
D’ESPAIRSRAY、再集結。この事実は、シーンを大いに震撼させることとなった。事の発端は、11月15日に幕張メッセ・イベントホールにて開催されるイベント「CROSS ROAD Fest〈DAY 1〉」への出演が発表されたときのこと。それだけにとどまらず、突如発生したカウントダウンを経て迎えた結成日である9月9日に、D'ESPAIRSRAY LIVE 2026『RAPTURE』と題したワンマンライヴを2026年5月4日にZepp DiverCityにて開催することを発表。そこで、早速Vo. HIZUMIとGt. Karyuに、ここに至るまでの経緯と、未だ多大なる影響力を持ったD'ESPAIRSRAYというバンドについて語っていただいた。
Interview:平井綾子
――D’ESPAIRSRAYの再集結にあたって、一連の流れを追いながらHIZUMIさんとKaryuさんにお話を伺っていきたいと思います。既出の情報と重複する部分もあるかとは思いますが、まずは再びメンバーが集結するに至った経緯をおさらいさせてください。
HIZUMI:まず、11月のイベント(CROSS ROAD Fest)に誘われたというのが第一のきっかけではあるんですけど、自分は今NUL.というバンドをやっていて、ボーカリストとして次のステップに進もうとなったタイミングに今回のお誘いがきたのもあって、そこでメンバー4人で話をして、「じゃあ、やろうか」ということで決まりましたね。