まずは最高に地味だった仮装から
本レポートの最初は会場がざわついた地味さからどうぞ。
仮装とは思えない真剣なまなざし。自作のエスカレーターの手すりがステージに登場した瞬間、会場がどよめいた。まさか、エスカレーターの掃除の人か……それだ!!という謎の一体感があった。
次は仮装の概念を揺るがしたこちら。
シャドーボクシングしながらの「シュッ」だ。なぜこれが仮装なのかまだ分からないのだが、大いに盛り上がって客席からしばらく「シュッ」「シュッ」の声が続いた。
次も会場がどよめいた仮装。
手には傘とバックパック。視線の先に見えないけど友だちがいて靴紐を結んでいる。
自分が靴紐を結び直しているとき、ふと見上げた友だちを見て「これだ!」と思ったとのこと。待たされた上に仮装の題材にされた友だちに感謝!
小さくなっているかはさておき、人の良さがにじみ出ている。ほぼご自分のことだそうです。
カルディの店員ではなく、カルディそのものの仮装。すれ違った人に「カルディ?」と言われる、カルディの店員さんにポイントカードっぽいと言われるなど、会場以外でも仮装を轟かせていた。(ちなみにこのシャツは市販のものらしいです。欲しいですね)
こちらはデイリーポータルZライターの唐沢むぎこさん。「イメージとしては笹沢佐保」と20代とは思えないことを言っていた。野坂昭如、筒井康隆、立川談志も入っている。
運動会の借り物競走で連れてこられた数学の先生。数学の先生の、やれやれでもまんざらでもない表情、連れてきた生徒、前後のシーンが見える仮装だった。
ポロシャツも絶妙に数学の先生っぽい。会場にいる人はみんなバラバラの学校を出ているはずなのに、なんで分かるんでしょうね。
住宅街や商店街のはずれにあるむかしながらの模型店だ。店内の暖房の匂いが想像できる。
地味ハロウィンは「なぜそれになろうと思った?」という人しかいない。会場でそんなことを言う必要もないのだが、ついうっかり言ってしまったのがこちら。
この豆大福は白いシーツを掛けただけではない。白いシーツに膨らみができるように裏に発泡スチロールが仕込んであり、豆大福の表面のテクスチャーが再現されるようになっている。
なんでこれをやろうと思ったかについては「豆大福に難しいこと聞かないでください」とのことだった。
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さて、この楽しいイベントのスポンサーのみなさまを紹介します!
このスポンサー各社と、会場で1年分の叡智を絞り出してくれたみなさまのおかげで地味ハロウィンは成り立っています。
ありがとうございます!








