水戸で初めて誕生したコウノトリ「つばさ」感電死…茨城・大洗町で発生した停電、原因調査中に判明

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 水戸市は3日、市内で今春生まれた国特別天然記念物コウノトリのオス「つばさ」が感電死したと発表した。1971年にコウノトリが国内で一度絶滅してから、市内で初めて誕生した3羽のうちの1羽だった。

コウノトリの「つばさ」(手前)=溝口一郎さん撮影
コウノトリの「つばさ」(手前)=溝口一郎さん撮影

 市環境保全課によると、死骸は1日、茨城県大洗町神山町で発見された。8月末に発生した停電の原因を調査していた電力会社の社員が、送電設備に放電の痕跡があった鉄塔の近くで見つけたという。市が個体識別用の 足環あしわ の番号を調べたところ、「つばさ」と判明した。

 つばさを含む3羽は、4月に同市常澄地区で誕生が確認され、6月に巣立った。

 市内外の多くの人々が成長を見守ってきた経緯があり、足環装着や血液検査などの資金計100万円はクラウドファンディング(CF)で集まった。愛称を公募すると、全国約1800人から5000を超える愛称が寄せられた。市の担当者は「巣立ってからまだ3か月ほどだったのでショック」と肩を落とした。

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