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アニメが世界で人気になるにつれてアニソンも人気になっています。
特にZ世代の中でアニソンはなくてはならない存在になっているとイギリスのBBCが特集していました。
世界で人気が高まっているアニソンに対する海外の反応です。


引用元:reddit.com

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'They scream the choruses': How Japanese anime songs became Gen Z's latest musical obsession(BBC)

※記事で紹介している内容の一部
・クランチロールとナショナルリサーチグループの調査によるとZ世代にとってアニソンはビヨンセと同じくらいの人気を持っていて世界中のZ世代の54%がアニメファンでもある
・Spotifyによると2021年から2024年にかけて全世界でアニソンのストリーミング再生回数は395%増加した
・Spotifyでユーザーが作成したアニソンのプレイリストは720万件に達している
・Spotifyの広報担当によるとアニソンを聞いているユーザーの70%が29歳以下
・このブームは『ワンピース』の『ウィーアー!』のような往年の名アニソンに新たなファンを生むきっかけにもなっている
・アニソンから世界に知られるようになった日本のアーティストも多い
・アニソンから日本のアーティストが世界公演をするようにもなってきた
・日本のアニメが好きだと公言したり歌詞の中でアニメに触れている海外アーティストも出てきた

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この記事を読んだ時にAdoが近くでコンサートをしないか調べてみた。
そしたらまさに地元でコンサートをすることが分かったから税金手数料込みで26ドル(※約3800円)というお得なチケットを手に入れることができた。
素晴らしいコンサートだった。
※記事冒頭でAdoがロンドン公演で2万人の観客を集めて自身が参加したアニソンなどを歌ったことを紹介している

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↑Adoのライブ凄く良いよな。

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↑本当にその通り。
レコーディングの歌声と凄く近かったしデジタルエフェクトも素晴らしかった。
ファンと話すために英語も少し覚えたみたいで凄くクールだったな。

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Adoのチケットが26ドルだと?
こっちは350ドル(※約5万1000円)払ったんだが。
(しかもプロモコードを使って)

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26ドルは安いな。
日本?

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↑いや、シアトルの上の方。

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歌うことはないけどアニソンは普通に音楽として好きだ。
西洋の音楽界はパンクやオルタナティブの空気を失ってしまったけどアニソンは90年代後半のパンクやオルタナティブの空気を今も持ち続けてる。

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↑自分のギターの腕に自信がなくなるのは日本のインディーバンドのギタリストの演奏を聞いたときだけだ。

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↑下北沢シェルター(『ぼっち・ざ・ろっく!』のSTARRYのモデル)にライブを聞きに行ったけどギタリストがマジで凄かった。

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アニソンはバラエティ豊富なのが良いよな。
ロック、ジャズ、パンク、プログレッシブ、ラップ等々。
そう、日本には今もバンドが存在している。
ポップスやラップばかりの西洋音楽界はそれに比べると単調に感じる。
大げさかもしれないけどそういう一面もあると思う。

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↑日本はオーケストラも凄いぞ。
『ダークソウル』や『モンハン』の音楽も演奏してる。

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↑『葬送のフリーレン』のゾルトラークのテーマ曲には度肝を抜かれた。
それがきっかけで作曲家を調べてエバン・コールのことを知った。
そしたら彼は人気アニメの音楽を数多く手がけてた。
『フリーレン』、『ヴァイオレット・エヴァ―ガーデン』、『ハクメイとミコチ』、『シンフォギア』等々

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>そう、日本には今もバンドが存在している。
自分にとってはこれがかなりでかい。
本物のバンドメンバーが自分たちで作詞作曲して本物の楽器を演奏する。
これは西洋圏だと20年くらい前に消えてしまった。
流れているのはポップ、ラップ、オートチューン(※電子音楽)だけ。
日本では今でもバンド音楽が人気なのが良い。

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X世代(※1965~1985年に生まれた世代)やミレニアル世代(※1981~1996年頃に生まれた世代)も1990年代にアニソンを聞いてた。

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↑ミレニアル世代だけどプレイリストの25%はアニメのOPだ。

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↑『ナルト』と『鋼の錬金術師』のOPはミレニアル世代と永遠に繋がってる。

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X世代がアニソンを聞いていたとしてもスタジアムを2万人の観客で埋めるようことはなかっただろう。
この記事ではそういうことを紹介している。

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2015年くらいにiPhone5でLiSAを聞きながらグループでビデオチャットしてたら散々言われたことを覚えてる。
今じゃヘッドホンでLiSAを大音量で聞きながらジムで運動してる男たちが大勢いる。
本当に凄い時代だ。

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正直こんなに多くの人がアニソンという媒体に興味を持ってるのはかなり面白いと思う。
アニソンは他の音楽とは全然違っていてそれだけで1つのジャンルやスタイルと言えるくらいだ。
でも懸念もある。
人気が出ると飽和状態になりがちなこと。
特に企業が簡単に手が出せる状況だからなおさらだ。
(音楽業界は巨大な産業だ)
これは「何かがブームになる」→「企業がそれに乗っかる」→「みんながそれを敬遠するようになる」という流れにも似てる。
アニソンやアニメがこれからもファンに根差したものであってほしい。

