「女性へのプレゼント」で失敗したくない男性が選ぶべき“絶妙なアイテム”ベスト5
メンズファッションバイヤーのMB。「『おしゃれに見える』にはちゃんと理由があるんです」が持論（撮影／難波雄史） 画像（6枚）
―［メンズファッションバイヤーMB］―

　メンズファッションバイヤー＆ブロガーのMBです。洋服の買いつけの傍ら、「男のおしゃれ」についても執筆しています。
連載第558回をよろしくお願いします。
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クリスマスプレゼント、何を買うべきか？

　今年も忌々しいクリスマスの時期がやってきました。

　誰が作った風習かわかりませんが、毎年プレゼントを用意せねばならないこの季節。皆様女性へのプレゼント選びで苦心していらっしゃることでしょう。

　そこで今回はクリスマスギフトのおすすめをまとめておきます。価格以上の価値を感じるものばかり。ぜひご参考に。

パリの老舗総合美容薬局が手がけるフレグランス

・オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー

「女性へのプレゼント」で失敗したくない男性が選ぶべき“絶妙なアイテム”ベスト5
「優しさの三重奏」（2万4090円）
　パリ6区にお店を構える200年以上の歴史を持つ総合美容薬局。国内の高感度セレクトショップなどでも取り扱いが多いこちらのブランド。

　フレグランスにしてはかなり高価なものばかりですが、その分相応の驚きを与えるプレゼントとなるでしょう。

　パッケージはよくあるようなプラスチックのケースではなく、ガラスで仕立てたものとなっており、他ブランドでは見ないクオリティ。ギフトパッケージとしてさまざまな種類を詰め込むこともできます。

火をつけるとフワリといい香り

　ボディケア・スキンケア製品がおすすめですが、ぜひギフトボックスを作る際に混ぜていただきたいのがフレグランスマッチのシリーズ。なんとこちらマッチがフレグランスになっています。

　マッチを擦り、火をつけるとフワリといい香りが部屋中に漂う。
火はすぐに燃え尽きるのでさほど強い香りは残らないのですが、キャンドルや香水よりもソフトなためあえてこちらを好まれる人も多い。

　また、トイレなどの狭い個室ではキャンドルよりもこちらが効果的です。持ち運びやすく、パッケージもおしゃれなので「何これ？」の驚きとともに話のネタになるでしょう。

間違いなく次にくる韓国発フレグランスブランド

・NONFICTION

「女性へのプレゼント」で失敗したくない男性が選ぶべき“絶妙なアイテム”ベスト5
「ジェントルナイト ホリデーセット」（7656円）
　韓国発のネクストトレンドフレグランスブランド。

　Aesopやlelaboなど様々なフレグランスブランドが群雄割拠していますが、次来るのは間違いなくコレ。すでに日本国内でも人気が高くセレクトショップなどでも見かけます。

　韓国といえば「タンバリンズ」がカルト的な人気を博していましたが、先日日本上陸を大々的に行いすっかり名前が知られてしまった。意識の高い女性ならば「まださほど広まってないものを」と思うでしょう。そんな中こちらがおすすめです。

ガワだけではなく、中身も洗練

　ブランディングが巧みな韓国発というだけでなく、こちら中身にも強くこだわっており、関わる調香師は世界トップクラスのクリエーター。

　上述のビュリーやイソップを手がける調香師と契約し独創的な香りを作り上げています。

　ガワだけこだわるフレグランスブランドは大変多いですが、こちらは中身まで洗練されたもの。香りにうるさい人にもおすすめです。

知っているけど、手にとったことのないブランド

・アニヤ・ハインドマーチ　ペンシル・シェービング・ディフューザー

「女性へのプレゼント」で失敗したくない男性が選ぶべき“絶妙なアイテム”ベスト5
「アニヤ・ハインドマーチ　ペンシル・シェービング・ディフューザー」（2万7500円）
　ユニクロとのコラボでお馴染みのロンドンブランド「アニヤ・ハインドマーチ」。小物が有名なブランドですがギフトに適した雑貨も用意されています。


　一見するとペン立ての様ですが、実はこちらペン立てに見立てたディフューザー。鉛筆は陶器で作られており注いだフレングランスエッセンスが部屋の中で優しく香ります。インテリアとしてもかわいらしく、意外性もあっておすすめ。パッケージも高級感があるのでギフトに適しています。

　ユニクロコラボ品は持ってるけど本家は持ってない、と言う人が多いはず。「知ってるけど手にとったことのないブランド」って喜ばれますよ。

高級な素材感なのに値段は優しいポケットショール

・LAPUAN KAKURIT　ポケットショール

「女性へのプレゼント」で失敗したくない男性が選ぶべき“絶妙なアイテム”ベスト5
「MARIA ポケットショール」（1万6500円）
　毎年この時期には欠かせないのがラプアンカンクリのポケットショール。

　厚手のブランケット型ショールのこちら。ショールにしては珍しくポケットがついており、カーディガンのように使えるのが特徴です。

　ブランケットとしても、ショールとしても、またカーディガンライクな使い方もできるため万能。かつ素材感も高級でヘリンボーンやさまざまな凝ったバリエーションがあるにもかかわらず、値段は優しい。

　数年前大人気となり以前はこの時期。在庫がまったくなく取り扱い店舗は完売続出でした。
今年はまだまだ余裕があるようなので今のうちにどうぞ。元々フィンランドのテキスタイルメーカーとして生まれたブランドなので素材の上質さは格別。寒がりな女性に贈ってあげてください。

エルメスなのにわずか1万円で買える！

・エルメス　バスライン

「女性へのプレゼント」で失敗したくない男性が選ぶべき“絶妙なアイテム”ベスト5
「ヘア＆ボディ シャワージェル」（1万1000円）
　最後はやはりこちら。エルメスのバスライン。

　昨年からリブランディングされスタートしたバスラインですが、エルメスにしてはかなりお値打ち。バッグなら三桁万円かかるエルメスですが、このバスラインは1万円前後で購入可能。

　でも、エルメスのショッパーに入れて、箱もオレンジのエルメスケース。高級感抜群でアイテムを知らない人にはとても1万円とは思えないでしょう。

　ボディとヘアにも使えるシャワージェルがおすすめで、香りが残りやすく香水いらず。ほのかに身体からエルメスが漂います。また、ケース下につけるラバーもあり、バスルームに置き続けたときの「ビン底のぬめり」も解決してくれる。
さすがエルメス。細かいところまで配慮が届いていますね……。

　以上！　今回はクリスマスギフトの紹介でした！

―［メンズファッションバイヤーMB］―

【MB】
ファッションバイヤー。最新刊『ロードマップ』のほか、『MBの偏愛ブランド図鑑』『最速でおしゃれに見せる方法 』『最速でおしゃれに見せる方法』『幸服論――人生は服で簡単に変えられる』など関連書籍が累計200万部を突破。ブログ「Knower Mag現役メンズバイヤーが伝えるオシャレになる方法」、ユーチューブ「MBチャンネル」も話題に。年間の被服費は1000万円超！ （Xアカウント:@MBKnowerMag）
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