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アントレプレナーシップが自分らしい進路選択のカギになる?

進路に「正解」がなくなった時代、誰もが自分に最適な人生を歩むために、教育は何ができるのか。
高等教育機関・高校・企業が集い、現場の視点から考える。

構成/株式会社POW-DER 原稿/松田明子 撮影/坂下丈洋、永田雅裕(木村恵子)
デザイン/スープアップデザインズ 制作/朝日新聞出版メディアプロデュース部ブランドスタジオ 企画/AERA DIGITAL ADセクション

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座談会 挑戦と失敗のサイクルで成長が加速する

写真

今後の先行きが不透明だからこそ、
若者が自分らしい進路・キャリアを選ぶことが重要になる。
そのための力を育む学びとは。
アントレプレナーシップ教育との関連性とは。
教育の専門家と、企業の人事担当者が語り合った。

座談会にご参加のみなさん

池田巧

東京電機大学
中学校・高等学校
教諭

池田いけだ たくみさん

早稲田大学大学院(MBA)修了。中小機構「起業家教育カリキュラム」改訂委員。2013年からアントレプレナーシップ教育を推進。2023年に経済産業省「始動」採択。現在は一般社団法人の代表理事も務める。

巽庸一朗

TOPPANホールディングス
株式会社 人事労政本部
人財開発センター長

たつみ 庸一朗よういちろうさん

情報コミュニケーション事業本部にてセールスプロモーション系営業を19年、事業戦略本部にて管理職を5年担当後、2011年から現職。TOPPANグループの教育責任者として人財開発に従事し15年目。

井上万成

総合学院テクノスカレッジ
エンロールメントマネジメント
統括ディレクター

井上いのうえ 万成かずなりさん

情報メディア関連企業で採用人事や教 育事業支援に携わった後、現職。大学や自治体、企業と連携した、独自のキャリア教育をマネジメントする。

木村恵子

AERA
ブランドプロデューサー

木村きむら 恵子けいこ

「正解を学ぶ」のではなく「探究する」学びへ

木村恵子(AERA) 若者が自分らしい進路・キャリアを選んでいくために、現場ではどのような教育に注力しているのでしょうか。

池田 巧さん(東京電機大学中学校・高等学校) これまでの「正解を学ぶ」学びだけでなく、「探究する」学びを深めていく必要があると考えています。答えがない状況の中で問いを立て、その問いに対して仮説を立てて検証する、いわゆるPDCA(Plan Do Check Action)ではなくPD“S”A(Plan Do “Study” Action)ですね。これをたくさん回していく中で、生徒たちは自らの答えを形づくっていきます。その際に大事なことは、自分の中だけで「解」をつくるのではなく、誰かに意見を求め、他者にとっても納得できる「解」かどうかを確かめることです。絶対的な「解」ではなく、その状況における「納得解」をつくり上げていく過程で、自分が「何を学びたいのか」「どのように社会に貢献したいのか」を、具体的に考えることにつながると思います。

井上万成さん(総合学院テクノスカレッジ) 「自身のアイデンティティ」と「社会の変化」に照らして「主体的に“自分未来”を想像」することこそ、自分らしい進路・キャリア選択に不可欠なものと考えています。そのため本学では、一人ひとりの「好き・得意・関心」を起点として自己理解を深め、自分未来ビジョンを描くプログラムや、社会変化を多面的に体感・探究するキャリア支援を行い、それらをカリキュラムと一体的に展開する「卒後ビジョン」メソッドを実践しています。そこで重視するのは“楽しむ”こと。言わば「エデュテインメント※1」です。本学で、地域や企業、海外姉妹校の大学生・教授に参加していただく催しを数多く実施しているのも、その一環です。

※1 「教育(Education)」と「娯楽(Entertainment)」の要素を組み合わせた造語。

座談会は総合学院テクノスカレッジのキャンパス(東京都小金井市)で開催された。

座談会は総合学院テクノスカレッジのキャンパス(東京都小金井市)で開催された。

「失敗」を恐れない企業風土が新たな挑戦を生む

木村 企業の現場では、楽しむと同時に、結果も出さなければいけません。そんな中で、どのように人材を育てているのでしょうか。

巽 庸一朗さん(TOPPANホールディングス株式会社) 過去にはリスクを冒さず、既存の枠組みを踏襲するほうが結果を出せた時代もありました。ところが今は大企業であっても、「改革がなければ会社自体の先がない」という危機感があります。例えば、今までの評価基準は減点方式で、失敗しない社員が高く評価される傾向がありました。しかし、これからは加点方式に切り替え、「失敗しないこと」よりも、「失敗を恐れず挑戦すること」が評価対象になるということを、全社の共通認識にしなくてはいけません。それに加えて、社員の「心理的安全性」の担保も重要です。つまり、「失敗をしても自分の最低限の安全は守られ、尊重される」という安心感の提供によって、組織全体に、新しいことに挑戦していく文化が育まれていくと期待しています。

