参院選投票率48・80%、24年ぶり50%割る
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総務省は22日午前、第25回参院選の投票率(選挙区選)が48・80%で確定し、前回2016年参院選の54・70%を5・90ポイント下回ったと発表した。衆院選を含め、全国規模の国政選として過去最低だった1995年の参院選(44・52%)以来24年ぶりに50%を割り、同年に次ぐ低投票率となった。
男性の投票率は49・42%で16年参院選より5・71ポイント低く、女性の投票率も48・22%で6・08ポイント低かった。
都道府県別の投票率は、16年参院選より0・82ポイント上昇した高知県(46・34%)を除く46都道府県で下落した。下げ幅は5県で10ポイントを超え、最も下げ幅が大きかったのは青森県で、投票率は16年参院選より12・37ポイント低い42・94%だった。
今回は、3年ごとの参院選と4年ごとの統一地方選が重なる戦後7回目の「亥年(いどし)選挙」で、統一選を終えた地方議員らの動きが鈍くなり投票率が低下しやすいとされる。選挙期間中に台風や大雨などの被害が相次いだことも、投票率に影響したとみられる。




























