受験情報サイト「インターエデュ・ドットコム」は2025年の大学入試で、私立大学の医学部医学科合格者について出身高校別ランキングを発表した。アンケートに基づくもので、産経新聞も一部協力した。合格者数が133人に上った豊島岡女子学園(東京)が6年連続でトップとなった。2位開成(東京)106人、3位桜蔭(東京)101人とトップ3は東京勢で、いずれも100人を超えた。トップ10では関東勢が8校を占めた。上位11校中9校を中部地方以西が占めた国公立大学医学部医学科の合格者数とは逆に、私立大学では「東高西低」の傾向が浮かぶ。
1位豊島岡女子学園の合格者133人の主な内訳は、日本医科大学(17人)、順天堂大学(16人)、東京医科大学(14人)などとなった。
4位以下は、4位海城(東京)98人▽5位滝(愛知)95人▽6位東海(愛知)93人▽7位白百合学園(東京)84人▽8位江戸川学園取手(茨城)83人▽9位広尾学園(東京)、渋谷教育学園幕張(千葉)いずれも75人。以下、15位までは東京都が11校、茨城、千葉の両県が各1校と計13校が関東勢だった。30位以内で公立校は11位の日比谷(東京)1校のみだった。
インターエデュ・ドットコムは合格実績のある学校にアンケートを実施。生徒から合否の報告を受けた学校側の協力を受けてランキングを作成している。合格数はアンケートに応じた学校のみを掲載し、1人が複数の学部に合格した場合は重複で集計しているケースもある。
















