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2025-08-19

創作兵站なんか要らない

正確に言うと高度な兵站補給輸送など必要ない。

よくオタク兵站の難しさを強調するが、ならリアル人類はどうしていたかというと、どうにもなっていなかった

中央集権崩壊以前の古代諸王国、あるいは近代絶対王政くらいの権力集中ではじめて兵站は成り立つ

それ以外の時代国家において補給など無いに等しい

中世期における大規模紛争では、各々の兵隊が持てる限りの食料を持って出発し、大体の場合において現地集合が基本である

どこかに集結する日程の余裕などなく、生きて帰りたければ敵の村から略奪する必要があった。

もっと地図などない時代において小領主軍勢が現地にたどり着ける保証などなく、味方陣営の村を略奪して帰ることもままあった。

それどころか途上の村(陣営わず)の略奪を前提とした行程も珍しくなく、小国家の乱立の時代に引かれた国境の多くはこの見境の無さに起因している

守備側が会戦に応じるのは兵隊の野盗化を防ぐためであり、口減らしでもあった。

もし城塞都市や砦へ籠城でもしようものなら、周囲の衛星村をいくつか略奪して潰す必要が生じた。

それくらいなら少しでも前進して他人領土(敵味方問わず)を略奪したほうがマシである

ところでこれは人類の衰退の結果である

古代ローマ、あるいはエジプト中国の漢、日本でも大和はこのような無秩序にはなっていなかった。

軍には官僚がいて、蔵もあり、備品は常に整備され、常備軍は維持されていた。

これらが気候変動により崩壊した後には家畜の維持にも苦慮することとなる。

インテリ層の中には当然補給兵站概念は残っていたが、それらを実現するリソースはどこにもなかったのだ。

不足したリソースを補うために戦い、そして富んだり貧しくなったりする。自力救済諸行無常

2023-08-22

anond:20230822204207

翻訳

初めに彼はさっそく、二つの寺院破壊させて四町四方の地所を得たが、日本諸王候と貴人がことごとくこの工事奉仕するために来たので、通常二万五千名が従事した。

彼らは皆、カルサン(丈の短いズボン)と皮製の短いカバイア(上衣)を身に着け、彼は筆頭の現場監督として鍬を携え、大半の時間は手に竹を持って工事を指図した。

既述の通り、いっさいの工事はかつて日本で見たこともない石造りとしたが、そのための石がなかったので、石の偶像を多数破壊するように命じ、それらの偶像首に縄をかけられ、引きずって工事現場に運び込まれた。

都の人々は偶像を大いに崇敬していたので、このことは彼らに非常な驚きと恐怖をもたらした。

然して領主の一人と兵とともに毎日、各僧院より或る数量の石を彼のもとに運び、諸人は何事であれ、ひたすら彼を喜ばせ、少しもその意志に反しないようにしたので、石造りの祭壇を引き出し、仏、すなわち偶像を地に倒して破壊し、これを荷車で運んだ。

また、他の者は堀を造り、土を車で運んだり、山中の木を切ったりしたが、これは正しくエルサレム殿堂建築か、或いはカルタゴにおけるディドの工事の絵図を見るかのようであった。

(城の)外に水を満たした非常に大きな堀を造り、ここに多数の家鴨や種々の鳥を入れ、幾つかはね橋を架けた。

壁の高さは六、七ブラサあり、幅は場所により建築上の必要に応じて六、七、八ブラサであった。

そこにたいそう大きな門を三つと石造りの防塁を設け、その内側に別の狭い堀と日本能う限りの趣に富んだ遊歩場を造った。

内部(の造り)が精緻にして清潔であることは言語に絶する。

彼は工事が続く間、市の内外の僧院が鐘を鳴らすことを禁じ、城中の鐘のみは人々を参集し、帰らせるために鳴らすよう命じた。

この鐘が鳴ると貴人や大身は皆一様に、各自の手勢を率い、鍬や(運搬用の)担架を手に工事に入る。

信長は常に座るための虎の皮を腰に吊るし、はなはだ粗末な衣服をまとっており、諸人は彼に倣って同様の皮を携えていたが、何ぴとも宮廷の装束で彼の前に現れる者はいなかった。

作業が続いている間、(工事を)見ようと欲する者は男女とも、尻切(しりきれ)と称する藁の草履を履き、頭に帽子を被って彼の前を通った。

或る時、工事従事していた一人の兵士が一婦人の顔を見ようとしてその被り物を少し上げるのを、偶然、国主が目撃し、彼は即座に自らの手で彼の首を斬った。

この工事に関してもっとも驚嘆すべきは、彼がこれを信じ難いほどの短期間で行なったこである

すなわち、少なくとも四、五年を要すると思われるものを七十日間で完了したのである

以上は石材工事に関することであるhttps://ameblo.jp/ukitarumi/entry-12046841406.html

2023-02-04

求む、イタリア歴史的英雄(中世以降で)

古代を含むなら、途方もない人数になりそうなのはわかる。

問題ローマが分裂してできた西ローマ帝国の滅亡後、現在に至るまでの話。

今のイタリアにあたる領土群雄割拠(?)していた都市国家やら諸王国やらで、カール大帝フリードリヒ大王、あるいはルイ14世ナポレオンクラス英雄いたっけ?

直近ですら、ムッソリーニを除外したら20世紀英雄が皆無になりそうなんだが?

個人的にはイギリスの飯が不味い以上に気になる話だったり。

(いうてイギリスは朝食やお菓子紅茶は美味しいと聞くので)

2016-05-06

http://anond.hatelabo.jp/20160506221214

俺もお気に入りエロ漫画家名前検索したらかつて中国諸王朝の都だった都市wikipediaが出てくるわ

さすがwikipedia世界最大のポルノサイトだと言われるだけあるな

2015-12-09

この世界のどこかにいるあなたへ――

失敗した竜の血を継ぐ者でも、こいつ=エクス=マキナは我慢したら働く、伸びてくると思えば防御魔法します。三度目の贖罪スティグマ-して還ってくるクリスタル戦士の顔をじっと見てみると、クァシゥマルチプル・ウィンドゥをして螺旋の内を廻ってくる命瞬く刻譫妄状態に至った子(サラル語で“諸王の王”)は見込みがあります…その先に、何かがあると信じて。あっけらかんとして在る…………かつてはそう幻想〈おも〉っていた…………のは…貴様如きには飼い慣らせぬであるがゆえにね。なぜダメだったのかを考えられる“70億の希望”には、次…フン、”次”など来ない…来る前に…世界は滅ぶの―奇跡を与えたいと思います

 
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