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2011年7月17日。サッカーの日本女子代表“なでしこジャパン”は、ワールドカップ(W杯)決勝の舞... 2011年7月17日。サッカーの日本女子代表“なでしこジャパン”は、ワールドカップ(W杯)決勝の舞台に立っていた。1ー1で迎えた延長前半14分、対戦相手である米国のエース、ワンバックに勝ち越しゴールを許すと、なでしこジャパンは窮地に追い込まれた。 その直後だった。1人の選手がベンチに駆け寄り、佐々木則夫監督に次のように進言した。 「わたしがサイドハーフ、(丸山)桂里奈さんがFW。ポジションを元に戻していいですか?」 この直前にポジション変更を指示していた佐々木監督は、いわば自分の采配に対する反対意見を選手から聞かされたわけだが、それでも静かにうなずいた。 「わかった。そうしよう」。そう短く伝えた佐々木監督も、実は同じことを考えていた。 「同点の場面と、1点追いかける場面では、選手に求める役割も変わる。ポジションの入れ替えを指示しようと思った矢先に、選手のほうから提案されたわけです」 佐々
2012/08/10 リンク