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2025.10.31 16:00

テクノロジーで資産形成を当たり前に。「RENOSY」が描く新しい投資体験

テクノロジーとそれを支える人間力をベースに不動産業界・M&A業界の課題に切り込み、急成長を遂げている「GA technologies」。そんな同社の経営陣7名のミッションや経営信条を、7回にわたって紹介する。1人目は、中核事業であるAI不動産投資「RENOSY(リノシー)」の事業を率いる同社取締役 専務執行役員の樋口大だ。彼の経営哲学とともに、RENOSY誕生の経緯やその進化の軌跡を辿る。


「テクノロジー×イノベーションで驚きと感動を生み、世界を前進させる。」

2013年に創業したGA technologiesはこの理念のもと、デジタル化が難しい領域こそ挑戦の余地があると考え、不動産・金融を中心に産業構造の変革に挑み続けている。2018年には東証マザーズ(現・グロース市場)に上場し、24年10月期の売上収益は前期比29.5%増の約1,898億円へと大幅に拡大。創業からわずか10年あまりで、テクノロジー企業の新たな地平を切り拓いてきた。

その急成長を牽引する中核事業が、AI不動産投資「RENOSY(リノシー)」だ。物件の検索・購入から管理・運用、売却までの一連の取引をオンライン上でワンストップで提供することで、これまで不動産投資に馴染みのなかった層に、新たな選択肢を示している。東京商工リサーチが24年12月、25年3月に行った調査では、投資用不動産における売上・買取実績ともに全国No.1を獲得(※1)。そのRENOSY事業の陣頭指揮を執るのが、同社取締役 専務執行役員の樋口大だ。

「日本社会の課題として私たちが着目しているのは、老後の資金不足問題です。多くの人が将来に不安を感じていながら、具体的な対策をできていないのが現状です。政府が推し進めてきたNISAやiDeCoのおかげで、以前よりも投資に関心を持つ人が増えましたが、日本証券業協会の調査(※2)によると、実際に投資活動をしている日本人は4人に1人にすぎません。私たちは、誰もが手軽に資産形成ができるサービスの提供を通じて、この課題に向き合っていきたいのです」

資産運用には分散投資という手法があるが、RENOSYはその選択肢のひとつとして注目を集めている。

樋口 大 GA technologies 取締役専務執行役員
樋口 大 GA technologies 取締役 専務執行役員

過去の成功体験を捨て、業界に変革を起こす

樋口大は10代の頃、サッカーJ1川崎フロンターレの育成組織に在籍し、U-18サッカー日本代表にも選出されている。大学卒業後には一転して不動産業界に飛び込み、創業者である兄・龍の理念に共感し、創業時よりGA technologiesに参画している。

創業当初はテクノロジーによる産業変革を志向しながらも、樋口をはじめとする創業メンバーの技術理解が未熟だったこともあり、エンジニアの採用・定着がうまくいかない期間が続いた。目指す姿との乖離を感じつつも、それを実現できないもどかしい日々だったという。

しかし社風を見直し、テクノロジー活用を実現させた外部の経営者たちに教えを乞うなかで、少しずつ会社が変わり始める。

「アナログな業界を変革しようとする際に、よく陥るミスとしては、現場のビジネスの流れや業界特有の商習慣を理解しないままにエンジニアがプロダクトを開発してしまい、現場やお客様のニーズとまったく噛み合わないものをつくってしまうケースです。当社では、入社してくれたエンジニアに実際のお客様との面談や契約手続きを体験してもらい、ビジネス理解を深めたうえで、求められる自社システムの開発に注力してもらっています」

その試みが、GA technologiesの進化を加速させた。研究開発に積極投資し、データドリブンなプラットフォーム構築を推進。数々のトライ&エラーを重ねるなかで、同社の強みである“実装力のあるイノベーション”が育まれていった。

「新しい挑戦には失敗がつきものですが、その失敗こそが気づきの種になる。過去の経験と新しい発見が融合するとき、イノベーションが生まれるのです」

“リアル”と“テック”を顧客視点に立って融合

こうして16年にRENOSYはローンチされた。当初からAIのチームを組織し、独自のAIシステムによる物件選定や価格査定、適正賃料の予測、売却査定、資産形成シミュレーションなどを実装した。樋口大に言わせれば、勝ち筋は見えていた。

