国分太一さんは、コンプライアンス違反により活動を休止し、記者会見で謝罪しました。日本テレビとの対立が続く中、具体的な降板理由が明かされず、防御の機会がないと主張しています。弁護士と共に人権救済を求め、問題解決に向けた協議を望んでいます。
人気アイドルグループ「TOKIO」の元メンバー、国分太一(51)の複数のコンプライアンス違反が今年6月に露見・レギュラー番組全降板・無期限活動休止となってから約5カ月が経過した今月26日午後、国分本人が代理人の菰田優弁護士と共に、東京・霞が関の司法記者クラブで緊急会見を行った。
国分側はこの日、なぜ会見を行ったのか。国分側は、この日の会見で、改めて日本テレビ側に、どの行動が番組降板の理由に該当するのかの〝答え合わせ〟を要求した。
日本テレビの拒否姿勢 二次加害懸念で答え合わせ拒絶
日本テレビ側は26日、国分の会見後に〝答え合わせ〟を拒否する姿勢を明らかにした。理由として、関係者の身元特定と、それによる〝二次加害〟への懸念を挙げている。
国分太一の不祥事が突然明るみになったのは今年6月19日で、同日、国分側がテレビ各局に番組からの降板を申し入れたと報道。翌20日には、複数のコンプライアンス違反を理由に、「ザ!鉄腕!DASH!!」の降板が日本テレビから発表。その後、同月25日にTOKIO解散・株式会社TOKIO廃業が発表されていた。
今週発売の週刊文春では、国分が日テレから突然、ハラスメント行為に関する聞き取り調査を受けたのは、今年6月18日。国分はこの時、番組スタッフの女性2人の名前を挙げ、その2人に対して行った行為の内容を話したとされる。
セクハラ疑惑の詳細:性的写真要求とスタッフへの行為
国分は、女性スタッフに対し、過去にロケ先で宿泊していたホテルの自室で部屋飲みをした際に抱きついてキスをしたり、メッセージサービス「LINE」で、「いかがわしい写真」を送ったと供述したというのだ。
今年6月の時点で、スポニチAneexは、「国分さん側が下半身の写真を送ったことが発覚し問題になった」などの臆測も広がっている、と報じていたが、今週の文春も、国分が自身の下半身の写真を送った、などと日テレの聞き取り調査で告白したと伝えた。