アントレプレナーシップ教育は評価者のマインド変革がカギ

学生時代の主体的な挑戦体験が将来の土台になる

木村 本企画のキーワード「アントレプレナーシップ」との関連性についてはいかがでしょう。起業家など特別な人にのみ必要なものと感じている方もいると思います。

変わること、変えることを主体的に楽しむ

井上 私はアントレプレナーシップを「ありたい姿を描き、叶えるために必要な心構えと行動力」と捉えています。起業をはじめ、仕事での活躍や社会課題への取り組み等において、幅広く必要かつ有効なものであり、自分らしい進路選択やキャリア形成にも不可欠だと。そのため本学では、アントレプレナーシップを重要な学修テーマと位置付けています。「卒後ビジョン」メソッドの一環で「未来デザインキャンプ」というプログラムを実施するのもそのためです。ここでは、社会の変化を踏まえ、本学を卒業して5年後の自身のありたい姿を思い描き、それを実現するための学びと挑戦を計画します。その過程で、“自分未来”への主体性と、「変化」を恐れず楽しみ生かすことや、「変化」を生む自己効力感を醸成します。さらに30学科の多彩な学生が協力し合ってプロデュースする学内イベントや、地域や企業等の課題に挑戦するPBL(課題解決型学習)をカリキュラムの核に据えることで、アントレプレナーシップの醸成に必要な挑戦と成功・失敗を数多く体験できるようにしています。

池田 アントレプレナーシップ教育にとって、失敗の許容度を高めることは非常に大切ですね。例えば本校では、理科の授業で実験を行う際に、実験器具そのものを生徒がつくるところから始めます。そのため器具づくりに失敗すると、実験も上手くいきません。でも生徒たちは、器具づくりが大好きなんです。失敗も含めて、0からつくり上げていくことを推奨する風土があるからだと思います。

アントレプレナーシップ教育の涵養について

企業への調査では、全体の8割以上がアントレプレナーシップ教育の重要性を見いだしていた。また、アントレプレナーシップ教育は高校生を中心に中学生など早期から始めるべきとの意見が多かった。

東京商工会議所「企業における教育支援活動等に関するアンケート調査結果」(2024年2月9日発表) 対象:東商の議員・支部役員・評議員ならびに従業員10人以上の会員企業のうちから無作為抽出 調査期間:2023年11月14~30日
※割合は四捨五入しているため、 合計は100%にならない。

 企業内でも、既存業務の改善から新サービスの開発まで、社員のアントレプレナーシップの有無で大きく結果が変わってきます。ですから、そのようなマインドやスキルを持った人財の育成が今後の大きな課題です。それにはまず、評価者側のマインドを変化させていくことも重要です。例えば、部下が新しい提案をしても、経験豊富な上司にとっては既視感がある場合も多く、ネガティブなフィードバックが行われることがよくあります。これが繰り返されると、若手にも「言われた通りにやればいい」という空気が生まれかねません。上司には、まずはそれが部下本人にとって新しい挑戦であるかどうかを見て、足りない部分を補うようなフィードバックを返してほしいと伝えています。こうしてPDCAを回すことで、今まで誰も考えつかなかった領域に到達する可能性も出てくると思います。

井上 「鉄は熱いうちに打て」といいますが、まだ何者でもない学生時代から、アントレプレナーシップを醸成することの重要性を実感します。学生たちの描く「卒後ビジョン」とそのための挑戦には、驚かされることがしばしばです。一人ひとりが主体的に描く“卒業して5年後の姿”には個性とワクワク感が満ちています。「大学コース」を選択して産業能率大学や中央大学を併修したり、「ダブルメジャー制度」で二つの学科を組み合わせたりしながら、自分の学び方を自在にデザインする。企業や海外姉妹校の大学とプロジェクトを計画し、国境を超えた仲間と協同し、挑戦する。そんな学生たちの姿には、教職員も大いに刺激を受けています。

