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囲碁・将棋

日本最大規模のアマチュア大会 赤旗名人戦

第60期 赤旗名人決まる ともに初優勝
囲碁 齊山天彪さん
将棋 荒田敏史さん

写真。第60回赤旗全国囲碁・将棋大会で優勝した(右から)囲碁の齊山天彪さんと将棋の荒田敏史さん=2025年11月9日、党本部

第60回赤旗全国囲碁・将棋大会で優勝した(右から)囲碁の齊山天彪さんと将棋の荒田敏史さん=2025年11月9日、党本部

第60回赤旗全国囲碁・将棋大会(赤旗名人戦)の決勝戦が11月9日、東京都渋谷区の日本共産党本部で開かれ、囲碁は齊山天彪(さいやま・たかとら)さん(23)=東京=、将棋は荒田敏史(あらた・さとし)さん(32)=茨城=が、いずれも初優勝し、第60期赤旗名人となりました。(関連記事

都道府県代表と招待選手が熱戦を繰り広げる第60回赤旗全国囲碁・将棋大会=2025年11月8日、党本部囲碁、将棋ともに優勝者は、プロ公式戦の新人王戦(しんぶん赤旗主催)の参加資格を得ます。

囲碁審判長の小島高穂九段は「誰が勝っても不思議ではない、素晴らしいたたかいだった」と絶賛。新人王戦で「赤旗名人は碁は一度も勝っていない。破ってほしい」と話しました。

将棋審判長の屋敷伸之九段は「記念すべき60回大会で入賞者は個性を発揮してたたかった」と講評。赤旗名人戦について「70年、80年と、素晴らしい大会を今後も続けてほしい」と話しました。

齊山さんは大接戦の1目半で激戦を制した決勝について「相手は力があるので、一発逆転されたかなというところもあった」と説明。「秒読みだし、お互いミスをいくらでもしていると思うので、勝敗はどっちに転んでもおかしくなかった。運が良かった」と話しました。

荒田さんは大会2日間を「苦しいたたかいが多かった。ギリギリだったが勝ててよかった」と述懐。AIで腕を磨き強くなる若者が増えているとしつつ、決勝で対局した竹中健一さん(57)について「50代の人と久しぶりに対局したが、強かった。充実感がある大会だった」と語りました。

囲碁の準優勝は津田裕生(ゆうき)さん(27)=埼玉=、3位は大関稔さん(31)=神奈川=。将棋の準優勝は竹中健一さん=東京=、3位は浅田拓史さん(40)=千葉=でした。

囲碁トーナメント表
将棋トーナメント表
囲碁決勝の棋譜
将棋決勝の棋譜
歴代優勝者