この画像を大きなサイズで見るスマホどころかデジカメやビデオも無かった時代、昔ながらのカメラは当時の様子を記録する重要なツールだった。その頃に撮られた昔の写真の中には、失われた文化や歴史的に貴重な瞬間、膨大な時の流れを感じさせるシーンがおさめられている。
これまでも取り上げている歴史的写真シリーズだが、今回は海外サイトで公開されていた1800年代後半から1900年代半ばにかけての珍しい写真をざざっとご覧いただこう。
1. ピラミッド上空を通過する飛行船 (1931)
この画像を大きなサイズで見るドイツのツェッペリン運航会社の飛行船。この6年後にヒンデンブルク号爆発事故が起きた。
2. ヒンデンブルグ号爆発事故 (1937)
この画像を大きなサイズで見る1937年5月6日に米ニュージャージー州で墜落する飛行船ヒンデンブルグ号の最後の写真。
3. 少年時代のアドルフ・ヒトラー (1899)
この画像を大きなサイズで見るオーストリア人のクラス写真に写ったアドルフ・ヒトラー(1889-1945)。後列の一番背が高い子どもが彼だ。
4. ナチの敬礼を拒む一人の男性(1936)
この画像を大きなサイズで見る5. ヒトラーの死を報じた米軍の広報雑誌
この画像を大きなサイズで見る6. 建設中のベルリンの壁 (1961)
この画像を大きなサイズで見る7. 建設中のエッフェル塔 (1888年6月)
この画像を大きなサイズで見る8. フランスのパリで建設中の自由の女神 (1883)
この画像を大きなサイズで見る9. リンカーン米大統領暗殺の共謀者ルイス・パウエル(1865)
この画像を大きなサイズで見る1865年に米ワシントンD.C.の劇場でリンカーン大統領が殺害された際、暗殺計画主導者の同志だった元南軍兵士のルイスは、国務長官のウィリアム・スワードの寝室に侵入し、ナイフでスワードを襲った。その後彼は裁判にかけられ、絞首刑となった。この画像は元の写真に着色したもの。
10. シャイアン族の族長だったリトルコヨーテとモーニングスター (1873)
この画像を大きなサイズで見るシャイアン族はアメリカのインディアン部族の一つだ。北米の先住民の文化は豊かで複雑だったが、その歴史の多くは19世紀に広まった帝国主義と差別主義により、痛ましい形で失われた。
11. ナバホ族の薬剤師 (1904)
この画像を大きなサイズで見るインディアン部族に属するナバホ族で仲間の治療をしていたと思われる。この男性が持つ道具は彼の処方薬や儀式には欠かせないものだった。
12. もみあげの新スタイルを作った軍人
この画像を大きなサイズで見る南北戦争で北軍の将軍を務めたアンブローズ・バーンサイドの立派なもみあげの形は、斬新なもみあげスタイルとして、その苗字をもじった「サイドバーンズ」と呼ばれるようになった。
13. 5人目のビートルズと呼ばれたドラマー、ジミー・ニコル (右端、1964)
この画像を大きなサイズで見る1964年の6月、ジミーニコルは病で倒れたビートルズのリンゴスターの代役として、10日間で8つのコンサートでドラムを叩いた。ビートルズのメンバー3人と撮影。
14. 米軍にて宣誓をするエルヴィス・プレスリー (1958)
この画像を大きなサイズで見る15. アメリカでアウトローとして知られたビリー・ザ・キッド (1879)
この画像を大きなサイズで見る西部開拓時代にアウトローとして名を馳せた、ビリー・ザ・キッド(1859-1881)の貴重な写真。現存するのはこの一枚のみだという。
16. 実験室の椅子に掛け、拡大送信器の実験を行う二コラ・テスラ
この画像を大きなサイズで見る17. イギリスの南極探検隊と氷山の洞窟 (1911年1月5日)
この画像を大きなサイズで見る18. 若かりし頃のチャーリー・チャップリン (1918)
この画像を大きなサイズで見る19. アルカポネが投獄された独房
この画像を大きなサイズで見るアメリカのフィラデルフィア州のイースタン州立刑務所の独房(関連記事)。当時の状態のまま保存されている。
20. 盗難事件後、イタリアのウフィツィ美術館に展示されたモナリザ (1913)
この画像を大きなサイズで見る1911年にパリのルーブル美術館で名画モナリザが盗難されたものの、その2年後に犯人が発覚、無事に返却されるという事件があった。この騒動の真犯人は、ルーヴル美術館に勤めていたイタリア人のビンセンツォ・ペルージャだった。盗難の手口は開館時間中に入館し、清掃用具入れの中に隠れて閉館を待った後、コートの下に隠し美術館の外に持ち去るというもので、名画は保管していたという。
