感染最多、首相「最大限の警戒状況」 GoTo言及せず

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 菅義偉首相は19日午前、新型コロナウイルス感染症の全国の1日当たりの新規感染者数が18日に2200人を超え、過去最多となったことを受け、首相官邸で記者団の取材に応じた。首相は「最大限の警戒状況にある」とした上で、担当の西村康稔経済再生相と田村憲久厚生労働相に、19日の厚労省の助言機関と20日の政府の分科会の議論を踏まえ、更なる対策を打つよう指示したという。

 首相は国民に対し、マスクの着用や3密の回避など基本的な感染防止対策の徹底を呼びかけた。専門家が感染リスクが高いと指摘している点を挙げ、飲食時でも会話する時はマスクをつける「静かなマスク会食」を求めた。「私も今日から徹底する」と語った。

 政府の観光支援策「Go To トラベル」の見直しについて記者団が尋ねたが首相は答えず、官邸を出た。

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