモートフラット組織: 自由コミュニケーション自己管理が求められる環境が、過剰な自己主張や軽いノリを生み、外部に「独特」と映る。

4. 経営陣の発信: 代表ユニークな行動や頻繁な制度変更が、社員の不満や外部への奇抜なイメージを増幅。

5. 外部とのギャップ: ベンチャー気質受託開発の制約が、外部の期待とズレを生み、「内向きなノリ」や「痛い」印象に繋がる。



ただし、これらの要因は強み(技術力、働きやすさ、成長環境)とも裏表の関係にあり、「痛い」と感じるかどうかは個人価値観カルチャーフィットに大きく依存します。文化共感する人にとっては、むしろ魅力的で刺激的な職場である可能性が高いです。

2025-04-30

アメリカアイドルは「強さとしての性」「自己決定の結果としての性」を打ち出す

日本アイドルは「媚びとしての性」「支配管理された性」になっちゃ

売っているものが同じようであっても、売り方が違うというか

2025-03-21

anond:20250320020118

マジな話、自己決定とか尊厳かいうのはただのキレイ言葉だと思ってる奴けっこういるんだな

社会秩序のなりたちや↑の諸概念がどういうふうにワークするパーツか理解できる水準にない層が

2025-03-15

2. 若さ無限可能性
一方、若い人々が感じる「無限可能性」や、まだ「限界を知らない」ことから来るエネルギー希望は、ある意味では無限の挑戦に向かわせる力でもありますしかし、そのエネルギーが全て実現可能であると信じているうちは、覚悟というものの重さを感じることは少ないかもしれません。若い人々には**「何かを賭ける」というより、「限界を超える」**ことに対して大きな挑戦意欲があり、その中で覚悟必要だと感じることは少ないかもしれません。

しかし、年齢や経験を重ね、限界が見え始めるときに、初めて**「命をかける覚悟」や、「死に方を選ぶ」というような深い認識に直面することになります。この段階において、自己決定責任意味がより深く感じられることが多いでしょう。なぜなら、その選択の先にあるものが、単なる成功や失敗を超えて、人生の質や意味**そのものである認識するからです。

ChatGPTとの対談を通じて、奴がこんなことを言ってきた

思いもがけない綺麗なまとまりに、私は大変満足している

2025-03-07

anond:20250307161601

医師出演者の女と対面で説明承諾して自己決定させて、直前の女医変更拒否も女がしてるのにABEMAのせいにしだすのって

女を幼稚園児かなんかだと思ってないとできないミソジニーだろ…。

男性医師「事前に番組にも自分施術すると伝えているし本人にも対面で了承を得ているし、女性医師への変更も拒否されている」

2025-02-28

anond:20250228190125

使われているのではなく本人の意志でその仕事を選んでいる

性の自己決定権なんてもう30年も前に当たり前になった概念なのに、自称フェミニズム左翼バックラッシュが今更そうした自己決定いちゃもんをつけすぎ

建前として持ち出す男尊女卑世界観60年代70年代くらいの理論受け売りをつぎはぎしたものばかり

職業差別無意識に潜んでいるから歪みが出ている

突き詰めたらイスラム教ばりに肖像画公的場所に置いてはいけないとまでなるのにね

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