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[中田薫]【シリーズ廃墟探訪】姿を消してしまった僕らのイッシー『池田湖イッシー王国』鹿児島県指宿市池田

「久田将義責任編集 ニコ生ナックルズマガジン」日本で一番危ないWEBマガジンが創刊!『実 話ナックルズ』『ダークサイドJAPAN』元編集長の久田将義が、インターネットを通して新たな「アウトローメディア」を始めました。その名も「久田将義 責任編集 ニコ生ナックルズマガジン」。編集長の久田氏をはじめ、様々なアウトロー著者陣営がどの既存メディアでも露出できない記事をお届けします。(毎週金曜日に はその週のまとめ記事を配信) <a href=<a href=<iframe width="312" height="176" src="https://live.nicovideo.jp/embed/lv146743779" scrolling="no" style="border:solid 1px #CCC;" frameborder="0"><a href="http://live.nicovideo.jp/watch/lv146743779">ニコ生ナックルズ編集部「テレビじゃできない!アウトローニュース ほか」</a></iframe> 中田薫 寄稿記事【シリーズ廃墟探訪】鹿児島県指宿市池田『池田湖イッシー王国』姿を消してしまった僕らのイッシー  北海道は屈斜路湖のクッシー、山梨県本栖湖のモッシーと並び、日本三大湖底水棲獣に数えられているのが鹿児島県指宿市の池田湖に棲むというイッシーだ。これらの湖底水棲獣は、それぞれ存在がまだ確実には証明されていないため、「UMA=未確認生物」などとも言われている。  この三体のうち、特に存在が有望視されているのがイッシーだ。20人以上という複数の同時目撃証言があり、過去に何度も写真が撮られ、ついにビデオに収めた人までもが現れた。江戸時代に書かれた「三国名勝図会」には池田湖に棲む「神龍」なる記述もアリと、何しろ存在を信用したくなるような根拠が豊富なのである。  池田湖は昭和5年頃からコイやウナギなどの放流が行なわれ、次第に様々な種類の動植物が生育していったが、やがて全長2メートルの大ウナギが捕獲されるようになるなど、長い歴史の中で確かに巨大化した生物がいないわけではない。だが歴史的に見れば、池田湖は約4000万年前の開聞岳噴火によってできたカルデラ湖。6500万年前とされる恐竜時代と年代があまりにかけ離れており、恐竜類が湖に存在するとは到底考えられないのだが……いやそんなことはどうでもいい。いる! イッシーは間違いなく池田湖にいるハズなのだ!!  というわけで指宿市は過去2回ほど、イッシーブームに沸き返った。複数に目撃された昭和53年と、初めて動く様子がビデオに収められた平成3年である。昭和53年のブームでは手塚治虫や園山俊二ら漫画家18人が池田湖を訪れ、想像図を描く過熱ぶりだったが、平成3年の時はその〝動く映像〟がテレビで放送されるや町中が大騒ぎ。あまりの問い合わせの多さに指宿市はイッシー対策本部を設置。湖には連日のように見物人が詰めかけ、指宿市の観光入込数はピークとなる年間365万人にまで達した。  

[中田薫]【シリーズ廃墟探訪】姿を消してしまった僕らのイッシー『池田湖イッシー王国』鹿児島県指宿市池田
久田将義責任編集 ニコ生タックルズマガジン

ニュースサイト『東京ブレイキングニュース(旧・日刊ナックルズ)』編集長、『実話ナックルズ』『ダークサイドJAPAN』元編集長の久田将義が、インターネットを通して新たな「アウトローメディア」を始めました。その名も「久田将義責任編集 ニコ生タックルズマガジン」。放送まとめ記事やオフショットなど発行致します。

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久田将義

ニュースサイト『東京ブレイキングニュース(旧・日刊ナックルズ)』編集長。『実話ナックルズ』『ダークサイドJAPAN』『NONFIXナックルズ』『HARDCOREナックルズ』元編集長。『月刊選択』『週刊朝日』を経て現在へ。近著『関東連合 六本木アウトローの正体』(ちくま新書)『トラブルなう』『原発アウトロー青春白書』(ミリオン出版)、『僕たちの時代』(青木理氏共著・毎日新聞)

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