11日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=154円台前半で取引された。

 午前10時現在は前日比27銭円安ドル高の1ドル=154円31~32銭。ユーロは07銭円安ユーロ高の1ユーロ=178円24~29銭。

 米政府機関の一部閉鎖が解除に向かうとの見方から、投資家がリスクを取る姿勢を強め、比較的安全資産とされる円を売る動きが出た。

 市場では「日米両政府から円安をけん制する発言が出ることへの警戒感が広がっている」との声があった。