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グーグルが近日発表する「Gemini 3」はAI業界の勢力図を完全に塗り替えるかも

Hugh Langley原文翻訳・編集・情報補足:川村力

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グーグル(Google)のスンダー・ピチャイ最高経営責任者(CEO)。同社は近日、次世代AIモデル「Gemini 3」をリリースする。
グーグル(Google)のスンダー・ピチャイ最高経営責任者(CEO)。同社は近日、次世代AIモデル「Gemini 3」をリリースする。
Vincent Feuray/Hans Lucas via Reuters Connect

グーグル(Google)が次世代大規模言語モデル(LLM)「Gemini 3.0」の発表に向けて準備を進めている模様だ。同社にとっては、満を持して放つ巻き返しの一手となる。

ソーシャルメディアなどを通じてその存在をほのめかす従業員がちらほら出てきているだけでなく、スンダー・ピチャイ最高経営責任者(CEO)も10月30日のX(旧Twitter)投稿で「年内に予定しているGemeni 3のリリースが楽しみ」と公言している。

XやDiscord(ディスコード)のチャンネルでは、リリースを心待ちにする多数のユーザーによる議論が熱狂の域に達しており、すでに一部のユーザーを対象にGemini 3の提供が始まっているとの噂も広まっている

グーグルは数カ月前にも、社名こそ明かさないものの開発中のモデルをベンチマーク(性能評価)プラットフォームで公開テストしたと見られる形跡があり、一部ですでに提供開始との噂も陰謀論や都市伝説の類いとまでは言い切れない。

熱狂的なファンに限らず、AI業界に関わる多くの人々がGemini 3の名前を口に出し、グーグルが次に何を繰り出してくるのか注視している。

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