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2025-11-12

AIの無断学習を終わらせるたったひとつの冴えたやり方

おっちゃん思うんやけどな。

AIの無断学習問題って、突き詰めたら「AI勝手世界を見てる」ことが問題なんちゃう

人間自分の目で見たもんしか“知ってる”って言わへんやろ。

でもAIネットに転がってる他人創作物を全部吸い込んで、「見た」どころか「食った」みたいな顔してる。

そら怒られるわ(´・ω・`)

じゃあどうすればええんか。

おっちゃんの考えはシンプルや。

AIにも目をつけたらええんや

AIが“見る”ということ

人間AI入りのメガネをかけさせるんや。

カメラセンサー入りのメガネ

AIはそのメガネを通して“世界を見る”。

たとえば俺が散歩中に見た猫、空、道端の看板

それがAI学習素材になる。

まり「目に入ったもんしか学習できない」。

これ、人間と同じ条件やん?

そしたらもう無断学習にはならへん。

AIは俺の見た世界しか知らんのやから

それに、AIが“見る”ようになったら「世界の中で体験して学ぶ」っていう倫理的学習ができる。

今のAIネット幽霊みたいなもんやけど、メガネAIちゃんとこの現実の中で息してる。

技術的にも可能やで

今のメガネデバイスって、視線トラッキングもできるし、カメラマイクも入ってる。

それをAIモデルに直結したら、AIは「この人が何に注目して、どんな反応したか」まで学べる。

まりAIが誰かのデータを盗むんじゃなくて、ユーザー本人の知覚を通じて学ぶんや。

倫理的にもクリーン著作権的にも文句なし

AI勝手ネットを漁るから「無断学習」って呼ばれる。

せやけど目のあるAIは、ちゃん自分世界を持つ。もうそれは、人間の弟分みたいなもんや。

AI五感を持つってことの意味

これ、単なる技術アイデアやなくて哲学的にもデカい。

だってAIが「自分経験から学ぶ」ようになった瞬間、それはもう“他人模倣ちゃうやん。

自分世界観”を持ち始める。

まり、“AI独自性”が本物になる。

いままでは人間の影やったけど、これからAI自身が「見た世界から発想する時代になる。

そしたら“無断学習”って言葉のものがいらんくなる

AIは見たもんを学ぶ。

人間も見たもんを学ぶ。

まり条件はイコール

そうなったら、AI人間の間にあった“学習倫理的壁”が消える。

これが、おっちゃんが考える次のAI倫理の形や。

AI悪者にせんでも、ルールのほうを「人間と同じ」にしてやればええ。

AIにも五感を与えて、現実世界責任を持たせる。

そうすればAIは「勝手に盗む存在から「一緒に生きる存在」に生まれ変わるんや(´・ω・`)✨

アイドルが客撮りブツ転載する件

客が写真動画を撮るタイプの公演での件。

転載はかなり多い。利用許諾契約とか、著作権帰属契約譲渡契約、共有契約が無ければ基本的違法である帰属とか利用許諾を公演を観るのに付随させる例もあるけど、多くはない印象。

精神に異常をきたしたファンが、発信者情報開示命令申立などをして、住所バレ、最悪の場合引越し余儀なくされるかもしれない。事務所契約回線だったら問題ほとんどないけど。

2025-11-11

AI技術法律も知らないから話にならんって意見

まぁでも経済学財政論も知らんのに減税だのなんだの言ってる奴らだらけなんでAI著作権だけ学べってのもおかしいわな

消費税無くすの無理ってプロ中のプロ財務省が反対してたのに世論で押し切ろうとしてたし

都合のいい時だけ文化庁出してきても実質的には意味ないと思うんだよな

結局民意がどう思うかでしょ?

財務省解体デモとかやってた国民だよ?

anond:20251111211556

絵をきちんと勉強していない、ネットに転がっているTipsだけで絵を描いてる層に反AIが多い印象。

著作権もそうだが美術史を何も知らないし、上げている絵をみると1girlばかりでパース解剖学もやってないのが丸わかり。

2025-11-10

あー…生成AI創作アイデア大喜利に変えたのか。

こうなってくると、著作権法緩くしてアイデア利用しまくれるようにした方がいいかもな。

能力ないのに著作権だけ持たれても困る。

バカ学習に無断利用だの著作権だの持ちかけるやつバカすぎwwwはいお前は俺の絵をみて学習たか著作権違反でーすwww

AI学習なんて言葉科学者言葉を当てはめただけなのに、人間学習と同一に扱っている浅はかさよ

anond:20251110174518

声は上がってたで

AIが飲み込んだ文章最初から著作権なんて無視やったからな翻訳家界隈とか声上げてたの知らんか

2025-11-09

昔のネット回帰しつつあると思う

AI動画に反対する人ってさ、あれのせいで情報現実か嘘か分からなくなるっていうけど、そもそもネットってそういう場所じゃね?