これがしたいという初期衝動に素直になる

木村 中高の教育現場では、テストの点数や偏差値など、旧来型の評価軸もまだまだ多いです。どのようにアントレプレナーシップ教育を浸透させるのでしょうか。

池田 たしかに大学入試を想定すると、どうしても「得点」や「正解」が重視されてしまいます。本校では、二つの取り組みを行っています。一つ目は、起業家を招いての講演会によるキャリア教育です。起業に至るまでの多様なお話を聞くことで、「誰に言われるでもなく自分がやりたいかどうかで選ぶ」といったキャリア観が、自然に醸成されることを期待しています。二つ目は、手前みそながら私自身が、挑戦する姿を見せること。起業家のコンテストなどに挑戦し、時には失敗する姿まで見せることで、生徒から「先生が頑張っている姿を見ると、私も挑戦したくなります」と言われたこともあります。このように、従来の教育と新しい価値観を醸成する教育を両輪として進めていくべきだと考えています。

創業を考えるきっかけになった学びは?

「起業家教育」を受けた経験がある人の中で、もっとも創業を考えるきっかけになった学びは、「答えのない問いに対して時間をかけて探究していく活動」だった。

独立行政法人中小企業基盤整備機構「令和5年度 創業意識調査 調査研究報告書」(2024年3月発表) 対象:①1都3県(東京、神奈川、埼玉、千葉)②総人口500万人以上の道府県(①を除く愛知、大阪、兵庫、北海道、福岡)③それ以外の府県における、年齢(15歳~64歳)・性別ごとの人口構成比に基づいた割付 調査期間:2023年12月 ※Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学・ものづくり)、Art(芸術・リベラルアーツ)、Mathematics(数学)を統合した教育

失敗を恐れず変化を楽しむことが未来を拓く力になる

木村 最後に、未来を担う学生のみなさんや、教師・保護者のみなさんへメッセージをお願いします。

池田 「つくることで、つくられていく」という言葉を届けたいです。自分が何かをつくることによって、苦労や楽しみ、やりがいが感じられ、それによって自分もつくられていきます。「これがしたい」という初期衝動に素直になって、挑戦を続けてほしいと思います。

時代をポジティブに捉えて自らを成長させていく

 現代は不透明な時代であると同時に、様々なチャンスに満ちた時代と捉えることもできます。ネガティブな面ばかりではなく、よりポジティブな面に意識を向け、それらを活用して自らを進化・成長させていただきたい。これこそアントレプレナーシップであり、現代社会に生きるすべての人に必要な力ではないでしょうか。特に若い方たちには、より魅力的な時代になったと捉えて、積極的に挑戦していただきたいと思います。

井上 変化を楽しみ、変化を生かし、自身も主体的に変化を生む。それがアントレプレナーシップのエッセンスであり、自分らしい進路・キャリアの選択においても大切だと思います。大きく変化する社会をチャンスと捉え、その変化の中で自分らしい進路やキャリアを実現していきましょう。そしてアントレプレナーシップを私たち大人が自ら体現し、産学および高専連携して教育を高めていきたいですね。

木村恵子のワンポイント

アントレプレナーシップを持って実践し、挑戦していく姿勢は、個人が自分に最適な人生を送るためにも重要だと実感しました。「教師が率先して挑戦する」という事例のように、「挑戦」は伝播し、周囲に好循環を生みます。失敗を失敗とせず、次へとつながる「ナイストライ」として評価する仕組みや、教師や上司自身も挑戦する姿を見せていくことが、学校や職場で広くアントレプレナーシップを育むカギとなるのだと思います。

インタビュー 「ビジョン」が醸成するアントレプレナーシップ

脇山藍那さん

「なんでもやる!」挑戦の積み重ねが「強み」をつくった

総合学院テクノスカレッジ 東京工学院専門学校
コンサート・イベント科から音響芸術科
Wメジャー 大学コース 中央大学 4年
福岡県立福岡中央高等学校出身

脇山わきやま藍那らなさん

一つのことを突き詰めるよりも様々なことを経験できる場所が自分に最適だと思ったんです」と語るのは、4年生の脇山藍那さん。大学や他学科の授業も履修できる柔軟な制度に惹かれ、総合学院テクノスカレッジに進路を決めた。

「卒後ビジョンで最初に描いた目標は『憧れのアーティストと働く』こと。音楽やエンタメは好きでしたが、自分が本当にやりたいことが分からず、これを機に深く考えるようになりました」

 脇山さんが選んだコンサート・イベント科は、音楽イベントの企画運営すべてを学生主体で行う実践的な授業が特徴だ。初めての挑戦の連続の中で、特に印象的なのは2年次の卒業制作ライブだと言う。

