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【必読】鹿児島大学病院脳神経内科に学ぶ、"HPVワクチン後遺症"の作り方

(画像はHPVワクチン薬害訴訟弁護団のホームページhttps://www.hpv-yakugai.net/より)

自分は多数の子宮頸がんの患者さんに関して、告知や治療やお看取りを行ってきた産婦人科専門医(医学博士)です。
HPVワクチン薬害訴訟を何度も傍聴していますが、現在進行形で、"HPVワクチン後遺症"を量産している世界で唯一の大学病院が鹿児島大学病院です。
これまでに合計9回分の傍聴記録を作成し、全て無料でnoteにて公開しています。特に反響が大きかったのが以下の3つの記事です。
冒頭に要約もあるので、こちらだけでもご確認を頂くと、この裁判への理解が深まるかと思います。

2025年4月14日 福岡地裁(今回のnote記事と最も関係が深い法廷)

2025年2月3日 東京地裁

2025年5月19日 名古屋地裁

日本のマスコミは決して報じませんが、HPVワクチン薬害訴訟の法廷では鹿児島大学病院脳神経内科で診断された"HPVワクチン後遺症"の診断自体に誤りがあることが、以下の専門家医師たちから既に法廷で指摘されています。
東京地裁で申請すれば、誰でも裁判記録が確認可能です。

近畿大学医学部微生物学講座    角田郁夫教授
東北大学病院総合診療部もと教授  本郷道夫先生
行岡医療大学医療学部       三木健司教授
慶応義塾大学病院小児精神保健班長 鴇田夏子先生
北里大学大村智記念研究所     中山哲夫教授
大阪大学病院核医学診療科もと教授 畑澤順先生
愛知医科大学病院小児科      奥村彰久教授
獨協医科大学病院小児科      白石秀明教授
金沢医科大学病院産婦人科     笹川寿之教授
帝京大学病院脳神経内科      園生雅弘教授

鹿児島大学病院や同院脳神経内科の関係者の複数の医師から情報提供を頂いたので、鹿児島大学病院にてどのように"HPVワクチン後遺症"の捏造診断が量産されているのかを法廷での知見を含めて解説します。

まずはファクトとして,,,
鹿児島大学病院脳神経内科から発表されたHPVワクチンに関する査読済み論文は1編もなく、HPVワクチンが原因で脳炎・脳症が生じるというエビデンスは存在しない

②鹿児島大学病院脳神経内科は"HPVワクチン関連神経免疫異常症候群"という疾患を捏造しており、鹿児島大学病院は現在進行形で"HPVワクチン後遺症"を量産している世界唯一の大学病院である

③鹿児島大学病院での放射線検査を受けた"HPVワクチン被害女性たち"
脳神経内科により脳SPECTで"脳血流に異常あり"とされて免疫吸着療法を受けて、その後は"脳血流が改善"とされていたが、放射線科の読影レポートでは免疫吸着療法前から"異常なし"であった

④法廷で証言台に立った畑澤順先生(大阪大学病院核医学診療科もと教授)が提供された脳SPECT画像を確認すると、鹿児島大学病院脳神経内科で"脳血流に異常あり"と判断された全例において"異常なし"

このように、HPVワクチンを接種後に心因性疾患や精神疾患が生じた女性やその診断が受け入れられない女性たちをかき集めて、脳SPECT検査で被ばくさせて、放射線科読影専門医や他の専門家の医師の所見を無視して
"我々には脳血流の異常が見える!免疫吸着療法で脳血流の異常は改善する!これがHPVワクチンの薬害だ!"
と主張すれば、薬害を捏造できます。
簡単でしょ。
ついでに薬害訴訟に送り込んで、"HPVワクチン被害女性"の人生を台無しにできる。
医者が倫理観さえ捨ててしまえば可能なんで、みんなも試してみてね。

そしてこの経過
絶対に鹿児島大学病院放射線科の医師たちは気づいていたよね
脳神経内科がHPVワクチン後遺症を捏造して、適応のない脳SPECT検査と免疫吸着療法を繰り返している事実を

また、鹿児島大学病院脳神経内科の医者たちは知らないんだろうけど、、、
新規の疾患やその画像所見に関して検討して論文を発表する際には
"主治医科と放射線科読影専門医の見解が一致している"
ことが普通は条件になる。
つまり
"この画像検査で異常所見が出た。他科の医者が何言ってるか知らんし、我々が異常だと判断すれば異常なんだ!
はい、これが新たな疾患である証拠ね"

という論文を書いても、そんなものは普通は査読(他の複数の専門家が論文を検討して、科学的な妥当性があるかを審議するプロセス)を通らない。
なので、鹿児島大学病院脳神経内科からは12年間に及んで、HPVワクチンに関する査読済みの論文は1編もない。
鹿児島大学病院脳神経内科がやってきたのは、ただの薬害捏造行為。
鹿児島大学病院は、その捏造行為を長期に渡りスルーしていた。
ここまでガバナンスが悪質な大学病院は、見たことも聞いたこともないレベル。

ここで改めて、鹿児島大学脳神経内科高嶋博教授によるエッセイから、ありがたいお言葉を見てみましょう。
2018年発表「ヒトパピローマウイルスワクチン接種後の神経症状は, なぜ心因性疾患と間違われるのか」
の結語より。
"HPVを原因とする子宮頚癌を防ぐことの重要性に異論はないが, 普通に考えるとワクチンを打って心因性疾患になるわけ無いのであるから, その機序を主張続ける限りは副反応への対応が全く準備できないので, このままではHPVワクチンの未来は閉ざされるかもしれない."