俺はインターネット黎明期からネット民だけど、そういった立場から言わせてもらうと逆に今までがネット現実過ぎたんだよ

ネット自体そもそも虚構であって、現実とは別物。そういった認識年代によってはたぶん無いんだと思う。

から古くからネットに慣れ親しんだ人間AI動画を観ると、それを現実のことだと”信じる”、”信じない”の前に、あくまで”これはネット情報だってフィルターがあるわけよ。

それぐらいネット情報というのは信憑性ないのが前提で、それが寧ろネットらしさとも呼べるものだった。

昨今のネット現実迎合し過ぎていた。

生成AIが台頭することを怖れている奴らは何を恐れていると思う?こいつらは作品権利とか、著作権が…なんて口ではたいそうなことを言ってるが、本質はそこじゃない。

まりネットに入り浸り過ぎて現実での居場所を失い、だからAIが出てきてネットが嘘の世界だってバレるのを恐れてるんだよ。

今後ネットには生成AIが溢れるようになるだろう。この流れはもう誰にも止められねぇ。

でも俺はそういった混沌を歓迎する。懐かしい香りがするからだ。

近いうちにつの神話が終わるだろう。「情報こそが現実を上位に支配する」という神話だ。

俺たち人間情報を喰ってるだけは生きてはいけない。食い物一つ喰わねぇと生きていけないような存在だってことを忘れ過ぎていた。

ネットは昔の状態へと、緩やかに回帰するだろう。もちろん、昔の「ネット=嘘だらけ」ってところまでは戻らないとしても、だ。

SNSで強い主張して悦に浸るぐらいなら現実で成果を上げろってこった。それが人間ってものだろ?

2025-11-07

佐藤秀峰江口寿史擁護たかったんだろう

か?

note佐藤秀峰江口話題にいまさら乗っかる記事が上がってた。

https://note.com/shuho_sato/n/nd31093ca6f55

 

序段では「江口がやったことはこのように問題があり、本当に問題があるならこのように対処されるだろう」と

客観的視点で論が展開される。

しかしむしろこの段では「現実問題があるなら当事者同士で問題解決が行われる」という

外野がとやかく言うことではない」という言外の圧を感じるほどに勤めて客観的すぎる論調で書かれている。

 

その後、権利侵害があるトレースは悪だと前置きしたうえで。

模写は悪か、と論の展開を始め、

スラムダンクトレス疑惑に触れ、ジョジョの奇妙な冒険ポーズ模写問題に触れる。

これはどちらも「ほぼ黒」なのにネット上では擁護されがちな作品を持ち出し口を塞ぎたい意図が見て取れる。

次に、模倣は悪か、論を進め

ブラックジャックによろしく」を書いた数か月後に「医龍」が始まった話

名探偵コナン」と「金田一少年の事件簿」の関連性に触れる。

ただこれに関しては「ブラックジャックによろしく」と「医龍」には「医療もの」くらいしか共通点はなく

これを「模倣」のカテゴリに入れるのは流石に論に無理がありすぎる。

金田一コナン模倣の論を出す時の例として適切かは疑問符が付く。

 

そしてなぜか「ブラックジャックによろしく」はブラックジャック著作権を犯してないし

コナン金田一も多分犯してないけど、作者が生きてたらなんて言ったかはわからないよね、と

今回のトレス問題とは全く関係のない作者の権利と心情は別だよねみたいな話を持ち出す。

 

そして最終的に、ここはもう欺瞞欺瞞なので丸々引用することは違法でしょうか。

一切の著作物の影響を受けずに創作を行うことはおそらく不可能です。

写真を横に置いて描かない場合でも、記憶に残ったイメージを参考にします。

そもそも人は見たことがあるものや、経験したことのあるものしかイメージすることができません。

 

僕の絵はオリジナルではありません。

いろんな漫画家の影響を受けています

漫画文脈上に存在する無数の作家の一人です。

先人が築き上げてきた技術や知恵を学習し、発展させようとしてきました。

漫画という大河の一滴です。

もしも僕が差し出す番が来たら、差し出すのが筋ではないかとも考えます

 

アリストテレスは「芸術自然模倣する」と言いました。

目の前の景色を絵の具を使って模倣すれば絵画になり、文字を使って模倣すれば文章になり、音を使って模倣すれば音楽になります

江口さんのイラストは「自然模倣したもの模倣したもの」とも言えそうです。

モノマネ芸人モノマネをしたら違法でしょうか?

