腐女子・腐男子じゃないけどBLゲーム制作

BLゲーム以外の制作もしています。メインはサスペンス、ミステリーADV。

サスペンスBLドラマゲーム『Loose Lips(SIDE:foggy_dawn)』

最新作『Loose Lips(SIDE:foggy_dawn)』無料公開(2024/4/1)

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Loose Lipsシリーズ最新作『Loose Lips(SIDE:foggy_dawn)』を無料公開しました。

ゲームジャンルはノベルゲーム(エンド分岐あり)

ストーリージャンルはダークサスペンスです。

 

配布先

ci-en.net

 

 

公式サイト

Loose Lips(SIDE:foggy_dawn) - Loose Lips【公式サイト】

 

 

最新情報

https://ll.likemadgames.com/#6

 

 

Loose Lipsシリーズ

1994〜1995年の架空の都市で起きた殺人事件を追うダークサスペンス(※R15)
33人を殺害した殺人鬼と元刑事、彼らを取り巻く人々の物語。

※殺人を含む犯罪、薬物、アルコール、タバコ、自殺、同性愛(BL)、宗教、性暴力事件、児童虐待事件を取り扱っています

2025、数々の制作ゲームのお蔵入り。

今年は何本もお蔵入りしました。

 

今年もひっそりとゲームを制作していますが、今のところ全てが壁にぶつかって完成していません。

それでも中途半端に作ったものがあるので、今度ci-enで紹介しようと思います。

 

何がダメだったのか、どうしてつまづいたのか。

そのあたりを自己分析し、次に活かすことができればいいなぁと思います。

 

▼こんなのを作っていました。魔術師系。

 

 

▼こんなCyberpunk系のADVも作っていました。久々に絵を描いた。

 

イラストや立ち絵まで制作したものも多く、他にもまだまだあります。

でも全部途中で「何が面白いんだろう。ゴールはどこだろう」と制作をやめてしまいました。

自分の作るものに対して、自分が喜ばなくなった。

ワクワクを大事にしているのに、そのワクワクが消えてしまった。

勢いで描き切る事ができなくなったという点で、はっきりと若さが消えつつあるのではないかと感じるほどに。

 

自分の稚拙さや技術の未熟さや粗ばかりが目につき冷める(覚める)現象。

これはなんと言うのでしょうか?

 

何が言いたいのか。どんなテーマなのか。本当にそのテーマで良いのか。

気になりだしたら止まらない。

こうなってくると、一旦リセットしないとダメだなといつも感じています。

 

商業作家じゃなくて、自分はインディーであることに誇りを持っています。

自分が作りたい作品や作って良かったと思える作品以外は完成させたくない。

自分が「良いもの」と思えないものを人には勧められません。

それでもこれ面白そうなど、求められることがあるならば応えたいとは思っています。

 

今現在も既存ゲームの英訳版を求められています。

作業量も半端ないのでなかなか実現はできませんが、一人でも多くの人にプレイしてもらいたいという気持ちは思っています。

 

色々書きましたが、疲れてしまったということも包み隠さずお知らせします。

家族が亡くなって、いろんな人が亡くなって、今年はそういうものに気持ちがついていかない日々が多かったです。

没頭して忘れようとしても、創作とは自分との対話や向き合う中で生まれるもので、切っても切り離せません。

だからいろんな場所にいろんな人に会いに行きました。

元気もらいました。

でも、一旦休憩。

何をやってもしっくり来ない時は、じっくり休んでみようかと思います。

 

Loose Lipsシリーズの事件小説は、そんな日々のちょっとした楽しみです。

こう書くと異常者のように見えるかもしれませんが、やっぱり殺人事件のことを考えている時が一番楽しく心が弾みます。Loose Lipsの世界にどう落とし込もうかななど。

刑事だった曽祖父の血筋なのかもしれません。

もしよかったら読んでみてください。

一話完結で5話出ています。

looselips.fanbox.cc

 

 

お知らせ

ボクシングのブログを立ち上げたので、今後はゲームブログに戻ります。

boxing.hatenadiary.com

2025 年末ボクシングニュース【リアド、堤✕ドネア、井岡転級、亀田京之介】

苦悩は美しい

今ってね、人と比べられることを回避する人間が増えちゃって、何かと比較するだとか、何かに憧れるだとかそういう苦悩が減ってるんですよ。

 

何が言いたいのかと言うと、悩み、もがき、戦うやつは格好いいってこと。

 

堤聖也vsドネア

まさかね、去年の今頃は考えたこともないカードが発表されました。

サイクロンvs閃光。

堤チャンピオン、正規王者にカムバックですね。

あの並じゃないスタミナと運動量はまさにサイクロンですよ。

ただそれを止めるだけの左フックがドネアにはありますから、そこが怖いところですね。

しかし、ここで堤チャンピオンが負けるわけにはいかないでしょう。

現役世界チャンピオンの意地や戦いを見せてくれ!

老兵死なず去りゆくのみと、ドネアを退けて欲しいと思います。

 

それと高見vsサンティアゴ。

サンティアゴは見事なアウトボクシングで岩田を完封しました。

またキャラクターもなんだか憎めず、わりと好きな選手です。

そのサンティアゴに新進気鋭の高見チャンピオンがどこまでやれるのか。

初防衛戦が統一戦ってやーばいでしょ。

これも楽しみな一戦。

どちらも試合は、12/17両国とのこと。

 

井岡一翔、バンタム転級

まさかの井岡さん、バンタムですよ。

これは面白い。転級すれば混戦だろうなと思っていたら、キマシタワー。

年末エストラーダか?

何にせよ黄金のバンタムに殴り込みです。

ボクシング人生の集大成でしょうから、ネームドとのビッグマッチ期待しています。

 

亀田京之介、カシメロに勝利

そしてSフェザーのフェニックスバトルトーナメントへの出場。

まさかのカシメロへの勝利。

カシメロはあのとんでもなくだらしない腹回りと、血走った内蔵が悪そうな白目というか赤目。あんなのもう病人でしょう。

フェイスオフの時の亀田京之介は「お前なんやその目…」という顔でしたよ。

しかし、これでトーナメントがより面白くなってきましたね。

ライオンズの渡邊海と衝突。

まだ若い選手で負けもありますが、負けた選手は全員が強豪です。

亀田京之介にどれくらいやれるでしょうか?
楽しみです。

 

あとダークホース・木谷陸とは言われていますが、本命でしょう。

でも雰囲気は少年漫画のダークホースキャラですよね。

なんか雰囲気が格好いいですね。

 

逆に亀田京之介は少年漫画でいえば、主人公ですからね。

強いやつと戦い、負けながらも成長し、そして中ボス・カシメロに勝つ。

ライバル・ミラモン松本を目指してトーナメント出場。

本人はヒールキャラなのに、主人公ムーブかましてます。

 

リアド、明日会見

lemino.docomo.ne.jp

 

明日会見ということですが、出演者の欄見て興奮。

お祭りだ!

 

出演者:井上尚弥、中⾕潤⼈、寺地拳四朗、今永⻁雅、堤駿⽃、堤麗⽃

 

マジですか?

この全員が会見出席ですか?

めちゃくちゃすごくないですか!?

言葉にならないくらいにこのメンツ集まるのかとワクワクが止まらない。

 

そう言えば、この間寝起きに「オラ、わくわくすっぞ」と言ってみたらスゲぇ野沢雅子でした。

人生初の野沢雅子のモノマネができました。

絶対に二度とできないと思います。録音しておけばよかった。

 

いや、マジですか。

言葉が出ない。

このメンバーが集結すると言うことは、ボクシングファンにとっては夢のようなイベントです。

試合も楽しみですが、まずは会見で気分盛り上がっていきましょう!

 

リアドのことを話している、ひと月前のまさゆきの動画を貼っておきます。

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【FANBOX更新】短編小説 case.5【緑の目殺人事件】

💡FANBOX更新

あらすじ

THIS IS A TRUE STORY(これは実話である)
今度の事件は、トライモント市で30年前に起きた美人女教師刺殺事件の再捜査。
誰もが憧れた若き女教師が、愛する婚約者との結婚を前に、学校で惨殺された。
緑の目をした怪物―― 事件は、時効寸前まで誰も真相にたどり着けない闇を抱えていた。
忘れていた事件の裏に潜む悪人を元刑事と元殺人鬼のバディが追う。
短編サスペンス×BL小説。

記事はこちら

ll.likemadgames.com

 

 

ついにCASE.5までやってきました。

今回の事件は何十年と未解決だった事件がセドリックの推理によって数ヶ月で犯人逮捕にまで至ったという事件です。

奇遇とでも言うのか、つい先日似たような未解決事件の犯人が出頭し、逮捕されました。

 

どこにでもいる普通のおばさんやおばあさんが犯罪者。

昔は子どもたちに「知らない人について行ってはいけません」と教えました。

しかし、殺人事件の多くは身内間で起きます。

知らない人との間に起きる方が少ないのです。

だから近頃はイラストを使った教材でも『悪い人は見知らぬ人や見知らぬおじさん』ではなく、学生服を来た男女やおじさん、おばさん、様々な人が描かれていて『この中で犯罪者はだれでしょう? 答え:全員』みたいな教え方をしているようです。

 

