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シンクタンクの諸相――筆者自身の経験から 小泉悠(東京大学先端科学技術研究センター准教授、ROLES副代... シンクタンクの諸相――筆者自身の経験から 小泉悠(東京大学先端科学技術研究センター准教授、ROLES副代表、一般社団法人DEEP DIVE理事) はじめに シンクタンク運営について考えようとするとき、まず問われるべきは、「どのシンクタンクの話なのか」であろう。 シンクタンクの性格は様々である。調査研究を重視するのか、より具体的な政策への関与を目指すのか。政府や特定の立場と距離を置くのか、あるいは密接に協力するのか。営利か非営利か。ひとくちにシンクタンクといっても、以上のような諸要素の組み合わせにより、そのあり様は大きく異なってくる 。そこで以下の本稿では、筆者自身の経験を振り返りながらシンクタンクの諸相をスケッチし、そこに求められる役割について考えてみたい。 公益財団法人未来工学研究所 筆者が最初に関わりを持ったのは、公益財団法人未来工学研究所である。 その源流は、米沢滋・元電電公社総裁を
2025/11/16 リンク