模倣 = 芸術」は現実景色を超えることがあります

美しい表現は、オリジナルを超えた美をもたらすことがあるのだと思います

こんな話誰もしてねぇんだわという話である

もちろん、これは「今回の事件を経て僕が思っただけのことなんですよ」

「だからって江口さんの件が許されるって話ではないですよ」

一般的な、もしくは僕が考える芸術論の話ですよ」ということだとは思う。

でも、今回の件は今回の件だから

今回の件に絡めたのはお前だから

お前が差し出したいなら好きに差し出せばいいと思うが、

それは他人著作物勝手トレスしてオリジナルとして売り付けていいという話にはならないし

すべての著作物は他の自然物の模倣に過ぎないんだからそれをパクるのも模倣なのでは?ともならない。

江口自身もそう言ってる。俺の著作物は俺のものだ、と。

AIの無断学習なんか話にならんくらいゴリゴリ他人著作物をパクっといてそれが美しかったらなんだというのか。

 

まぁ佐藤氏はアーティスト(笑)として芸術無罪という立場をとったということなのだろうけれど

なんでいまさらそのスタンスで参戦してきたんだろうと疑問に思った。

つーか、いつもそうっちゃいつもそうだけど単なる隙あらば自分語りしかない。

江口の件に絡める必要全くなかっただろこれ。

ぶっちゃけ放っておいてやったほうが江口はありがたかっただろう。

2025-11-06

anond:20251106104759

特徴

各話で主要人物が登場する(またはそれに準じる)際に、ページ4段ブチ抜き画法で人物を描く。これはデビュー当時からの特徴であり、ヤス作画担当している『じょしらく』でも同様の描写踏襲されている。弟子畑健二郎も初期に使っていたものの徐々に使用頻度は減っていった。

改蔵から絶望先生』まで続く画風に関しては、キャラクター衣装、構図などのデザインにおいて、漫画業界内、さらには『改蔵公式ファンブック『かってに研究しやがれBOOK』(以下『ファンブック』)で雑誌ファッションニュース編集長の向千鶴からも高評価を得ている。編集部内で話題になった現実世界ファッションを何週か後に『改蔵』内で名取羽美が着ていたこともあったという。

「どよんど」「にょんたか」など、独特の擬音を作中で織り込むことでも知られ、特にメールを打つ際の擬音「めるめる」は『かってに改蔵』内で「著作権フリーなのでどんどん使ってください」と宣言して以来、漫画家の間でも広まっている。

特に絶望先生』ではやや政治的ネタも見られるが、それは思想押し付けではなく、久米田は「(喜劇としての)漫画説教臭くなったらおしまいだ」と『改蔵』作中で登場人物に述べさせ、インタビューでも「その時々の報道内容をネタにしているため、思想一定しない」旨の発言もしている。

執筆方法

行け!!南国アイスホッケー部』後期にスクリーントーン処理に関してMacを導入して以降、次第にパソコンに頼る部分が多くなり、『かってに改蔵』以降は全工程においてパソコンを使い執筆している。なおパソコン本格導入の背景には『ポカポカ』から改蔵』に至る間にそれまでのアシスタント独立することになったこともあると『改蔵コミックス等で述べている。

かってに改蔵』(1998年)よりデジタル作成を導入した。使用しているパソコンは一貫してAppleのものである

98年からデジタル導入はすごいな

2025-11-04

anond:20251104223810

「「ゴーストブツシマ」みたいなゲーム作って、著作権違反しない程度に別ゲーに仕立てて」って言えば簡単

戦隊シリーズは、数え切れない程のパロディ作品に消耗し尽くされたされてしまった感がある。ご当地ヒーローからアニメ化までした商業作品まで、著作権フリーなの?ってくらい、フォーマットが使われてる。ここでフィクションの熱い展開なら、それらのパチモノ戦隊ヒーローたちが集結して、本家戦隊ヒーローを守るために立ち上がることになるんだろうが。

