FAR-OUT ~もっとタイ、もっと旅~

旅のこととか、旅に関する本のこととか。


居酒屋感覚で利用できるホイクワンのお店×2! どちらも明け方まで営業してます!!

今回はバンコクのホイクワン駅から近く、遅くまで飲み食いできる夜ご飯スポットを2軒ピックアップ。

ナイトマーケットを流し見しがてら、もしくは前回ご紹介したガネーシャの祠の参拝帰りに立ち寄るのもオススメです。

 

➀ゴザの上に座って食べるチムチュム屋台

1軒目はต.จุ่มหมู จุ่มเนื้อ-ย่างหมู ย่างเนื้อ ห้วยขวาง(トー・ジュムムー・ジュムヌア・ヤーンムー・ヤーンヌア)という長い名前の付いたチムチュムの常設屋台。ホイクワン交差点を背にプラチャーソンクロ通りを約50m進むと、左側に見えてきます。

この店は189THBのビュッフェ形式(※ドリンクは別料金)。一番の特徴は、客席がお座敷になっている点です。床座に慣れた日本人なら、たぶんめちゃくちゃくつろげるはず。

Googleのクチコミをチェックしてみると、「肉がまずい」的なレヴューがチラホラ見られます。そういう評価が付いてしまう最大の理由は、おそらく肉やモツの種類が多すぎるせい。

私とツレは赤身肉が食べたいのに、目がチカチカする系の過剰な照明も相俟って、どれが赤身かわからず、うっかり謎の部位を取ってしまい、「あ~、また失敗した~」みたいな状態を繰り返していました。

なお、お肉以外にも、イカや白身魚、カニカマなんかもあって、これで189THBはなかなかお得だと思います。

何より、野菜をガッツリ摂取できるのが嬉しいところ。タイ料理は野菜メインのメニューが案外少なく、旅行中、うっかりしていたら野菜不足に陥るんです(※実際にタイ人の野菜摂取量は世界平均225gの6割程度らしいです)。

だから、ここぞとばかりに空心菜やら白菜やらを食べまくっておきました。賛否両論ある肉に対し、野菜は大概のお客さんが満足しているんじゃないでしょうか。

ついでに、ソムタムもセルフで作れます。「セルフで作れます」って言われても、外国人旅行者がその場でパッと作れるものでもないですよね(※地元の女の子たちは手慣れた様子で作っていました。流石!)。

陽気なおばちゃん店員が「後で作り方を教えてあげるわよ」と言ってくれましたが、あれよあれよと満席になってしまい、おばちゃんたちはてんてこ舞い。結局、私のソムタム作りはお預けです。レクチャーを受けたい方は早めの時間に来店を。

営業時間は18時30分から翌4時00分まで(※日によっては18時前にオープンしています)。私たちが訪店した19時半の時点でガラガラだった座席も、20時前にはびっしり埋まり、待っているグループも出はじめていました。

客回転はあまり良くないので、待ちたくない人は20時前後をずらしてください。空いている時間帯はおばちゃんたちがあれこれ世話を焼いてくれて、それもこの店の1つの醍醐味です。

 

②出稼ぎ女子たちに愛されるイサーン料理屋

2軒目のPorpran Larb Phed Roi Et(ポープラン・ラープペット・ロイエット/ปอภารลาบเป็ดร้อยเอ็ด)があるのは、ホイクワン市場の1ブロック手前。

いまでこそ年々チャイナタウンのイメージが強くなっているものの、ホイクワンのアパートにはイサーン地方から出稼ぎに来ている夜職の女の子がたくさん住んでいます。

その影響でホイクワン周辺はイサーン料理店が多く、Porpran Larb Phed Roi Etも近隣住民で賑わうイサーン・レストラン(※言ってしまえば、先ほどのチムチュムもイサーン発祥の鍋ですけどね)。営業時間はランチ時の11時半から明け方までと長いです。

メニューはタイ語オンリー(※レコメンド・メニュー以外は写真もなし)。しかし、店員さんが全メニューの写真が見られるタブレットを持ってきてくれて、指差しオーダーできました。

もちろん、スマホの翻訳機能を使うのもあり。ただし、夜に外テーブルで食べる場合は、照明が暗くてけっこう苦戦します。

ソムタムは50種類以上と、圧巻のラインナップ。ほとんどが50~70THBです。看板メニューのラープは80THB。そして、生肉も提供していました。

この日、私とツレは完全にヤーン(炙り焼き)な気分。ガイヤーン(鶏)とコームーヤーン(豚の喉肉)のダブル攻めです。

ツレの好物であるコーンのソムタムは、ツレの希望により例の如く辛さ控えめでオーダー。それでもそこそこ辛く、参考までに、私が辛さ普通で頼んだ青パパイヤのソムタムをツレは食べられませんでした。

スタンダードなソムタムも、辛さ控えめなコーンのソムタムも、どちらもよそと比べてライムが多く、甘みより酸味が強かったです。かなり美味。観光疲れも吹っ飛びます。

 

最後に

今回は夜飲みの括りで2つのご飯屋さんを取り上げました。先述した通り、夜職の子が多く住んでいる土地柄、ホイクワンは仕事終わりの深夜から明け方にかけても飲み食いOKな場所が豊富です。何なら深夜のほうが飲食店は賑やか。

さらには、生鮮食品を扱うホイクワン市場の混雑がひと段落する昼時も、食堂の軒先で昼飲みしている人をそれなりに見かけます。

つまり、酒類の販売が禁止されている14時から17時を除き、朝(早朝)と昼と晩、ホイクワンは気兼ねなく飲めるエリアってこと。こんなの酒好きにはたまりません。

 

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