「制作統括として25人の仲間と1年をかけて準備をしました。初めて学外で行う有料イベントで、会場が一度白紙になってしまうトラブルが発生したり、仲間と連携がうまく取れずに感情的になってしまったりしたことも。それでも仲間と本音で話し合って軌道修正し、開催当日を迎えられました。当日、入場する観客の方を見て、胸がいっぱいになりましたね」

 この他にも、1年次から学生委員会に加わり、学年学科を超えた仲間たちとイベント運営に参加。3年次は音響芸術科で音楽制作の学びに挑戦するほか、海外姉妹校とのプロジェクトで世界に視野を広げた。入学当初の思いそのままに、“好き”もそれ以外にも挑戦し続けた日々で、得たものとは何か。

「とにかくいろいろなことに挑戦・吸収した経験です。4年間、マルチタスクをやり抜いたことで、物事に臨む時の要領や優先順位の付け方も覚えました。それが私の強みになっていると思います」

 様々な経験で自信を培った今、脇山さんが描くビジョンは「若手アーティストを世界へ導くプロデューサー」だ。

「卒後ビジョンは、想定通りに進むことより“想定外”に出合いながらビジョンを考え続けることが大切だと考えるようになりました。それは、テクノスカレッジでの多くの“想定外”の経験が今の自分をつくっていると感じるから。今後も『やってみたいことはなんでもやる』を実行し続けていきます」

My卒後VISIONコンテスト

卒業して5年後の自分の「ありたい姿」を描くテクノスカレッジ独自のキャリアメソッド。進級するごとにビジョンを書き換えながら、「自分だけの道」を目指していく。年に1度、自分のビジョンを学内外へ発表する「My卒後VISIONコンテスト」の様子。

学生委員会

「一人ひとりが楽しいキャンパスライフ」を考え、活動する学内組織。オープンキャンパスや各種イベントの運営、学修環境のサポートなど異なる課題を持つ5チームが学生主体で活動する。脇山さんはイベントチームに参加し、学院祭「TECHNOS祭」などの運営を担当した。

海外姉妹校とのプロジェクト

イギリスのオックスフォード大学など海外の10大学と提携し、往来交流やオンラインでの合同授業を実施。脇山さんは学生委員会の「グローバルチーム」として「テクノスアートプログラム」に参加し、架空のゲームを考え、そのCMを制作するプロジェクトに参加した。

若林健太郎さん

配慮し遠慮しないフィードバックが新たな挑戦を促す

総合学院テクノスカレッジ
情報・建築・電気電子・ビジネス・
法律・公務員・航空領域 部長

若林わかばやし健太郎けんたろうさん

総合学院テクノスカレッジ卒業後、ホテル業界で10年間の勤務を経て教員として同学校に就職。ホスピタリティ分野の責任者を経て現職。「卒後ビジョン」を軸とした教育改革、IT実習・リテラシー教育施設「IT Lab.」を中心としたデジタル人材育成に取り組む。

 総合学院テクノスカレッジでは、学内のアントレプレナーシップ醸成の一環として、学生の学びの柱「卒後ビジョン」を、2022年から教員にも取り入れた。同学でマネジメントを担当する若林健太郎さんはこう語る。

「変化する社会・業界に照らした学修内容を構築するために導入しました。各学科の教員が社会変化を探究して『未来に活躍する卒業生像』を描き、その能力の育成を実現する学修プランを提案、実現します。そして年に1度開催する『学科卒後VISIONコンテスト』で、学外の企業や自治体のトップの方々を学内にお招きしてプランを発表。フィードバックをいただき、それを元にまたプランを磨いて提案、というPDCAのサイクルを繰り返しています」

「学科卒後ビジョン」のサイクル

 試みが始まると“指示待ち”傾向があった自身や教員たちの姿勢が大きく変化したと若林さん。

「各自がビジョンをベースとした目標達成的思考になりました。さらにコンテストの開催によって、教職員の前年踏襲的だった風潮が『挑戦が前提』という空気に変化しています。上層部の『まずは60点でいい』という発信のもとで一層挑戦する機会が増加し、蓄積された成功と失敗の経験がまた次への挑戦につながっています」

 視点の共有を通して、教職員間の連携が活発化し、さらに学外との連携もエンロールメントマネジメントをより意識した内容に進化・拡大していると言う。

※学生のマネジメント手法の一つで、入学前から卒業後までを一連としてサポートする考え方。

「挑戦を続けていくために重要なのは、各自が“問い”を持つことだと考えます。目の前の学生や学科、そしてテクノスの精神に照らして、物事を自分の中で繰り返し問い続けること。そして問いに対しては“配慮しつつ、遠慮しない”フィードバックで応えること。やりっぱなしを防ぎ、次につなげるためにも、しっかり期待して求めることも大切です」