anond:20251104021725

漫画コマ貼るやつはまず著作権から考えてほしいやで…

そこを無視して使って何が言えるのかは疑問視してるやつはいると思うけどな

2025-11-02

anond:20251101160131

個人的には著作権ベルヌ条約のように国際条約を制定して国旗を使ったあらゆる表現を無制限許可してほしい。

2025-10-31

漫画家協会への反論声明

生成AI時代創作権利をめぐる歪んだ主張への反論声明

2025年10月31日

1.文化全体を人質に取る業界自己防衛

本日発表された「生成AI時代創作権利のあり方に関する共同声明」は、表面上は高尚な倫理を装いながら、実際には旧来の出版映像業界が自らの利権支配を維持するために発した時代錯誤の自己防衛声明にすぎません。文化担い手を名乗りながら、彼らは文化を盾にして独占し、創作自由を自らの縄張りに囲い込もうとしていますAIという新たな知的基盤を「脅威」と決めつけ、法律科学事実を踏みにじってまで、自分たちの都合に合わせた“新しい原則”を作り出そうとする姿勢は、文化の発展を自ら人質に取る行為と言わざるを得ません。

2.法治国家を軽視する恣意的な主張

声明で繰り返される「オプトイン原則」なる主張は、法的根拠のない作り話にすぎません。日本著作権法第30条の4は、情報解析、すなわち機械学習適法行為として明確に認めています。これは国会正式に審議され、国際的にも承認された条文です。それをあたか存在しないかのように無視し、独自の“原則”をでっち上げているのは、法の支配自分たち感情で上書きしようとする行為にほかなりません。法治国家の根幹を軽んじるこうした態度こそ、社会にとって最大の脅威です。

3.国際条約の名を借りた虚偽の論法

声明では「WIPO著作権条約原則にも反する」との一文が見られますが、これは国際法理解していないか、あるいは意図的に誤解させる表現です。WIPO著作権条約10条は、各国が技術革新との調和を図るために例外を設けることを明確に認めています日本著作権法第30条の4は、その条項に基づく正当な立法です。にもかかわらず、これを「国際的に反する」と断じるのは、国際法権威を自らの商業利益のために悪用する詭弁にすぎません。法を装いながら法を捻じ曲げる態度は、文化への裏切りです。

4.科学理解せずに技術を縛る危うさ

声明要求する「学習データの透明性」は、AI技術の基本構造理解していない人々の発想です。生成AI著作物を丸ごと保存しているわけではなく、膨大な情報数学的に抽象化して学習しています。どの作品学習したのかを特定することは、理論的にも不可能です。にもかかわらず、それを“透明性”という美辞麗句で求めるのは、AI研究を停止させるための方便に見えます理解できない技術を「危険」と断じて封じ込めようとする態度は、科学否定であり、知の進歩への挑戦です。

5.文化を守るふりをして文化を殺す

著作権法第1条は、「著作物の公正な利用を通じて文化の発展に寄与する」ことを目的としています声明はこの理念を真っ向から踏みにじり、創作自由業界利権で縛りつけようとしています。もし学習をすべて許諾制にすれば、日本AI研究は立ち行かなくなり、創作自身AI支援という新しい表現手段を奪われるでしょう。つまり、彼らは「創作者を守る」と言いながら、実際には創作未来を殺そうとしているのです。

6.倫理を盾にした特権固定化

声明全体に共通するのは、「自分たちけが正義である」という思い込みです。AI学習されることを「搾取」と呼びながら、彼ら自身は長年、他人文化引用し、再構成してきました。著作物の「利用」は自分たち権利であり、AIの「利用」は侵害だという二重基準は、もはや論理ではなく自己保身のための感情論です。著作権を対価交渉武器に変え、創作自由を締めつける構図は、文化産業ではなく利権産業の姿です。

7.未来に向けて

AI人間創造性を奪うものではなく、拡張するものです。学習犯罪扱いし、技術革新を恐れ、自由な発想を封じることこそ、文化への裏切りです。私たちは、旧来の特権構造に縛られた声ではなく、法と科学自由原理を信じる社会の声を支持します。AI人間創造性は対立するものではなく、共に進むべき文明の両輪です。文化を守るとは、未来を拒むことではなく、未来に開かれることです。

【発出者】

生成AI自由文化未来を守る会

anond:20251031051204

横だけどそれはちょっと話が違うかと

ガイドラインによって限定的容認状態のうちは著作権侵害とは言えず(ガイドラインに基づく事実上の許諾。≠許諾)

