多くの団地では、施設の老朽化と住民の高齢化という二重の課題を抱えている。何を受け継ぎ、何を更新していくべきかは団地の数だけ答えがある。横須賀市営鴨居住宅の建て替えでは、従前の居住者の一部が引き続き住むことが前提だった。設計者の飯田善彦氏が提案したのは、低層の住棟を緑地帯で結んで人のつながりをうながすプランだ。

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日経アーキテクチュア
出典:2009年6月8日 36~55 住宅特集「団地再生」
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