固定概念ってありますよね。

パート従業員の主婦がまさか残忍な殺人は犯さないだろう、なんて。

目立たない、大人しい。

これはたいてい『陰気臭い、地味顔の人』に対する言葉です。

それをオブラートに包んで言っているに過ぎず、もし犯人像として『陰気臭い、地味顔の人』だったら恨みがましく殺人くらいやりそうだなと言う印象になるでしょう。

 

地味顔とはまた別の話ですが、犯罪者の顔は基本的に左右で大きく歪んでいると言うデータがあります。

これは脳との関係がおそらくあります。

殴られすぎたボクサーが顔に左右差が生まれることが多いので。

つまり著しく左右で歪んでいるということは、脳のどこかに大きな損傷などがあり理性が抑えられなかったり、暴力的だったりと影響が出ると言う話だと思います。

 

そもそも、大人しく目立たないからいい人…と言うのは間違いです。

眼鏡をかけてるから勉強ができる人…と言うくらいの間違いです。

 

凶悪性や凶暴性を毎日わかりやすく全方位に振りまいてる人なんて、基本的にはいません。

子どもや配偶者を虐待するような人間は外面が良かったりもします。

攻撃してよい対象にしか見せない凶暴性というものは多いのです。

 

たとえば『あの人はいい人』問題。

これは、Aさんに対してはすごくいい人。

Aさんの立場が上だったり、性的あるいは恋愛対象として見ていたり。

とにかくAさんにはいい顔を見せている人がいたとします。

 

しかし、下の立場であるBさんには、露骨にパワハラや嫌がらせをする。

攻撃してもよいと一度決めた相手にはとことん、会社を辞めるまでイジメ抜く。

そういう人もいるのです。

 

私がAさんから『あの人はいい人』と話を聞く。

しかし、Bさんからは『あの人は凶悪な人』だと話を聞く。

実際の『あの人』はどんな人でしょうか?

自分で『あの人』を直接判断することが大事だということです。

逆パターンももちろんあります。

みんなが変な人だと言ってる人が、実はすごく常識的でその周囲が変だったパターンとか。

 

このように、目立たず地味な主婦が2面性を持っている可能性は全然あるということ。

そういった人が残忍な殺人を犯すことは、あり得るということ。

特に2面性が強いと、殺人した時の出来事がどこか他人事になっている人もいます。

 

しかし、出頭し「申し訳ないと思っている」とは言っているが、捕まりたくないという身勝手な理由で20年以上も出頭せずに息を潜めていた人間が、反省しているとはまず考えられません。

心から償いの気持ちがあれば、捜査の手が迫り、観念して出頭なんて被害者を愚弄するようなまねはできませんよ。

 

そもそも反省ができる人間は罪を犯さない。

と言えるほどに『反省』って誰にでも簡単にはできないことです。

 

ある犯罪者が反省していると語りました。

「次はもっとああして、こうして、捕まらないようにします」と。

それは学習です。それが反省ではないと言うことがわからず、なんらかの問題で反省にたどり着けない人たちが刑務所には少なくありません。

 

学習と違って反省は、倫理的に自分の何が悪でありどのように振る舞いを良い方向へ改めるべきかと考えることです。

成熟した人にしかできないことです。

 

犯罪者はそれと正反対。

私は悪くない、俺は悪くない。

悪いことは人のせい、殺して解決。

 

しかし、子どもの前でその子の母を奪うという極悪非道な残忍な犯行。

醜いですね。顔以上に心や中身が醜いんだと思います。

未解決事件が今後もどんどんと解決されることを願っています。

平成も遠くになりにけり。

平成一桁ガチババアというフレーズ

昭和ガチババア達はどのように聞いているのだろうか。

なぜ平成一桁ガチジジイでは盛り上がらないのか。

などと気になることはたくさんあるが、何かを回顧することは気持ちが良かったりする。

 

昨日、村山富市氏が亡くなった。

生前うちの親父が会食したと言っていたことを思い出した。

 

特殊な職業なので、我が家も周りもごく普通に首相をはじめとする政治家や芸能人、著名人との交流があった。

家には連日新聞社の記者が来るような家庭で育てば、大抵のことには驚かない。

しかし、さすがに親父が首相と会食したことがあると言う話には驚いた。

まず最初に尋ねたことは「眉毛長かった?」

 

「めちゃくちゃ長かった!」

 

これが聞けただけで当時子どもだった私には十分だった。

村山富市氏の眉毛は長かった。

親父は擦った。

しばらく嬉しそうに何度もその話を擦っていた。

しつこいと思うくらいに。

しかしその理由について今ならよく分かる。

子どもが喜ぶからだ。

 

基本的に親父とベラベラ話したりはしなかった。

今日学校であったことや悩み、そんなことを話した覚えは一つもない。

親父という人間が何を考えていたのかなんて何一つわからない。

もっと興味をもって尋ねればよかったと今なら思う。

 

親父と言えばいつだって「眉毛」

なぜか眉毛を通じて繋がっていた。

 

ある時、思春期に差し掛かった私の眉毛を見て、親父は「なんやそれキモいな」と言った。

別に気にしてはいなかった。

うちの親父は金髪メッシュのチャラい男だ。

硬派な私とは対局にいる人間で、私のナチュラルな剛毛眉毛を「なんやそれキモいな」と平気で言うことができる男だ。

しかし、いつもなら流していたその言葉だったが、親父がいつも綺麗に眉毛を整えていることに気がついた。

親父は取材を受けるし、テレビにも映る。

だからいつも眉毛を剃ったり、描いたりして整えていた。

なるほどなと。身なりを整えることは一つの礼儀なんだと思った。

あとめちゃくちゃ女にモテる。

そこで私は親父に言った。

 

「そこまで言うなら整えてくれや」と。

 

普段なら面倒くさいと言うような親父だったが、その日は私の眉毛を熱心に綺麗に整えた。

まるっきり雰囲気が変わった。

次の日、学校で友だちと写真を取り合って遊んだ。

当時写真を撮ることにハマっていたのかもしれない。

その時に撮った写真はやはり自分の顔がすごくよく見えた。

なぜよく見えるのかわかってなかった。

理由は簡単「眉毛」だ。

 

眉毛を整える大事さ。

これはずっと守っている。

人の印象は眉毛で決まると言っても過言ではない。

細くなく、太くなく、ちょうどいい眉毛が大事だ。

そしてマスカラやアイブロウで色や形を整える。

 

それは礼儀でもある。

人に「なんやそれキモいな」と思われない清潔感はもってるべきだと。

雑な言葉ではあるものの、親父に直接教えてもらえた事は嬉しい思い出として残っている。

思い返すと親父に直接教えてもらった事は、特別な思い出として残ってる事が多い。

 

子供時代によく食べたというお菓子を一緒に作ったこと。

ゴルフを教えてもらったこと。

気球を教えてもらったこと。

毛筆を教えてもらったこと。

ファイナルファンタジーは「エフエフ」と略すと教えてもらったこと。

 

親父がプレイステーションで遊んでる隣でゲームを見ているのが好きな子どもだった。

もうとんでもなく遠い昔の記憶として薄っすらとしか残っていない。

それでも教えてもらった喜びは消えてないと思う。

 

平成もすっかりと遠くなったように思える今日このごろ。

令和生まれもじきに眉毛を整えだすでしょう。

平成も遠くになりにけり。

一年という時間。

WBA堤聖也チャンプ誕生から一年

私の人生を変えたあの強烈な試合から一年が経ちました。

 

一年。長いようで短く、短いようで長い。

ひとりの命が消え、また別のひとりの命が生まれる。

それくらいの時間。

 

この一年で私の人生は大きく変わりました。

生活もそうだし、色んな事が変わった。

 

一年前の今頃。

家族を亡くしたばかりで心がぽっかりとあいた所に、井上拓真vs.堤聖也の試合が飛び込んできました。

鮮烈さとは違う、強烈さとも違う。

言葉で説明のしきれない、とにかく心が動く熱い何か。

そういう得も言われぬ体験をしました。

 

彼のボクシング人生は決して平坦でもなかったと思います。

いつ見ても傷だらけで、見る度に顔に傷が増えている。

それでも強いチャンピオンです。

 

試合を観終わったあと、ふと自分の人生を考えました。

堤聖也チャンピオンのあの激闘を見て、今のままじゃいけないような気になりました。

あの試合に背中を押されたような気がします。

そこで行動に移したわけです。

ほんの少しの勇気で人生を動かしました。

 

あの日から一年が経ちました。

今、おそらく穏やかに過ごせています。

年々、死んでいく体。

それでもチャレンジして、一歩先へ踏み出せた。

新しいことをはじめたりもしました。

全てはいつも側で支えてくれる家族をはじめ、色んな場所の色んな親切な人達とボクシングのお陰です。

ゲーム制作のペースは落ちていますが、今は生きることの喜びを改めて感じてる日々です。

 

堤聖也チャンピオンが戦った井上拓真選手は、あの試合から1年も休養しました。

そしてついに来月、那須川天心と復帰戦です。

根性見せて欲しいですね。

 

堤聖也チャンピオンが誕生して一年が経ち、防衛にも成功し、これから先どこへ向かうのか。

まずは近々発表されるかもしれない、団体内の正規王者戦の一報を待ちたいと思います。

那須川天心VS.井上拓真『幽霊の正体とは?』

早く11月にならないかな

11月24日、トヨタアリーナ東京にて、那須川天心vs.井上拓真戦が開催されます。

勝負論ありますか?

