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イラスト・マンガ創作部「みんなで同時にイラストをラクガキ」きゃぱすday2025夏アフターレポート


2025年8月9日(土)14時から茨木市「おにクル」で開催したイラスト・マンガ創作部のイベント、「みんなで同時にイラストをラクガキ!」お絵かきチャット交流体験イベントはどんな感じだったのか?というアフターレポートは以下から。

まずは開催前の準備。GIGAZINE編集長がトコトコとおにクル7階まで荷物を抱えて持って行き、8月6日(水)の午後から最終レイアウト確認を実施。大体こんな感じで座席配置することにしました。ついでにWi-Fiの速度測定も。


こっちは当日の保護者向けのITリテラシー・ネットリテラシー・AIリテラシー用のプレゼンテーション&みんなで同時にイラストをカキカキする様子をスクリーンに投影する用のミニPC&各画面を切り替える用のスイッチャー。プレゼン画面の右下にピクチャーインピクチャーで常に小さく、みんながカキカキする様子をリアルタイムで映しておくことで、保護者がプレゼンを見ている間もみんなの状態を確認できるようにするためです。


そんなわけで設営の練習完了。


iPad Proもいっぱい準備完了、こんな感じでカキカキした内容が同期して一斉に同じようにして表示されます。


今回のお絵かきチャットは「MagicalDraw」のiOSアプリを使いました。Androidアプリも完備されており、いずれも無料。ちゃんと参加者を限定&パスワードで保護した部屋を作成できるのが採用した最大のポイント。レイヤー、筆圧検知、さらに描いた内容の巻き戻しや時間ごとの自動記録、タイムラプス動画出力など、尋常ではないレベルの多機能さとなっており、最強と言っても過言ではないです。素直にすごい。


そして当日


こんな感じで小学生から中学生まで、みんなでいっしょにカキカキ!


ものすごい勢いでカキカキ


ちゃんと筆圧検知するのでなめらかな描き心地


いろいろな描くときの参考画像などなどを持ち込んだケースも。


縮小してキャンバス全体を確認中。こうやって見ている間もリアルタイムでみんなのカキカキしている様子が反映されるのでかなり面白い。


拡大縮小も自由自在なので、大きく拡大して描いてから、あとで通常サイズに戻して全体を確認……というのを繰り返すのが一般的。


回転もできるので、自分の描きやすい角度に回してからカキカキすることも可能


見ての通りかなりいい感じです。


普通のお絵かきだと各自が個別に好きなものを描いているだけという感じでソロ活動なのですが、今回のは例えるなら「みんなで黒板にラクガキ」しているのをお絵かきチャットという形で実現しています。みんなで1つのキャンバスにカキカキしつつ、そこでリアルタイムにコミュニケーションもできるというのが最大の良いポイント。


イベント終了後はこんな感じで再充電


最初はタップに各充電用のをつないでいたのですが6台同時だとコンセントを6つもふさいでとんでもなく場所を食うので、「Anker Prime Charger」でまとめてコンパクト化。各ポートごとに何ワットで充電しているかがリアルタイムで見えるのも安心できる点。


そんなわけで、最終的にみんなでカキカキして完成したイラストがコレ。いやぁ、すごい。ほぼ2時間ぶっ通しでみんな描き続けるというタフっぷり。集中力のレベルが高すぎ。「楽しかったのでまたやりたい」という感想ばかりで、みんなでいっしょにお絵かきチャットすることで自然と仲良くなって友達が増えるのはすごいな~という感じです。


タイムラプス動画で見るとこんな感じ。あとからこうやって確認すると「あー、あのときにこれを描いてたんだな~」というのがわかり、とても面白いことになり、カキカキしていた本人たちも「あのときに他のみんなはこういうのを描いていたのか」というのを実感可能。完成したイラストだけでなく、途中経過の動画も共有することで、あとで友達などに見せびらかすことも可能です。


ほかにも、最初から最後までの様子を1倍速から最大100倍速までリプレイすることも可能。リプレイする内容はファイルとしてダウンロードすることができ、いつでも好きなときに再生OK!タイムラプス動画と違ってリプレイの方では誰が描いたのかという名前も吹き出しで一緒に表示され、チャットの内容も再現。完全に「あの日あの時のみんなで楽しく描いた様子」をよみがえらせることができ、とても価値の高い追体験が可能でした。


あと、今回のイベントは今後、茨木小学校の「放課後子ども教室」の水曜日・土曜日に開催している講座として引き続き、2026年1月から開催予定です。

そして、GIGAZINE編集長が主催する「イラスト・マンガ創作部」ではこんな感じでみんなでお絵かきしつつ、見ての通りいろいろなIT系の機器やアプリをフル活用していくため、自然な形でITリテラシー・ネットリテラシー・AIリテラシーが高まっていくという仕組み。主に大阪府茨木市のいろいろな場所で活動中で、活動時間は主に平日の放課後。対象年齢は小学生・中学生・高校生となっています。参加費は無料・持ち物はナシ・保護者の当番なしなので送迎も不要です。学校の部活動と同じですね。なので、近辺に住んでいて「参加してみたいな~」という場合は以下のフォームから連絡してもらえばOKです!

保護者が申し込む場合はここをタップ・クリック

本人(小学生・中学生・高校生本人)が申し込む場合はこっちをタップ・クリック

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