記事は、高市早苗首相の「台湾有事答弁」に対する中国の反発が激化する中、Xで「ハニトラ公表」画像が拡散され、真偽不明ながら話題となっていることを報じています。倉田真由美氏やフィフィ氏もコメントしています。
高市早苗首相の「台湾有事答弁」に対して中国政府の反発が激しさを増す中、X(旧ツイッター)では、20日までに真偽不明の「ハニトラ公表」画像が大拡散。一時「ハニトラ」のワードがトレンド入りして6万件を超えるポストが寄せられており、政治や社会問題について積極的に言及している著名人も反応している。
「ハニトラ」がトレンド入りしたワケ
拡散されている画像は、かつて中国外務省の報道官として強気な発言を繰り返し、たびたび物議をかもしたことのある趙立堅氏と思われる人物の写真の上に、「これ以上日本が内政干渉するなら我が国はハニトラにかかった政治家、コメンテーターを公表する事とする。」と書かれているもの。まるで趙氏が会見で語っていたことを見出しで伝えるネットニュースの画面をスクリーンショットしたかのような画像だ。「ハニトラ」とは「ハニートラップ」の略語で、スパイが色仕掛けで相手を誘惑し、機密情報などを聞き出す諜報活動のことを指すときに使われる。
Xの一般ユーザーがこの画像を添付して「『今すぐ頼む』という方!いいねお願いします!」と投稿したところ、20日正午現在、10万近い「いいね」が寄せられている。ただ、趙氏は2023年に報道官の職を離れており、中国の報道官が会見で上記のように語ったという報道は確認できない。
真偽不明で現時点ではフェイクである可能性が高いことから、X上では「これは本当に言ったのか?」「火元不明のフェイクか?」と冷静な反応を見せるユーザーがいる一方で、画像を面白がっているのか「ぜひ名簿を出してほしい」「罠にかかっているやつを白日の下にさらしてくれ」「これが本当ならやってくれ!」といった書き込みが相次いでいる。
