まずは複数の投稿が集まった、大人気の待合せ場所からご紹介。
西鉄福岡(天神)駅 大画面前
天神での待ち合わせ、といえば大画面前です。
昔は「大画面」というにはやや小さかったのですが、最近改修されて名実共に大画面になりました。心のどこかで「本当にでかくなってどうする」とふと思います。
西鉄福岡(天神)駅の『大画面前』は福岡・天神での定番待ち合わせスポットです。
私が待ち合わせに使っていたのはもう10年以上前ですが、当時のビジョンは大画面と言われるほど大画面じゃなく、逆にそれがネタになってた気がします。(今年リニューアルして従来よりも9倍の大きなビジョンになりました)
もっとも多く投稿が集まったのが「西鉄福岡(天神)駅 大画面前」。なんと7通もいただきました。
そのほとんどが「大画面前がマジで大画面前になった」というもの。大事件だ!という興奮が伝わります。2025年2月にリニューアルし、9倍以上の大きさになったそうです。
※ここでお詫びです。投稿フォームの設定に一部漏れがあり、投稿開始から約20時間のあいだ名前の記入欄がありませんでした。このあいだに投稿いただいた皆さん、お名前を紹介できずすみません……!
近鉄奈良駅 行基像前
近鉄奈良駅は改札口が地下にありますが、地上に上がると真っ先に目に入るのがこの行基像です。
大学のサークルで飲み会がある時は、必ずここで集合していました。
今思い返すと、こんな待ち合わせスポットまで仏教に因んでいるなんて、いかにも奈良らしいです。
奈良は近鉄奈良駅前の行基像が定番です。
噴水の中央に偉いお坊さんの像があるのですが、時間帯によっては結構派手に水が飛んでいるので像の下半分がビチャビチャになっていたりします(ジョニー別府)
「近鉄奈良駅 行基像前」は4通いただきました。さすが奈良、待合せスポットも僧侶です。
横浜駅 CIALのエスカレーター下
「横浜駅 CIALのエスカレーター下」は元ギャルの皆さんから懐かしむ声が多かったです。横浜駅の再開発でもうなくなってしまった場所。
ここは僕も覚えています。新卒で横浜の会社に就職したのが1998年なんですよ。ダイヤモンド地下街の階段を登って西口に入ると、目の前に長い長いエスカレーターがあって。そうそう近くにステラおばさんの店もあったなぁ……! まだ東横線が地上を走っていて、赤い靴を履いた女の子像がドトールの横にあった時代!
つい早口で横浜の思い出を語ってしまいました。
駅がでかすぎて待合せ場所がいくつもある
横浜駅は「赤い靴を履いた女の子像」や「そごう前の大時計」など、他にも待合せ場所があるんですよ。というわけで続いては、同じ駅に複数の待合せ場所があるパターン。駅が大きいとありがちです。
池袋駅
いけふくろう前
中学まで田舎で過ごし都心に出ない生活でしたが新宿の高校に進学し友人と会う場所も都心になりました
高校生が携帯電話を持ち始めた時代で、文字だけのメールで「池袋の梟に集合」と連絡が来ました
池袋駅に梟(ふくろう)が置いてあることすら知らなかった自分は梟を泉と読み間違え広い池袋駅構内をひたすら泉を求めて彷徨いました。
道行く人に泉はどこですか?と聞いても知らないねぇと返ってくるだけでした。
もちろんしっかり遅刻しました
大地の像前
待ち合わせ泣かせの池袋駅。まだ連絡手段が郵便だった頃の初めてのオフ会待ち合わせ。初めて逢う仲間、すぐに打ち解けて楽しかった!