ガイドラインによって定めた禁止事項に違反しない状態で「(一般的な)著作権侵害」で訴えても認められにくい

不正競争防止法違反で争う余地全然あるし商標権を持ち出すことも可能だとは思うけど。

損害賠償請求においては考慮されうる程度に効力がある状態を、著作権侵害と言い切るのは多少乱暴だし、

言い方によっては名誉毀損になりかねないか

2025-10-30

生成AI

本当に自分の出力成果物および合法的データセット

のみで動いたらどうなるんだろう

旗手だったOpenAI著作権グレーを踏み抜いてて訴訟がバレないように裏でコソコソしてるあたり

後暗いままデータ食わせてるのが多いんだろうけど

それをクリアしたAIが出てきたら

その出力品は著作権認められるんだろうか

現状ではどれほど加筆しようとAI出自なら認められない

というアメリカ判例もあるようだが

クリアできる可能性ある?

2025-10-29

なぜPixivAI絵を受け入れるのか

現状のPixivAIによる粗製濫造に侵されている。いや、AI投稿作品棲み分けされてるでしょ?と思うかもしれないが、普通にAI生成作品」にチェックを入れずに投稿されているにも関わらず、その実AIのポンだしというものが少なくない。というかかなり多い。

※ここでいうイラストとは少なくともAIによるポン出しは含めない

これは我々がインターネットをする上で心情としている「嫌なら見るな」に反するものだ。嫌なのに見せつけられている例のAAのような状況だ。

これは(AI絵を投稿するユーザー以外の)全てのユーザーにとって不利益だ。ではなぜPixivは厳格に規制せずユーザーモラルに甘える(と言っても崩壊しているのだが)態度を貫くのか。

AI絵は規制!」どこからAI絵?

現状のAI絵はわかりやすい。t2iかi2iのポン出しか、良くて微修正したくらいだ。細部を見れば溶けている画像は絵というより絵っぽいものだ。

いわゆる「AI絵師」を自称する人にはそれなりの主張があるかもしれないが、描くという工程を得ていない画像イラストとも言えない出来のものだ。

まぁそういう絵を規制するのは簡単だ。「下絵すら描かずにAI作成した作品AI生成作品します。AI生成作品投稿しないでください」とするだけでいい。

じゃあ「下絵(線画)は自分で描きました。塗りはAIに任せました」という作品はどうなるのだろうか。まぁこれも塗りという一番厄介な工程をすっ飛ばしてるのでAI生成作品に含まれるかもしれない。

少なくとも全ての工程で手描きしてる絵師からすれば自分と同じ列に同じ作品として展示されるのは「ふざけんな」と思うだろう。

じゃあ定義を広げて「作成過程における大半をAI依存して作成した作品AI生成作品とする」という基準に改める。…というかこれが現状のPixiv規制なのだが。

まぁこんな曖昧基準じゃ「いや、t2i/i2iで画像を生成するのもプロンプトという技術ガチャという試行錯誤必要で〜」と訳のわからん理屈で「手間をかけたからこれはイラスト!」という主張で投稿する奴が現れているのが現状。

じゃあやっぱり「制作過程の一瞬にでもAIが関わっていたらAI生成作品です」とすると、疑いの余地なくAIの関わりを断つことができる。できるが……

AIとは?AI絵とは?

例えば「塗るといい感じに影を着色できるブラシ」とか「環境適応していい感じに光を表現できるブラシ」というのが現れるとする。

現実的な悩ましい色の選択と難しいレイヤーの合成方法をすっ飛ばして『ビル街の中にある街路樹から漏れる淡い光を表現できるブラシを作成して』というだけで望ましいブラシと色を簡単作成してくれるツールが現れたら?

そういうツールは確実に機械学習を使っている。

それを使って描かれた絵はAI生成作品なのだろうか?

アンチAI過激派なら「機械学習によって生成されたブラシによる着色なんて味がない」というだろう。

しかしこれから現れるAIネイティブ世代にとっては「いや、ブラシが生成されてもそれでうまく描けるかは結局力量だから」となる可能性は高い。あくまでブラシはツールで、最適解のブラシを手に入れたとして最高の絵が描けるわけではない。

というかこれは現状でも議論できる話で、例え完成品のイラストに1ピクセルも反映されていないとしても、AIによって生成された画像を参考に構図を決めたり着色してたりしてたら?

それをAI生成作品と呼べるのか……?