私は、天心選手の勢いやもってる感、踏ん張る力をすごいと思っています。

しかし、井上拓真選手。

ここで終わる選手ですか?

ここで終わる選手じゃないでしょうと、そう思います。

 

正直、井上拓真選手のディフェンス云々はあまり信用していません。

天心選手がどんな勢いで、どんな早さで前に出るのかはわかりませんが、前に出てくるのは確実かなと。今のところ天心選手自身もそう言ってます。

実際はどうかわかりませんが、終盤勝負だと分が悪いとは思います。

しかし、もし12Rずっと堤聖也チャンプ並に前に出てこられたら、さすがに厳しいかもしれない。

 

じゃあ、拓真選手がそれに飲まれて負けてしまうのか。

否。

違うと思います。

 

今回は前回と気持ちの入りようが違うわけです。

ボクシング界に殴り込みに来た格闘技界のスター選手・那須川天心選手が相手です。

堤聖也戦では、記者会見でも「中谷潤人」しか見えてないとでも言うような、あるかどうかもわからない先の試合の話ばかりを聞かれ、本人も周りもマスコミも目の前の試合や対戦相手の堤聖也選手よりも先の試合ばかり見ていたと思います。

だからこそあの試合は、よりいっそう堤聖也選手の心に火がついて、予定調和を壊した結果に至ったと思います。

やっぱり今の対戦相手をしっかりと見ないと浮ついた心では、コケるなぁと感じます。

 

今回は最初からモチベーションが違うらしく、拓真選手もやる気に満ちています。

そうなると心持ちや準備の段階でも差が出てくるので、舐めたマネはしないと思います。

つまり勝負論がある。

 

能力値

両者どちらにつければいいか迷った項目は、両者共につけました。

 

拓真選手は、これだけ空きましたので試合感覚もどうなのか、怪我の治り具合はどうなのかなどまったく情報が出ていません。

なので量れる材料が少ない中で、能力値を振るならこうなるかなと。

基本的にどう転ぶか全くわからない、試合はじまるまでなんだか未知の二人だと感じます。

 

スピード

天心●

拓真

 

天心選手の単純なスピードは速いので、それが上手くパンチに乗れば面白いことにはなるでしょう。

ただ拓真選手がさばき切れないとは思わないので、スピードがどこまで勝敗に結びつくのかはわかりません。

単純なパンチスピードというよりも、ジャブを駆使して削り取る事ができれば、天心選手が有利かなと。

 

 

技術

天心

拓真●

 

純粋なボクシングスキルで言えば、拓真選手が圧倒すると思っています。

それでも天心選手もボクシングにアジャストして来ているので成長具合によってどこまで差が出るかはわかりません。

 

 

オフェンス

天心●

拓真●

 

手数、パンチ力共に二人は互角だと感じます。

武器というのか、天心選手のカウンターは恐ろしいと思います。

 

 

デフェンス

天心

拓真●

 

ディフェンスは拓真選手かな。

天心選手のスピードがあってもパンチがなかなか当たらないんじゃないかと思います。

ただし、サンティリャン戦での天心選手のディフェンスは素晴らしく向上しているように見えたので、まだまだ成長過程だと思います。

反応もいいし、対応はできるし。

 

 

フィジカル

天心●

拓真

 

天心選手は耐える。

拓真選手はダウン経験あり。その差。

 

 

スタミナ

天心

拓真●

 

拓真選手はプロでの場数、世界戦12Rの戦い方を知っているので。

天心選手はまだ12R未経験な上に、初の世界戦王座戦。

でも堤聖也チャンプも同じ条件で拓真選手に勝ったので勝負はどうなるかはわかりません。

 

 

メンタル

天心●

拓真

 

これはずっと言われていますね。拓真選手のメンタル問題。

流れを途中で変える力=メンタル力だとすると、それがない。

でも天心選手はそこがあると思っています。

カエルパンチもそうですよね。

 

メンタルの項目を最後にもってきましたが、ボクシング能力の総合で言えば圧倒的に井上拓真選手に分があると思っています。

飽くまでもボクシングと言うくくりで見ると。

 

しかし、メンタルは天心選手が上回ると思っていて、クソ根性みたいなことを見せたり、流れを変えたりする力は天心選手に軍配が上がる気がします。

ボクシングって最終的にはメンタルの勝負だと思っているので、拓真選手が克服できていれば、面白い試合になるんじゃないかと思います。

 

恐怖に負けずに殴りに行けるのか。

形勢不利でも、最後まで戦い続ける意思を持てるのか。

死に物狂いで獲りに行くのか、行けないのか。

 

天心選手は、リングと言うステージを知っているスター選手です。

観られることにも魅せることにも、さらけ出すことにも慣れています。

場の空気ってやつを自分のものに変える力もあります。

そういうものに飲まれずに拓真選手が粛々と自分のボクシングを信じて最後までやれるのであれば、拓真選手が勝つかもしれない。

それができなければ、天心選手が勝つかもしれない。

 

天心選手は今回「自分の幽霊を見せたい」と言っていました。

また「皆さん、幽霊見てますね」とクククと笑っていました。

実際にクククとは笑っていませんが、不敵な笑みであったことは間違いない。

 

おそらくあれは「強いと囁かれている選手でも、実際リングの上で対峙するとその実像は、ただの枯れ尾花でしかないかも」って意味でしょう?

 

つまり天心選手は『世間は、井上拓真選手を過大評価しすぎではないか? 実際に強いかどうかは、リングで証明する』こういう思いを込めたのではないかと考えます。

 

そして『自分の幽霊を見せたい』という発言は、『自分こそが幽霊であり、リングの上で震え上がるのは井上拓真選手だ』

 

このような挑発的なことを俳句を使って言ったんじゃないかと思っています。

あるいは、自分を奮い立たせるために。

この回りくどい言い方、独自の世界観は天心選手にしか出せず、既に天心劇場の幕開けかと思わせます。

 

どうなるのかはわかりませんが、ある種の『ボクシング界への殴り込み』

ボクサーとして生きてきた井上拓真選手がわからせるのか、それとも格闘技界のスターである那須川天心選手がボクシングでもベルトを取るのか、どうなるのか全く読めませんが、面白い試合を期待しています。

 

個人的には、ボクサーvs.格闘家みたいな構図であるのなら、やはりここはボクサーである井上拓真選手を応援したいです。

判定決着、ドローもあるか!?

 

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セール終了間近!Steamオータムセール!

無料版もあるよ!『迷☆探偵の助手-Remaster-』

likemadgames.com

 

今は何を作っても「これじゃない」と何度も繰り返しやり直しています。

簡単な短いゲームを完成させて、フリーゲームで配布しようかなと考えています。

システムまでは考えて作れても、アイコン描いたり、キャラのイラストを描く段階で気持ちが萎えてしまいます。

システムまでは完成して頓挫してるものが多すぎるので、非常にもったいないなぁとは思っています。

 

どんなキャラクターが好きで、どんな物語を描きたいのか。

単に楽しく作りたいでもいいし、訴えたいことがあるでもいいし、そうした気持ちが乗る部分がないと何も作れません。

仕事ではないので、そんなものなのかなと思います。

 

それとちょっとした挫折感もあるのかもしれません。

今はAIですごいグラフィックが生み出される世の中で、私がコツコツ描いたイラストやグラフィックよりも、AIの方が素早くクオリティーの高いものが完成します。

自分が何かを作っても、AIと比べると見劣りを感じます。

AIの良し悪しと言うよりは、最低限の最低部分のクオリティーが底上げされてしまったような、自分の作るものが及第点にも及ばない気分になってしまうのです。

だから「これじゃない」と納得できなくなっているんだと思います。

 

思い描いているものを形にすることが最終目標ではなく、"高クオリティー"で思い描いているものを形にする…というような、自分で自分に高いハードルを与えてしまってる気がします。

 

初心に戻って、まずは短いゲームを完成させる。

これを目標に小さなゲームを作ることができればいいなぁと思います。

 

やっぱりN◯Kアニメ的だった「Turkey!」最終回

なんだかんだ上手くまとまった最終回「Turkey!」

前に最終回予想をしましたが、これはただの「ボーリングアニメ」ではありませんでした。

 

likemad-games.hatenablog.com

 

 

「青春群像ファミリーアニメ」

 

思春期の少女(少年)達に送る、親子で観ることのできるアニメということです。

子供向けだと思った、N◯K教育アニメ的だと思った、その感覚は当たらずといえども遠からず。

 

麻衣達5人は、戦国時代と言う全く別の環境へと行ったことで、互いを理解しあい、友だちと力を合わせて生き抜き、少し成長して、最後はこれまで当たり前だと思っていた日々の暮らしをより大切にできるようになる。

 

そういう温かい話に収まったなと。

オタク向けの日常女子高生アニメだとまんまと引っかかって見始めたわけですが、結局最後まで見てしまって、今2周目です。

 

内容自体は子供向けで、小学校高学年から中学生ぐらいの子をメインとした、親子でリビングで見ることのできるアニメだという印象。

アマプラで配信されてるので、実際に家族で見ていました。

うちではないですが、どこかの家庭できっとこんな会話が繰り広げられるはず。

 

「舞台は長野県の千曲市なんだって」

「温泉もあるみたいね! 行きたいわ!」

「じゃあ、今度の冬休みに旅行に行こうか」

 

ご当地アニメとして経済的に成功したかどうかはわかりませんが、少なくともこれを見た家族連れが旅行に来てくれる可能性がある。

親子が長野県に旅行へ行き、またその子が大人になった時に「長野県千曲市に旅行に行ったな」とまた子と一緒に訪れる。

長い目で見た時に、子ども=家族をターゲットにする青春群像劇は経済的発展が見込めると思いました。

 

そう思って見ると粗とかSF要素の謎なんてどうでもいい。

そんなに深く考えなくて良いという意味では、日常アニメくらい緩く見ることができるアニメだと思います。

 

最終回一話前の不穏さからどうなることかと思いましたが、上手くまとまったなと。

緊張感あるボーリングも見どころとして効果的だったと思います。

めでたし、めでたし。

自分はどんな創作もハッピーエンド主義なので、無理やり押しハメたとしても、最後は幸せならそれでいいじゃんと、そう思って見ていました。

 

突然の号泣パート!

