世界最先端のテクノロジー情報をお届けするグローバルメディア「MITテクノロジーレビュー」から、ビジネスに役立つ注目のテック企業の最新動向、イノベーションにつながる最新の研究内容をピックアップして紹介します。
ネット広告の根幹技術に違法の疑い、英規制当局が指摘

英国の規制当局は、全世界で2000億ドルとされるアドテクノロジー産業で違法行為がはびこっていると指摘している。
まるで昆虫、太陽光で動く超小型ワイヤレス・ドローン

太陽光を動力源とする蜂型ロボットが、ドローンの未来を切り開くかもしれない。
スパコン世界トップ500が発表、8位の産総研ABCIに見る新潮流

世界の最新スーパーコンピューターの最速トップ500のリストの発表とともに、6月17日、国際スーパーコンピューティング会議(ISC)がフランクフルトで開幕した。リストの1位と2位は米国のコンピューターが死守したものの、もっとも多くランクインしたのは中国だった(米国の116台に対し中国は219台)。
「地球に似た」2つの惑星を発見、生命存在の可能性も

太陽系の近隣で、地球に近いサイズの惑星が2つ発見された。いずれも惑星の表面に水が存在する可能性がある「ハビタブルゾーン」に位置している。
心電図「着るだけ」測定、産総研と名古屋大がスマートウェア

病院での検査だけでなく、日常生活の中で生体信号を取得できれば、まれな病気にも気付きやすくなる。そこで、着るだけで生体信号が計測できるスマートウェアの開発が進んでいる。
太陽系外からやって来る彗星を「迎え撃ち」、ESAの新計画

欧州宇宙機関(ESA:European Space Agency)は6月19日、内太陽系(地球が太陽を周回する軌道よりも内側)に初めて進入してくる彗星を捕捉するための小型宇宙探査機を打ち上げる「コメット・インターセプター(彗星迎撃機)」計画を発表した。
中東襲った「殺人」マルウェア、米国・アジアの電力会社に照準か

2017年に中東の石油化学プラントを操業停止に追い込んだマルウェア「トリトン」を操るハッキング集団が、米国やアジアの電力会社をターゲットとして調査を進めていることが明らかになった。
ネトフリ研究者が作った「キスシーン検出」AIの恐ろしさ

映像での物体認識は急速に発達しているものの、場面検知、すなわち実際に画面上で何が起こっているのかを認識する技術は遅れをとっている。だが、映像の中での行動を分析、認識できれば、映像編集のようなアプリに役立つかもしれない。

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