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsnt/35/4/35_536/_pdf


ではなぜここまで鹿児島大学病院脳神経内科がヤバいのかを、内部告発者の医師から得た情報から以下に記します。
なお、2008年には鹿児島大学病院では研究者がデータを改ざん・捏造し、それが発覚して自殺するという事件が起こっています。
https://shinka3.exblog.jp/8892836/


もともと鹿児島大学病院脳神経内科(旧第三内科)は前教授の納光弘先生が、HTLV-1関連脊髄症を発見し、世界的な業績を確立していた。
そのため医局内には常に新しい研究のネタがないかを焦って探すような風潮があり、神経疾患に対して謎のビタミン注射療法を試してみたり、患者に健康食品の類を自費で購入させて、それを投与してみるなどの場当たり的な研究を行っていた。
当然ながら、、、
そもそも倫理的に問題ないか?その研究デザインで大丈夫か?正当性はあるか?等の議論は全くなく、ただなんとなくこれをやってみればいいんじゃない?的なノリで健康食品の類を患者に飲ませてみたり、治療に必要のない髄液検査などを行ってみたりという手法が鹿児島大学病院脳神経内科ではまかり通っており、ガバナンスなどという発想はなかった。
告発して頂いた医師も、鹿児島大学病院脳神経内科で教育を受けて、当時はそれが当たり前のことだと思っていたと。
そんな中で脳神経内科の一部の医師たちが、マスコミ報道を見て
"HPVワクチンには絶対に問題がある、徹底的に調べて新たな疾患を見つけよう"
と決意する。
"HPVワクチン関連神経免疫異常症候群"
が誕生した瞬間である。
また、その医師たちは医局内で
「ワクチンでがんなんて防げるわけがないでしょ、新しい疾患を生み出しただけ」
などと語っていたと。
もちろんこれだけでは、上記のような薬害診断の捏造は普通は難しい。
HPVワクチン接種後に何らかの症状がある方の画像検査などの客観的な検査において、何らかの異常所見が見つかる必要がある。
そこで
"HPVワクチン関連免疫異常症候群"
の疑いがある女性を入院させて精密検査をしても、何ら異常は発見できず、最終的には心身症という診断。
そんな事態が数名ほど続いた。
そこで鹿児島大学脳神経内科の医師たちは脳SPECT検査に目を付けた。
当時の彼らは
「放射線科の読影レポートは無視すればよい。あいつらは実際に患者を診ていないので、真に読影する能力はない。我々の方が放射線科読影専門医よりも画像診断能力も高い」
と主張し、若手医師にもそのように教育を行ってきた。
鹿児島大学病院脳神経内科は他科との合同カンファレンスや症例検討会にも参加しておらず、他科と共同して慎重に研究を行う、という風土は微塵もなかった。
これによって鹿児島大学病院脳神経内科では、他科の医師たちから妨害されずに
"HPVワクチン関連神経免疫異常症候群"
の患者を量産する体制が確立し、その実態が2025年になって法廷で判明した。

他科の医師も、脳神経内科での入院や免疫吸着療法がさすがにヤバい、などという噂をしばしば聞いていたとの事。


これが、鹿児島大学病院脳神経内科によるHPVワクチン後遺症捏造問題の実態です。
鹿児島大学病院は、早急に調査を開始すべきです。
一人でも多くの方にこの実態を知っていただきたいと思いますが、鹿児島大学病院の内部の心ある関係者の方は、ぜひ行動に移して頂きたいと思います。
特に鹿児島大学病院の産婦人科の先生方は、ブチ切れている方も多いのではないでしょうか。
私もそうです。
だからこそ誹謗中傷や名誉棄損のリスクを冒して、あえて"捏造"という言葉を繰り返し用いています。

ではここで最後に、HPVワクチン薬害訴訟弁護団に加担している鹿児島大学病院脳神経内科教授高嶋博による、2023年7月3日の福岡地裁の法廷での証言を見てみましょう。

自分は傍聴できていないので、こちらで傍聴した方のブログから引用します。

"最後に
元々、国に頼まれて被害者を診療している。
私は原因を見つけるのが得意で、すぐに自己免疫とわかった。
早期治療をすれば、早く治った。
しかし、心因性とする方しか採用されず。
牛田班のばかりで非常に残念である。
ワクチンは良いもの、反対するのは悪いものとされてきた。
ワクチンで副反応が出ても止める人がいない。
せっかく(勧奨中止で)止めていたのに、再開され新たに4人被害者が出た。
学業ができなくなると一生にかかわる、
日本にとって大きなマイナスだ。
今の診療体制では新しくワクチンを始めるのは無理。
心因性ばかりが採用され、原因究明、早期治療ができなくて虚しくなる。
患者は行くところがなく、可哀想だ。
厚労省も医師会も産婦人科医も小児科医も、ワクチンを打ちたい人ばかり。止めるのは司法の力だ。

と、力強く証言してくださいました。
傍聴席からは拍手が。
高嶋教授が退廷する時、拍手でお見送りする形に。"


最後になりますが、恐ろしい情報を一つ提示します。
国はHPVワクチン接種後に症状が出た方に対して
"HPV予防接種拠点病院"
の受診を勧めています。
鹿児島県では鹿児島大学病院の産科・婦人科の小林教授と、脳神経内科の高嶋教授が窓口です。
前者に連絡すれば適切な医療が提供され、後者に連絡すれば上記の経過を辿る事になります。
そのような診療体制を採用したのは日本で唯一、鹿児島大学病院だけです。

https://vaccine-care.org/block_qs.html


これらのnote記事は、裁判への移動費や宿泊費などはすべて自腹です。
金銭面だけではなく、家族との時間なども犠牲にしています。
また、鹿児島大学病院や脳神経内科の医師からの名誉棄損・誹謗中傷の訴訟リスクもありますが、それは意図的にやっています
訴訟になれば彼らの主張を全て公開し、徹底的に開示します。

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