逮捕されたペルージャは、モナリザを描いたレオナルドが彼と同郷のイタリア人であることから、この名画はイタリアの美術館に展示されるのが道理だと主張し、投獄される一方で愛国者として称えられた。こうして再び見つかったモナリザはペルージャの主張が考慮され、ルーヴル美術館に送り返される前にイタリアのウフィツィ美術館に2週間展示された。
21. ツタンカーメンの墓の封印。発見時の写真 (1922)
この画像を大きなサイズで見るこの封印は3千年以上も未開封のままだった(関連記事)
22. バールベックのジュピター神殿(1890 -1923)
この画像を大きなサイズで見るユネスコの世界遺産に登録されたレバノンの遺跡の一つであるジュピター神殿は、世界でも屈指のローマ神殿の遺跡だ。この神殿は2~3世紀ごろローマ神ジュピターを祀るために建てられたという。
23. 2歳のダライラマ14世 (1940)
この画像を大きなサイズで見るダライラマはダライラマとしてこの世に誕生する。チベット仏教のゲルク派には、最高位にあたる化身ラマが転生するという教えがあり、転生した彼を探し当てる伝統がある。これは現在のダライラマ14世テンジン・ギャツォが2歳の頃の写真だ。
24. ライオンの咆哮シーンを撮影・録音する技師たち (1928)
この画像を大きなサイズで見るアメリカのマスメディア企業MGMがオープニングに使用した。
25. 大観衆の前でスピーチするスワミ・サッチダナンダ (1969)
この画像を大きなサイズで見るウッドストック・フェスティバルに集まった大勢の人々の前でオープニングスピーチをしたヨガ行者のスワミ・サッチダナンダと弟子たち。
26. 防護服をつけたフランスの技師(1918)
この画像を大きなサイズで見る27. 55. 水着の宣伝をして逮捕された女優 (1907)
この画像を大きなサイズで見る体にフィットするワンピースの水着を売り込むオーストラリアの女優アネット・ケラーマン。その後、彼女はわいせつ罪で逮捕されてしまった。
28. 感電した同僚に人工呼吸を行う配電工事士 (1967)
この画像を大きなサイズで見る高電圧電線に触れた同僚を救おうとしている。
29. クマのぬいぐるみを抱くクリストファー・ロビン・ミルン (1928)
この画像を大きなサイズで見る彼は「クマのプーさん」の著者アラン・アレクサンダー・ミルン息子であり、その作品のモデルだった。
via:viralnova・written D
















クリストファー・ロビンは実在した!
一番びっくりした
チャップリンハンサムだな
クリストファー・ロビンってこんな子だったんだ…。美少年だなあ。抱っこしているのがプーさんのモデルかな?
う~む…建設中というテーマの写真と封印されていたツタンカーメンが好きかな。
封印の縄がまだ新しく感じるのは、その土地というか空間の湿度や空気が凄く縄の保存に適していたのかね。
若かりし頃のチャップリン、右と左のどっちだ?
※5
左チャーリーはこの1918年で29歳、右チャーリーは1914の映画で生まれて4歳ほど…と両名若い!ですね
※13
放電と人物設備は別撮影を重ねて作られたとか。imege creditのリンク先でも記されていますね。テスラの発明超人ぶりを印象付ける超カッコイイ写真!
もひとつカッコイイ「The Kiss Of Life」助かってよかった!
27の水着、今ならどこの服と言われそうな
ごっつい下着。当時の人が今の下着を見たら
目を回すか、お~神よーと十字作るかもな
※6
ビキニ(水着)は当時それくらいのインパクトがあって、そういう命名されたんですね
ダライ・ラマ14世は1935年生まれですので、
2歳ではなく5歳の頃の写真か、
もしくは1937年に撮影された写真かと。
5人目のビートルズと呼ばれたジミー・ニコルがいるなら、6人目のドリフターズと呼ばれたすわ・しんじも加えてほしいな。
※8
写真のリンク先によれば1940年2月22日、即位の撮影だそうです。誕生は1935年7月6日だそうですからこの時4歳ですね。2歳となっているのは、原文で2歳の時にダライ・ラマとして発見された的な事が書かれているようですのでその事かな。
一寸先はわからないのだ
ビリー・ザ・キッドの写真は
最近もう1枚新しいのが発見されたよね
伍長が既に七三でワロタ
テスラの実験写真の放電凄い!
そしてその横で平然としているテスラはもっと凄い!
ナバボ族ってNYヤンキースのジャコビー・エルズベリーの出身部族やん
500人くらいしか残ってないんだってね
じ、人工呼吸か。
つい愛が芽生えた瞬間かと・・・
ビリー・ザ・キッド写真あったんだ
あとチャップリン、イケメンですね
ニコラ・テスラ
この人の名とこの写真を初めて見たのは澁澤龍彦の本だった
そのときはテスラの「天才」の度合いがわからなかったけど、
年を取るにつれてわかるようになった
ライオン近すぎぃ!!
