時代にあわせて中身を変え、その都度、企業に対応を迫ってきた会計基準。過去の実績だけでなく、将来のリスクや展望をも開示するよう進化してきた。そんな中、味の素は業績が沈んだ際に会計改革を武器に立て直しを狙った。レゾナック・ホールディングスは半導体で成長する覚悟から会計基準を変えた。アクティビスト(物言う株主)の攻勢に備え、社内で投資家視点を持つ動きもある。リースやのれん、営業利益の統一など会計基準の変化の波は今後も押し寄せる。先が読みにくい時代だからこそ、会計を武器にできるか。経営者は問われている。