「千枚通しで滅多刺し、全裸で強制正座」…ヤクザが遺体を埋めた「えげつない動機」とは

10月に死体遺棄で男6人らが逮捕

千枚通しで体を刺してネットにアップ

茨城県猿島郡境町。千葉県との県境に面した静かなこの町で男性(当時48歳)の遺体が見つかったのは、10月14日のことだった。変電所に近い茂みの奥、警視庁の捜査員が2メートルほど土を掘ると、腐敗が進んだ遺体が現れた。死後3~6ヵ月ほどと推察された。

茨城県猿島郡境町。千葉県との県境に面した静かなこの町で男性(当時48歳)の遺体が見つかったのは、10月14日のことだった。変電所に近い茂みの奥、警視庁の捜査員が2メートルほど土を掘ると、腐敗が進んだ遺体が現れた。死後3~6ヵ月ほどと推察された。

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警視庁は10月23日までに、男性の遺体を埋めたとして、指定暴力団山口組落合金町連合若中の工藤良太郎こと臼井良容疑者(38歳)、落合金町連合傘下組織組員の勝又サードアリ容疑者(30歳)、職業不詳の望月彰吾容疑者(27歳)と熊崎聖矢容疑者(27歳)ら男6人を死体遺棄の疑いで逮捕した。

全国紙記者が解説する。

「男性は、望月と熊崎との間で薬物を巡る金銭トラブル絡みで揉めたそうです。さらに女性トラブルもあったそうで、6月11日に都内から車で連れ去られました。男性はその後、死亡しました」

実は男性の死亡後、望月らが臼井に「大変なことになった」と相談していた。土地勘があったのか、臼井の指示で境町の茂みに埋めることとなった。遺体を車で運び、6人で埋めたという。だが男性の所持品なども見つかっておらず、詳細はまだ分かっていない。そもそも事件が明るみに出たのは、別の暴行事件に関連して押収された証拠品の解析がきっかけだった。

今年7月10日、臼井容疑者と勝又容疑者らは元暴力団組員の男性(24歳)に暴行したとして、逮捕監禁や強盗傷人などの疑いで逮捕されていた。

「路上で男性を車に押し込み、手錠をかけるなどして6日間にわたり住宅で監禁。さらに殴る蹴るなどの暴行のほか、千枚通しで体を刺したそうです。さらに血まみれの男性が全裸で正座をさせられ、暴行を受ける様子を動画に撮り、X(旧ツイッター)に上げていました(※現在は削除済み)」(前出の記者)

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