シャープは9月15日、メディアタブレット「GALAPAGOS」の初期モデル2機種の販売を9月末で終了すると発表した。9月末でGALAPAGOS事業そのものが終了するというトーンの報道もあるが、同社では「ガラパゴス事業をやめるわけではない」と述べている。
今回販売が終了するのは「EB-W51GJ」と「EB-WX1GJ」。GALAPAGOSブランドとしては最も初期のモデルで、2010年12月に発売された。
シャープでは、「GALAPAGOSのサービスは、最初に出した(上記の)2機種、シャープ製や他社製のスマートフォンでも採用され、利用が広がっている」と述べている。また、販売を終了する2機種は1年前の発売であり、さらに8月末にイー・アクセスが発売した「GALAPAGOS(A01SH)」は「最新スペック」(同社)であることから、スペック面でも役割を終えたと判断したようだ。
シャープでは、GALAPAGOSを「端末販売事業」ではなく「サービス事業」と位置づけ、直販モデルを採用していた。同社では、「今日の時点でGALAPAGOSの新モデルがいつ出るのかは言えない。お客様のご要望を見ながら検討していきたい」と述べている。
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