フジテレビの女性取締役、会食や手土産代などで経費不正…一連の問題による経営陣の刷新で就任したばかり
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フジテレビは7日、安田美智代取締役(55)が不適切な経費精算をしたとして、同日付で辞任したと発表した。親会社のフジ・メディア・ホールディングス(HD)の取締役も辞任した。

両社によると、安田氏は2020年以降、会食や手土産代など計約60件・100万円を経費精算した際、事実と異なる相手先や人数で申請していた。9月中旬に社内チェックで発覚後、外部専門家などの調査を経て確認された。本人も事実関係を認めており、返金の意向を示し、辞任を申し出た。「私的な利用はなかった」と話しているという。
安田氏は1992年、フジテレビに入社し、報道局や経営企画局などで勤務。今年、同社を巡る一連の問題を受け、経営陣が刷新された際に取締役に就任した。
同社の清水賢治社長は報道陣の取材に、「全社一丸となって再生改革に取り組んでいる中で不適切な経費精算が行われ、断じて許されることではない」として陳謝した。




