 

鼻水を垂れ流す津島。

何が私を号泣させたのか。

 

「ありがとう。お母さんになりたかった私の夢を叶えてくれて」

 

あるキャラのその一言で涙腺崩壊。

最後の最後。

それまでは「ふーん、ハッピーじゃん」と思って見ていたのに。

それは禁句でしょと。

これはねキマシタワー。

 

別に百合要素を感じたわけではなく、普通に自分と重なったと言うのか。

最近同じような気持ちになった出来事がありまして、私には実子がいませんので育てた子に対して「子育てを経験させてくれてありがとう」と。

別に夢だとかそういったものはありませんが、思い返すとやはり何物にも代えがたい経験だったと思います。

なので、これはピンポイントに泣かせに来やがったなと。

 

結局、最後まで「Turkey」のタイトルの意味はわかりませんでしたが、察しのいい人は何か意味を見つけているのでしょうか?

 

「Turkey」と言う英単語には「七面鳥、(劇などの)失敗作、ドジな人」と言う意味があるからです。

 

麻衣は失敗したことで怪我の功名と言う結果に繋がったわけです。

つまりは失敗を恐れずに最後まで自分を信じ切った人は、何か大きなことを成し遂げる。そんな意味も込められていたのかも。

失敗する怖さを乗り越えた時に成長できると。

 

キャラデザを学ぼうと見始めたTurkeyでしたが、みんな可愛かった。

好きなデザインはアラレちゃんみたいな七瀬。

ああいう眼鏡の紫髪は好きなデザインです。

LIKEMAD_GAMESのテスコもこのデザインです。

 

 

終わりよければ全てよし。

愛や優しさは、巡り巡って自分に返ってくる。

いいアニメでした。

重岡優大さん、ご結婚おめでとうございます。

頑張れ!重岡兄弟!

明るいニュースはいいですね。

奥さんとの出会いは小学校だとか。

幼馴染婚ってことでしょうか?

 

自分を昔から知ってくれている存在って特別ですよね。

友人でも恋人でも付き合いが長いと、言葉にしなくても阿吽の呼吸というのか、言葉以上に理解し合えることもあったり。

これが夫婦になると更に絆も深まります。

 

「アレ取って」「ん」これです。

周りはよく分かるな!と驚きますが、10年20年夫婦をやっていれば嫌でも「アレ」が「どれ」か分かったり。

この時の「アレ」は、はちみつ。

この時の「アレ」は、ゴミ袋みたいな。

 

優大さんはコーヒー好きで有名でしたが、引退後は奥さんと地元でカフェを経営されるそうです。

弟・銀次朗さんを支えるために。自分の夢のために。

 

また、つい先日、IBFの名誉王者にも認定されました。

 

boxmob.jp

 

頑張って人生を切り開いていく兄ちゃんって格好いいですよね。

また、その背中を追って頑張る弟も格好いい。

世界中が重岡兄弟を応援しています。

 

今は銀次朗さんもリハビリに励んで、口からの食事を頑張ってるとインスタグラムで優大さんが報告されています。

たぶん口周りの筋肉を動かすトレーニングをしているのだと思います。

口が動くとご飯も食べられるし、口で意思表示もできるし、いいことだらけ。

 

今は眠っている脳や神経に色んな刺激を与えて「神経繋がってるんだぞ、もっと繋がれよ」と信号を送るリハビリをしていると思います。

受傷から少しでも早くリハビリがはじめられると、その後にも随分と違いがでる…と個人的には思っています。

 

ご家族の皆さんで力合わせて頑張って人生を楽しんで欲しいです。

頑張れ!重岡兄弟とご家族!

 

 

子どもから見た大人は4メートルの巨人

ちょっと前に面白い記事を読みました。

 

www.nikkei.com

 

実は私も子供の頃は、大人が大巨人に見えていました。

それだけじゃなく、公園の遊具や動物園の動物など。

ものすごくデカいデカい、とてつもなく巨大なものに見えていました。

 

この間も甥っ子たちが遊びにやってきまして、私のバイクのフィギュアなどを破壊しながら遊んでいました。

突然、ぱっと手を掴まれました。

 

甥子ども「怪我してるーーーーーー!」

甥赤ん坊「してるーーーーー!」

 

怪我なんていていません。

指先に逆剥けがちょっとあるだけ。

 

甥子ども「痛くない?」

わたし「全然痛くない。むしろ千切ってる。こんなもんビーッや!」

甥子ども「すごーーーーー」

甥赤ん坊「すっごーーーー」

甥親「変なこと教えんといて!」

 

自己肯定感あがるぅううう。

めちゃくちゃ格好よく見えてるのかもしれません。

子どもから見ると『怪我だらけの手』みたいな。

歴戦のボクサーの拳、みたいな。

まぁ、ちょっと格好よく言い過ぎましたが、そんなふうに見えているらしいです。

確かに子どもの手って逆剥けなんてないんですよ。

 

子どもからずっと「すごーーー」と思ってもらえる大人でありたいです。

 

最終回予想「Turkey!」戦国ボーリング青春惨殺コメディ!?

「Turkey!」とは(最終回予想、考察)

「Turkey!」と言うアニメの話。

次回で最終回!

見ちゃったよ。まさか最終回まで追うとは思っていなかった。

 

今流行りのアニメキャラのデザインを参考にしようと、アマプラで適当に見始めたのが最初。

「ボーリングアニメ?はは〜ん、さては女子高生がボーリングする日常アニメだなぁ」と思って、そんなにしんどくなさそうだと思って見始めた。

 

しんどい=感情の乱高下が激しい。

 

ゆるく何も考えずに見られるアニメの方が良いと思ったので、選んだものの内容は…

 

全然日常じゃねぇ!

戦乱の世へとタイムスリップ!

 

長野県千曲市が舞台。

高校のボーリング部の少女たちが戦国時代の長野県千曲市へとタイムスリップする話。

 

もう何がなんだか、先の読めない感じ。

だってボーリングどうすんの?

戦国時代にボーリングなんてないわけです。

ボーリングがどう関わってくるのか。

そんな事を思いながらも、毎話毎話楽しく観ていました。

 

基本的に「N◯Kの教育番組的な」雰囲気を感じていました。

夕方に天てれのあとにやってるアニメみたいな。

メジャーとかの枠。

 

なぜそう感じたのかと言うと、子どもに見せたいと思ったからです。

友だちの大切さや、多感な時期の気軽には話せない家庭の悩み、家族への想いや命の大切さ。

何よりもその時代の人の価値観を否定しないことの重要性をアニメ全体を通して描いていたと思います。

本当の意味での多様性かもしれません。

人の価値観を自分の価値観と違うからと言って否定しないことの大切さと言うのか、尊重する優しさをもちたいからね。

 

非常に若者向けと言うのか、子供向けで、子どもたちが共感できるんじゃないかと思うようなエピソードがたくさんありました。

女の子がたくさん出てくるアニメですが、お色気シーンもなく、年頃なので彼氏がいたり、健全なところも子どもに見せても良さそうという安心感があった。

 

短い話数に色々詰まってんなぁと思いましたが、言い換えるととてもテンポが良い。

これは最近のアニメ、映画、ドラマ、動画、音楽などエンタメ全般に言えるのかもしれませんが、メリハリがはっきりしていて引き伸ばさない。

一話完結でキャラそれぞれの葛藤や悩みなどがテンポよく描かれていて、わかりやすいと思いました。

わかりやすいって良いことですね。

継続視聴の要因だと思います。

 

ここからはネタバレを含みます。

 

 

 

 

 

 

さて、ついに最終回が迫ってきました。

ボーリング部のみんなは知恵を絞って、ボーリング対決でその地を治める武将と対決するわけですが。

 

11話予告

youtu.be

 

予告でも分かる通り超不穏。

最終的に命をかけたデスボーリングゲームが始まります。

 

部長のマイと後輩のリナ以外は人質に取られ、戦国の姫様たちも皆が吊るされます。

失敗すれば命を奪うということですね。

その人質たちの並びがまるでボーリングのピンのようで、かなり不穏。

 

ここで「Turkey!」というタイトルについて考えてみようと思います。

このタイトルは、おそらくボーリング用語のターキー。

3回連続でストライクを取ることをターキーと言うそうです。

ボーリング全然しないのではじめて知りました。

 

このデスボーリングゲームのルールは、当初は「現代からきた5人が全員ストライクを取ると姫様たちを解放する」ようなことを言っていました。

でも武将のおっさんと謎のじじい占い師がルールを武力でねじ曲げに曲げ、3人ストライク=ターキーを取ったあと、なぜか投げていないマイとリナを除いた全員を捕まえました。

 

つまり11話の時点でタイトルは回収されています。

ターキーは取っています。

だけど、ターキーが強調されることはありませんでした。

 

そうなるとタイトルの「Turkey」の意味は別にあるんじゃ…

嫌な予感がしますね。

なぜなら「Turkey」と言う英単語には「七面鳥、(劇などの)失敗作、ドジな人」と言う意味があるからです。

 

七面鳥に関しては、ボーリングのターキーの語源となったらしい(諸説あり)ので省くとして、失敗作、ドジな人…

 

いやいや、不穏ですよ!