 発表は学内のオープンスペースで実施され、フィードバックなどの様子は、学生も観覧できる。

「学生は先生方の真剣な挑戦に触れることで大きな刺激を受けています。教育者である前に、まず一人の挑戦者として未来を構想し、それを言語化・共有することが、学生に本物のアントレプレナーシップを伝える第一歩だと考えています」

トピックス 総合学院テクノスカレッジ

5年後の未来を描く卒後ビジョン

「探究」と「実践」で学生のキャリアを実現

 テクノスカレッジの特徴は、全学生が取り組む独自のキャリア教育「卒後ビジョン」だ。各自が自分の「好き」を起点に、社会や業界の変化・進化を探究し、5年後のありたい姿を想像。その実現に必要な学びや経験を考え、授業や学内外で実践を繰り返す過程で「自分の道」を切り拓く力を身に付ける。また、学生たちの多様なビジョンに対応するために、同学では他学科の受講や大学学士の資格取得が可能な「ダブルメジャー制度」「大学コース」など柔軟性の高いカリキュラムを展開。教育と制度の両面から学生の個別最適なキャリアの実現をサポートしている。

「卒後ビジョン」の考え方

社会や業界の変化や進化の探究を前提とすることで、テクノロジーの進化や国際社会の動きも的確に捉え、それを最大限に生かしたキャリアや学びを描くことが可能だ。

卒後ビジョン

STEP 自分探究

わたしの「好き」「得意」「関心」は何だろう?

STEP 社会・業界探究

5年後の社会・業界、働き方はどのように変化している?

STEP 自分未来ストーリーを描く

変化した社会・業界の中で自分はどうありたい?

STEP 自分未来実現のための道を描く

ありたい姿を叶えるにはどのような力が必要?

STEP テクノスでの学修計画策定

必要な力を身につけるためにどんな学びをしたら良い? たくさんある学修機会から自分に合った組み合わせを選択しよう

他者の視点を通して
ビジョンを進化させる

「卒後ビジョン」は発表・更新することを重視しており、毎年「My卒後VISIONコンテスト」を開催している。各界の第一線で活躍する審査員の前で自分のビジョンを発表し、講評を受けることで、内容を進化させるきっかけとなる。

My卒後VISIONコンテスト

My卒後VISIONコンテスト

掲示された「卒後ビジョン」

掲示された「卒後ビジョン」

高校生のオープンキャンパスレポート

邢海東

AERAサポーター高校記者
横浜市立横浜商業高等学校 国際学科 3年

けい 海東かいとうさん

地域からの信頼で広がる実践的な学びが魅力

 今回の取材を通して、総合学院テクノスカレッジの大きな魅力は「実践を通じて社会とつながれること」だと感じました。

 特に印象的だったのは、地元の駅で行われるイベントを企業からの依頼で学生がポスターのデザインやBGM制作を担当している点です。地域から信頼されているからこそ任せてもらえる仕事であり、学生のうちから現場の責任を経験できるのは大きな強みだと思います。たとえ失敗しても、それを糧に成長できる環境があるのは非常に魅力的でした。

 また、「卒後ビジョン」を描く体験では、予測不能な未来に対して今ある情報をもとにどう考えるかを話し合う中で、主体的に行動する力の大切さを学びました。

 さらに「キャンパスツアー」では、テレビ局のようなスタジオやレコーディング室など本格的な施設を備えていることを知り、業界と同じ機材を扱うことで実践的に成長できると感じました。

オープンキャンパス

ものすごく頭を回転させた気がする「卒後ビジョン」を描くワーク。
プロ仕様の機材が揃うレコーディング室。
まるで本物のような本格的なテレビスタジオ。
一瞬ホテルの客室だと見間違えるレベルの実習施設。
※キャプションは本人による

総合学院テクノスカレッジオープンキャンパス 開催日程・プログラム詳細はこちら
総合学院テクノスカレッジ

名城大学の付属校として1959年に創立。エンタメ・クリエーター系、スポーツ・教育、工学・情報などの分野を学ぶ東京工学院専門学校、エアライン、語学、ホテル、ブライダル、観光分野などを学ぶ東京エアトラベル・ホテル専門学校で構成され、ワンキャンパスに全30学科82コースを展開する。

東京工学院専門学校 0120-634-200

東京エアトラベル・ホテル専門学校 0120-634-300

〒184-8543 東京都小金井市前原町5-1-29

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提供:総合学院テクノスカレッジ