セゾン前
西武池袋線の池袋駅改札を出てまっすぐ進むと見えてくるセゾンカウンターの看板(?)の前で待ち合わせしてました。
その後なくなってしまったのですが、それからも長いこと「セゾン前」で通じるともだちと「◯時にセゾン前ね!」って約束して待ち合わせてました。
赤いエレベータ(赤エレ)前
西武百貨店池袋店の1階エレベーターの前が、ちょうど西武池袋線の地上改札口になっていて、学生時代はそこで待ち合わせすることが多かったです。
乗り入れや出口が多く、駅前に広場やランドマークもない池袋駅。セゾンやエレベーターを待合せ場所として創出する工夫が見られます。
札幌駅
「札駅の妙夢で◯時」みたいな感じでした。大学の新歓時期は段ボールにサークル名を書いた先輩が何グループもいました。駅の反対側には赤いオブジェがあったのですが圧倒的に知名度が低く、名前を知ってる人はほぼいないと思います。
ミスタードーナツ前
友達とそれぞれ違う線からJR札幌駅に着いて待ち合わせとして良い場所がミスド前でした。
太陽の広場
陽が入るドーム直下の地下広場です。
正式名称は太陽の広場ですが、確か友人のお母様が「太陽の下」(地下なので言い得て妙ではあります)と言い間違えて以来、友人4人の間でのみ15年以上にわたり「太陽の下」の呼称が定着しています。なおレミオロメン直撃世代です。(Uki)
妙夢、気になって調べてみたら食パンを止めるアレ(バッグクロージャー)の巨大な白いやつ、みたいな形でした。ちなみに赤いオブジェは「Legs-旅人の残像」という名前だそう。
名古屋駅
銀時計
金時計は人が多すぎて見当たらないので新幹線側にある銀時計でよく待ち合わせしていました。敢えて銀時計を指定することで名古屋ツウぶれます。
名古屋駅の桜通口にあるのが金時計、反対側の太閤通口にあるのが銀時計だそう。金時計はシチズン製で、銀時計はセイコー製とのこと。 そこも違うんだ。
ここからは各地の待合せ場所をどんどん紹介していきましょう。
新潟駅 忠犬タマ公前
忠犬タマ公、二度にわたり雪崩から主人を救った犬だそうです。それは確かに忠犬だ。
大分市ガレリア竹町(商店街) ガレリア船
商店街の入り口に帆船のモニュメントがあり、学生時代飲み会の待ち合わせをしていました。商店街が「ガレリア竹町」なので「ガレリア船(ぶね)」と言っていましたが、「ガレリア」と略しがちだったような。(おそらく飲み会+「ガレリア」で場所がわかっていたものと思われます)
そこで待ち合わせをする面々は時間にルーズな者が多く、指定時間に全員揃ったためしがありませんでした。ガレリア船は10年前に撤去されたそうです。
ガレリア竹町、去年取材で大分に行ったとき近くに泊まりました。アーケードがでっかいんですよね。ガレリア船見たかったなぁ。
福山駅 釣り人の像
「五浦釣人像」というそう。駅前再開発でちょっと動いたのだとか。
【「釣り」といえば?】
— 福山市【公式】 (@cityfukuyama) October 10, 2024
今日は #釣りの日 🎣
釣りといえば福山に住む人に馴染みがあるであろうものが、福山駅南口に立つ釣り人像!
待ち合わせの際に目印にしたことがある人も多いのではないでしょうか?
正式名称は「五浦釣人像」といい、本市の名誉市民である平櫛田中氏が彫刻した像だそうですよ。 pic.twitter.com/UNCD0AD9qF
京都大学 クスノキの下
京都大学と言えば多くの人が思い浮かべる、時計台の前にクスノキが構える図のあの木です。
周囲には円形にベンチが設けられており、正門からも近いため待ち合わせの定番場所となっています。
入学して間もない頃、待ち合わせ相手の先輩がこのベンチに寝ころび顔に読みかけの本をかけて木漏れ日の中でグーグー寝ているのを見た時は「大学生の姿だ……!」と感動しました。
フィクションの中の光景みたい。先輩を「ワッ!」と大きな声で驚かせるとベンチから転げ落ちそう。
岡山駅 ピーコック噴水
岡山駅前には大きな噴水があり、ここで待ち合わせをするのが定番でした。私はこの噴水をウニに似ていると思っていましたが、調べてみると「ピーコック噴水」という名前で、羽根を広げた孔雀をイメージしているそうです。
現在は駅の工事に伴って撤去され、県内の大学に移設されています。(社員マスカット)
「自分たちだけ通じる待合せ場所」も味わい深いものが集まりました。
虎ノ門のカフェベローチェ
トラベロ、口に出したくなるいい語呂!
西武池袋駅 選手パネル前
多分私周辺だけです。西武鉄道は各駅にその駅の「推し選手」がいて、池袋は栗山巧選手なのでそこが待ち合わせ場所になっています。
試合終わり、西武ドーム発の電車はとにかく混雑して別々の車両に乗ってしまうこともあるので決めてます。
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「写真は玉川上水駅の長谷川信哉選手の立て看板ですが同じと思ってください。ちなみにこの看板は近所在住の友人により「ハセ前」と呼ばれてます」とのこと。
長谷川選手もまさか自分がバス停みたいに呼ばれているとは思ってもいないことでしょう。
山瀬小学校前 てのひらひろば(徳島)
「てのひらひろば前で集合ね!」と下校していく小学生を思い浮かべたらノスタルジーで涙がでそうになりました。
私自身
大学生時代、身長185cm体重130kgの巨体だったこともあり、待ち合わせ場所を決めたうえで「ああ、いたいた。」と皆が私を目掛けて集まっていました。
ある日、駅で友人と待ち合わせをしていたら横にいた女性が電話で「うん、もう着いてる。なんかめっちゃでっかい人の横にいる。」と話しており、この人は私が移動したらどうするんだろう…と考えてしまいましたが、私たちより先に合流できていたので何とかなりました。
仲間内だけではなく、周りの人まで目印にしてしまうほどの存在感……!
目指せ47都道府県制覇
この記事を書いている時点で、投稿があった都道府県を赤で塗ってみました。21都道府県埋まっております。
まだまだ投稿を募集します。白い場所のみなさん!ぜひ地元の待合せ場所を教えてください。既に赤い場所の方も、引き続き教えていただけると幸いです。お待ちしています!
今回紹介しきれなかった「おしり」「パイ」系の待合せ場所は次回まとめて紹介します! お楽しみに!