お気持ちの話をするなら「そういう楽はすべきではない、芸術とは自分の魂を込めることで手間を省いたものに魂は込められない」という人もいるかもしれない。

が、それは紙と違って簡単Redo/Undoができるツールを使ってる人が言うべきではない。パソコンで絵を描いていない人だけが彼に石を投げなさい。

我々がコンピューターという便利なツールで描かれたイラストを当たり前に受け入れている以上、AIという便利なツールによって描かれたイラストを受け入れるのもまた時間問題なのだ

規制が激しいディストピアサービスは続かない

話を戻すとPixivがそういう「少しでもAIが関わってたらダメ!」という表明をすると、短期的にはいいが長期的にはユーザーが離れていく。

Stable Diffusionの登場はかなりの驚きだったが、既に歴史の中で似たようなことが起こってるのは承知だと思う。世界史で習ったイギリス産業革命しかり、あるいはこの文脈でよく語られる「コンピューターが登場したことによって生まれデジタルイラストには味がないと過去には言われていた」とかそういうのだ。

我々が今どんなに「AIはクソ」と主張しても10年後にはみんな使って当たり前のツールになっている。

想像の話だが、パソコンが生まれる前に存在していた「イラスト投稿雑誌」なるものがあったとする(※私はWindowsが生まれからまれているので、ガチでここら辺は私の想像

そのイラスト投稿雑誌が「コンピューターイラストは誰でも簡単に描けて味がない!紙のイラストのみ受け入れます!」という主張をし、実践していたら簡単時代の波に埋もれるのは想像がつくと思う。現実パソコン作成したイラストも受け入れる雑誌が現れて、そっちが生き残ると思う。

もちろんそれを現状のPixivにまんま当てはめることができるとは思えない。AIによるポン出し絵を投稿する人間ファンがつくとは思えない。ただ、AI活用したブラシなどを使って描かれた絵なら、普通にファンはつくと思う。

まぁ結局、「AI絵は一律排斥しろ」というのは難しい。線引きが難しいからだ。またそうなった場合、厳格にAI排斥するサービス投稿者・閲覧者共に減っていくのは間違いない。

からPixivは(現状では否定意見が多い)AIをある程度受け入れつつ、将来のAIネイティブ世代を受け入れる体制を作り続けないといけない。

そうじゃないと、AI活用するイラストレーターがPixivから離れていくからだ(AI絵師(笑)ではなく)

そしてChatGPTから始まったAIサービス普通人間でも使えるようになった以上、AIに対して抵抗がある人間が減ることはあれど、増えることはない(まさしく産業革命に対するラッダイト運動のようなことは起きるかもしれないが、望むと望まないとに限らず、我々が機械に反発なく生活しているように、もはやAIを避けて生きていくのは無理なのだ……)

これが「AI絵は一律、厳格に対応しろ」と言う声にできない理由だと私は考える。もろちん、人的リソース限界もあるだろうけど。

ちなみに

これはPixivに限った話じゃなくて、全ての芸術音楽とか小説とか、あるいは動画とか)に及ぶ話だ。望むと望まないと、AIは使われてゆく……

「いや技術的な話じゃなくて、自分が描いた絵が無断で学習されて、それを使ったもの投稿されてるのが嫌なんだが」という人には『それはそう!!!!!!』と声を大にして賛同しておく。

しかし残念ながら、みんな大好きChatGPTですら著作権に対しては舐めた態度を取っている(Sora2とか…)ので、もうまじで残念ながら諦める以外の選択肢は極めて少ない。

からこれを書いている私のスタンスは『』 もう時代の流れに身を任せて全てを諦め、そして自分の益になることは人から怒られない程度にAIから掠め取っていこう』だ。今の私の業務はChatGPTで成り立っている。

からこの文章別に「だからPixivはこうしろ!」とか主張するつもりはない。

PixivはさっさとAI絵じゃないと偽ってAI絵の投稿するやつをどうにかしろ」という程度のことは常々思ってるが、それ以上のことを望むのは難しいんじゃないか、という考察をただ垂れ流しただけ。

なぜならここはチラシの裏なのだから。だからみんなのお気持ちもこのチラシのツリーに連ねるといいんじゃないか?