3はオーストラリア人じゃなくてオーストリア人じゃまいか?
子供時代のヒトラーから左、左、下あたりにウィトゲンシュタインがいる。
メディスンマンを薬剤師と言うのはちょっと違う…でも適当な言葉が出てこない
呪術師とも違うしシャーマンではないし
※20
ウィトゲンシュタインがヒトラーと同窓生だったのは中等実科学校だから
小学校時代のこの写真にはいないよ
テスラの写真が凄い、電流のすぐ側で腰掛けてるのがいいなあ。この写真好きです。
※21
呪医、って訳語を当てるのが一般的だと思う
ビリー・ザ・キッドことウィリアムHボニーの写真については、もう一枚発見されてなかったっけ?
今も解かれていない数千年の封印が世の中にはあるのかと思うと胸熱
本物のクリストファー・ロビンは実はプーさんが大嫌いだったんだぜ…。
いくつになっても「あ の クリストファーロビン」と言われ続けるのにうんざりしてたとか。
ヒンデンブルクの事故さえなければ現代にも飛行船メーカーはもっと生き残ってたろうし、なんか画期的な技術とかも生まれて広く普及してたんだろうなぁ
少年時代のヒトラーの写真はいつ見ても凄いな。
只の子供達の集合写真なのに、何か一人だけ圧倒的に普通じゃない
子供が写ってる様に感じる不思議。
クリストファー・ロビンはちょっと気の毒だよな。
当時はプライバシーへの配慮がなかったから、
いろいろあり過ぎて父の作品であるプーのことを晩年まで憎んでいた。
リンカーン暗殺の共謀者、服が女っぽくて現代の人にしか見えないんだが
ただよく見るとズボンの社会の窓にボタンが二つあるのが昔の人の証拠
1はツェッペリンより撮影場所の方が気になる
どこだその絶景は。
テスラのあれ写真だったんだ~~~!
すごすぎてずっと絵だと思ってたよ。
水着は今後もこのまま順調に進化して欲しいです。はい。
※31
やっぱり思いました?
背景が砂漠で、ナイル川じゃないから、多分クフ王のピラミッドのテッペンから、カフラー王のピラミッドにレンズを向けてると思います。
感電した同僚に人工呼吸している写真に一番どきっとした私は腐女子なのだろうか。。。
人工知能でカラー写真化したらどうなるんだろう
感電した人は助かったんだろうか・・・
テスラは当時は変わり者扱い。しかし2016年、時代はテスラに追いついた・かな?もう少しか・・
インディアンって個人としての名前を持たなかったんだっけか
「足の大きな男」とか「木の傍に住む男」とかそんな感じで
そのせいも合って英語名ですっごい変な名前つけられてるんだよね
11は薬剤師というより呪術医(ウィッチドクター)っぽいなぁ
幼少期のヒトラーの写真、「ほら、こいつがヒトラーだ」と指さされれば
なるほどやけに尊大な感じだ
モナリザの雑な展示の仕方に笑った
考えてみたら当たり前だけど、MGMのライオンって、本当にライオンが吠えてるところを撮影したものだったんだね。ガオー(/・ω・)/
電線や発電機を必要としない空中送電の時代はまだまだかな
石油メジャーは無くなるし 車が電池不要で走り出す
読書しているテスラ凄すぎ
22 バールベックのジュピター神殿はなんて神々しいのか
MGMのガオーガオーって、トムとジェリーのアレ?
本物だったのかぁ
ニコラ・テスラの写真は合成です。いくら何でもあの凄まじい高圧放電の渦中で電撃を受けず無事に居られる筈はないです。
テスラの写真いいなあ。古いSF映画の科学者の研究室のイメージのまんまだ。
ツタンカーメンの封印 右の取っ手にかぶっている部分に呪いを現した文字があるのか?
リンカーン暗殺犯はカラーにすると本当に今生きてるみたいだ
クリストファー・ロビンって聞くと
例のやきうゲームしか思い浮かばなくなりました
26 太陽万歳!
>ヒンデンブルグ号の最後の写真
散り際だから最後というより最期?
焼けた後の残骸の写真も残っているけど
燃えながら地面に落ちているシーンの方が断然インパクトあるよな
※57
文字っぽいのもそうやが、縄が腕のように見えてなんか不気味
モーニングスターってなんかカッコイイな!
ツタンカーメンの封印ってあんなだったんだ。
ただの縄に見えるのに3000年も持つのか…なんらかの力を感じざるを得ないし12の髪型はジェットコースターが発車する時に下ろされる安全バーにしか見えない。