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バンク・オブ・アメリカが始業前に30分かけてPCを立ち上げなければならなかったことで訴訟を起こされる


大手銀行のバンク・オブ・アメリカが、時間がかかるPCの立ち上げを無給でさせられたとして集団訴訟を起こされました。従業員によると、毎朝15分から30分かけてPCを立ち上げなければならなかったとのことです。

Bank of America faces lawsuit over alleged unpaid computer boot-up time | HRD America
https://www.hcamag.com/us/specialization/employment-law/bank-of-america-faces-lawsuit-over-alleged-unpaid-computer-boot-up-time/554302


Bank of America sued over not paying workers for PC boot up time in proposed class action lawsuit | Tom's Hardware
https://www.tomshardware.com/tech-industry/bank-of-america-sued-over-unpaid-boot-up-time

訴訟を提起したバンク・オブ・アメリカの元アナリスト、タヴァ・マーティン氏によると、同社のシステムは複雑で、リモートで働く従業員は複数のシステムへのログイン、スプレッドシートのダウンロード、仮想プライベートネットワークへの接続などを毎朝行う必要があり、これだけで15分から30分もかかっていたとのことです。


こうした従業員は勤務開始と同時に顧客への電話対応を行う手はずでしたが、PCが立ち上がっていない状態が続くと評価が低下し、最悪の場合は解雇されるリスクがありました。そのため、従業員は戦々恐々としながらPCを立ち上げていたといいます。

しかし、バンク・オブ・アメリカは時間外の業務を業務として認めることはなく、給料を支払いませんでした。


無給の労働は起動時だけにとどまりませんでした。同社のシステムは昼休み中に自動的に切断されるため、従業員はログインプロセスの一部を繰り返し行わなければならず、ほとんどの日では約3分から5分の無給の業務が発生し、完全な再起動が必要な場合はさらに長い時間がかかっていたそうです。さらに、業務終了後はPCを安全にシャットダウンする必要があり、これにも追加で2~3分かかっていたとのこと。

マーティン氏は、「労働省のガイダンスでは、PCを起動することも業務として規定されているほか、勤務前および勤務後の業務も記録しなければならないと義務づけられている」として、本来支払われるべきだった給料を支払うよう求めています。


テクノロジー系メディアのTom's Hardwareによると、同様の事例に関する判決はさまざまで、「システムの起動中に他のこともできた」と判断され労働時間として認められなかったケースや、「システムの起動は明らかに業務の中核で回避できなかった」と判断され従業員の主張が認められたケースなどがあるそうです。

マーティン氏は集団訴訟と団体訴訟の両方で訴訟を起こしており、認められれば州をまたいだ従業員グループを代表することが可能になります。マーティン氏は、数千人はいかないまでも数百人の労働者が対象になると推定しているとのことです。

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in メモ, Posted by log1p_kr

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