野球日本代表・侍ジャパンは10日、広島との練習試合(サンマリンスタジアム宮崎)に臨んだ。試合は思わぬ大乱戦となり、5回まで両軍ともに2ケタ安打で計19得点。5回終了時点で2時間を超える展開となった。

 侍ジャパンは初回に牧(DeNA)、岡本(巨人)らの適時打を含む4連打などで4点を先取。4回には小園(広島)の2点打、5回は森下(阪神)の2ランなどで4点を追加して5回までに10点を奪った。

 打線が序盤から活発だった一方で、3番手・隅田(西武)の乱調でシーソーゲームとなった。3回から3番手でマウンドに上がった左腕は終始、制球に苦しんだ。3回は5失点、4回も2点を失い、5回も失点を重ねた。予定の3イニングを投げ切れず、2回2/3を投げて5四球、9失点。イニング途中で無念の降板となった。

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