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↑まず日本の音楽が他の国の音楽と一線を画してると思う。
確かにビルボードトップ100に入るような曲もあるけどその根っこにはボーカロイドやインディーズラップ、各種メタルなどの広い世界が繋がってる。
しかもこれがたった1つの国の中で行われてるというのが驚きだ。

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23年の人生の中で一番聞いてきたのがアニソンとゲームサントラ。
初めて知ったのは宇多田ヒカルの「Simple and Clean(※「光」の英語版)」と「サンクチュアリ」。
なのでアニソン人気というのは自分の中では目新しい物じゃない。

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新しい流行じゃないぞ。
X世代の自分はZ世代が生まれる前からアニソンを聞いてた。

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↑イベント会場で誰かがポケモンのテーマソングを歌い始めたら最終的に会場の全員が歌いだしたという動画を思い出した。
それからアメリカでドラゴンボールファンを公言しながらテーマ曲を歌えないなんて言ったらにわか扱いされる。

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アニソンを聞くとアニメ視聴に向けてテンションが上がってくからね。
感情と繋がってる。

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なんでこの記事がBBCで執筆公開されているかと言うと音楽業界関係者がJ-Popを2025年の主要なトレンドだと捉えているから。
これはグラミー賞の公式サイトにも反映されている。

※2025年の音楽トレンドとしてJ-Popがブームになるだろうと紹介している

グラミー賞の公式サイトでは2024年にも似たような記事を発表してる。

日本国内の記事でも何度か触れられているけどJ-Popが海外で好調なのは明らかだ。
日本のアーティストや音楽レーベルははっきりと海外進出に目を向けてる。
つまりJ-Popは注目すべきジャンルとしてますます認知されているという訳だ。

ここで重要なのはJ-Popの人気を牽引してきた最大の原動力がアニソンだと言うこと。
だからこういう記事が書かれた。
そういう背景を知ることでより興味深く読めるはずだ。

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今学術調査で日本に来ていて、自分たちのガイドは年配の女性。
エヴァンゲリオンのことを知ってるか聞いたら子供の頃はアニメを見るのが許されなかったから知らないと言ってた。
でもテーマ曲を知ってるかもしれないから歌ってみて、と言ってきたから「残酷な天使のテーゼ」を歌ったら知ってた。
なので他の人も言ってるようにZ世代特有の現象という訳じゃないと思う。

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↑アニメのOPやEDは有名アーティストが作曲した楽曲も多いしリリースされたらラジオで頻繁に流されるからアニメ作品を知らなくてもOPやEDは聞いたことがあるという人も多いかも。

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まあ「残酷な天使のテーゼ」な最も有名なアニソンの1つだしな。

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↑確かに。
でもここで言いたいのはもっと昔からみんなアニソンに親しんでいたと言うこと。

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ハルヒダンスとかめっちゃ流行ったし。

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↑年齢がばれるぞ。

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今44歳だけど今も会社のカラオケ大会でポケモンのテーマ曲を熱唱してるぞ。

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今の若い動画配信者はこれが最新とでも言わんばかりにこぞってアニメのOPに合わせて踊ってるけど20年前にハルヒダンスが通った道なんだよな。

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↑「らき☆すた」もあるぞ。

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西洋のアーティストも人気アニメのOPやEDを担当するようになってきたことが記事の中で指摘されてないな。
確かにアニソンは世界で聞かれるようになったけど海外から参加するようにもなってきてる。

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↑1998年の『Lain』というアニメのOPはイギリスの歌だぞ。
※イギリスのロックバンド、ボアの『Duvet』

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↑2005年の『パラダイスキス』ではフランツ・フェルディナンド(※イギリスのロックバンド)の曲がEDに使われてたな。(※『ドゥ・ユー・ウォント・トゥ』)
2012年の劇場版『ONE PIECE FILM Z』ではアヴリル・ラヴィーンの曲が使われてた。
普通にあったと言うほどではないけど全くなかったという訳でもない。

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確かに前からあったけど昔はほとんど見かけなかった。
今はアニメで洋楽を使ったり海外の作曲家がアニメに参加することがかなり増えてきた。
昔はアニメで洋楽が流れたらびっくりしてたけど今は全く普通だ。
最後に”こう来たか!”と思ったのは『聲の形』でザ・フーの曲(※『マイ・ジェネレーション』)が使われた時だな。
あれは予想外だった。

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↑ザ・フーの大ファンだけど『聲の形』はまだ見たことがないから俄然興味がわいてきた。
前期は『ウィッチ・ウォッチ』でザ・フーのネタが出てきたのが良かった。




アニメと共にアニソンも世界で人気になってきています。
海外の音楽業界もアニソンやJ-Popに注目しているようです。