「非常戒厳」宣言から1年、韓国李大統領「加害者は法の裁きを」

「非常戒厳」宣言から1年、韓国李大統領「加害者は法の裁きを」
写真は12月3日、ソウルで記者会見する韓国の李在明大統領)。 REUTERS/Kim Hong-Ji
[ソウル 3日 ロイター] - 韓国の李在明大統領は3日、尹錫悦前大統領による「非常戒厳, opens new tab」宣言から1年を迎えたことを受けて演説し、事後処理が残っており、加害者は法の裁きを受けなければならないと強調した。
非常戒厳宣言の企ては国家に取り返しのつかない打撃を与えかねなかったが、国民が立ち上がり、素手で軍の介入を阻止したと指摘した。
「私利私欲のために憲法秩序を破壊し、戦争まで計画しようとした者たちの無謀さは、必ず裁きを受けなければならない」と訴えた。
李氏は戒厳令阻止に尽力した国民の役割をたたえるため、12月3日を国民の祝日に指定することを提案する考えを示した。また、韓国国民はノーベル平和賞候補にふさわしいと述べた。

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