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「HI-METAL R ボトムズ」シリーズはエピソードに沿った商品展開へ。目玉アイテムはクエントのH級AT「ベルゼルガ」!【#魂ネイション2025】

【TAMASHII NATION 2025】
開催期間:11月14日~16日
会場
ベルサール秋葉原 1F・B1F イベントホール
秋葉原UDX 2F AKIBA SQUARE
TAMASHII NATIONS STORE TOKYO
入場料:無料

 「TAMASHII NATION 2025」の秋葉原UDX会場に「HI-METAL R」シリーズの最新アイテムを展示するコーナーが設けられた。展示された5種のアイテムは全て「装甲騎兵ボトムズ」シリーズである。

TAMASHII NATION 2025の「HI-METAL R」シリーズ展示コーナー。全てが「装甲騎兵ボトムズ」のアイテムだ

 これまで「HI-METAL R」で展開された「ボトムズ」シリーズは、第1弾の「スコープドッグ レッドショルダーカスタム」を除き、“対決”をコンセプトとしたライバル的な機体が発売された。今後はそれが一旦リセットされ、2026年発売の「HI-METAL R スコープドッグ」からは、TVシリーズ各編を代表する機体を企画中とBANDAI SPIRITS担当者の談。

「HI-METAL R スコープドッグ」。2026年2月発売予定。価格は17,600円。「HI-METAL R スコープドッグ レッドショルダーカスタム」で再現できたノーマルのスコープドッグを一部仕様変更して一般発売する

 TVシリーズ冒頭の“ウド編”からは、上記スコープドッグの他、「ブルーティッシュドッグ」「スコープドッグ メルキア軍装備」が企画中。前者はパーフェクトソルジャーフィアナの機体で、ピンクのカラーリングと右腕に装備された武装が特徴の機体。企画中の商品はこれを正面に構えて、マガジンをストックのように握ったポージングも可能としている。

「HI-METAL R ブルーティッシュドッグ」。右腕の武装や、PRSPパック、大型のローラーダッシュ機構などを装備したカスタム機体を立体化。フィアナのフィギュアも付属する予定とのことだ(以下は全て参考展示。価格、発売日は未定)

 後者はファン待望のメルキア正規軍のパープルのスコープドッグで、これまた待望のパラシュートザックとロッグガンが同梱される。パラシュートザックはかなり大きいが、これを背負ったまま降着ポーズが取れるような設計を考えているという。

「HI-METAL R スコープドッグ メルキア軍装備」。カラーはもちろんマーキングもメルキア軍の仕様に。TV版第1話のロッグガンを構えた機体も再現できる。フィギュアはキリコと同じ耐圧服姿のメルキア兵が付属する予定

 そして“クメン編”からは、シリーズの目玉アイテムとなるであろう「ベルゼルガ」が企画中。展示された試作品は、「HI-METAL R」でリリースされた同じH級ATのブラッドサッカーとはまた違う、どっしりとした体躯を見事に再現している。ベルゼルガのトレードマークでもある左腕のパイルバンカーや脚部のスワンピークラッグはもちろん可動ギミックとして設計しているそうだ。

「HI-METAL R ベルゼルガ」。後の作品で様々な派生機体が登場した人気のATが登場。大柄なル・シャッコのフィギュアがちゃんと搭乗できる設計を目指して企画中とのこと

 これらの機体のほか、「HI-METAL R スコープドッグ用武装オプションセット」も出展。これは同シリーズのスコープドッグ共通の装備で、ソリッドシューター、ペンタトルーパー、ショルダーミサイルガンポッド、ラウンドムーバーとロゴ入りの台座をセットにしたもの。ソリッドシューターとラウンドムーバーは「HI-METAL R スコープドッグ(宇宙戦仕様)」に付属したものとは違うカラーリングで、ノーマルのスコープドッグにもマッチするものとなっている。

「HI-METAL R スコープドッグ用武装オプションセット」。4種の武装とロゴ入りの台座がセットとなった
台座を使うことで、ラウンドムーバー装備時の飛行シーンを再現可能。ロゴのパーツはかなり分厚く、ボリュームがある
こちらは企画中のメルキア軍スコープドッグに武器を装備させたもの

 ラインナップが一気に増えた「HI-METAL R」の「ボトムズ」シリーズ。「HI-METAL R スコープドッグ」を除いて、発売日や価格などは未定の企画中のアイテムで、仕様なども変更される可能性はあるが、それぞれの詳細発表を楽しみに待ちたい。