 

良い意味ではないことは間違いない。

それじゃあバッドエンド!?

しかし、このアニメはご当地アニメとして千曲市が協力していたんじゃないのか?

 

もし仮にバッドエンドだとすれば、このあとの展開はこうなるんじゃないでしょうか?

 

  • リナが失敗orマイが失敗
  • よって人質含め、リナやマイも惨殺される
  • 過去からも未来からも存在が消える

 

えぇ!これじゃあアニメ自体が失敗作だよぉ!

自分で書いておいてなんですが、こんな悲しい結末はないだろと。

 

youtu.be

 

確か第一話で、マイが桜の季節に一人で手紙を読んでいたシーンがありました。

 

「あなたは信じてくれるかな?」

 

そう書かれた手紙をマイが一人で読んでいました。

誰が書いたのか?

これが一つのポイントだと思います。

 

この第一話のシーンが最終話にも登場するとしたら、マイ一人だけでも現代に戻れた可能性があるのかなと。

いつもタイムスリップする時は、マイのマイボールが誘っていたので。

個人的には、バッドエンドは好きではないので、マイが戻れたのなら他の皆も戻れたと思いたいです。

 

仮にそうだったとして、手紙は一体誰が書いたのか。

「あなたは信じてくれるかな?」

このあとには、マイのセリフのが続きます。

「不思議で愛しくて切なくて大切な大切な私達の物語」

 

マイのセリフは、あくまでもマイの心で読まれてる独白のセリフなので、手紙にはその文字は一切書かれていません。

マイが知らない全く別の事実が手紙には書かれている可能性があります。

 

誰かがマイへ「あなたは信じてくれるかな?」と言う手紙を渡した。

もしかするとこれからマイが誰かへ渡す手紙を読み返している可能性もありますが、たぶんもらった手紙じゃないかな。

 

そして、このマイのいる場所が「駅のホーム」

実は居るはずのないある人が同じ場所にいた映像を見たことがあります。

それがこの一度だけOPに流れた特別映像です。

 

youtu.be

 

戦国のお姫様の一人、スモモです。

しかも服装が現代風になっていて、古ぼけたマイのマイボールを手に泣いています。

 

更にこの映像をよく見ると、不穏。超不穏。

戦国のお姫様たちと現代の5人が何やら不穏なカットが差し込まれる。

 

https://youtu.be/-V4zQpTOVJw?t=25

 

スモモとマイは鎖で繋がれています。

リナはストライクが取れなかったのかピンが4本立っています。

さゆりは背中の羽根(自由の象徴?)を鎖で縛られ、男(スグリ?)に何かされています。

のぞみはアンズと背中合わせ?

七瀬とナツメはしゃがんでピンを持っています。七瀬はナツメに手を伸ばして何か訴えてるような様子。まるで「待って!」とか「やめて!」とか「ナツメ!」とか。

 

 

何がなにやら!?

もしかするとこのあとに一度タイムスリップしているので、歴史は変わったのかもしれませんし、何もわかりませんが、あったかもしれない未来を描いていたのかなと。

 

ですが、今の時点でリナは腕を斬られてまともに動かせない可能性があります。

デスボーリングゲームの次の番はおそらくリナ。

リナはストライクに失敗し、ピンを4本残すこともあり得るのかも。

 

ここで通常OPに戻ってみます。

 

スモモとマイは鎖で繋がれています。

通常版はマイがマイボールと鎖で繋がれ、ピンが2本立っています。

 

リナはストライクが取れなかったのかピンが4本立っています。

リナのマイボールが割れ、5本のピンが立って悔しそうにスカートを掴む。

 

さゆりは背中の羽根(自由の象徴?)を鎖で縛られ、男(スグリ?)に何かされています。

さゆりは背中の羽根(自由の象徴?)を鎖で縛られ、ピンクのボールを足の間に入れています。床には羽根が散らばり、閉じた背中の羽根が向こうに見えるような。

 

のぞみはアンズと背中合わせ?

のぞみは背中のスマホを光らせています。ロック画面が映っています。

 

七瀬とナツメはしゃがんでピンを持っています。七瀬はナツメに手を伸ばして何か訴えてるような様子。まるで「待って!」とか「やめて!」とか「ナツメ!」とか。

全く同じ構図で、ナツメが持っていたピンが倒れてしまいそうになり「倒れないで!」と言ってるような感じ。

 

 

毎話これと同じなのかは調べていませんが、通常版としてYouTubeに上がってるPVとはこんな違いがありました。

 

1:16では、血しぶき?炎の中、マイがボールを投げてリナが怯え上がっている顔が映っています。スネークアイは失敗したのか?

 

https://youtu.be/ZUcsckCrr7U?t=76

ここですが、スネークアイに挑むマイは斬られたのか血しぶき上げながらボールを投げる。ですが、ピンが1本しか倒れず、幼いマイが血まみれで残ったピンを抱きしめています。

 

「みんな一緒に帰ろうね」これはマイのキーワードですね。

みんな一緒に帰れるのかな?

 

 

謎が多いですが、まだ謎はあります。

 

  • 5人の他にタイムスリップして、現代へ戻った存在(七瀬の父親?)
  • 毎話OPで流れる幼いマイが両親と炎に包まれるシーン

 

マイの両親は自動車事故で亡くなっているとのことです。

それなのになぜ火事のシーンが?心理描写かな。

 

ハッピーエンドで終わって欲しいですが、そんな生易しい終わりは戦国時代に通用しないような。

早く最終回を見てスッキリしたいです!

 

turkey-project.com

【追記】試合後のアフマダリエフ「実際にはもっとできたと思う。でも時間が十分ではなかった」

アフマダリエフがやっぱり…

【追記】

ロンスポの本郷記者が書いた「見苦しい!」とタイトルがついた記事。

www.ronspo.com

 

アフマダリエフの帰国後のコメントより一部抜粋。

「前の試合(セミファイナル)が4ラウンドで終わったため、本来は、36分あるはずの(試合までの)時間が15〜20分ほどしか与えられず、十分にウォーミングアップをする時間がありませんでした。脈を上げる時間もなかったので、試合では、自分の力を完全には発揮できなかったのです」

(引用:https://www.ronspo.com/articles/2025/2025091701/)

 

結局はお前、ただ負けたことの言い訳かよ!!!!

ちょっと良い感じに解釈した自分がなんだか可愛いなと思っちゃった。

 

モンスターのいない所ででかい口を叩き、モンスターの前では萎縮しペコペコ。

そして帰国後は「ウォーミングアップ足りなかったんだもん!だから負けたんだもん!」と言い訳。

 

モンスターも同じ時間しか与えられなかった中で、あのパフォーマンス。

両者に与えられた時間は全く同じだったのに、負ければそれが原因だったと言い訳をするのか。

 

まぁ、でもそうでも言わないと、メンタルが弱いアフマダリエフには耐えられないんだろう。

何も出来ず試合が終わったなんて、プライドも何もかもぼっきり折れてしまったに違いない。

 

しかし、アフマダリエフ、やっぱり好きにはなれないな!

奴はケツの穴が小せぇのよ。とんでもねぇおキツさんだと。

ケツの穴から手え突っ込んで、奥歯ガタガタ言わしたろうかい!

 

以下の文章は、この記事を読む前のアフマダリエフに寄り添った津島の記事となっています。

 

 

 

アフマダリエフが嫌いだった

私はかねてより、プロモーターのエディー・ハーンと一緒に「イノーヤ(井上)逃げるな!」と煽ってくるムロジョン・アフマダリエフが嫌いだった。

お前がタパレスに負けなければ、後回しになることはなかった。

そう思っていたから。

 

試合が決まったあとは、どういうわけかプロモーターのエディー・ハーンが表に出てこなくなり、記者会見ではまったく別のロシア人っぽい人が登壇し、試合後もろくにコメントをださなかった。

なにか契約でゴタゴタがあったのでしょうか?

