運動と並び「習慣化したいこと」の代表格、読書。
本を開いて文字を目で追うだけでいいのに、なぜ習慣化することができないのでしょうか?
「いろいろ忙しくて」「本に向き合う気力が湧かない」「 つい忘れてしまって、そのまま気づけば放置状態」
……わかります。ですが、それを踏まえたうえで言えます。「読書は、楽しく習慣化することができる」と。
今回は、特に意識するわけでもないのに、ほぼ毎日読書をすることができている筆者がおすすめしたい、読書習慣化のためのアイデアをお届けします。
本は、読み散らかせ!

わりとこれが一番の秘訣なのでは? と個人的には思っています。
一冊の本に絞って読もうとすると、家に忘れてしまったり、気分が乗らなかったり、途中で少し飽きはじめたりと、いろいろなハードルが。
その点、さまざまな形式で複数の本を並行して読むことで、それらのハードルを下げ、そして読書を身近にすることが可能。
私の場合は、現在メインで読んでいる文庫本、満員電車などでもスマホで読めて内容もライトめな電子書籍、自宅や休日に出かける際に持っていく大型本、寝る前に気が向いたら手に取るベッドサイドの小説と、サイズや形式の異なる書籍を並行して読み進めています。
何カ月も読んでいる本もありますし、途中で読むのをやめてしまうこともあります。でも、それでもいいんです。
結果として読書習慣は続いていますし、読み続けていれば、たとえ一度置いた本であっても、いつか読み終わる日が来るのです。
大切なのは、読み続けることと、そのためにハードルを下げること。
ハードルを下げることに関しては、習慣化の第一人者である戸田大介さんがその秘訣を語ってくれたこの記事が参考になりますよ。
▼記事を読む
関心を強化する仕組みをつくる

読書から遠ざかっていても、「これ気になる!」と、ビビッと来たテーマの本を手に取った途端、あっという間に読み終わってしまったり。
関心の力は偉大です。
ですので、いつでも「〇〇についてもっと知りたい!」みたいな関心を高めておくことが、読書のモチベーションと原動力を保つコツ。
そのために筆者が最近、はじめたのが読書ノート。このノートは自分の関心のあることについて本に書いてあった情報をまとめた、読書録であると同時に、いわば「私だけの知のプレイリスト」。
これを書き溜める・充実させるということが読書の大きな目的・原動力になっていますし、時々ぱらぱらとめくって読み直すことで、以前読んだ本の内容を復習することもできます。
実践しているやり方は、電車などで本を読むとき、並行してスマホでNotionにメモを書き溜めておき、家やカフェに入ったときに整理しながらノートに書き写す、という方法。最初から落ち着いて読める・書き込める環境だったら、そのままメモを取ります。
今は、どこに行くのにもポケットサイズのモレスキンを持ち歩いていますし、出かけた先で手に入れたステッカーなどを貼ってデコっていくのも楽しみの1つ。おすすめです。
ほかにもたくさん!編集部が実践している読書術
ここまで、私が実践している読書術を紹介してきましたが、結局のところ、自分に合っている読書習慣は人それぞれ。
私もこれまでにいろいろな人の方法を真似して、今のやり方にたどり着きましたし、おそらく今のやり方も、またいつか変わるかと思います。
ですが、その試行錯誤も読書の楽しみの1つ。
ライフハッカー編集部でも日夜、いろいろな読書術を試してみているので、参考にしてみて、取り入れられそうなところはぜひ、取り入れてみてください。
▼記事を読む
「楽しくないことは続かない」というのが私の考えですが、そもそも読書は楽しいもの。
その楽しさを最大化すれば、「気づいたら毎日読んでた」みたいな感じになるはず!
そんな読書をもっと楽しくする発見、また見つけたらシェアしますね。
ライフハッカー編集部 内藤青也

ライフハッカー編集部員。便利ツールやアイテム、マインドセットなどを総動員して「仕事をもっと楽しくする方法」を日々探求&発信中。そのほか気鋭の起業家へのインタビューシリーズなども担当。「いかに手間をかけずにおいしいコーヒーを淹れるか?」にこだわる。



