「不動産はテックでのインターフェースだけで完結できないビジネスモデルのため、テクノロジーによる差別化は難しいと言われてきました。そのため、大手ECプラットフォームでも不動産をほとんど扱っていません。しかし、グローバルテック企業が参入できない領域だからこそ、大きなビジネスチャンスがあると考えました。私たちには“リアル”で積み重ねた経験があり、それらを“テック”で変革できる強みもある。これらが融合すれば、唯一無二のビジネスモデルを構築できると思ったのです」

最初は「検索」と「購入」だけだったRENOSYは、今や「管理運用」「売却」までをワンストップでカバーする不動産の総合プラットフォームへと進化している。

「これまでの不動産投資業界では、"販売して終わり"という傾向が強かったように感じています。それに対して私たちは、"不動産による資産形成を、あたりまえにする。"というビジョンを掲げ、購入時だけでなく、購入後の管理や運用を通じて、お客様の資産形成に寄り添うことにこだわっています。自社の一時的な利益よりも顧客を第一に考え、時に痛みをともなっても業界変革の道を選びました。挑戦の途中ではありますが、着実に私たちの目指す顧客体験に進化し始めています」

その発想は、多くの不動産オーナーの不満を見事に解消するものだった。RENOSYは顧客の声をもとに、物件管理を可視化する専用アプリを開発。空室発生時の通知や収支の見える化など、ユーザーが“自分の資産を自分で把握できる”仕組みを実現した。

「不動産投資は購入後の運用効果の見えづらさが課題でした。アプリをはじめとするサービスを通じて、その不透明さをなくし、“運用を体感できる投資”をつくりたかったのです」

こうしてRENOSYは、顧客中心のサービスへと進化を遂げていく。しかし、樋口大は「まだ世界基準には届いていない」と語る。

「当社にはGoogleやAmazonで事業をリードしていたメンバーが在籍していますが、彼らから学ぶのは“顧客体験への徹底的なこだわり”です。極端に言えば、それ以外は一切いらないといったほどの執念をもって顧客体験を磨いている。私たちもお客様を見てサービスを磨いてきたつもりでしたが、まだ足りていないと感じました」

ただ、GA technologiesにはその差を埋めるだけの文化があると樋口は信じている。

「いまの時代は、自分のキャリアや成果を軸に語る“自分中心の視点”が増えています。でも、私たちが大切にしているのは、“誰かのために”という想い。スポーツでもビジネスでも、一人の成功ではなく、仲間や社会と価値を“共に創る”ことにこそ意味がある。その精神が、私たちのカルチャーの核にあります」

真の顧客視点を実現するためのAI開発も行っている。25年9月には、面談支援AIの運用を開始した。

「豊富な専門知識とノウハウをもったアセットプランナーと、AIなどのテクノロジーが掛け合わさることで、お客様ごとに最適なご提案を実現しています。“リアルとテック”が両輪で動くことでRENOSYは成り立っているのです」

顧客理解を軸にRENOSYは着実に成長し、RENOSYマーケットプレイス事業の今期の流通取引総額(GMV)は、YoYプラス40%(※3)の成長を見せている。

「目標は、iDeCoやNISAに並ぶ“新たな資産形成手段”としてRENOSYが認知されること。不動産投資の民主化を実現し、30年までに国内GMV1兆円を達成したいと考えています。そして、すでに展開している7つの国と地域からさらに広げ、“世界の資産形成インフラ”として進化を続けていきます」

GA technologies
https://www.ga-tech.co.jp/


ひぐち・だい◎GA technologies取締役 専務執行役員、RENOSY事業責任者。幼いころからサッカー選手を目指し、中学・高校では川崎フロンターレのアカデミーに所属。U-18サッカー日本代表にも選出された。青山学院大学卒業後の2012年に大手不動産デベロッパーに入社し、13年の創業時からGA technologiesに参画。14年より現職。


当記事は、特定の投資商品について情報の正確性、完全性を保証するものではありません。また当該記事に掲載のある商品等への投資の推奨、および価格等の上昇・下落を示唆するものではありません。

※1
RENOSY、投資用不動産の買取実績で全国No.1を獲得|2024年12月25日 
AI不動産投資のRENOSY、投資用マンションおよびアパートの売上実績で全国No.1を獲得 | 2025年03月11日
※2
2024年度(令和6年) 証券投資に関する全国調査(個人調査)
※3
2025年10月期 第3四半期決算説明資料 | 2025年9月11日

Promoted by GA technologies | text by Fumihiko Ohashi | photographs by Shuji Goto | edited by Akio Takashiro