とにかくエディー・ハーンは、今回儲けることができなかったからか井上尚弥チャンピオンについて、色々やかましく言っていたようです。「大した選手とやってない」等。

その「大した選手」ではないとアフマダリエフのことも含めて言っているような、そんな雰囲気でした。

 

さて、試合後のアフマダリエフの言葉。

 

 

動画内でアフマダリエフは

 

「実際にはもっとできたと思う。でも時間が十分ではなかった。確かに井上は速くて良い選手だ。でもね、俺はもっと上手くやれるんだ。俺の良さをもっと出したかったけど、十分に時間がなくて、結局それが上手く出なかった。」

 

こう言っています。

ここでいう「十分な時間」とはなんなのか。

それは12Rと言うことでも、アップの時間でも、試合までの準備期間でもない。

 

「リングの上で井上尚弥と対峙した時の、次の行動までの【十分な時間】」

 

そう言っているのだと思います。

井上尚弥の速さに言及しているので、この『十分な時間』が何にかかってくるのかと言うと、次の行動を読む時間や次のパンチを考える時間など。

 

つまりアフマダリエフは試合後

「井上尚弥は速くていい選手。俺に考える時間を与えずに翻弄し、封殺した。でもね、考える時間さえあればもっと上手く戦えたんだよ。まぁ結局は井上尚弥が速すぎてそれができなかったんだけど」

 

こういうような事をコメントしたんだと解釈しました。

井上尚弥チャンピオンの圧倒的なパフォーマンスや試合の展開がアフマダリエフの計画を阻んだり、思うように動けなくしたことを指しているのだと。

このコメントの中の"時間"とはそういった刹那的な瞬間瞬間の時間だと考えます。

 

インスタグラムで試合後、会場をあとにしたアフマダリエフの食事風景が載っていました。

傷が痛いのか、焼き肉が熱いのか、箸で一生懸命に静かに、でもちょっと顔を歪めながら焼き肉を食べている姿を見ました。

 

試合後はお腹すくもんなぁ。

和牛食べたのかな。

そんなことを思っていました。

 

そこで気づいたのが、アフマダリエフを…………

ちょっと好きになっている自分がいると言うこと。

 

試合までの会見やいろんな記事、試合当日やインターバルでのわかりやすい表情。

最終ラウンドの前の顔なんて、もう逃げ帰りたいような、自信の喪失が表情に出ていました。

試合中もジャブに驚く顔や色んな感情が出ていて、非常に人間臭い面白い選手だと思いました。

 

確かにタフだった。それに最終ラウンドはヒヤッとさせるパンチを打った。

ディフェンスだって下手ではないし、あの井上尚弥を慎重に戦わせる恐ろしさを持ってはいる選手。

アフマダリエフじゃなければ、井上尚弥のあの超人的なパーフェクトボクシングは見ることが叶わなかった。

 

アフマダリエフ。

私は彼の髪型もディオールのサングラスもあんまり好きじゃなかったけど、気が弱いというのかメンタルが表に出やすく、なんだか人間臭くて、憎みきれない、どこか愛着すらわきました。

ヒューマンドラマを描く作家としては、ああいう選手嫌いじゃないです。

この先、どんな道を進むのか、アフマダリエフを注視したいと思います。

井上尚弥vs.アフマダリエフのアンダーカード『下町俊貴、高田勇仁、松本流星、武居由樹』

名もなき努力

下町俊貴選手、勝利おめでとうございます。

ある日、グリーンツダのチャンネルが偶然出てきたので登録しましたが、チャンネルがあったのですかと言う衝撃。

 

結構しっかりと動画が作られているんですよ!

インタビュー動画もいくつかありまして、それなのにジムのチャンネルの周知が足りないのか、ファンに届いていません。

下町俊貴選手のディフェンシブな試合に魅せられた一人で、Leminoプレミアムに入ったきっかけでもあります。あの長身でのボディワークが癖になります。

 

youtu.be

 

この選手の魅力は、一言では言い表すことはできません。

なのでこちらの動画を見てください。

私は大阪名物「ずっこけ」をした一人です。

 

とにかくこんなに無気力感漂う人物が、必死に減量してリング上で戦う姿はなんとも言えない不思議な熱意を感じます。

いいジャブを持っている選手は基本的に試合を追いたくなるので、彼の魅力はそこと脱力系の人柄なんだと思っています。

 

今回、リー・ハンソルとの試合に勝ちまして、試合後の会見で転級の話が出ていましたが、オフの時の顔の丸みを見ると別人かと思うくらい試合の時は細長いので、個人的には転級はいい判断じゃないかと思います。

選手があまりにも無理して減量し、ガリガリになっているよりは、身体を絞って動きやすい体重の階級くらいが健全で良いと思っているので。

 

高田勇仁vs.松本流星

WBA世界ミニマム級王座決定戦。

試合は高田勇仁選手の負傷により、松本流星選手の戴冠となりました。

個人的には高田勇仁選手を応援していましたが、松本流星選手もいい選手でボクシングが上手いということは知っていたので、どちらが勝っても納得の結果になるだろうと思っていました。

松本選手は非常に落ち着いて、自分のペースでボクシングができていて、負傷までどのラウンドも取っていたんじゃないかと思います。

高田選手はフルで戦える選手だと思うので、ここからだと言う時にバッティング。

位置取りの関係で高田選手がぶっ飛び、その後噴水みたいに血が吹き出て、痙攣しているように見えました。

 

つい最近もリング禍によって2名の選手が亡くなったばかりです。

これ以上、何もないことを祈っていました。

その矢先のバッティングだったので、会場は騒然となりました。

すぐに頭部固定し、救急搬送されました。

高田選手は大事には至らず、検査の結果歩いて帰宅し、会場へと戻られたとのことです。

 

しかし、ぶっ飛んだバッティングは確か2回目でした。

選手が入れ込む試合と言うのは、どうしても前のめりになったり気持ちが急くような所があるので頭から突っ込んだりすることも多くなるのでしょう。

 

前にも書きましたが、バッティングは頭部への衝撃がモロで、一回あったのなら二回目は減点を両者取るようにするなり、レフェリーが警告を出せるといいのになぁと。

偶然のバッティングは仕方がないと言う風潮ですが、故意にバッティングしてるのとそうじゃないものとの線引なんてわからないわけです。

世界を見回すと、バッティングを戦法として使う選手やジムも中にはあります。

頭の位置が悪いからバッティングするところもあると思うので、技術がないとの判断でペナルティはあっても良いと感じます。全く現実的じゃありませんが。

 

なんにせよ後味が悪いことは確かです。

高田選手が運ばれて行く時の真っ青な血の気の引いた松本選手の顔はあまりにも可哀想に見えました。

明らかに偶然のバッティングではありましたが、仕方がなかったとは言え相手が血を吹いて倒れ救急搬送されると言うことは、ショッキングな出来事です。

試合には勝利しベルトを巻くことにはなりましたが、松本選手の顔に笑顔はなく、ただただ相手選手と相手ジムへの申し訳無さを口にしていました。

 

特に松本流星選手はリング禍で親しいご友人を亡くされたばかりで、その心中は観ているだけの私には到底察することも出来ないものであることは顔を見れば明らかでした。

そんなことは誰の目にもわかりきっていたのに、記者会見でわざわざそこに触れる必要はなかったのではないかと感じました。

その後、高田選手の無事がわかり、ようやく笑顔も見られ良かったと思います。

松本流星選手、おめでとうございます。

 

高田選手も今回は無念ではあったと思いますが、腐らずにまずは身体を休めてまたリングで見れるといいなと思いました。

 

 

武居由樹vs.メディナ

試合前に記事で書きましたが、

あのディフェンスなしのもらいながら当てに行くスタイルが怖いと。

カウンターの危険性を。

likemad-games.hatenablog.com

 

その通りになってしまいました。

今回はいかない事がキーポイントだったと思いますが、行ってしまいました。

何よりもメディナが西田凌佑戦での敗北のあと、めちゃくちゃめちゃくちゃ成長したようです。

メディナチャンピオン、お母ちゃんと彼女にキッスされていましたね。

おめでとうございます。

 

天心とのスパーであまりにもつええ奴がいるなと名前を調べたのが最初でした。

天心が圧倒されてると。

経歴を見ると西田凌佑に敗れていて、そんなに…。

と、当時は思っていましたが、天心を圧倒し、あれから確実に成長を重ねている。

このチャンス、みすみす逃すわけがないのは明らかでした。

Xでもつぶやきましたが「メディナ絶対侮れない」と。

 

1Rでのダウンは相当効いたと思います。カウンターだったので。

対策はもちろんですが、メディナは2分間を使って武居選手のタイミングに合わせに行って、思いっきり振ってのダウン。

試合中にどこまで修正できるのか、調整できるのか、適応力みたいな所の差も感じました。

 

それとフィジカルの差は想像以上に感じたところです。

武居選手の階級についてはちょっと厳しいなと。

いつもにまして今回は、骨と皮でガリッガリでした。

リカバリーが上手くいかなかったのか、足使うために敢えて体重をセーブしたのか。

よくわかりませんが、見た目の印象では戻ってないように見えました。

 

武居選手は前の試合での鮮やかな勝利が彼に自身をつけたと思います。

しかし、井上尚弥選手のように圧倒的な強さを誇る選手でも、試合での一瞬の気の緩みや、自分との戦いに難しさを感じる瞬間があります。

ネリ戦、カルデナス戦でのダウンは試合を盛り上げようという気持ちが強すぎた結果かもしれませんが、本人は「少し慢心があった」と語っていました。

 

調子に乗ることや良い波に乗ることは、スター選手にとって大切なことですが、そこで油断したり、慢心したりすると、思わぬところで足元をすくわれてしまうことがあります。

 

武居選手がそうだったとは言いませんが、勢いがあるときこそ、一つ一つの勝利を丁寧に積み重ねていかないと、思わぬ敗北につながってしまうのではないかと感じました。

 

ただ試合後、ダウンもありTKOで負けた選手にあんなふうに会見させるのはどうなのかと心配になります。

会見での顔は負けて大号泣したあとであんな表情だったのかもしれませんが、頭痛やしんどさがあったのではないかと疑うようなものでした。

ダウンやKO負けした選手はまず病院へ行き、会見を中止してもいいんじゃないかと思います。

 

負けたとは言え、一敗です。むしろここからが勝負じゃないですか?