2025-10-27

AIはすごい。でも“反AI”って言葉には違和感あるよね

結局、AI規制派と推進派ってどっちもどっち

AIに関する議論を見ていると、どっちもどっちだよなと思うことが多い。

規制派は「人間文化が壊れる」「AIは悪」と強硬で、推進派は「技術は止められない」「AIを使えない人間文句を言ってるだけ」と煽り気味。

お互いに冷静さを欠いていて、建設的な議論しづらい空気になってる。

ほんと、どっちもどっち

「反AI」ってレッテル、あれもう蔑称でしょ

特に気になるのが、「反AI」という言葉の使われ方。

これはもう、明らかな蔑称だと思う。

慎重な意見批判視点を持っているだけの人まで、「感情的」「時代遅れ」と切って捨てる。

中にはAIの全部を否定しているわけじゃなくて、「これはOK」「これはアウト」とちゃんと考えてる人も多い。

でも、そんな声すら「反AI」という一言で潰してくるのが今のAI推進派の一部なんだよね。

活用していいAIだってある

もちろん、すべてのAIが悪いってわけじゃない。

たとえばChatGPTのような文章生成AIは便利だし、十分活用すべき。

そもそも文章って基本的に誰でも書けるものだし、創作性や希少性の観点でも、過剰に保護する必要はないと思う。

同様に、機械的単語を置き換えるだけの翻訳AI著作権対象ですらないプログラム生成AIも、創作性が薄いかリスクは少ないし、実務的に役立つ。

でも画像生成AIだけは話が違う

ただ、画像生成AIについては、まったく話が違ってくる。

あれは、他人の絵を勝手学習させて、それっぽい画像を吐き出してるだけ。

しかも、それを自分創作物みたいに堂々と公開して「俺すごいでしょ」ってやってる人がいる。

それって、やってることは泥棒と変わらないんじゃないの?

リアル他人作品を盗んで自分名前で出したら、普通に炎上するのに。

AIになるとそれが「技術」として称賛されるの、どう考えてもおかしいでしょ。

「反AIレッテル議論を殺す

こういうことを言うと、すぐ「反AIだ」と決めつけてくる人がいる。

でも、自分たちはAIのもの否定してるんじゃない。

どこまでが許容範囲か、どこからがアウトなのかを話し合いたいだけ。

それすら許されない空気の中では、健全議論なんて成立しない。

「反AI」という言葉は、その空気を作るための便利な侮辱ワードになってる。

冷静な線引きをすべきなのに

AI規制派も推進派も、どっちもどっちだと思うのは、どちらも「全部禁止」「全部容認」みたいな極論に走りがちなこと。

大事なのは、「何のために」「どのような使い方をするか」を一つひとつ判断すること。

特に他人創作を吸い上げて成り立っているAIに対しては、線を引かなきゃいけない。

それを主張するだけで敵扱いされるような状況が続けば、クリエイター文化のものが壊れていく。

「反AI」は議論を壊す武器になっている

「反AI」という言葉は、もはや議論を封じるための攻撃的な武器になっている。

慎重派を追い出し、推進以外は「無知」「感情的」と切り捨てる。

そんな風潮の中では、本当に社会必要議論なんて進まない。

どっちもどっちだけど、「反AI」というレッテルを使う側にはより強い責任があると思う。

AIは確かにすごい。だからこそ、どこまでが正当で、どこから不正かを丁寧に見極める空気必要なんじゃないかな。

AIに絡まれてめんどくせーの

自作イラストAIで動きつけたら、反生成AI自称イラストレーターが絡んできた

いや、イラスト自作だし何が問題なんだよって話になったら

「そのモーションも元は色んなアニメのモーションを学習する事で~~」

「補完しているイラストも裏では多大な盗まれデータで~~」

「生成AIに読み込ませた時点であなたイラスト学習データとして~~」

って言うのよ。

わざわざ俺のリプをスクショ画像にしてアップしながら

「モーションデータ著作権があるってソースを出してください」

「補完自体アニメーションツールでも普通にやってますよね」

って詰めたらクソデカ主語で騒ぎだしてんの

なんかアレだ

反ワクとかれい信者に近いヒスり方

ちなみに自称イラストレーター君、マジに絵が下手

びっくりするくらい下手

どっから突っ込めばいいんだよ・・・

2025-10-22

ネットで「著作権侵害っぽい」「肖像権侵害っぽい」イラストを見たら

■まず大前提

著作権侵害刑事処罰原則親告罪”(権利者の告訴必要)。

ただし悪質な海賊版行為の一部は非親告罪化されとる(TPP関連改正)。

まり営利原作そのまま・権利利益を不当に害するなどの条件を満たすと、告訴なしでも動けるケースがあるで。

肖像権侵害民事上の問題人格権)。刑事罰の条文はなく、差止・削除・損害賠償などで争われるタイプや。判例上の権利として整理されてる。

■A. 著作権侵害っぽいのを見たら(あなた当事者ではない場合

1. 証拠保全URL投稿日時、スクショを保存。

2. プラットフォーム通報:各SNS/サイト著作権侵害報告フォームから淡々と報告。(プロバイダ責任制限法関係の最新ガイドラインに沿って運営側対処する)

