大谷のメジャーデビュー時の女房役マルドナドが引退 「野球よ、僕が君に恋をしたのは4歳のときだった」

[ 2025年10月19日 07:11 ]

エンゼルス時代は大谷翔平(左)とバッテリーを組んだマルドナド
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 大谷翔平(現ドジャース)がメジャーデビューした2018年にエンゼルスで正捕手だったマーティン・マルドナド捕手(39)が18日、現役引退を発表した。自身のインスタグラムで正式表明し、家族やファン、チームメート、コーチなどに感謝の言葉を述べている。

 「野球よ、僕が君に恋をしたのは、4歳のときだった。初めてキャッチャー防具を身につけた瞬間から、このスポーツは永遠に自分の一部になると感じていた。すべてのイニング、すべての投球、ホームベースの後ろで過ごしたすべての瞬間が祝福だった。34年間この防具を身に着ける栄誉を得て、最後の15年間は最高の舞台でプレーできた。そして今日、それを掛け釘にかけ、正式にキャリアを終えるときが来た」

 マルドナドはメジャー15年間、通算で1230試合に出場し、打率.203、出塁率.277、長打率.343、119本塁打という成績。打撃成績は控えめだが、その堅実な守備力とリード面で高く評価され、長いキャリアを築いた。

 元々は04年にドラフトでエンゼルスに27巡目指名された。11年にブルワーズでメジャーデビューし、控え捕手としてチームを支えた。16年12月にトレードでエンゼルスに復帰、翌17年には正捕手に昇格してキャリア唯一のゴールドグラブ賞を受賞している。18年シーズン中にアストロズにトレード、メジャー7球団でプレーした。

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