前にも記事に書きましたが、敗者とはどういうことなのか、です。

 

likemad-games.hatenablog.com

 

武居選手の今後に注目です。

ここからが本当の勝負だと思います。

頑張って欲しいです。

 

ちなみにメディナは少し前にスパーをした堤聖也休養王者とやりたいと言っていました。

これって手合わせした感じで「俺、いけるっしょ!」と思ったと言う意味でしょうか?

 

 

現在のバンタム戦線

WBO王者:クリスチャン・メディナ

WBA休養王者:堤聖也

(WBA正規王者:アントニオ・バルガス)

(WBA暫定王者:ノニト・ドネア)

WBC王者:中谷潤人

IBF王者:中谷潤人

※2025年9月16日時点

 

WBA、どうなってんの!?

王者いすぎ問題。

 

休養王者を休養させている意味とは?

休養王者が休養明けたら、正規王者にするのが普通じゃないですか?

なんのための休養なのか。

 

正直、中谷潤人チャンピオンはWBO統一やっても勝てそうな雰囲気はあります。

WBAも負ける図が浮かばない。

4団体取れるでしょう。

それなのに階級をあげて、井上尚弥戦をやろうと言う方向で動いています。

 

今の超人的パーフェクトボクシングをした井上尚弥チャンピオンに中谷潤人チャンピオンが果たして勝てるのか!?

 

キャリアを考えると、4団体統一した方が旨味はあるでしょう。

ただ、彼の目標はPFP1位です。

つまりは、現在PFP2位であるモンスターを倒さなければ、その夢は叶わない。

自分の人生の目標を取るのか、別のビッグドリームである4団体統一に動くのか。

バンタム戦線にも益々注目の秋です!

【令和の牛若丸・井上尚弥】モンスターは「蝶のように舞い、蜂のように刺す」

井上尚弥チャンピオン!おめでとう!

井上尚弥は、令和の牛若丸やで!

 

当時のホンモノの牛若丸を知っているわけではありませんが、昨日の夜に行われたアフマダリエフとの防衛戦での"モンスター"こと井上尚弥チャンピオンは、まさに牛若丸のようでした。

 

華麗に舞い、頭を使い戦う。

ボクシング好きなら「蝶のように舞い、蜂のように刺す」のフレーズの方がしっくりくるかもしれません。

井上尚弥チャンピオンが、モハメド・アリのように、知らない人は牛若丸のように、華麗に舞うようなボクシングを見せたと言うことです。

 

素晴らしかった。圧巻でした。

とんでもない試合を見た。

神業の連発。

 

youtu.be

 

スピードとキレが過去一。絶対過去一だったと思います。

アフマダリエフが遅すぎて相対的にそう見えたのかもしれませんが、アフマダリエフが1,2とパンチを出しても3つ目を当てる頃にはもういない。

姿が消えてるんです!

イリュージョンかよと驚くアフマダリエフの顔が印象的で、何度も空振り、姿を追うだけで精一杯の様子でした。

 

ダッキングでかわしたり、スウェイでかわしたり、ステップアウトでかわしたり。

フェイントも巧妙で、タイミングズラしてパンチ出したり、ありえない体勢からありえないパンチを出したり、カウンターでアッパー決めたり、アッパーボディ、ボディ、アッパーアッパーとか。

 

もう早すぎて全部のパンチを目で追えていませんが、オフェンスもディフェンスも美しく、あまりにも美しく、感動しっぱなしの12Rでした。

 

こんなフルラウンドを魅せるボクサーは、世界を探してもほんの数人しかいないでしょう。

その一人が同日に3階級4団体王者になったテレンス・クロフォード。

素晴らしかった。感動した。アルバレスをついに陥落させた!

あのアルバレスが手も足も出なく、気持ちが折れていた。

アルバレスの全てを封殺するような戦いで、めちゃくちゃ痺れました。

 

井上尚弥vsアフマダリエフも、それと同じくらい痺れました。

アフマダリエフもアルバレスと同じく何もできない、何もさせてもらえない。

最終ラウンドのインターバルでの彼の表情は、まるで「早く帰りたい」と泣きべそをかいている子どものように見えた。

 

まず一発目のジャブが顔面にヒットした時点で、明らかに動揺しました。

明らかにビビってた。

チャンピオンのジャブは痛いんですよ。有名です。

アフマダリエフの気の小ささを指摘していましたが、わかりやすく顔にも出る。

思いの外、井上尚弥チャンピオンには戦いやすい相手だったのかもしれません。

途中からはまるでスパーでもしているかのような、軽い身のこなしと脱力しつつも恐ろしいパンチを放っていました。

 

アフマダリエフがどんどんと小さく萎びていく感じが、彼の消耗具合を表していました。

相当頭を使ったと思います。

技術と技術のぶつかり合い。

つまりパンチ出してボコボコ殴り合うような試合ではなく、まるでチェスの駒をひとつひとつ進めていくように思考しながらじわじわと組み立てていく試合です。

 

打ち合わないのにこんなに面白い試合ができるモンスターは、まさに怪物。

ひたすら格好良かった。

めちゃくちゃ格好いいな!

こんなボクサー150年どころか、300年に一人くらいじゃないかと思っています。

 

だからまた「井上尚弥DNAつきTシャツ」の配布されるようですが、私は断固として反対です!

絶対にいつか井上尚弥コピーが作られてしまうと危惧しています。

 

あれ?もしかするとそれが井上尚弥の望みなのか!?

井上尚弥vs井上尚弥。

これが実現すれば、間違いなく今世紀どころかボクシング史上最も熱い試合になるはず!

 

戦いは常に自分自身との勝負。

今回も、打ち合いたいもう一人の自分と闘ったと言っていました。

己の中で「打ち合わせろ!」と檻をぶち破ろうとしている怪物を制し、アウトボクシングに徹したと言うことでしょうか?

 

クリーンで、アウトボクシングで、KO決着じゃなくても、こんなにも強く面白い試合が出来る。

井上尚弥という一人のボクサーの胆力や技術力、凄みを感じた試合でした。

より一層、評価が高まった試合だと思います。

 

そして最後まで相手をしたアフマダリエフにも拍手を!

日本をゆっくり観光して帰ってもらいたいと思います。

井上尚弥のDNAを配布するのは禁止です!

いよいよ明日決戦、井上尚弥vsアフマダリエフ

前日計量の様子が配信されましたが、アフマダリエフのガンギマリフェイス!

すごかったですね。

ボディもですが、あの目ん玉ひん剥いた顔が怖い。

 

 

ボクサーなどの格闘技は、顔が怖いと言うのも一つの利点でもあります。

やっぱり相手に見た目や態度、そういった所で恐怖心を与えることも駆け引きの一つだと思います。

 

アフマダリエフは、威圧的で恐怖心を煽る顔と言うより「何しでかすのか分からないアッパー系の怖さ」みたいなガンギマリフェイスをしています。

前日までの借りてきた猫のような態度から一変、計量で服を脱いでサングラスを外すと、瞳孔が開きまくり。

そりゃあんだけ濃いレンズつけてるよなぁと言うような、とても興奮している顔をしていました。

会見時との温度差と言うものが不気味に見えます。

 

ところで前日のプレゼントは、アフマダリエフが選んだものだったのでしょうか?

対戦相手に試合前にプレゼントを送るのは個人的にはどうなんだと思っていますが、あれもウズベキスタンの風習なのかもしれません。

しかし私はアフマダリエフの気が小さい説を唱えている一人なので、あれも「今までオラついてたけど、そういうつもりじゃないですからね。情け容赦はお願いしますよ」と言うアピールにも見えました。

 

実際にアメリカでの「モンスターもただの人間だ!」みたいな強気な発言について記者から質問されると、隣のモンスターに背を向けながら「いやいや、それは言葉の綾と言うのか、本心ではなくて」と言い訳をしていました。

何度も書きますが、もっと堂々としていればいいのに。

対戦相手に敬意を払うことは大事ですが、いない所で言ったセリフを引っ込めて、あれこれ言い訳するのは賢くは見えないなぁと感じます。

単に行き過ぎたリップサービスだとも考えられますが、井上尚弥大好きな癖して意地悪言っちゃうって小学生の男子でも今どきないですから。

あのプレゼントは裏はなく、ただただ「あなたを尊敬しています」の表れだったのかもしれません。

 

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一方、井上尚弥チャンピオンはいつも通りの落ち着き方で「まぁ、見ててくださいよ」と言う言葉にも表れていますが、変に気負わずに淡々としていると思いました。

一見すると、覇気がなく弱気に見えるのかもしれませんが、入れ込みすぎるとダメだと本人も言っているのでこれくらいの方が動きやすいのだと思います。

 

馬でもそうですが、気負いすぎて鶴首になると、本当に扱いにくいです。

入場する時にしっかり手綱を掴んでいますが、気負いすぎて興奮してる馬はめちゃくちゃ大変。落馬しそうになります。

落ち着かせてなだめて、とにかく暴れないようにしないとペース配分がおかしくなるから。

 

人間も同じで、興奮するとやはりペース配分がおかしくなる。

かかって行き過ぎると、やはり不用意に前に出すぎてパンチをもらってしまう。

カルデナス戦はまさにそれだったと井上尚弥チャンピオンが口にしていました。

 

ボクサーは、リングという舞台に上ってショーを見せるいわば演者です。

やはり格好いい所を観客に見せることで自分も観客もボルテージが上がるものです。

それでも今回はそういった魅せる試合は捨ててでも、勝負師として、スポーツ選手として勝ちに行くとのこと。

アフマダリエフは一体どんな戦法で向かい合うのでしょうか。

まぁ、楽しみに試合を待ちたいと思います。

 

ところで計量前に井上尚弥チャンピオンが脱ぎ捨てたTシャツ。

客席に投げましたが、黄色い歓声が上がっていました。

しかし、ゲットしたのはまさかの相手陣営のスタッフ?