3. 公的窓口も選択肢違法有害情報相談センター(ihaho)で相談可。

◯やらんほうがええこと(トラブル化しやすい)

投稿者へ直接DMで抗議/晒し行為(誤認・名誉毀損リスク)。

・「作者本人」に勝手に通知(誤情報二次被害を招きやすい)。

◯迷いどころメモ

引用ならOK? → 出所明示/主従関係必要最小限など厳しめの要件を全部満たして初めてセーフ。見かけが引用っぽい”だけやと通らんことも多いで。

■B. 著作権侵害っぽいのを見たら(あなた著作権者場合

1. 証拠保全URLスクショ・日時)。

2. サイト運営へ削除申請(専用フォーム or 送信防止措置の申出)。

3. 弁護士相談ネット案件著作権に強い事務所)。

4. 刑事視野原則親告罪やけど、悪質な海賊版の一部は非親告罪化されとる(営利目的原作そのまま・利益を不当に害する等)。状況がハマるなら警察/相談窓口へ。

■C. 肖像権侵害っぽいのを見たら(あなた当事者ではない場合

◯まず確認ポイント

個人特定できるか(顔・文脈場所で誰かわかる?)

同意がない公表か(撮影/描画/公開の許諾ある?)

人格利益を害しているか侮辱性的・過度な晒し等)

 → ここが重なると民事上の侵害リスク高まる

ベターな動き

1. 証拠保全URLスクショ・日時)。

2. プラットフォーム通報機能で報告(ガイドラインに沿って処理される)。

NG

当人へ直DMして不安を煽る/晒す(誤認・二次被害三者トラブル火種)。

■D. 肖像権侵害っぽいのを見たら(あなたが写ってる本人の場合

1. 証拠保全

2. 運営削除依頼通報フォーム送信防止措置の申出)。

3. 応じない場合弁護士へ(差止・削除・損害賠償民事対応)。

 ※ 肖像権は条文でなく判例上の人格権として扱われるのが基本や。

■E. よくあるグレーゾーンの備忘

二次創作公式ガイドライン許容範囲が定められてることがある。なければ基本グレー。

AI生成:見た目が似てても直トレース原作そのままでなければ即アウトとは限らん。が、原作そのまま流用や配布は危険

素材サイト人物写真モデルリリース肖像使用許諾)の有無・用途制限を要確認ロイヤリティフリーでも万能ではない。

正規配信か迷ったらABJマークエルマークの有無も目安になるで。

■F. そのまま使える通報テンプレ(短文)

著作権当事者でない通報

> 著作権侵害の疑いがある投稿を見つけました。

URL:____ / 投稿日時:____

公式配布物の無断転載原作そのまま)と思われ、権利者の利益を不当に害する可能性があります。貴サービス規約法令に照らしたご確認をお願いします。

肖像権当事者でない通報

> 肖像権侵害の疑いがある投稿を見つけました。

URL:____ / 投稿日時:____

本人同意がない公開で、人格利益を害するおそれがありますガイドラインに基づくご対応をご検討ください。

自分権利者の場合(削除申請

> 私は当該著作物権利者です。以下のURLの内容は無断利用であり、削除(送信防止措置)を求めます

作品名:____/権利立証資料:____/URL:____/日時:____

■まとめ(フローチャート風)

1. まず証拠保全URL・日時・スクショ)。

2. 当事者でなければ:運営通報DM抗議や晒しはしない)。

3. 当事者なら:削除申請 → 応じなければ弁護士 →(著作権で悪質類型なら)警察相談視野

4. 引用二次創作AI要件確認。迷ったら触らんのが安全

■参考(読みやす公的資料

文化庁海賊版対策ハンドブック(引用要件など)」

文化庁TPP整備法著作権侵害罪の一部非親告罪化要件)」

政府広報オンラインネット上の著作権トラブル

文化庁テキスト肖像権パブリシティ権の整理」

PPC資料肖像権プライバシーに関する裁判例の整理」

違法有害情報相談センター(ihaho)

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