「Team MJ」と書いてあるTシャツを着た人が獲得したようでした。

 

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もしかして、尚弥のDNAを分析して、コピーや細胞移植などを行うわけじゃないだろうなと、妙に心配になりました。

前も井上尚弥は抽選で汗の染み込んだTシャツの欠片をプレゼントしていましたが、井上尚弥コピーが生成される可能性もあるんです。

あれだけ強い、150年に一人と言われるほどの逸材ですから、スポーツ選手は特に遺伝子管理はしっかりした方がいいです。

 

アメリカでは実際に事件が起きました。

有名なアメフト選手の遺伝子をもらおうと、女が自宅に侵入したことがありました。

女は選手の精子を奪おうと不法侵入したとのこと。

恐ろしいね。自分の知らないところで子どもが生まれる怖さ。

もっと言うと、自分のコピーが生まれる怖さ。

 

Loose Lipsでも出したあとの精子の管理について描きましたが、恐ろしいことを考えつく人物の手に渡ると、とんでもない使われ方をしてしまう恐れがあるわけです。

 

まぁTシャツを獲得したアフマダリエフのスタッフは、たぶんアフマダリエフが最推しである井上尚弥のTシャツを絶対に取ってくれと頼んだんじゃないでしょうか?

フェイスオフの時のアフマダリエフの距離の近さは、もう興奮して尚弥の唇に吸い付きそうになっていましたから。

そういうメンタル面での駆け引きも既にはじまっているのだろうと思います。

 

でも、井上尚弥チャンピオンともなれば、あらゆるところから狙われ慣れているので、これくらい屁でもないとは思います。

同じジムにもいますからね。井上尚弥を狙う男たちが。

尚弥グッズを買いに行くことを「聖地巡礼」と申しておりました。

 

 

 

アンダーカードも充実!

武居由樹チャンピオンは、減量やばいだろと。

もう骨と皮だけになっていましたが大丈夫でしょうか?

メディナはパンチはなくても面倒なしつこいタイプだと思うので、最後まで集中切らさず頑張って守りきって欲しいです。

 

ただ、もらいながら当てに行くスタイルは見ていて怖さがある。

一発のパワーは凄いとは思いますが、強いパンチを当てに行けば行くほど、自分もカウンターをもらって倒れる危険性も高まります。

やっぱり頭をもう少しうまく動かして、もらわない所から強打を当てていけるともっといいんじゃないかと素人は思います。

言うは易し!

 

高田勇仁選手と松本流星選手は、高田勇仁選手を応援して来たのでやっぱりここは獲ってほしいと願います。

でも松本流星選手もいい選手です。どちらの選手もここで負けて終わる選手ではないことだけは確か。

高田勇仁選手は、摂食障害…とまではいかなくても、相当食べられなかったようです。

食べられないと言うより、吐いてしまうことが問題なわけです。

そういった苦しさを乗り越え、負け続きだった選手が頭角を現し、ベルトを返上し、世界戦までこぎつけた。

ドラマチックで物語性が強い。

頑張って欲しいです。

 

下町俊貴選手はメインのリザーブ選手として組み込まれたようですが、彼自身も世界を目指して頑張って欲しいですね。

いつものことですが、オフとの体重差どれくらいなのか、ガリヒョロしていました。

 

カネロvsクロフォードもありますが、アンダーで堤麗斗選手も試合予定。

明日はボクシングのお祭りですね。

ちなみにクロフォードを応援しています!

 

 

アフマダリエフ着用サングラスはディオール?

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敗者とは――――次のフェーズへいざ尋常に。

Sometimes you lose a fight to win the war.

勝負するってことは、勝つか負けるか。

基本はこの二択しかないわけです。

結末は、勝つか負けるか。

 

ボクシングの試合はドローもありますが、ベルト獲れなきゃ負けだ。

二人のどちらかが勝てば、もう一方は負け。

それが事実。

だから負けたから引退するだとか、負けたからという理由で引退するのはどうなんだろうなぁと個人的には思います。

弱点がわかったのなら、修正できれば力にすることができるわけです。

まぁ、言うは易し。勿体ないと思います。

 

しかし、心身へのダメージを考えなければいけません。

負けるということは、大きな大きなストレスになるし、何よりも実際に肉体へダメージを受けているわけです。

健康に安全にこの先を過ごしたいなら、負けたことをきっかけにしてグローブを吊ることも一つの選択肢だから。

 

例えば、比嘉大吾選手。

引退表明されましたが、すごく好きな選手でした。

3連続世界戦というとんでもないラッキーボーイでしたが、3戦中1敗2ドロー。

勝てませんでした。

ファンとしては次こそは!という思いでした。

しかし、おそらくあのあと続けても毎回同じ展開で、同じ結果になることが予測されます。世界のベルトへあと一歩が届かない。

突き抜けた武器を30歳から手にするには、よほどの練習と苦行と頭も使わなければいけない。

気持ちが追いつくのか、身体が追いつくのか、色んなことを考えて、いわゆる「限界」を感じて引退する選手もいます。

 

一方で、矢吹正道チャンピオン。

拳四朗戦2にて負けてWBC王座陥落。

そこからジャブというとんでもなく鋭い武器を手にして、よほど練習と苦行と頭を使ったのでしょうか。チャンピオンに返り咲きました。

また、対戦相手であった拳四朗選手も一回目の矢吹戦での敗北から戦い方を変えて、階級変更後にチャンピオンに返り咲き、サンドバル戦までチャンピオンベルトを保持しました。

 

負けてもファンは面白い試合が見れるのなら、試合を見ることを止めたりしないし、むしろ負けてからの復帰戦でどう戦うのかが楽しみだったりもする。

試合に負けることは、勝てない限り当たり前のことで、勝敗よりも試合内容によって「次の試合はもう見なくてもいいか」と思うことはあります。

試合に負けてもファンになることはあるし、試合に勝っても上で書いたように心が離れたりもする。

 

中谷戦で負けた前IBFバンタム級王者の西田凌佑は、アンカハス戦が決まりそうとのこと。

中谷チャンピオンに果敢に挑み、次はアンカハス、その先はもちろん…楽しみですね。

 

サンドバルに負けた拳四朗も再起を誓っています。

堤聖也チャンピオンに負けた井上拓真も次は那須川天心戦という話です。

世界初挑戦でノーマンジュニアに綺麗なKOで負けた佐々木尽も練習再開。

先日初防衛したヌニェスに負けた力石政法は、Sフェザーのトーナメントに出るとか出ないとか肩の回復具合が気になるところ。

ユーリ阿久井がバイク漕いでる凄まじいトレーニング映像を見ましたが、復帰戦はどこを目指すのか注目しています。

海外では、井上尚弥チャンピオンに負けたカルデナスの次戦も楽しみです。

 

試合に負けた選手でも次の試合を見ることをむしろ楽しみにしています。

リングに上ってくれる限り応援したいと思います。

試合に負けたことと「敗者」であることは、別のような気がします。

試合に負けて勝負に勝つ。

 

 

井上尚弥が可愛い!?

最近、井上尚弥が、あのスーパーチャンピオンが可愛く見える瞬間があります。

 

前々からみんな言ってんだよ「井上尚弥、可愛い」って。

いや、可愛いって違うだろとずっと思っていました。

 

格好いいというのは、よくわかります。

強いし、爽やかな見た目だし。王者だし、マインドのスタンスも格好いい。

とにかく試合を見たらめちゃくちゃ格好いいっていうのは、誰の目にもわかりやすい選手です。

 

最初はふざけて冗談で言ってんのかなと思ってましたが、お母さんにそっくりの女顔だからなのか確かに年々可愛くなってきたなと。

男に対して可愛いってバカにしてるのかとか、失礼だとか、まぁ古い感覚だとそういう所が引っかかったりもします。

あんなにスーパー強いチャンピオン捕まえて「可愛い」ってどうなんだよと。

でも、思うんだよ「可愛いな、尚弥」って。

私もそうなってしまいました。

 

たぶん、日本人特有の親しみの表現なんだと思いました。

日本の「可愛い文化」って縄文土器で猫ちゃん作ってた時代から変わらないんですよ。

原始的な感情の表現方法で、私もまごうことなく縄文人の血が流れているので、自分の中に原始を見たということなのかもしれません。

 

アフマダリエフ戦、頑張ってくれ!応援しています!

youtu.be

 

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